On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

倶楽部通い、六回目(33…か35/37)-2

2011-02-26 20:50:35 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


宇都宮から早2週間、北山さんもお誕生日おめでとうございました!
(つくづくタイムリーでなく失礼)

若かりし頃がどうこうではなく、年を重ねて努力を積んで、
今の声量がある、醸造酒の樽のような人だなぁといつも思います。
年月かけて潤っていく感じ。

絶滅危惧種と言われるベースボーカル業界のみならず、
まだまだこれから高音も、というのびしろが感じられてすごいな。
骨までビリビリしびれるような音をこれからも響かせてください。


もとい、ハモクラ宇都宮の続き。

前は北山さんと酒井さんにきゃっきゃ言ってたのに、ホントに
酒井さんだけになっちゃったねー、と友にしみじみ言われたましたが(笑)

改めて書きながら振り返っても「酒井さんが好き視点」でステージを
追っている時間のなんと長いことか。

のびやかだったり緻密だったり、板の上での自在さに心を奪われて、
目が離せなくなってしまって、早4年なんだ。

見えないエネルギーや、大きな流れ、全体の空気を受けとめる、
意気に感じての最大パフォーマンスが、宇都宮でももちろんあってね。
それがやっぱりかっこいいんですわ。

名曲「東京スヰート」がとろけたりしびれたり最高だったのだけど、
リードをとる北山さん、黒ぽん、てっちゃんの、それぞれに
からだを突き抜けていきそうな熱唱と、それに包まれる観客の空気感は
コーラスに徹する酒井さんも、ひしと受けていたはず。


ある意味、この聴かせどころは酒井さんにとって
「東京ガスストーリー~私のコンロに火をつけて」に違いないのだ(笑)


てっちゃんの真骨頂、I don't wanna sleep…のコーラス前、
テーブルに置かれたミツルさんのハイボールをくいっと飲んだ酒井さん。
沼津で口をつけたのとはわけが違う飲みっぷりです。
3cmは減っていたもんね。

そうかー、ハイボールは次への爆発バロメーターだな。
熱唱を無にしない、こちとらも負けてはおれないぜ、みたいな。

そして期待に違わぬ、火のついた侍、魂の前口上。

「ミツルさん、せっかくご来店いただいたのにすぐに演奏していただき
申し訳ございません。それなのに、ワタクシがご注文のハイボールを
飲んでしまいました~(笑)お代は結構ですので、E♭の音を一発お願いします!」


「承知いたしましたーっ!」と、ミツルさんのウッドベースがべいーんと
響き渡るなか、お代っていくらなんだろ、とか余計なことを考えてしまう。
人件費高そう…ユタカさんとテツヤの収入差はあるのか?それとも5割か?!

のども潤って、あれが本物ハイボールならさらにちょいと気分よく
舌もなめらかになっている店長。
店内のお客さんもうるうるしていたところに、店長の誘った笑いで
ドアがすぱーんと開放されちゃって、いよいよ最後のショータイム。

おもてさむいよねー!!
お風邪を召しますよーぅ!
このままお帰ししてはハモリ倶楽部の名折れにございます!

「おもて寒いよね」バッパーズの名曲。
帰ろうとする彼女をあれこれ理由つけてやっきになる男の歌よ。
いいねいいね、もっと引き留めてほしいぞーーー!

で、始まった「いろは2010」は、そりゃあもう最高で。
ぐわあああーっと盛り上げて、ジャンプで音を切るなり、床に転がり倒れた。
くー、なんて男前。

ヤスもといユタカさんも、それ見てびっくり笑顔で「!?」となっていたけど
転んだ勢いで起き上がった店長は、
「もう1曲、靴は履いたままでお楽しみ下さい」と、笑顔で。

時間を追うごとに変わっていく舞台で、覚悟決めて板の上に立っている、
瞬間瞬間を逃さない、懐に入ってくるその感じが好きなんだと、
私の千秋楽で再認識した次第でございます。
いくらでも、主観オンリーで語れるわ(笑)


そういえばハイボールっていつからバリさんのDJブースに置いて
あるのかしらね。ユタカさんのショウが終わって暗転したときかな。

白いハンカチがかけられていて、それこそテーブルマジックよろしく、
さっとユージ店長がとるとグラスふたつ出てきたのを見ました。


■MCにあったことなど。

・てっちゃんが土曜と日曜まちがえ、会場からの指摘に憤慨。
「宇都宮を高崎とか言ってないんだからいいじゃん!」みたいな(笑)

・2000年代に入って、アルバムの発売ペースが落ちてきているけど
出せるのは幸せなこと。
「Shall we dance」はすでに収録済み。昨日も選曲会議があった。
アルバム発表お楽しみに!

・ヨウ様ステージ際での跪き、そこには何があったんだ、というてっちゃんの
問いに「マッサージチェアがあってよけた…」

・自分で自分にびっくりした、とかそういう流れだったっけ?壁は鏡張りかも
しれない、という話にてっちゃんが「マジックミラーね!」と嬉しそうに言う。

・見るのと見られるのとどっちが好き…ってこれ以上話に乗っかっていくと袋小路。

・袋小路翔ということばにたたみかけられる「One Night Carnival」、
うっかり乗っかりそうになる酒井さん。

・本屋で売っているCDなので、オリコンランキングは関係なく、むしろ
本屋大賞とか「この本がすごい!」に選ばれてしまうかもしれない。

・「ぽんカレー」はもはや料理コーナーにおいてある。「本望です!」
(うまいと思ったわー♪)

・メンバー中3名がすでに、ソロで出版している。
アーティストブックということではないのが、これは非常にめずらしい。

・「北山、どうする?」「・・・出さなくていいんじゃない?」 笑顔、男の固い握手。

・1:4になるときびしい。むしろファンのみなさんがきびしいはず。
2:3のたとえで、なぜかゴルフの話題を出す北山さん。
ゴスペラーズ自律的民主主義という、多数決で物事決めない良さってことか(笑)
自然にバランスとるって言ってたけど、そこには深い何かがあるはずだ。

・もしてっちゃんが出版するなら「マジックミラー」というタイトルで?!
いったいどんな本なんだ。

・北関東・・・南関東ってあまりいわないよな、とてっちゃんが言ってたけど、
言うよー!天気予報でも私は南関東見るもん(笑)


■それがお客様の望む響なら…

「靴は履いたまま」の間奏での「Thank you tonight!」「Oh Yeah!」
あのリズミカルなかけあい、気持ちが沸きあがっているところに
「We Sing for you」、この流れねー、やっぱりぐっときます。

あれこそ、ゴスのライブの良さを実感できる場面だと思うの。
「お客様の心に寄り添うのが、ハモリ倶楽部の使命ですから」を
ステージ・客席一体となって表現しているじゃない?

WOWOW放映版に、ぜーったい入っていてほしいのだ。
おねがい。もう一度だけ。


■アンコール&ご挨拶

・噂の新曲は聴けず仕舞い。いい子にして待ってます。

・「Sky High」では、売り切れ寸前のエアバイオリニストがいた。

・最後の発声はドラムス杉野さん。意外な展開にご本人も驚き(笑)

・メンバー各ごあいさつで、会場からは呼び捨てコールが飛ぶ飛ぶ。

・「陽一!」という声を聞いたからかどうかはわかりませんが、
「客席の エネルギーが とても すごくて このままでは わたしは 
全部 吸い取られてしまうと 思って 途中から エコスイッチを オンに・・・
・・・さかいゆーじでしたっ!」
店長カメラマン、おいしいかっさらいかたするなあ。似てたし(笑)
しかし、あれでエコスイッチ?絶対スイッチ押し間違えてたと思う(笑)

■打上~!

「Armonia」を終えて、息を解き放って。
スタンディングオベーションの会場、両手あげてスクリーム。

「みなさんせっかくですから、挙げてるその手でハイタッチー!
はい、どーーーん!」
えらく風圧の感じる、だーんと足も踏み鳴らしてのハイタッチ。
やりきった感満載。

盛り上がる会場に、てっちゃんから「みなさんもハモリ倶楽部の会員です!」

そのとき、舞台下手袖近くでは「会員証!会員証!」といってばらまく
酒井さんの姿がありました(笑)

手裏剣か名古屋の嫁入りかのように飛んできた、エア会員証を
しかと受け止めて、大事に大事に持って帰ってきましたともさ。

-----

ふう。
もう2週間前だけど、ふわあっとした状態でまなうらによみがえる舞台。
楽しかったー。

その「楽しかったー」ということだけが強く、あの時間に残されていて、
時間とともにぼんやりとかすんでくる楽しかった光景、気持ちは
なんとか留めておきたくて、せめて思い出がしっかり残るように
書いているんだけど。
言葉を補えば補うほど、違うものとして上書きしているような気にも
なってくるものだね。

でも、この気持ちだけは心の底から。

今回のツアーもありがとう、「とりあえず」お疲れ様でした!
ファンであることが誇らしい瞬間が、何度も何度もありました。
それを励みに、自分もがんばっていくよー。

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倶楽部通い、六回目(33…か35/37)-1

2011-02-20 21:23:30 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


さて、倶楽部通い、お店に足を運ぶのも最後です。
2月12日、宇都宮市文化会館。


■オープニング

小粋さんがそっとすり硝子のドアをのぞきこもうとするのと同時に、
赤いシャツがその硝子越しに見える瞬間がとにかくドキドキする。
なんたって、ドア1枚隔てているだけの至近距離。
突然相手の胸に受け止められてしまった感じよ、あれは。
気配を窺っていたのに、相手の気配察知して「私何もしてません」的な。

「…寒いですね」

その一言にさらに逃げ出したくなる気分ながら。(私が逃げてどうする)
あああ、これがもう見納めなのかー!!

