秋の終わりに鮮やかな赤紫の実を付け、目立って美しいムラサキシキブの、やっぱり赤紫の花
いつもの山裾散歩道、冬に見覚えのある姿のまま、実を花に変えている。
実の時期には葉が落ち一層見事に美しいけど、花の時期には葉が繁り、割を食っている。
花は花径3mm程、四裂した花弁から飛び出した、派手な雄しべが目立っている。
撮影2014.6.16
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落葉低木、葉は対生し、長さ6~13cm、幅3~6cmほどの長楕円形で葉先が尾状に伸び、 花は夏に咲き、淡紅紫色で、葉腋に群がらせるように(集散花序)10個ほどつけます。
花冠は小さく径3mmほどで上部は4裂、オシベとメシベが花冠から突き出し、 果実は径3mmほどで葉腋に群がらせるようにややまばらに多くつき、秋に美しい紫色に熟します。
日本各地から北東アジアに分布し、 林縁などに普通に見られます。