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おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「はなまる、客数維持で勝算」
・吉野屋傘下のうどん店はなまるは11月5日に大幅な価格改定に踏み切る。
・最大のポイントは2001年の2号店オープン時に勢kみ105円に設定して以降、一切変えていない「かけうどん小」の値上げだ。
・改訂後の価格は130円。105円には根強い人気があるだけに客離れを防げるだろうか。
(引用:2013/10/28 日経MJ)
とのことです。
以前一部店舗で190円に値上げしたところ客数は15%減少したそうです。
はなまるでは1回の利用で105~210円支払う顧客の割合が全体の15%いるとのことで、この価格帯は天ぷらやおにぎりを追加する人を意味するため、値上げすると15%の「かけファン」を失うとか。
そこで実験を重ねて130円なら客数がほとんど減少しないとわかったので、、、ということのようです。
たしかに、天ぷらやおにぎりを追加するとなると、なるべく安い方が良いなあということでしょう。
ライバルであるトリドールの「丸亀製麺」は「かけうどん並」で280円(01年に小麦粉の価格が約2.5倍に上昇したので)ということですから、ねあげして経営できないわけではなさそうですが、価格戦略の違いということでしょうか。
お客様がどの程度なら許容範囲なのかをテストしてみるということは大事ですね。安売りは誰でも考えることなのですが、できるだけ高く売るためにはいくらまでならOKなのかということを常に追求してみることも需要です。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三