「ほら、ハモったでしょう?」と見透かされ、
ぬくもりをうつしてあげよう、ようこそと招きいれられ、
…じわり陶酔の時間もここでお別れだなんてー。

いちいちセンチになるなよ、と自分をたしなめつつ。

でもさー。
開店前の朝礼とか、開店後のショーとかは後場で出てくるけど
よくよく考えたら、ハモリ倶楽部のショータイムではない時間って
いったいどんなことになっているんだろ?

ある意味小粋さんのピアノを5人が支えるかのような「冬響」があり。
5人とか18人とか団体客も入るお店で(店のキャパはいったい)
ユタカさんが「●時から××さん、△時から○○さん」と言ってたってことは
コットンクラブみたいに、時間入れ替え制?!
ショータイムは5人1セットで動くとして、それ以外の時間、1組に対しての
もてなし、手厚さはいかほどなものなの?!

お客さん=ご贔屓さんがついているみたいだし。
あ、でもハモリ業態のパイオニア、歌わずとも喋りでもピンでもハモれるのか。

そんな、どうでもいい日常設定を妄想で補いながら聴いておりましたが。

オープニングの「冬響」、ゆーじさんのセリフがキッカケにはなっているけど
やはりカンと気配なんでしょうね。
セットも廻るし、全員がその場にいないなかで、あの第一声、掴む響き。
ピアノの音色とお互いの音に集中しているあの感じ。
全員目を閉じて歌っているんだなぁ…なんてことに気付きました。


■そして「冬物語」

黒ぽん、てっちゃんの声ががさついて感じるものの、
ほんとうにこの曲のあったかさったらないです。
てっちゃんの「長い 長いときのなかで 愛が 大きく育った」
メロディアスな中の、絶妙のタメと間合い。この日、ほんとよかった。心酔。

■「Shall we dance」

何かが出逢ってピンと弾ける、ポピーが開花するようなイントロが好き。
そしてもれなくコーラス3人組のステップに釘付けなわけですが。

いやはや。下手側から観るのがなにしろ新鮮で。
ユタカさんのステップの重心が腰にあることをまじまじと観てしまった。


■メンバー紹介

「そして…!」と全員にハンドコールされてクルリとターン。
「説明はいらないよね」と、真夜中のメリーゴーランドあなたのユタカさんが
甘くささやくわけですが、後に初めてゴスのライブに来た方を確認したら
結構な拍手の大きさがあって。
「説明はいらないよね、じゃねえよ早く歌えよみたいな」とお詫び。(?)


■「さらば涙といおう」

歌い継ぎのアカペラ、入れ替わり立ち変わりの御見事さ。

実はこの3日前、NHKで観ていたときに酒井さんの右手スナップが
いつもの中指ではなくて人差し指で親指を弾いていたの。

その前に中指に違和感感じてほねつぎ行ったら関節炎、職業病かと
ツイートされていたので、結構炎症起こして痛みがあるのかなぁと心配に。

いわば手がOK作っている状態でのスナップで、全部の指が全開で
見た目にいつもと違う、と気付いたんだった。
誤解をおそれずにいえば、あまりキレイじゃないの。視点の妨げというか。

中指で弾くときはほぼ握りこぶしというか、極めてコンパクトなスナップ。
「いつも」の、酒井さんのには一種の様式美があるんだよなぁ、と実感。

それが宇都宮ではあまり気にはならなかった…けど、積極的に
中指は使っていなさそうだったな。

今回のセットリストではスナップをばりばりやるのはこの曲と
「星屑の街」くらいかな、と思いますが、マイクを持つ手でもあるからね。
治療で少しでも快適になりますように。


■「永遠に」「Forgive me」

この曲を歌う黒ぽんの裏切らなさというんでしょうか、常に「いつもの」
といった安心感がもうインプットされちゃっているんですが。
「永遠に」苦しそうだったー。
ブレイク後の「あなたの」が出ないんじゃないかと先読みハラハラして
その一音を待ってしまうほど。

でもその後の「Forgive me」は、どうしてここまで?!と思うほどの
シャウトっぷり。
出せば出すほど、使えば使うほどに強くなるノドなのかな。
心のままに。うーん、ソウルフル。


■「お店に来てよ」

という登場がベタで本当に好きだ(笑)
つれないモテ男ぶりを醸し出しドアばーんと開けて入ってくる派手さったら。
「おはよーさん」という挨拶にやや鳥肌がたつくらいにいつも爆笑。

そしてユタカさん親衛隊と名づけられた黄色い歓声が…


■「うん」

ライブでは1コーラスだし、バレンタインも近いし、と歌われるので
人恋しい冬の季節曲かと思いこんでいたんだけど、フルコーラスで聴いたら
梅雨とかそれくらいのころを歌っているものなのね。

酒井さんがキーホルダーをゆらしてみせるの、好きです。


■テーブルマジック

いやー、今日はきっと餃子にちがいないと思っていたら。

カオル「テーブルの上のハンカチをぱっと取ったらマッサージチェアがさ、あったりして」

テツヤ「……おまえ、大丈夫か?」(会場中大爆笑)

カオル「あ、ハンカチじゃ小さいか、隠せないか(照)」


ユージ「自分で言ってる矛盾に気付いていないようだから教えてあげようか?!」


てっちゃん、酒井さんに鬼のようにつっこまれても、なんだか
てれてれしている黒ぽんが愛らしかったのですが、
後のMCにて、餃子じゃベタすぎるから北山をフィーチャリングしたものに
しようと思って、北山といえばマッサージ!と思い付いたんだそうだ。

そもそもテーブルマジックするようなとこにマッサージチェアは乗らないし
ハンカチでも隠せないぜよ!(笑)

ハンカチは小さかった、シートくらいにしないと、とかぶつぶつ言ってたけど
そういう問題ではないが、とても黒ぽんらしくて面白かったのでよし。
酒井さんとU字工事やっていたなあ。


■「何があるんだ」

ヨウがステージ際で跪いて手をさしのべるあたり、
テツヤがその模様をふりかえり「あそこに何があるんだ」
「壁…だね」

テツヤがおもむろにがくん!と跪いて、客席歓声。
「壁も喜んでる」

ツアー後半になってきて、このあたりに積極的に店長が絡んで
くるようになってきた感じ。
言われてみれば、開店前の準備中だから観客いないはず、
壁か!私達は開店でーす!と言われるまで壁役なのか!

この壁があとで壁じゃないらしいことになるのだが…

そして、テツヤのshow。
ファルセットはいわずもがな、下を支える北山さんがいいんだよねぇ。


■南国タイム

ファルセット、フューチャー、アーバン、とひととおり笑いを誘い
「ウクレレをこうして爪弾くと波音が、ほら聞こえてきませんか?」
「…壁も頷いているよ」


■この勢いが好きだ

各自のソロを大絶賛した店長、

ユージ「お、もう時間だ!みんな、開店の準備してくれー!!」
テツヤ「あれ、店長のは?」
ヨウ「お、そうだ」
ユタカ「オレの後じゃ、やりにくいよね」 ←これ好き。
カオル「でも…店長のがないとお客さん納得しませんよ?」

ユージ「ふふーん、さもありなん、さもありなーん!ちゃ~んと用意してあるともさぁー!!」

バリさんのDJにのせて「Mr.サンデー」イントロがぎゅいーんと
近づいてくるのにかぶせて、

「ハモリ倶楽部、開店のお時間でーーーーす!」


…そういえば、この日「Mr.サンデー」同じ歌詞を2回聴いた気がする。
ロボットみたいな動きに気をとられていたけど、ん?!となった気が。
元気よければそれでよし、という大らかさでここはひとつ。


■「愛のシューティング・スター」

ナイスポジションだったもので、この曲でてっちゃんを初めて(失礼)
まじまじと見た気がする。

なんていうかこの曲ってば、こんなに!こんなに!ソロ的で、
アイラブユー全面でしたっけ!?と今更ながら思ってしまった。
やー、撃ちぬかれるね、腰くだけるね。
てっちゃんかっこいい!と薫子みたいに叫んじゃうよ、こりゃ。

コール&レスポンスも、手振りも、一体に。
その会場の熱をみるのが、うれしい。

そのまま「1,2,3 for 5」突入だしね。
どんどん熱を帯びていく!


