ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

飯盛山へ~~

2018-06-24 04:25:08 | 旅する
180617.sun.

立川から8:22発のスーパーあずさ22号で小淵沢に向かう。
景色を見るならD席! 
との情報に従って指定席を取ったのだが、まさにまさに??
勝沼の前でトンネルを抜けたら、抜けるような青空!

 

 

小淵沢からすみやかに小海線へ乗り換えて、ごっとんごっとん、、、
2両列車は野辺山へ向かって動き出す。
あ!平山郁夫のシルクロード美術館!!
ここにあったんだ~~

  

清里駅到着。
懐かしいなあ。35年くらいぶりかなあ。
まだ清里がメルヘンの里で大ブームになっていた頃。

 

 

案内所で地図をもらい、本日の目的地「飯盛山」(1643m)へと歩き出す6名。
ORMAC(オールド・ルーキー・マウンティン&アルコール・クラブ)、
2014年4月の高尾山以来、第50回めの記念登山です。
奇しくも第1回のメンバー4人(私含めて)も揃い踏み。

  

さてさて、静かな清里。
シーズンではないからか、いや、でも今日は日曜日だよね、と思うものの
ブームの去った、ひっそりと静まり返っている美しい町は、なんだか悲しい。

途中でハーブ園の手入れをするご夫婦に会ったが、
登山口までだれとも出会わず舗装道路をてくてく歩く。
卯の花、ピンクがかった山法師、ハコネウツギ、ルピナス、オオツユクサ、、、
八ヶ岳をバックにひと群れ、竜胆の一種だと思うが見事な紫の花の写真を撮る。

 

 

 

比較的手入れをされた山道を登る。
視界は、目に映るあらゆるものが緑色のグラデーション。
まとわりついてくる蝶をかわしながら、ひたすら歩く。
葉洩れ日は丸くてやさしいかたち。
オトシブミもゆらゆらゆりかご(揺藍)を作って揺れている。

 

 

 

 

どこを歩いても思うことだが、山道は
一歩踏み出すごとに違うページが待っている。


すれ違う登山客から「この先、富士山が見えますよ」と言われ、
にわかに皆の元気が出る。

 

おお!!!
開けた視界に青い三角山。富士山だ!
その左先方の緑に覆われた山が飯森山、らしい。
名前の通り、こんもりご飯を持ったようなかたち。
もうひとがんばり、と歩き始めた矢先に龍の雲が現れた!
私の周りの龍の雲の発現率、結構高いのよ。(自慢(笑))

  

山頂まで、整備された木道が続きます。
とはいえ、予想以上の3時間。ようやく到達。
飯盛山山頂からの360度大パノラマは絶景でした。
富士山から甲斐駒ケ岳、翌日登る予定の編笠山、八ヶ岳の広大な裾野、、、。

   

標識と一緒に記念撮影して、ようやくランチ。
うーん、美味しい!
(金谷ホテルのチーズロード、コーヒー、
昨夜作っておいた煮卵、
昨夜のステーキの残りにパプリカとズッキーニのピンチョス)

 

さて、帰りの電車の時間から逆算すると、下りの所要時間は1時間半。
来たほうと逆の野辺山駅方面にしようと、下り始めるが
15分ほど歩いたところで平沢山(1653m)が立ちはだかる!
え?ここを登らないと野辺山まで降りられないの!?
皆で怯んで、結局、もと来た道から戻ることにする。
(実は、迂回路があり、もっと簡単に下りられたとわかったのは、帰りの電車の中!)

膝に変な力がかからないように、慎重に下山。
15:39+10分の清里駅発の小海線に乗らないと、
小淵沢で乗り換えて長坂駅でお宿の送迎バスに間に合わない。
と、聞いて、内心焦りつつ、、、
舗装路に出てからも意外と距離があって、、案外ここで一番バテたかも?

列車8分遅れとかで、余裕で清里駅に着きました。
ひとまず安堵。
小淵沢で乗り換えて長坂駅へ。
送迎バスで宿へ向かう。

 

宿は新宿区の施設「グリーンヒル八ヶ岳」。
快適な宿でした。作務衣があるのがうれしい。
さっそく、夕食前に温泉へGO! 

食事も豪華な懐石料理。
先付(枝豆豆腐)、前菜(鰻小袖巻き、もろこしアスパラ、杏クリームチーズ、無花果甲州煮)、
お造り(鮪、鰹、海老)、お椀(掻き玉仕立て・夏野菜飛竜頭)、台物(鱸トマトチーズ焼き)、
豪肴(甲州ワイン牛冷しゃぶ)酢の物(長芋煮、ミニオクラ)、選べるおかずは鱧の天ぷら。
ふう、おなか一杯!
地元、北杜市白秋の日本酒「七賢」も美味~~でした。

 

 

さて、8時からはカラオケルームでカラオケタイム。



当初は2時間の予定だったのが、どうやら明日は雨らしい?という天気予報を知り、
予定していた編笠山(2524m)は無理そう? という空気が流れるや、
すかさずもう1時間延長して、さんざん歌いまくったのは言うまでもありません。
そして、男子部屋に戻ってもう1時間。
部屋に戻ってバタンキューーーーでした。(当たり前だ)

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