![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ec/55be904aa1393fee3bdc98b24fc5c539.jpg)
「氷壁」の二人がこの温泉を訪れたとは書いてはありませんが、近くにあるそうですので立ち寄って見ました。
写真は昭和初期に出版された本に掲載された白骨温泉です。
この本の説明では
<この温泉は松本市の西方四十四キロの飛騨境にあり、北に焼岳、西南に乗鞍を望む温泉で交通不便にも拘わらず昔から広く知られている>と記されています。同書によれば中里介山の「大菩薩峠」の舞台にもなって有名になったそうです。
町の一角にはこの温泉をこよなく愛したと云う若山牧水と、中里介山の文学記念碑が建てられています。
かっては交通不便だったこの温泉も、スーパー林道の開通などで交通の便も良くなり、今では人気も高くて「3日入れば3年は風邪を引かない…」と云う「伝説」まで生まれたとか云います。
白濁した湯が特徴だそうですが、今はどうですか…??
現在の案内書に掲載されている写真でも、<落葉樹林の中に木造建築が並ぶ温泉街>と云う説明がついているので、雰囲気的にはあまり変らないと思います。
この温泉のキャッチ・フレーズ
春…瑞々しい季節の始まり
夏…吹き渡る涼風
秋…黄金色から紅葉
冬…純白の幽玄な世界、
四季の移ろいを実感出来そうな
「いでゆ」と云う古風な表現が、ぴったりしそうな…
こんなことを書いているうちに、この温泉に本気で行ってみたくなりました。
白骨温泉
写真は昭和初期に出版された本に掲載された白骨温泉です。
この本の説明では
<この温泉は松本市の西方四十四キロの飛騨境にあり、北に焼岳、西南に乗鞍を望む温泉で交通不便にも拘わらず昔から広く知られている>と記されています。同書によれば中里介山の「大菩薩峠」の舞台にもなって有名になったそうです。
町の一角にはこの温泉をこよなく愛したと云う若山牧水と、中里介山の文学記念碑が建てられています。
かっては交通不便だったこの温泉も、スーパー林道の開通などで交通の便も良くなり、今では人気も高くて「3日入れば3年は風邪を引かない…」と云う「伝説」まで生まれたとか云います。
白濁した湯が特徴だそうですが、今はどうですか…??
現在の案内書に掲載されている写真でも、<落葉樹林の中に木造建築が並ぶ温泉街>と云う説明がついているので、雰囲気的にはあまり変らないと思います。
この温泉のキャッチ・フレーズ
春…瑞々しい季節の始まり
夏…吹き渡る涼風
秋…黄金色から紅葉
冬…純白の幽玄な世界、
四季の移ろいを実感出来そうな
「いでゆ」と云う古風な表現が、ぴったりしそうな…
こんなことを書いているうちに、この温泉に本気で行ってみたくなりました。
白骨温泉
実際は、夢の様な事ではなかったのは、頭では、理解しているのですが、この気持ちは私から離れる事はありませんでした。
現代より、人そのものが感じられるのかも知れませんね。
アオカビが生えた古い写真が、お目に止まり恐縮です。この本が発行された昭和6年は「満州事変」が始まった年でした。
しかしまだまだ「古き良き時代」の面影は多くあったと思います。
ローカルへ行けば自然も人情も豊かでしたし、確かに貴兄の云われる通りです。
失われた古い時代の良いところを、再発見できればいいがなあ…とも思います。