或る、統合失調症患者の独り言

Version 23,31. Jeder findet Liebe im Ende. - 宇多田ヒカル(私的ドイツ語訳)

「1984」を望むのか?

2013-10-12 04:31:31 | 日記
NHKの、

「グローバルディベートWISDOM『監視される世界~ネットが変える国家と民主主義~』」、

を見て。


まだ第一部しか見ていないが、本当にこれでいいのか?

アメリカの情報当局や、それに加担した企業は、まさに、

「1984」で描かれる、「ビッグブラザー」による監視管理社会、

及び、その影響下にある、「相互」監視管理社会、

を実現しようとしているようにしか思えない。

しかも、アメリカの世論調査では、今回の、「情報当局による全世界通信傍受」について、

「是」と「非」が、半々になっている。想像力が欠如しているのか?何も考えていないのか?

更に驚いたことには、番組での世論調査(勿論、ほとんどが日本人であろう)の結果も、

ほぼ同じ、なのである。

「自分はやましいことをしていないから大丈夫」、とでも思っているのかもしれないが、

この言葉を知らないのかもしれない。

「痛くない腹をさぐられる」。

まぁ、日本は、明治体制(明治から敗戦まで)による、「軍国主義」、

がまだ残っているのかもしれないし、「ファシズム」や「ナチズム」と手を組んだことを、

未だに「覚えている」というか、逆に、「あの頃はよかった」なんて思っているのかもしれないが。

また、江戸時代も含んで、「隣組」「村八分」「連座制」などが、

未だに息づいている、旧態依然とした、「前近代的ムラ社会」国家、なのかもしれない。

こりゃ近隣諸国から警戒されて当たり前ですなぁ。「国防軍」が実現できるかどうか。


まだ第二部を見てはいないけれども、「この程度の人間」、が半数を占めるのが日本人、

ということですな。アメリカも同じだけれども。両国そろって、

「帝国主義」と言われても、仕方ないですな。甘んじて受けなさい、「是」とした人々。