エバーグリーン (いつまでもあほい)

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今更だけど
人間到る処青山有り  

宮本常一と円城寺

2016-09-05 21:28:20 | Weblog

おいらの田舎吉備中央町に円城という所がある
その円城は行基の開山から1300年という
天台宗の古刹円城寺の門前町?だった
以前は檀家1660軒にものぼっていたらしいが
今はその十分の一あるだろうか?
過疎化の波で寂れ果て寂しい限りだ
今年は盆前に寺の掃除のご奉仕を仰せつかって
草取りに村の檀家衆達と汗を流した
円城寺の周りには子院として医王院と地蔵院がある
寺の裏手には亥の刻参りという呪詛を行ったという
(呪い人の名を書いた藁人形に五寸釘を打ち込むやつ)
少々不気味な話だが提婆宮がある
余談だが地蔵院の住職はおいらの中学時代の恩師だ
何故今頃円城寺か・・・
先日宮本常一著の文庫本「山に生きる人々」を買って来た
民俗学者として柳田國男と同様に知ってはいたのだが
その著書をまともに読むのは今回が初めてだ
サンカ マタギ 木地屋 杣人等々宮本民俗学は中々興味深い
そうして読み始めてすぐ 25頁目の山民往来の道の項に
件の円城寺の記述が登場してビックリしたわけで
宮本民俗学にますますはまりそうだ

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