■妄想が暴走さ

「Unlimited」にて、近くで観ていた友人達の異変に、お隣の
じろちゃんが気付く。

折りしも「何もー!いらなーい!何もー!いらなーい!」と年長組が
マイク差し向けあうあたりで。

理由は想像はつくんだけど、そんなことあるか?!と頭の中ぐるぐる(笑)
残り、ほとんど聴いてない(笑)


MC以降は、あらためて。


Comment

ハモクラエトセトラ 宇都宮にて

2011-02-20 00:03:31 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


お店に行くのも最後かー…

この日までは、まだ手元にチケットがあって、
次の予約まで、その次の予約まで、とマイルストーン的に
あったものが、私は明日から何を励みに乗りきるんだ、と
さびしさ満載で向かった北関東。

横浜から湘南新宿ラインで2時間ちょっと。
お決まりのホリデーグリーン宴会に向け、ひとり5席せきとりどすこい。

でも、次のメンバーが乗ってくるまで30分ほど、ただただ、ぼんやり。

ものもらいの影響か、前日熱出していたのだけど、
ライブ当日にはある程度しゃきっとするゲンキンさというか
やっぱり刺激って大事じゃない?(笑)
次の約束がないのが、なんともはや、ぼんやり助長。


抗生物質飲みながらも、ちゃっかり500缶なワタクシ。
渋谷・新宿から続々っと過半数をクリアしたので、乾杯!




5人揃ったところで、
前日誕生日迎えたJちゃんへのHappy Birthday Sweets!
ハモれませんでした(笑)



生ドーナツって初めてだったんだけど、色合いがかわいくて。
食べたらふるふるしていた。
全体的にムースっぽい感じね。

pちゃんが持ってきてくれたバレンタイン。
なんか「星屑の街」とかスナップしながら歌いだしそうじゃない?

 ひとり多いけどね~

そんななか、他4人にはわかってもらえなかった、このくまさん。
「Forgive me」の酒井さんの半身後ろ姿はこんな感じ!!
天高く仰いだあと、手をざっとおろしたあとのひねり感。
スーツによるシワについてだけで10分くらい軽く喋れるのに~(笑)

 ほらほら。


16時少し前に宇都宮へ無事到着し、前回春夏漂流時の反省ふまえ
軽く、ごくごく軽く餃子パーティ。

 


今回のライブにて、「ハモリ倶楽部"響"」は私的千秋楽。

ラストまでもうすぐ、と思いきや3月までの延長戦があるけれど
旅の終わりまでの無事と、どんなときも絶対に笑顔にしてくれる彼らへの
信頼と感謝を込めて、共感しあえる仲間たちと打上部!

上演中のハプニングもありましたが、無事見届けました。

 おつかれー!!


この日、同じような業態が増えてきていることを嘆く店長の口上にて、
「イケメンばかりを揃えた店、韓流をウリにした店、エトセトラ、エトセトラ。」

今回のハモクラ当日の、ライブほかの記録記事シリーズに「エトセトラ」を
つけていたもので、最終回にアドリブとしてその言葉が酒井さんから
飛び出してきたのが、私的にはすーごく満足だったのでした。

青い「響だるま」にも、やっと、お目にかかれました。
なんでだか、私はもっと大きいものを想像していたよ(笑)


ライブは宴会。
「最後元気になって帰れれば、それでいいんだよな」
と以前てっちゃんがうれしそうに言ったように。

彼ら主催の宴会は、無防備になってもいい安心感があるんだ。
心のドア全開で、聴きほれ、惚れ直し、素直に涙し、笑い。
そして最後に兜の緒を締めなおし、日常に戻る。

始まれば終わってしまうのはさびしいけど、行きに感じていたぼんやりは
ライブの始まりとともにどこかへぽおーんと吹き飛ばされてしまい、
終演後には、ただただ楽しかった思い出と笑顔が残った。

素敵だよねぇ。

Comment

倶楽部通い、五回目(31…か33/37)

2011-02-13 22:10:42 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


平日夜に予約したあのお店。
ひとことで言い切れないほど分刻みスケで無茶をたくさん。
ライブはやっぱり週末がよいのう…と遠い目をしたことよ。よよ。

東京へお帰りなさい、渋谷2days×2のNHKホール1日目へ。
Nちゃんと並んで、一杯振る舞ってもらってきましたー。

NHKホールはTV公録で観にいって以来。
ゴスも単独でツアーでやるのは初めてだったのね。

そのテンションの高さ、MCはなんといってもの紅白話。
・・・この辺の話が盛りだくさんになることを見込んで、
前半はさくさくと歌いこんだのではなかろうかと思うまでに(笑)

でもさ、昨日のことのように話している5人があまりに楽しそうだから、
こちらまでうれしくなってきちゃうんだけど、

ダンっ! (テーブルを両こぶしで叩く音)

こんなに紅白紅白言ってる貢献度高いひとたち出してあげてよっ!

…と、抗議のひとつもしたくなるってもんです。


公演延期もはさんで、私としては沼津から3週間ちょっとぶりの響。

元気な5人がステージに立っているのを見て、再会できて、
わーっしゃっしゃー!としたくなるくらい(犬か!)
うれしい、たのしい、やっぱり大好き!な時間でございました。
駆け込んだことを忘れるくらいに。


さくっと、記録。

■オープニング

「待って。…別に無理に飲んでけ、ってわけじゃないんです」
というユージさんのセリフに、なぜだかジーンとした。
初めて言われたみたいに。
(髪もすっきりして、かっこよかったのですよ、ホント)

「飲む」ってことと、「溶かす」ってことが、なんだかとても
しっくりいった、ということかもしれませぬ。


■「ぼんやりしていました」

「慌しい・・・・・・・・?・・・失礼しました。」
慌しく過ぎていく時間、というセリフがつながらず。
放送事故寸前での本人リカバリー。


■ココロとカラダの健康は、毎朝ひとツミの和音から

・開店前の朝礼にて、2月の歌練習。

「2月の歌なんてありましたっけ?」「バレンタインも近いしな」
「最近発売になった…あれですか?」 「うん」
「マキハラノリユキさんの、あれですね」 「うん!」

店長の振り向きざま、力強いうなづき、確信犯。にくいなぁ。
こんなにうまいこと言える曲名もないね(笑)

おおー、聴けるのか!とぞくぞく。ふわりとしたハーモニー。
これ、本当にスルメソングです。

そして酒井さんの声がほわーっとまっすぐにやさしいの。
いったりきたりする音符が、それこそ心の隙間を埋めていってくれる。

そこまでスピーディなたたみかけ、長さん的なのに、
メガホンでがなったり、色っぽい吐息つくこともあるのに
なんでしょうね、この表現の変幻さ。歌うと二枚目以上。感嘆。

歌い終え、練習するまでもないな!と自画自賛でしたけれども(笑)
いやでもほんとに。
アカペラってすごい武器だなぁ、としみじみしてしまった。


■DK&ガチャ

クオリティにはこだわらないから、まずはやってみせてくれ!
とは、随分店長ハードル下げたじゃありませんか、という。

トップバッターの準備中に、カオルとテツヤの会話は、
さすがNHKホールだけあって、でもなぜかキャラクター談義。

あの四角い顔にギザギザの歯をつけたのはすごいよ。
と、DKことドーモ君評に。
あれで丸かったらガチャだ、とテツヤが言った瞬間、「ピンのことか!」
さすが店長、返しのスピードとピントが半端ない。

わたしにはドーモ君ってどうもムックに見えるときのほうが多い。

クオリティ云々の話で、気が楽になってキャラクターの話を
始めたのか!とかなんとか言っていたような。

NHKホール、反響がよすぎるのか、トークが聴き取れないことが
多かったなぁ。絶対今面白いこと言ったのに!というジレンマ。


■まさかのウクレレ

びよよよんと音がはずれたときには、心の中でこけた。
くろぽおおん。
そして控える響メンバーもつかみかからんばかりor苦笑いホトケ顔。

店長がユタカさん指名前に「いいぞいいぞ、全部いい!みんないい!」
と大絶賛するあたりで「クロサワはもっとウクレレを練習するように」と
苦笑いしていたんだけど。
・・・あのひと、カオルって名前でクロサワだなんて聞いたことないぞ、と
揚げ足取り的なつっこみを心の中でしていたのでした。

その後MCでふりかえって、
「抱いて寝るほど愛しいウクレレが裏切ったのか、
それともオレの左手が裏切ったのか…」

そういう黒ぽんが見ているのは明らかに右手で(笑)
酒井さんに「それは右手だろう?!」とすかさずつっこまれておりました。
どこまでもいとおしい。


■ドアが閉じない

ユタカさんの旅芸人SHOW。
回転舞台の上、ぱあーんと開いて普段なら閉じるドアが
中途半端なところで止まってしまっていた。
んー、どっちから開けるんだろう、なんて余計なことを考えながら
観てしまった。
ショーストッパー的な盛り上がりと、ドラマチックな暗転が好き。

定型を定型に、飽きずに慣れずになめずにやりきるってすごいなぁ…と
自分の仕事と比べながら観てしまうのも、この時だったりする。
ユタカさん、さすがっす。


■紅白舞台裏、レッツゴーバック

・大所帯や男女混合グループは、このホール内に楽屋がない。
・大御所ほどステージに近いところに楽屋がある。
・着替えや出番が多い人はホール内に楽屋がある。
・ゴスも最初の紅白のときには本部のほうに楽屋があったらしい。
・TV収録のときとも違い、今回は広々と、普段使うことのできない
1人、2人用の楽屋にも入れる。
・普段は「きゅーっ」となってて、と小首かしげ肩すくめる酒井さんがキュート。
・ヤスはこの日何度もそのホテルみたいな楽屋のトイレを利用したとか。

・このあたりは座席がなくてステージです。
・そのあたりに旬の10人が座ります。
・あのあたりはラジオ実況中継席です。(私達の座ってたブロック)
・そこには座席がなくて、花道です。ラスト3曲くらい全員ステージ出るから。

