なまけものの気まぐれ日記

霧多布岬に住む「なまけもの」と野鳥や動物の暮らしなど

一歩先を行く

2017年03月31日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
出かけてきました。
内陸は海辺の霧多布より 季節が一歩先を行っているようです。

柳には花穂がつき



福寿草も膨らみ始めていました。
ま これからが本番を迎えるだろうとの程度ですが。





帰ったら 流氷の欠片が岬沖に漂っていた。
これだって ここらの春の風物だけど 見た目は春じゃないやね。。


今日も穏やかな海

2017年03月30日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
春先に大荒れ というのが定番ですが 今年はまだ一度もありません。
結構な ことであります。
ということで 今日も岬に。



コクガンが沖を渡っていきます。
ワタリガラスも通っていきました。
クロガモなど冬鳥はもう残り少なくなっています。



シノリガモは相変わらず綺麗ですね。



このケイマフリは中間羽なのか それとも若いのか。



冬にはいなかったウミウも戻り始め陣取りをしています。



オオセグロカモのペアもやはり陣取りです。
海鳥は雌雄同色というのが多いのですが、
よく見ていると識別ができるようです。
このオオセグロカモメは雄のほうが頭が大きく嘴もやや太めです。
この写真では右が雄ですね。



気温はまだ低いのですが冬に比べれば天国みたいなもの。
寒さに弱くなった私だって けっこう粘れるようになったのでありました。
夏に向け 足腰鍛えなくちゃ。。。




上陸

2017年03月29日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
今日の岬



ゼニガタアザラシが顔を出し



出っ張りにはオジロワシ



ラッコは大事にマイ石を抱えてた。
貝を割るのに必要な石を持っているのですが
お気に入りの石を腕の付け根にあるしわの間に入れておくとか。



だんだん天気は下り坂。



でも粘ったかいがありました。
陸上に上がるのはめったにないとかありましたが
ここに



そしてここにも



上がってくれました。
なんか 陸では汚いなぁ。
泡風呂 入っちゃお~っと。。




早くも霧深く

2017年03月27日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
春から夏は霧で有名な?地であります。
暖かくなると海霧が発生するのです。
今朝は深い霧で遠くは見えませんでした。
まだ雪景色なのに やはり春なのでしょう。



港のコオリガモも冬羽から夏の装いに変わる途中の姿です。
春のオンボロ衣装 ってとこでしょうか。



お昼になると霧が薄くなってきました。
岬はこんな具合です。



海にはやはり3頭のラッコが浮いていました。



薄い霧の中でぼんやり。
これでは記録写真を撮る気にもなりませんわなぁ。。。

ラッコ日和

2017年03月26日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
朝からラッコ探しの岬です。



ハイいましたね。
雌ですけど・・・・なんか。



もう少し先にも別の雌。
豚鼻みたいだね。



潜って変なもの上げてきましたよ。
食い物じゃなし なんだこの大きな物は?



前のもそうだけど 2頭目はどうみても腹大きいように見えます。
もしや・・・・・赤ちゃんだっこの練習だったりして。
ま ただ太っちゃった なんてこともあるかもしれまへんけど。

2頭は合流し岬先端の荒磯に浮かんでいます。



何もこんな所で浮かんでおらんでもよかろうに。



お昼にもう一度行ってみますとね
3頭になっておりました。
離れて浮いてる一回り大きい雄です。



お父さんになってたら いいのにね。。。

通りゆく者たち

2017年03月25日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
湿原までパトロール。
相変わらず雪景色ですが 川の流れは中流ぐらいまで復活です。



眺めていたら今日もワタリガラスが通っていきました。



ケンボッキ島を眺められる高台にやってきました。



この時期になってもコロニーをつくっていたウミネコが島にはいません。
去年はオジロワシの攻撃で早々に逃げていきましたから
もしかして コロニー崩壊 かも。

下の湾ではコクガンたち。
越冬組の残りもいるかもしれませんが 渡り途中の一休み組かもしれません。



霧多布島には春告げ鳥の一つであるムクドリがツグミと一緒にいました。



台地には昨日よりさらに1羽増えケアシノスリが2羽となっていた。



雪景色だって やはり春なんです。
鳥たちが次々と渡っていくのであります。


は 速い!!

2017年03月23日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
今日もお百度参りで岬へと。



とりあえず確認のため双眼鏡でラッコ探し いませんね。
反対側を見てみると あの点は!



やっぱりラッコだね。
下を向いてどんどん移動していきます。



こうなると ラッコは早い!
現場に到着した時には もうどこにも姿がありません。



のんびり浮いてるラッコからは 想像つかぬスピードなのでありました。。





沖に流氷流れラッコ貝を食う

2017年03月21日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
沖に白い線があります。
根室方面から流氷が流れてきているのです。



岬にはラッコが1頭。



少し離れてもう1頭が寝ています。



沿岸にもさらに1頭。
なぜかみんなバラバラです。



潜り始めました。
どうやら食事中でありますね。
「カンカンカン」音が聞こえてきます。



腕を上げ何かを貝に打ち付けているようです。
よく 貝を割るのに石を用意していると聞きますが これはどうなんでしょう。
胸にある貝と同じ色に見えます。
大きい貝同士を打ち付けているのかも しれません。



今日はウニじゃなく 貝がメニューなのでありますね。
うまそ~。。。


植物だって活動し春

2017年03月19日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
日中プラス5度にもなりましたが この時期にしては雪がたくさん残っています。
それでも原野で最も残っている谷でも雪解けが始まっています。



こういった土の出たところには春一番のフキノトウが頭を出しています。



こちらは開いていますね。



植物の活動が始まったということで 本当に春になってきたと感じます。
冬ごもりの生活も いよいよ終了に近づいてきましたな。。

青空に白黒ショウ

2017年03月17日 | 日記(野鳥・動物・自然・風景・もろもろ)
いい天気です。
空気もすっきり気持ちいい。



大空高く白い鳥が渡っていきます。
シロカモメですね。



外にいた奥さん「コロコロコロ 鳴いてるよ!」
おっ! またワタリガラスか!
外に出ようとすると長靴がない。
奥さんが私の履いているのであります。
「コラコラコラ!」

ということで外に出て見ると
高く 高く 



数えられただけで14羽が渡っていきました。



ここで気が付くのは たまたま外にいた時だけなのに ここんとこ毎日だもんなぁ。
相当な数が霧多布を通っているのでありましょう。。。