エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

講談速記本

2012-06-16 23:11:22 | Weblog

今日一日中雨だったので

書棚の整理を思いついたのだが

次々と懐かしい本が出てくるので

じっと読んでしまう

結局なかなか片付けがはかどらない

捨ててしまったとすっかり諦めていた

私が高校生の頃初めて書いた

ガリ版刷りの小説も古書の間から見つかった

(ラッキー‼)

片付けはしてみるものだね

古書の方は講談速記本と泉鏡花の草迷宮こっちは

表紙もなくなって かなり痛みが酷が挿絵に独特の哀愁が有る

誰の描いたイラストだろう?

講談速記本はかなり綺麗「仇討阿波の鳴門」藤井燕山講演

明治36年大阪名倉昭文館発行

金25銭と有る

印刷会社に勤めていた頃に手に入れたもので

あまりに表紙の版画印刷が見事なので

とっておいたものだ写真では伝わりにくい

かもしれないが銀の箔押しのような印刷も

されていて見事だ


明治の印刷?たぶん木版画だとおもうがとても綺麗な挿絵だ

私の手元には他に東京博文館蔵版の春告鳥 新吉原百人斬り

桃川燕林 講演 明治29年発行

尼子十傑傳 伊東馬谷 講述なども有るが

いずれも家人からきたないから捨てるように

言われていたのを何とか今まで匿ってきたものだ

これといった収集癖は無いのだが

どういう訳か本だけは棄てられない

コレクターの気持ちが少しわかる気がする

 

 

コメント
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