…と、思うとホントに紅白の観覧席って少ないのね。

ステージがもっとでかい、とてっちゃんが言ってたあたりで、
響のセットをふと観て、小林幸子の衣装というかセットはあれと同等
あるってことなんだろうな、と思う。

・オーケストラは、この舞台の真下に全員入っている。
・今は本部で、映像と見合わせての指揮で演奏している。
・楽屋から、ステージにあがるまえにオケスペースを横切る。
・初出場のときは「ひとり」だったので、オケの皆さんにはお世話に
ならなかったけど、そのぶん聴いてくださっていたみたい。
・オケの皆さんの拍手は、楽器を手にしているから足踏み。
・終わったあと、ダンダンダン!と皆さんが踏み鳴らしてくれたのが
最高に嬉しかった。

・「星屑の街」の黒ぽん…「遥か遠く」を「かなり遠く」と歌ったらしい。
・鳴りが違かったか?とみんなに「オレまちがった?」と後で聞いたらしい。

ずいぶんざっくりした歌になっちゃったね(笑)
紅白といえば、の「新大阪」のてっちゃんのガッツポーズ観たくなった。

いつかまた、紅白で歌える日がくるといいな。


■変態か犬

ヨウのSHOWがこれまた紅白トップバッターを飾れるんじゃないか、
という話から、北山さんが「踊って歌う人が曲の終わり、カットアウトで
ピタっと止まっても、はー、はー、って肩で息しているのがかっこいい」
とかそんなことを。

そこへてっちゃんがくいつく(笑)
おれらもやろう!アカペラなのに息あがっていたらさ、とか
わけのわからない方向に、話がとびはねる。
それじゃただバテているだけのオッサンだから!とわいわいつっこみあい。
「ただはあはあ言ってるのは変態か犬だけです!」
酒井さんの危ない、危ないという最終的な結論でひとまず集結。

その後、「いろは2010」歌い終えて、センターでひとり、はー、はー、と
肩を揺らすこと3秒ほど。うまいっ!うまいよ!
しかし、くるっとステージ振り返ると、誰も見てないし、やってない(爆笑)
「ひとりではあはあやってるのもばかみたいなので」


■東京スヰートでの酒井さん、チェアに足組むシルエット!


■パイプオルガンのキーホルダー

年の離れた酒井さんのお兄さんが、東京でのおみやげで
パイプオルガンの形をしたキーホルダーを買ってきてくれた、と。
しみじみとこみあげてくるものがあったみたい。
まさかそのパイプオルガンのあるホールで、満員御礼のステージに立って
歌うことになるとは、これだけ多くの人の心を揺さぶって、
空から降ってくるような拍手を浴びることになるとは、もらったときには
想像だにしないことだったでしょうね。
そんな心象風景に思いを馳せる、いいお話でした。


C.C.レモン公演では、宇宙初演のアルバム曲の披露があったと聞いて
祈るような気持ちで待っていたのだけど、この日は御披露目なし。
みんなの話を聞いても、いかんせん練り歩くきみまろが浮かんできちゃって
へんな映像妄想が邪魔して、どんな曲だか想像がつかず。


 終演後のうるおし。




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ハモクラエトセトラ 沼津にて

2011-02-06 17:26:03 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部

一緒に参加予定の友達が、無念の欠席。
残念だったけど、自分しか守れない身体、大事をとることも大事。
とはいえ逡巡するよなー、行けば元気をもらえるとわかっている、
何よりも楽しみにしている行事なんだから。
潔くあきらめた友達を尊敬しつつ、あきらめざるをえなかった体調を
心配しつつ、彼女の分まで楽しむ所存にて。


ライブ前に盛り上がることも、ライブの一環です。

秋冬沼津と同じく、快速アクティグリーン車で総勢5名御座敷宴会。
東京駅組、並び席キープありがとう!

横浜が誇る!?崎陽軒のシウマイまんを差し入れに、
Nちゃんと横浜から合流乾杯。

 好きなんだ、一口サイズのシウマイまん。


そしてサプライズ。
12月後半の私と、1月後半誕生日のnaoちゃんに、と
仲間からバースデイお祝い!華やかなカップケーキ♪

 

私は白いメレンゲのレモン&ジンジャーをいただきました。
電車の中で食べられるように、と配慮してくれて。
おいしかった~ありがとう!!

横浜からアクティー終点の熱海までは小一時間なので
ほんとあっという間です。

在来にのりかえ、シスターズに襲いかかったトラブルも無事回避し、
沼津へ到着、昨年の秋冬で味をしめた、駅前の御寿司屋さんへ直行。
つくづく段取り命だよねぇ(笑)

 冷え冷えのヒルビール!!

流れ鮨というだけあって、回転じゃなくて流れてきます。
お目当てだった、桜海老のかきあげも。

 テーブル横から…背後ぐるりと廻って、

 到着~…機内に持ち込めなかった荷物状態。

 おまちかね!

これがほんとにサクサクしていておいしいんだよね。
沼津に行ったらこれ食べたい、って一品です。

ほかにも、ぴちぴち新鮮な生しらすに、桜海老。
ねぎとろも、軍艦より高さがあるんじゃないかっていう。
炙り系が大好きな私にはたまらん、炙りサーモン。

  

おなかいっぱい、大満足。
ライブ前の腹ごしらえにしては、満腹すぎるという。
飛んだり跳ねたりが少ない分、節制しないとね(笑)

年末から年始にかけて、あまり体調のよくなかった私は
かなり酒量を控えていた日が続いていたので、この日も無理せず…と
2杯目からジョッキからグラスにスイッチしようと思っていたのに。

 グラスでオーダーしたのに、ジョッキで来た。

気さくな店員のおばちゃんに
「間違えちゃってごめんなさいね~伝票はグラスのままにしておくから」
と、休日サービスいただいてしまったのでした。
結局飲むでしょ、と何か腹の底を読み取られたかのような気分。
私の節制はすすまず。あー。

でも、おかげさまでほろ酔いで向かったライブ、いい感じに
心のドアも開放されていた状態で、心地よく彼らの歌声が響いてきた。
なんていうか、2軒目にハシゴした気分…というのは本末転倒ですが(笑)


そうそう、覚書。

沼津市民文化センターの際には、帰りのタクシーを予約しておくべし。

終演後、並んでてもなかなか来なかったので、行きのタクシーでもらった
レシートから電話入れたけど2台来るまでそれなりに時間かかった。
そして、行きと帰り、同じ運転手さんに乗り合わせたという…。
ハモネプと、沼津移住を強く推してくるおじさんだった(笑)

私とNちゃんは、熱海から鈍行で、東京在住組は新幹線で…だったのが
近畿の大雪の影響で新幹線が大幅に遅れていたので難儀だったね。

日曜日のライブは、明日からもがんばろう、っと思うのだけど、
月曜になるとなぜかどんよりしていたり、ぴりっとモードになりがち。
いかんね、大人にならねば。

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倶楽部通い、四回目(22/37)

2011-01-24 01:00:49 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


固唾を呑み、つかみかかり、爆笑で崩れ落ち、つーっと涙した。
とてもとても、いい時間を過ごせました、今回も。
ハモリ倶楽部、沼津店。

久しぶりに並んで観たつゆ嬢、素敵な席とともに、ありがとう。

「ようこそ、ハモリ倶楽部<響>へ」
コートを脱いだ小粋さんをドアを開いて招きいれる店長。
セットが回転していくその瞬間、それはそれは見事なお辞儀をしている!
これは上手側ならではの楽しみ…何度見ても発見があるなぁ。
最初からぐっときてしまった。感謝。

ちゃんと腰から折れていて、凛とした佇まいなんだもの!
マナー研修でもハナマルもらえそう。

同じような業態が増えてきた中で、危機感をもつ先駆者ハモリ倶楽部が
ノーブルにおもてなしする倶楽部だってことがわかります。
店長さておき、メンバーはいろいろですけれども(笑)

その姿に一瞬みとれるのと、「冬響」に5人の声が重なるのとが同時で、
あわだってしまった。

とにかく、サビがすごくて。
いつにもまして総力戦、総掛かりというか…!
思わず息をのんでしまうほど、全身の血流がじわっと、ざざっと。
声、音、響がぶつかってくるようで圧倒されてしまった。

嬉しいね、こういうの。
何度観たとしても、記憶をぬりかえていってくれるクオリティ。

そして、「響」初見のNちゃん、オープニングの芝居から
わたわた・さわさわした気配を感じましたが(笑)
「冬響」に声なく歓喜、手をとりあって観ておりました。

これまで数度巻き込んでおきながら、
「わたし、普通のホールで観るの初めてです」というNちゃん。

初は苗場だし(過去2回参加)、坂ツアーでも武道館や代々木とかの
大所か、もしくは至近スタンディングのBLITZだったか!
いやー、そうかそうか、ある意味レアな道をお誘いしてました…
おくればせながら、いいでしょう?ホールも(笑)

そんなNちゃんの語録として、
「黒沢さんは、<7人のこびと>みたいです」
「酒井さん、何かに似てると思ったら<足が長いモンチッチ>みたいで
もうそう思ったらそれ以外に見えなくなっちゃって」

ハイホーハイホー歌いながら、ちっちゃい黒ぽん7人が練り歩くのと、
指をおしゃぶりして、上目遣いなゆーじさんが幻影のようにかすめまする。


ざざっとですが、記録。

■冬響に思うこと

サカイストとしてはそれはもちろん、2番リードに常にストライクを
投げ込まれているわけですが、沼津でしみじみ思ったの。
サビでいったら私は「冬響」の1番のほうが好きなんだなぁ、と。

ゴスペラーズとしての歌、その響きならば、この曲に関しては
黒ぽんががっちりリードで引っぱっていくのを、酒井さんがトップで
支えている音色が、私にはよりベターで心地よい、とバリッときた感じ。
まあ、何が正解の話はないものだけど。

いまさらながら、だけど声の質の違いも含めてそういう関係性も
楽しめるのはいいものだね。


■開店前準備~朝礼~ソロステージ

・今回も店長、モップがけ、テーブル拭き、グラス拭き、やること多し。
「酒井さんしか働いてませんよ」とぼそりとつぶやくNちゃん。

・そして、ワタシは今回初めて気づいた。
ユタカさんがアニマル手袋をしていたことを…!
コート掛けにあれだけを、ぴよっと掛けるのも何故…!

