Mrs.ベリーのVeryな一日

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老人と海

2005年08月14日 17時54分20秒 | ベリーの感想文(本・映画)
老人と海

新潮社

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天気  あつあつの



アーネスト・ヘミングウェイ 作:老人と海
を読みました。

毎夏やっている、個人的なキャンペーン“名作を読もうキャンペーン”で
この作品を選びました。読まねばと思って実に、16年も経っていました。
ですから、恥ずかしながら、この歳で初めて読みました~。

物語は、キューバの漁村から始ります。
まだアメリカ人がリゾートとして、キューバを訪れ、
大リーグでは、ジョー・ディマジオが大活躍した、古きよき時代です。

主人公は、サンチャゴという悲しいほどに年老いた漁夫です。
貧しく老いた老人ですが、彼を尊敬してやまない少年が登場します。
少年が登場するのは、最初と、最後だけですが、
少年と老人は固い信頼で結ばれています。
貧しく、孤独で、厳しい漁に挑む中で、この信頼関係が
そっと優しく、老人に寄り添っているようです。
大自然を厳粛に受け止め、自分と向き合い
大魚を吊り上げる老人ですが・・・・・。

この作品で、ヘミングウェイはノーベル文学賞を受賞していますが
なるほと、沢山のものを感じずにはいられない作品です。
やっぱり、名作って凄いな~。