動力のモーターの異常を感知する装置で、
「サーマルリレー」
というものがあります。
各モーターの上限負荷電流を設定し、
これを超えると、
接点を閉じてモーターの制御 を止めます。
★制御盤の異常ランプを同時に点灯させます。
ある日のこと、
【お客さま 】「異常ランプは点いてモーター(コンプレッサー)が
動きません。」
との連絡で現場に駆けつけますと、
異常のランプが点いて機械が動きません。
そんな時には、
このサーマルリレーのリセットボタンを押した時、
「カチッ」となれば、
この部分の異常が解除になり、
何事もなかったように動き始めます。
◆動作してまた同じように異常が表示されると、
本当にモーターの故障が考えられます。
⇒製造者へ連絡
<サーマルリレーの動作原因として>
□モーターの故障
□一時的にモーター負荷が大きくなり、モーターの負荷電流値が
設定値より大きくなる。
□モーターの始動電流値が大きかった。
など、考えられますが、
リセットボタンで動き出せば、
一応、問題はありません。
大事なことは、
制御盤本体のリセットボタン以外に、
別のリセットボタンがあるということです。
★なかなか、気が付きませんが・・・・
・・・・ 電管太郎【電】
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