・そしてもうひとつ、「ユウさん」
店長を店長と呼ばないのは、ユタカさんだけっすよ。

・「どこがいいんだよ、あんなちんちくりんのよう!」
このときのてっちゃん、明日のジョー的うつむき加減で絶叫。
くやしさ全開(笑)

・不協和音をかぎつける店長、このあたりから長さんモード。

・「A HAPPY NEW YEAR」はやはりよいね。
この日のは特別やさしく感じたなぁ。
…その前が、いつにもまして鬼軍曹的ハモリやりなおしさせてたから?(笑)

・朝礼中も話聞いていないヨウ。
あれ、私物ではないと思うけど、熱心にいつも見てるなぁ。
店長に「ヨウから!」指名され、走り去るところで「また携帯いじって!」と
叱責受けておりました。

・テーブルマジックネタ
カオルが喜々として生しらすと生桜えびをぴちぴちと熱く語る。
ここにご当地感を出すようになってきたか!
しかし、テツヤに旬をつっこまれるという。

・北山さん…!
消化というのか冷静にそのステージを観るのを楽しめるように
なってきたからなのか、どんどん進化している気がしちゃう。
すごいなぁ、あれだけ動きながらぶれずに最高音までヒットしてるなんて。
なんだかんだいって、踊りだすバックダンサー4人にも目がいってしまう(笑)
最初のギターリフがかっこいい。

・テツヤの煽り
歌い終えたあと、燦然と去っていくヨウさまを見送り、
テツヤが会場を煽る、煽る。
おかげで、思う存分ひゅーひゅー言うことができました。
ついでに無表情無感動な「ブラボー!」(笑)

しかし、なんだかよくわからない真似のような動きをし始め、
店長に「さすがにそんなことしてないだろ?!」と制止される。

・MIDNITE SUNが渋かった
ちょっとてっちゃんのノドがイガイガしていたのかとは思うけど
地声とファルセットとの対比が渋い感じに。
キレイすぎないSOUL、というと語弊があるかもしれないけど
私は好きだったなー。

■年長組

「Unlimited」にて、恒例のピンクレディー的マイク差し向け合戦。
なんだか取っ組み合いみたいになってましたけど(笑)
明らかに身長さで黒ぽん不利~

しかし、力の入った黒ぽんはドラえもんのようであった。
あーんぱーんち!みたいな。(それはまたちがうキャラ)

■MCや挨拶あたり

・コールアンドレスポンス「Fu~」がどんどん下火に(笑)
・「楽しいの?!」と店長に確認される
・この日は北山さんの返しが絶好調
・主に低音担当のはずが高い声、のつっこみに「そんなことないよ!」
・それがミッキー的…
・すかさず酒井さんから「DランドのMマウスみたいだ」と。
・指名がとれない男
・どれもボツにしがたい…ってことはする気だったのか、という高見の見物
・「でも指名がとれないんだろ?」(皮肉たっぷりの笑顔でかぶせる)
・真夜中のメリーゴーランド、あなたのユ・タ・カです。
・ここ、一回転するのは必須なのかしらね、やっぱりね。
・そんなでも「かわいいおじさんみたいですね」だから。
・生々しくて、真剣にむかつく
・「弱い犬ほど、よく吠える」名言!さすがユタカさんっす!
・きゃんきゃん吠えていたのに、突然ファルセットで「にゃーお」

■再来店

・みんなお芝居自然になったなぁ…
・ユタカさんはいつでもユタカさんだけど。
・ミツルさん、名前を聞いたり名乗ったりもなくなったよね?
・11月に比べて、セリフがカットされてるのかな。
・コイキさんは今はミツルさんと付き合っているような流れだった気が…
・店長の「お待ちください!」前の逡巡、眉間で演技してますね。

■ハイボールがステージドリンクに

「東京スヰート」で、黒ぽんリードになったあたりで、
センターから上手に移動したてっちゃん、コイキさん側のハイボールに
さりげなく、すっと口をつけたんだよね。
そのときの後ろ姿、立ち姿がライトから外れてシルエットになって
めちゃめちゃかっこよかったのだ。

「ありゃ、それを飲んじゃうのね」と思いつつ、それは本当に
ハイボールなのか、ジャスミンティーなのか、とか思っていたところ。

しばらくして、てっちゃんのモノローグになっているあたりで、
そのテーブルにじっと目を閉じて座っている酒井さんも、不意に
ミツルさん側のハイボールに口をつけてました。
「いろは2010」前の景気づけかな、かるく喉をうるおされてたね。

飲んじゃおうっかな、と実はずっと考えていたのでは、というところに
てっちゃんが飲みにきたのでありだな、と自分もGOサイン、的な(笑)
やー、でもその仕草がまたなんだか色っぽくてねぇ…。

乾燥注意報のステージ、ハイボールがまさかの役割。
でもあれは、特に決まっていないとしたら飲んだ者勝ち?!


■ご挨拶

酒井さんのエアハイタッチ、風圧というか、どんっ!と短く強く
しかも振り向きざまで、いつくるかわからず押される感じ。

・北山さん、客席に同意前提のご挨拶「楽しかったですよね」
・「Shall We Dance」はヤス作詩だそう。
・「ウクレカレー」も関係各所に確認とったほうがいいとか、なんとか。
・心に深い傷を負っていたのは、実はカオルもだった。
・沼津=ヅーヌマ、思い入れのある地。
・G5の頃には、2/3くらいしか埋まっていなかったけど今日は満員御礼

・「ホッとするね~沼津仲見世商店街~♪」
タクシーで通り抜けてきた、あのあたりだったのかな?
キャッチーな曲に触発されて、よりキャッチーな曲が生まれますように。

・最終的には「村上"Doggy"てつや」

・ラストの発声は「ユタカナンバーワン」
「サンキューでーすっ!」

-----

「Armonia」が繊細すぎるガラスみたいに、全体的に今にも壊れそうで
聴いていて、こわかった…
そーっと手で覆うように聴いている感じ。

でも最後まで声をふりしぼって、歌を届けてくれた5人に、
私の残高が少なくなる前にチャージしてもらった気分。


2月のNHKまで、しばしのお別れ。
それまで、私は私の場所でやるべきことをやって、もしも心の隙間が
できていたら、遠慮なく埋めていただく所存。

でも、会えるよろこびが、さらにぷわーっと大きくなる方向で
自分のパワーをかけあわせて、5人の力に還元されるように。
あんぱん競争のつもりで日々がんばりまする。

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ハモクラエトセトラ 名古屋にて

2011-01-15 22:19:33 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部

だるまさんとの再会を喜ぶてつブロによると、
「毎会場飾ってある」そうだけど、名古屋にはいなかったんだよう

次回はいとしい御尊顔を拝せますように。


1週間前の名古屋、ライブ前後の楽しみ隊記録。


お昼頃に、西から東から名駅集合。

新横浜から爆睡し、窓越し富士山も拝まずに到着しました。
お天気よかったから、きっとキレイに見えたでしょうに。

2週間前に仙台で「よいおとしを~」で別れた友たちと、
名古屋駅ホームで「今年もよろしく~」とあたまをさげる新年。
今年もよい旅がたくさん出来ますように。

いざ、「初詣&ひつまぶしコース」へ出発!

が、トイレに寄ったり、乗り換えそこねたりで、地下鉄で20分程の
目的地まで小一時間かけてゆく。あれー。

熱田神宮への初詣、そしてあつた蓬莱軒でのひつまぶし。

蓬莱軒は本店へ出向くも、13時頃に到着した時点で
14:40~の案内とのこと。
名前を残し、いざ熱田さんへ。


いつ来ても、どんなに人がいても、空気が違う気がする、パワースポット。
なにかこう、きりりとした気持ちになれます。
奥のほうにいらっしゃる神様に届けとばかりに、手を打ち、合せる。



家内安全、商売繁盛、交通安全…あ、無病息災も。
これからステージに立つ5人の旅の無事も。

おみくじにも大行列ながら、比較的すんなり。

 せーの、どん!

