まごわやさしい

昨年のブログでも紹介した『まごわやさしい』
って言葉を覚えていますか？

ま・・豆類
ご・・ゴマなどの種子類
わ・・わかめなどの海藻類
や・・野菜類
さ・・魚類
し・・しいたけなどのきのこ類
い・・いも類

身体の栄養を保つのに基本となる炭水化物や蛋白源、ビタミン、
ミネラルを含む日本食の食材の７食品群を表す言葉です。
いろんなところで使われていますし、有名人、たとえば、
ヤンキースの松井選手などもその本の中で紹介しています。

実は、この言葉、杏林医学研究所の山田豊文所長の造語です。
多くのプロ野球選手やプロゴルフファーが山田先生の栄養改造に
よって、好成績を残しています。
この時期、契約しているプロ野球選手のキャンプを回るために
毎年、来沖されます。幸い、ある研究会の特別講演で、先生の
話を聞く機会が得られました。

今の世の中、とんでもない事件ばかりで、この国は危うい。
その原因である栄養と食事をどうにかしなければならない。
その意気込みが強く強く伝わってくる情熱あふれる話でした。
今のこの状態を作ったのは、悪いと判っていながら、まだその
使用を黙認している政府と医者だ！！と、この状況を打開する
ためにも医者にもっと頑張ってほしいと叱責ならびに激励を
我々医者に向かって叫んでおられました。

特に、牛乳の消費の多い北欧諸国では骨折の患者が多いのに
カルシウム不足といえばまず牛乳の発想の日本はおかしい！
骨折だけではなく、牛乳は色々な問題をかかえているので、
学校給食で平然と子供たちが飲まされ続けているのは大問題だ！
と怒っていました。
牛乳が？え？！とお感じになった方も多いと思いますが、
美味しいからといって飲むならともかく、身体によいからと
いって大量に飲むことは問題があるということを知っておい
てください。詳しくは山田先生の著書をお読みください。

19：30から懇親会の終わる夜中の1：00まで、マシンガンの
ように喋りっぱなし吠えっぱなしの山田先生でしたが、
その中にとても熱いものを感じました。