エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

誰も知らない小さな国

2021-05-22 11:32:58 | Weblog

どうしてこんな子供向けの本をもう一度読もうと思ったのか

小学高学年の頃

初めて読んだのだから

六十年ぶりということになる

今年は梅雨が超特急のように始まった

新幹線の「さくら」が?早かったから当然か?

先年亡くなった叔父から

引き継いだ隣家が

オイラの書斎兼寝室兼プライベートBARになっているのだが

老朽化で雨が漏りかび臭く

変な病気になでもなりそうだ

たまたま古書店で見つけた

山田風太郎の「棺の中の悦楽」を

鬱陶しい雨の降る夜中に

この部屋で読んでいる内

居た堪れない気分になってしまった

こりゃあいかんと

口直しに見つけたのがの小学生の頃学校図書で読んだ

「誰も知らない小さな国」だったのだ

これは少し(かなり)気が早いのだが

孫のためにと思って買ってきたものだったのだ

しかし

読み始めると

引き込まれ面白い 

辛気臭い想いも忘れさせてくれる

秀作だと気付かされた

気分を変えるにはこんな童話も悪くないのだ

 

 

 

 

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