私は中吉。
「後悔先に立たず。よく思案して強い信念を持ち、周囲の人の協力を
得れば思い通りに運気が好転する。思う一念岩を通ず。」

開運色は紫色。
最近、身の回り、紫のものにひかれていたのでよかった。

病気は軽くないそうなので、用心します。

2008年にRUICAさんを観に来たときに立ち寄った際の「厄除守」を
お返しして、家族や自分に、新しい御守を。


はらぺこ状態で名古屋に到着しているもので、うまくいけば
食べられる予定だった時間から2時間のビハインドは大きかった。

たくさんの出店につられました…目が欲してしまうのだよ。



しんと冷えた砂利道から、ストーブで暖かい屋台内にちょこっと
腰かけて、みんなで一本ずつ、味噌串かつ。
キャベツとともに泣いていたおなかを満たしてくれました。

えびすさんにも詣でて、さあひつまぶしだ!

本店は、御茶屋さん風情が漂う。
赤い毛氈の店内、老舗ならではの、味だけではない古きよき
おもてなし感があるね。

新年、ヒルビル。かんぱい!

 


贅沢ランチ、旅の醍醐味ー!





ふかふかしていて、ほんとうに美味でした。
そのままでも、ねぎ、わさびの薬味でも、お茶漬けでも!
いやー、満足。満腹。


ほどよく会場に向かう時間となり、ほどよく近場のため
大人の手段で国際会議場センチュリーホールへ。

グッズ販売が15時からだったので、
コーヒータイム兼おみくじよろしく、全員でハニーキャンディ占い。

 

大吉、大吉、大吉、末吉…!
ユタカさん3人の威力に、テツヤがいることを忘れそうだった。
熱田さんのおみくじが200円、ハニーキャンディが600円。
この衝撃、忘れないわ。

piguちゃんから、オールアプリコット進呈いただく。
ずっと探していたんだけど、私の行動内で見つけられなくて。
やっとめぐりあえたね!な気分でいただく。
アプリコット好きを唸らせるね、これは。



新春初ライブは、大笑い♪

「いったい人生でどれだけの扉を開けてきたんだい?」
「………。ん?!や、結構扉って開けますよね?!」

そんな楽しい会話も。
今年もたくさん、彼らが、私がステージを楽しめますように!

 

駅へ向かう途中、ハモクラの照明のように映える川面。


最終新幹線までのあいだはもちろん…
ちょっと贅沢なビールでノドを潤す!

 


ふきこぼれる、ぐつぐつ!
naoちゃんのだけ、ビールもふきこぼれております。




エスカの山本屋本店にて、味噌煮込みうどん〆め!
初めて食しました。すいとんみたいな感じだね。

昼から晩まで、名古屋グルメをあらかた堪能。
やっぱり旅に美味しいものは欠かせないね。

酒井さんがイチオシ的につぶやいていた「新幹線ホームのきしめん」も
気になるので、またいずれの旅路にて。

おみやげに、前回も買った山ちゃんの手羽先せんべいと
きなこと黒蜜で食べるわらびういろを。

それにしても、名古屋って有名な食べ物多いなぁ。


西へと向かうsoyちゃんを改札で見送り、とうきょう行き最終にて。




「もちろん、ハイボール」で最後の乾杯。うーうぃーうー。


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倶楽部通い、三回目(19/37)

2011-01-10 23:13:50 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


新年初酔いしれ・初笑いのごほうびタイム、
あけましておめでとうを伝えに、ハモリ倶楽部名古屋店、2日目へ
行ってまいりました。
よいお年を、から2週間…あっという間だったなぁ。

いろいろ飲み込めて、やっとこさ心の底から楽しんできました。
小さな喜びも幸せも、とても大きくなったよ。

そんなときの「♪We Sing For You~」はホントにぐっとくるね。
嬉し涙で目の奥が熱くなる感じ。




今回は3階席前方のどセンターから。
別にチケットをとった年少組チームとも奇遇に同じ列!
まさか「ハモリ倶楽部」のあのネオンより上の高さに自分がいるとは!

もう少し足のばしたいんですけど…くらいの狭さだったけど、
椅子自体の座り心地はよかった。
満員御礼、3階席までぎっしり。

とにかく見下ろすのがコワイくらいの急勾配会場だったけど、
遮るものなく全体見渡せてGood。照明好きとしてはたまらんね。
まさかミラーボールがあんな勢いで廻っているなんて…!と口あんぐり。

セットの裏側、奥まで見えちゃうから、スタンバイする模様も。
ててて、と歩いておりました。

オープニングの「冬響」、バックボードに白い照明が左右に「~」っと、
ふわっと走ると、ピアノ囲む5人ひとかたまりに羽根が生えたようで、
なんだかそれだけで感動してしまった。(命名:ハモリ大天使)

後のMCでも触れられていたけど、いきなり酒井さんが自分パートの
「冬響」を歌うことで、この「ハモリ倶楽部」の世界観に引寄せられる。

小粋さんの去り際、年末までと違い、店長のモノローグが追加。
その言葉を聞いて、ああこの曲なのね!と。
「何を想う 誰を想う」を酒井さんの声で聴ける新鮮さったら。
「寒くない?」まで言ってくれてたら、やーもう撃沈間違いなし。うひゃ。

久しぶりに聴いた「冬物語」、初めてのライブ、初苗場で聴いた
あのサクラが舞ったときのように、床は春に向かうほんのり薄桜色。
忘れられないライブでの一曲に、再会できて嬉しいね。

床ライティング、☆だったのは「Shall We Dance」だったかな。

「Unlimited」でバックボードの高さから5つ、それぞれ離れたところにいる
5人を交差するように狙い繰り出すのが、これまたスピード感あふれてて。
まるで「動く歩道」を高速走行or逆行しているみたいで、曲のイメージぴったり。


開店前準備では、店長ひとり忙しすぎるよ(笑)
この日はモップがけしてましたさ!ほうきとちりとりじゃない!
モップがけはテツヤ仕事だったんじゃ…
テーブル拭いたあとも、タオルぱしっとのばすのがツボ。

新年営業ということで、1月だしアレをやっておかないと、アレだね、アレと
口々なのはクリスマスと同じ前振りではありますが、期待度max。
「A HAPPY NEW YEAR」!

てんちょーう!! 

今年も初めて逢うひとがあなたがたでありました。
今年もたくさんいいことがあなたにありますように!!

聴きながら、心の底で念じておりました。

うーん、年始スペシャル。
これもまた私にとっての誕生日ソングなので、ダブルでお祝いを
改めてしていただいた気分なり。嬉しかったー、これ聴けて!

もしかしたら1月中は各地で聴けるかもしれないね。

店長曰く、「ハモリ倶楽部は<時節柄>を大事にしてるからな!」
とのことなので。力強い自画自賛に爆笑。

ヨウさまに電話かけてきた横山さんは、実は男性じゃないか、とか
ユタカさんの18人の団体客は「YUTAKA KOUTSU」と書かれた
マイクロバスに乗ってやってくるんじゃないか、とか。
(熱田神宮の駐車場に停まっていたバスに書かれていた)

前回、仙台ではサンタだったあの方についても、
年始だし、獅子舞でくるんじゃないかと妄想繰り広げていましたが
準備できました、と至って普通に(笑)登場。

なるほど、なるほど。
3回目にして腹落ちしましたよ。
他の4人も参戦するあたりも含めて。

てっちゃんもそりゃ「クリアだったよー!」と叫ぶわな。

そんなてっちゃんのファルセット「MIDNITESUN」を
「Urban」という黒ぽんが嬉しそう。
そんなに巻き舌が正しい発音だったっけ?と思うけど、
こういう場合、正論はいらない(笑)面白さでいいのだ。

ウクレレぽんは、年始スペシャル?イントロがついたの!
その練習の成果がまたハラハラする感じで。
・・・?!・・・?!・・・ふぅ~・・・、みたいな(笑)
浜辺の潮風が、流氷のような…

後のMCにて、「母性強め系が黒沢のことを好きに違いない」という
話にまとまったけど、まあてっちゃんはそうでしょうな。

「ああいうとき俺らはホトケ顔してるしかできない」と言っていたけど、
その時離れたとこで椅子に座っているてっちゃん、ヒザ揃ってたもん(笑)

対して酒井さんは「オレは悪魔顔~」とわるい笑いを目元口元に浮かべて
でへへ~と黒ぽんに襲いかからんばかりでした。

確かこの日の店長は「褒め上手」だった気がするんだけどな。


「どこがいいんだよぉ、あんなちんちくりんよぅ!」とマイクオフで
全力で叫ばれるユタカさん、今年も絶好調。
開演前の衝撃を思い出して、しみじみしちゃったよ。

というのも、おみくじよりドキドキするー、と言いながらの
開演前ハニーキャンディ初占い。
各自1つずつGETした、サカイスト2名、キタマニ1名、テツマニ1名。

伏せていたのを、せーの、どん!



で、ぱかっと開けて、全員密着して座ってたのに揺れたわ。

まさかの、4人中3人がユタカさん…!
なんちゅう引きの強さだって話で…!

