1993年にアンソニー・ホプキンスという名優が
主演した映画「日の名残り」
イギリスのちょっと偏屈にも愚直な老執事の話だった
この原作を書いたのは長崎で生まれた
イギリス人作家 カズオ・イシグロ
彼の初めての短編集が夜想曲集だ
CHOPIN : nocturne no.19 op.72 Fujiko Heming
昨日 映画の後で寄った書店で見つけた
どうも 私はその時の思いやイメージだけで
本を買う習性があるみたいだ
数ページ何気に読んでみると
O・ヘンリーの短編を思い出していた
最後までまだ読んだわけではないが
私のような
人の(女性)心の機微を理解できない
無骨でデリカシーの欠片も持ち合わせない男には
こんな作品を読んで
心を磨く必要があるのだと
今更ながら反省をくりかえした
でも
この愚かな性格は死ぬまで治らないだろう