ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

淡路島までプチ路線バスの旅

2018-03-11 02:50:19 | 旅する
180219.mon.-2



水中観潮船を満喫した後は、プチ路線バスの旅。
とにかく乗り継ぎの時間がありすぎ(⌒-⌒; )
でもバス旅って長閑で楽しくて、、、



下船後、40分の時間を持て余し、海を眺めたり、コーヒー飲んだり
土産物売り場でついつい買い物したり、、、。
鳴門観潮センターから乗車し、車窓から写真を取るのは楽しい。
知らない土地、 見慣れない景色・・・

再び大塚美術館の前を通り。。。





と旅気分に浸っていたら、ん?料金表示超えてる!?(ヤバい!)
「降ります!」と叫んでバタバタと降車したところが郵便局前。
「黒山停留所ってこの先ですよね」
「そうねえ、歩いていくと半時間、、、みれば、、」
とのんびり局員さん。
黒山で降りても、淡路島へのバスを待つこと40分の予定だったから、
ここから戻っても十分間に合うはず。
たかだか3停留所、東京の女の歩く速さを知らないな( ̄▽ ̄) と、思いつつ
地方に来れば必ず買うことにしてる郵便切手とご当地絵葉書をゲット。(ラッキー!)

海岸沿いに歩いていくと、お不動さんが海をバックにぽつんといらっしゃる。



ああ、ここは大毛島。オーゲ海を背景にいい光景です。
手を合わせて先を急ぐと前方に「ちくわ」の看板。
引き戸を開けると、ひなびた店先に鳴門わかめとか鳴門金時とかの土産物が並ぶ。
「あのー、ちくわ、、、、」あった!本物の由緒正しい竹ちくわ!
おじさんがのそっと出てこられたので、
今晩会う友人と宿泊させてもらうH家にそれぞれお土産と、
今食べる用に一本包んでもらう。(ラッキー!!)





さて、先を急ぎましょう。
不似合いなイタリアンなリゾート施設や、
海岸端にはよくありそうな(しかしここ一軒のみ!)、
魚(キス?)を干している店先を横目にガシガシ歩いた。



道草食ってたら、意外と距離はあったのでした(^^;;



ようやく黒山停留所に着くと、そこはデイリーヤマザキの店先。
ここで40分待つのは辛かったから、やっぱり結果オーライだね。
しかも、バスは10分遅れてきたし。
「まあ、たいていちょっとは遅れるから、ゆっくり歩いて行っても大丈夫」
と教えてくれた局員さんの言葉も正しかったよ。

高速バスは、私ともう1人。
彼は淡路島へ渡る前に降りたので、貸切状態。



大鳴門橋を渡り、洲本ICを降りると、国道渋滞とのこと。
私一人のために運転手さん、平身低頭で、かえって申し訳ない。
でも、ノロノロ運転のおかげで、車窓から「明兆」という文字が見えた。
明兆といえば、室町時代、雪舟と並ぶ水墨画の画僧ですよ。
へー、淡路島の生まれだったのね。




ようやく終点の洲本バスセンターに着いた。
どうせ私一人、降り際に運転手さんを質問責め(笑)。
で、わかったことは、やっぱりバスだけでは本日のミッションは不可能ということ。
ともかくBCで時刻表をもらい、
第一目的の伊奘諾神宮に行くためのバスが40分後なので、
BC内のカフェで名物の甘い淡路島玉ねぎカレーをいただく。
周りは地元のおじさんばかりで、楽しそうなんだけど、コトバわかんない?(⌒-⌒; )






とりあえずバスで津名港まで。
ここでのバスの乗り継ぎも40分。
そこまで待っていたら、この日の計画丸つぶれになるので、
無線でタクシーを呼ぶ。
「伊弉諾神宮、、、あ、イザナギさんまで」。
BCで聞いた地元の方が呼ぶ「イザナギさん」という言い方が気に入ったので
さりげなく使ってみる。(笑)

この島は2月から4月がイカナゴ漁の最良期だが
去年も今年も商売あがったりなのだという。
温暖化が原因ですか?という私の問いに、運転手さん
いや、親を獲りすぎたんだな、と。

そんな話をしながら、菜の花畑が視界を過ぎる。
春なんだなあ、もうこの島は。。。









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