あまりの出来事に、笑いすぎて写真ぶれておりますがな(笑)

ある意味、このハモクラ開催中においてのユタカさんは「大吉」と
見ていいんではないかというのが笑いおえた私達の結論。

うん。
わたし、いままで2個買ってふたつとも。
次に買ってもユタカさんしか出ない気がする。


そんな大吉もといユタカさんの「Traveling Show」。
影コーラスが好きなんだ。
「ユタカさん、時間です。」のときにも感じた、ステージにはいない
他の4人の存在をしっかりと感じます。

気がつけばどれくらいひとりになってないだろう、と、
ユタカさんワールド炸裂なんだけど、それはどこまでいっても、
ほどよい緊張感と安心感のなかで、というのかな。
ぬるま湯とかじゃない、確かな支え。

全体をきちんと観てると書きたいことたくさん出てくるけどー、時間切れ。
名古屋の記憶として下記だけはざっくりと。

★「Forgive Me」
真上にすっと伸ばした右手を、次の拍でこれまたすっとおろしたあとの
背中!!いやー、みとれた。
前肩ならではの人が胸はって半身になると、しわの入り方まで
半端なく格好いい。

★MCで「架空の主題歌」宣伝中、北山さんが真剣に本をめくっているのを
頭上から見ていて、いつ彼はそのページを客席に向けるんだろう…と
思っていたけど、結局自分でしっかり見ただけ。そして舞台袖へ返しに行く。
そしてヤスの撮りおろし写真に何を思ったんだろう。

本屋さんに並ぶソロアルバム。
55編の詩にコラム、イラスト、9曲いりCD、撮りおろし写真集…
これで2,500円はおとくだよね、という話。

「2,381円プラス税です」と言いながら、ソデから戻ってきた北山さん。
「やすっ!(マイクオフ絶叫)と思ったら是非」ユタカさん自らのPR。

★フルコーラスの「冬響」、すごくよかった。
2番歌い終えた後、マイクからざっと面切った酒井さん、男前な歌いっぷり。

★「東京スヰート」はいわずもがな。
ロングトーンが日に日にのびているような気がします。
この日はとくに3階で聴いていたけど、目の前に音が迫ってくる感じだった。
北山さんに託した、というてっちゃんの意気を感じます。

★「いろは2010」の前口上、
仙台「このままお帰ししてはハモリ倶楽部の名折れにございます」だったのが
名古屋では「このままお帰りになってはお風邪を召しますよ」
あっためてくれい!!
E♭を須藤さんがべいーんと弾じく、あの瞬間に入るスイッチ、
ライブっていいなぁ、と心底思う。

★「靴は履いたまま」
てっちゃんがすこーんと歌詞忘れて、長いことハミング。
あまりのハミング時間に、店長が後ろから物申すとずんずん近寄り
はたきにきた。
「♪声のかぎりに叫んだ」のところには、黒ぽんの肩組みにいって
黒ぽんがマイクオフで歌詞教えてあげてるのに、無理矢理1本マイクで
一緒に歌うという(笑)なんて自信のなさだよ~
酒井さん「二人三脚です!」、ヤス「みなさんもご一緒に!!」

最後「黒沢と歌えて嬉しかったです。歌詞を覚えてまた東海地方に戻ってきます」
と挨拶しておりました。

★「Sky High」
ウィーンフィルニューイヤーコンサートにおける「ラデッキー行進曲」に
近いものがあるなー、と思いながら手拍子していました。
2種類使い分けてね(笑)
新春手拍子初め、ここでも。

★愛知県出身のラストコメント
中日とグランパスの優勝でしゃちほこ2つ、着ぐるみで祝おうと
思ったけど、近藤産興さんに頼むと、何でも貸してくれるがゆえに
貸し出し中だと作ってくれちゃうそうなんです。エコでないので止めました。
かわりに「なごやん」を来場の皆さんにお配りしようかと思ったけど
「なまものはやめろ」と止められました。

・・・なごやん、ご相伴にあずかりたかったなー。

★「Armonia」
なんだかとても特別に感じたよ。
極力マイクを通さない、ダイレクトな生の歌声に聴こえた。
3000人の会場が、一体となって、5人の声に固唾を飲んで
耳を澄ましているかのようでした。
「融和」の「和」をすごく感じた、ハモクラの誇り。


5人の歌に併せて大きな深呼吸で、自分のなかの空気をすっきり
いれかえられた感じのライブ初めでした。
行ってよかった。

会報にあった、てっちゃん作の青いだるまさんを会場内で
探してみたんだけどなくて。
スタッフさんに聞いてみたら、「名古屋はないみたいです」との返事。
場所によるのかーい!

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ハモクラエトセトラ 仙台にて

2011-01-01 17:08:31 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部

クリスマスイブライブ前後の記録。たのしかったなぁ。

<仙台のりこみ>

仙台ライブ前に仕事を入れることは11月の出張時に決めていたので
お昼すぎに到着予定のsちゃんとのランチ約束に合わせて自分も調整。

オフなので秘密の仕事だったのが、察知された約1名からの依頼もあり
急遽ふた仕事することが前日決定。
ここまで短時間で濃いことやるなら出張旅費…と思うけど(笑)

「明日は雪降りますから気をつけて!」との声にわくわく。
なのに、支度に穴が多く、マフラーと手袋を忘れてきてしまう。
さらに「湿布入れなきゃ」と朝湿布貼りながら思っていたのに忘れる。
最近、3秒後にすかん!と抜けている自分がコワイ。

仙台11:17着。2時間ちょい仕事。


<ランチ>

続々と、バスや新幹線や飛行機や、それぞれの交通手段で各地から
集まったKちゃん、nちゃん、sちゃんと牛タンランチ。

仙台駅構内の牛タン通りでいただきました。
ランチに1,500円。旅ならでは、でございまする。
テールスープも麦とろごはんも美味しくて、ぺろり。




ゆるりと迷いながらも道端にいた親切なラーメン屋さんに教えてもらいホテルへ。
この頃、雪がちらちらと。
荷物置いて、お茶しようと言っていたのが私の仕事電話でお待たせをばしました。
さらに、しばれた手をあたためる子ぎつねばりに手袋を買いにユニクロにまで
お付き合いいただき、すみません。ありがとう。

お茶して、会場へ向かう頃には、雪が舞う…というよりも吹雪きかけ。
開場時間よりもちょいと早く着きすぎちゃって、コンビニで暖をとる。
tちゃん、Jちゃん合流。

<イブライブ>

ライブは、自分の反省やら後ろ暗いことばっかり感想にしてますけど、
相変わらず楽しかった。友とみると、より開放的に観られます。
気づくと歯を見せて笑っている自分にありがたい場だな、と思います。
「東京スヰート」のロングトーンにはためいきがホントに出るほど感嘆。
毎度、次への力をくれます。ありがとう!
特に自分としてはクリスマスだけじゃなくて、自分への誕生日プレゼントの
つもりでいたから、聴きたい曲が聴けて大満足。
なーんて、年明けにも自分への誕生日プレゼントは続くんだけどねー。

<閉店>

外に出たら、すでにうっすらと積もっている!!!





<打上忘年会>

昨年小倉でふぐ食べてから1年…早っ!
ってか、また遠方忘年会っ!
ここがどこなのやら、ふと遠のきます。

予約手配済みの居酒屋さんへ、サンプラザホールから直接、
大人の手段(滑って危険判断もあり)でGO!

 せーの、かんぱいっっ

 

乾杯後は小粋なねえさんから、これまた小粋に抽選による
クリスマスプレゼント。
マスキングテープがクリスマスツリーなんて、さすがだ。

そして他にもたくさん、みんなからハーブティやはちみつしょうが湯や
お風呂でのパックやめぐリズムや…「働く女子応援グッズ」の
心配りいただきました。いつもいつもありがとう。

  宴会らしいヒトコマ。夢中すぎ。


なんて、飲んでいたら日付を越えていました。
光のページェント、見られず…あんなに大騒ぎしてたのに(苦笑)
酒井さんツイートによれば、カメラさんもグッジョブだった模様、
きっと素敵な、この夜の光が見られるハズ。
いつかきちんとこの目で見られることでしょう、うん。

ケガして以来久しぶりにこんなに飲んだもので、結構酔っぱらい。

酔い覚ましに、雪のなかみんなで歩いてホテルへ。
気持ちよかったな~
雪が降っていると、夜中の静けさからさらに音がなくなるようなね。

コンビニに酔って、部屋でもうひと盛り上がりと思いきや
ケーキ食べて力使い果たし2時過ぎに撃沈(笑)失礼しましたー。

私とsちゃんは翌朝早くに出発組。
バタバタと集合時間だけ決めておやすみ~

続く。

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倶楽部通い、二回目(16/37)

2011-01-01 02:31:55 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


ううー、逃げてきているかも。


行き詰まりや言い訳や、早くすっきりとしたいのにいつまでも
ずるずるしていることがあって。
そういう状態でライブに来ると、胸ぐらつかまれて(おいおい)
顔洗って出直してきます的な、なんかこうめそめそした気分になるのです。

私は休んでいても、世間は動いている。
ほんの3時間弱と、それをとりまく時間を自分のためだけに使いたい我儘。
ワガママいいじゃないの、たまには。そうはっきり言い切れるかの自問自答。

気になっていることが多いと、別件の、先方にとっては急ぎの割り込みを
分断しきれなかったりもする。ライブ中にふとそのこと考えていたりする。

クリスマスイヴを5人と、それも仙台で過ごすことを選択してきたのにね。
オンをしっかりやりきらないと、オフをしっかり楽しめない。
でも、そういうことからですら、自分を解き放ちたい。

