或る、統合失調症患者の独り言

Version 23,31. Jeder findet Liebe im Ende. - 宇多田ヒカル(私的ドイツ語訳)

「NHKスペシャル シリーズ日本新生 『どうするエネルギー政策』」

2013-02-16 22:58:47 | 日記
「Nスペ」を見て。


途中からだったので、既に俎上に乗っていたかもしれないが、

私の意見としては、


原発は再稼働させず、徐々に廃炉する。

時間とお金は、最小限にして、

残ったお金は全て、

資源のない国、と言われながらも近年発見され始めた、

メタンハイドレートなどを豊富に持つ「資源大国」、

である日本は、それらの資源の実用化に向けた研究費に、

全てまわす。

実用化されるまでの電気代の上昇は、

原発事業者だけでなく、原発推進に少しでも関わったことのある人たちに、

出来得る限りの支弁をさせることで、最小限に抑える。


まぁそんなところかな。

もちろん再生可能エネルギーといったものがベストなのではあろうが、

「新たな資源」の実用化よりも普及や効率化には時間がかかると思う。

「新たな資源」は、それまでの、つなぎ、として活用する。

だからこそ、「新たな資源」の実用化への研究費の大幅増額を早急に行う。


あと一つ、問題として、「核のゴミ」がある。

これは以前書いたと思うのだが、

山口県で、原発建設賛成、との決定がなされた時、

「発電後に出る核廃棄物の処理を、全て地元でやる覚悟はできていますか?」、

と言ったはず。

青森に全て送る、なんて甘い考えでは、ダメ、だと思う。

原発を作ることに賛成し、色々と恩恵に浴してきた(特に財政的に)市町村は、

自らの場所を、「最終処分場」、として、

「数万年かかる」、と言われる核廃棄物処理までやってもらう。

当たり前とも言える。

「だまされた」、と思っても、「政治家の思惑」、に、

乗っかってしまったのだから、仕方がない。最後まで、「核」に対して面倒を見てもらう。


ちょっとかわいそうかもしれないが、

それも仕方がない。

ただ一つ、「大都市のために、犠牲になってきた」、のなら、

「東京湾」や「大阪湾」を最終処分場にすればよい。

「大都市の責任」、というのもあるだろう。