そんなときでも、この倶楽部は、
心が折れそうなとき、いつでも支えてくれる。
心の隙間をそっと優しく埋めていただける。

そのとおり。わかってるよ。知ってるよ。

この5年あまり、私はいったいこのひとたちと、そこからのご縁に
どれだけ支えてもらってきたことだろうか。

そんなことをしみじみ思ってしまった年の瀬。もといクリスマスイヴ。

なんていうんだろう、「ハモリ倶楽部」っていうのは、はっちゃけたお祭りというか
あの夏のすぱーんとした安岡優感謝祭的印象が多分にあるもので、「響」は
私にとって、座っている時間も長いからか妙に内省してしまう構成なのよ。

でもさ、きっとそんな「負」な気持ちも「正」を知っているからこそだと思うのだ。
どっちの振れ幅も、それぞれに味わうことができるのもゴスのすごさだと
改めて感謝したい、「ハモリ倶楽部 響」@仙台サンプラザホール。


こんなに広い世界でーAh-たったひとりのー君を愛してるー
溢れる思い伝えてクリースマスラーーーブ

と、突拍子もなく歌い上げてしまいそうな気分で
二曲目の「ふたつの祈り」ですでに泣きそうになっておりました。
来たよ!わたし、来たよ!とこの曲でクリスマス特別感が増し(笑)

そして「冬響」で気持ちの上で号泣。「東京スヰート」でダメ押し、
と、かなりの長い時間をゆるやかに、「泣き」にあてていたのでした。






1ヶ月少し前に観た神奈川は、ドキドキしすぎて目の前で起きることしか
見えていなかったけど、今回は照明やステージ全体がよくわかった。
やっと全貌がみえてきた感じ。

通称「ブルーベリータルト席」から、オペラグラスでガン見です。
「いつもなら、チーズケーキとかブルーベリータルトという席が、今日だけは、
今宵ばかりはクリスマスケーキでしょう!立見の皆さんがキャンドルに見える!」
なるほどー、満員御礼+αの立見席へのスポットのあてかたが素敵。

そんな酒井さん、立て板に水な名口上はここ仙台でも。
「さもありなん、さもありなん!」は「Mr.サンデー」前の名調子だけど
MC中の「何だい、やぶからぼうに」や、「いろは2010」へ行くまえ、
「このままお帰ししては、ハモリ倶楽部の名折れにございますっ!!」には
心底喝采でした。つかうことばが江戸っ子なのやら武士なのやら。
酒井さんが言うと、なんとも勢いをますことばたち。

心のファイヤーがともっているか、とかそんなたたみかけだったかな。
クリスマスケーキにも存分に明るい火が点りましたとも。

今年の幕開け、苗場ではこの曲でぎゃふんと唸ったんだよなぁ…
もう一年なのか…と感慨にひたりつつの熱狂だった「いろは2010」のあと
「もう一曲おまけです!」と言われて素直にひゃあ!と思ってしまったのだけど
「靴を履いたまま」の存在を私がすっかり忘れていただけでした。

そう、おまけ。

倶楽部開店前の朝礼、声出し後には、「今日はあれだから」「あれですね」
「あれやるか」と口々に言ったのちの「The Christmas Song」
真面目にふざけていたあとでも、この説得ハーモニー。聴かせちゃうね。
ハモリ倶楽部からのメリークリスマスが、うれしかった。

あ、店長はグラス磨きだけでなく、ほうき&ちりとりでおそうじも。
パンフ忠実。

ソロ企画、カオルの「赤い服とかで出てくるんじゃないの」予想を見事に
裏切らなかった男、ヨウさま。クリスマスサンタ衣装でインカム登場。

テツヤのサングラスがこわくてお客さんこないんじゃないか話が結構
長いことひっぱるなあ、と思っていたんだけど、着替えていたか~(笑)

目に入る光景と、歌声とまなざしの真剣さとのギャップがなんだかすごくて
とにかくヒザ打って爆笑したけど。

やー。
やー!

あえて平然と去っていく後ろ姿に、心から拍手を贈りました。

「黒沢が、村上てつやのファルセットをフィーチャーした、と紹介しましたけど
みなさん、家帰ってCD聴いて下さい。CDとまったく同じことしてますから」
と言ってのけたてっちゃん、「MIDNITE SUN」。確かに!!(爆笑)
「イントロと最後だけちょっと違うことしただけ」とはその通りなんだけど、
でも、やっぱり素敵だった。
夏の夕暮れ野外で聴いても、きっと素敵だと思うんだけど、
こういう冬のしっとりした空間で聴いても、この曲の空気感は心地いい。

ソロは、誰々と○○、という「フィーチャー」だとしたら
黒ぽんはウクレレ、ユタカさんは回転舞台だそうで。
「あんな風にドア開けることできない!ひざ沈むんだぜ、あけるときに!」
と黒ぽんに言わしめた、さすが真夜中のメリーゴーランド。
でも「Show must go on」の曲のイメージには、よくあっている演出だと思う。

「Mr.サンデー」はカンペキなソロではないけれど、間奏中の
酒井さんのHBBならぬスクラッチに、「あ、酒井さん何かやってる」と割と最近
皆さん気付かれはじめたのではないか、という話も(笑)
あえてフィーチャーというなら、バリケンさんのDJと口との対決、と。


クリスマスならでは、のアンコール1曲目は「This Christmas」に。
クリスマスシーズン、街中でこの曲の原曲やカバーが流れるたびにすべて
ゴスバージョンに脳内変換して聴きつづけて待ってました!
ソロ的要素を多分に含みつつも、全員の声いかした「♪Merry Christmas」が
聴けるのもこの曲の魅力。


「Armonia」で「祈り」の音がかすれた酒井さん。
声が売り切れてしまった、仕入れ(点滴)に、とツイートで目にしていたし
ラインナップからしてもコンディション保つの大変そうだと思っていたけど、
確かに最後にこのハードル。

その音を聴いたときに、なんだかものすごく自分に置き換えてしまって。

会場全体が5人の声だけに集中している時間。
ひとりひっぱるそのときに、期待されてるもの(音)がはっきりあるなかで
自分の仕事をしきれないって、いや、しないつもりでなんか絶対いないことは
わかっているんだけど、その瞬間の空気を受けることって、どれだけ、
ダメージのあることか。

ひとりの結果が、全体の結果になる。
出してみないとわからない、ではなく、当たり前に出すって、
ほんとに大変なことだ。

それがプロなのだといえばそれまでだけど、勝ち負けではないと思うけど
あらためてアカペラのむきだしさ、一本勝負におそれおののいて
自分が仕事に向かう姿勢は、お金もらっているのに適当すぎやしないか、
失敗したくなくて、なかなかトライしない、トライにかける時間が
長すぎるのでは、と反省してしまった。

失敗をこわいと思ってはいないんだけど、はずかしいと思っている
フシがあるのだ、自分は。だから失敗しないように、しないようにする。
でもそんなこと言ってたら、おきざりなんだ。
酒井さんは毎回向き合っているじゃないか、結果どうあれその瞬間に全力で。
(酒井さんだけでなく、もちろん全員ね)

エラーにならなければ、それはもちろん評価されることだし、
エラーのあとの持ち直しや再チャレンジでも評価されることなのに。
そこにたどりつけていない、今年の私。

逃げてるかも、という冒頭のつぶやきは、このあたりともリンクします。

でも、それをぐっと自分につきつけたことは強烈だったので、
来年にいかそうと思います。



オペラガン見の仙台での収穫は、ヨウ様の携帯には、
さるのぬいぐるみストラップがついていたこと。

んー…たぶん、あれはさる。

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ハモクラエトセトラ 横浜にて

2010-12-05 03:47:41 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部
もう2週間前になりました。

改めてつっこむことでもないんですが、4年前のセルゲイでもそうだったなと思い出して。

カナケンのホール案内は「坂ツアー」が独立しちゃうのが毎回気になるのだ。
「ゴスペラーズ坂」っていうのがあるんですよ、「ゴスペラーズ坂ツアー」で
一区切りなんですよ、と声かけたくなったけど気付いたのも終演後ゆえ。
いつか横浜ファイナルが決まったらホールの方にお伝えしよう。

ライブ後の変化といえば、母がキタヤマさん、キタヤマさんとよく言っております。
クレバーだとか深い声がやっぱりいいとか。
わかるよ。そうなのよ。低音担当ながら高い声も出るのよ。
その努力の過程、僭越ながら語ったらさらに惚れちゃうよ。

そういえば、アンコールあたりでキタヤマさんが近くに来たとき、
不意に横からガシッと腕つかまれて「今キタヤマさんと目が合ったよ!」と言われ、
シスターズと観てるような錯覚に陥ったのでした。あのときすでにか。


そんなこんなで、まだ余韻あり。
でも、うすれていくそれに必死にしがみついている感じ(笑)
1ヶ月のインターバル、気を張る仕事も年末にかけて多いので、
滞空時間で急下降しないよう気を強く持っていこう。

あと20日!
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倶楽部通い、一回目(2/37)

2010-11-29 01:49:54 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部



そっかー、いつでもハモってるんだ。

どうしようもなく疲れたりへこんだりしたとき、
無意識に、はたまた意識的にゴスを聴かない、聴けないと遠ざけても。

「聴こえますよ、あなたの心のかよわいソプラノの響きが」
「ハモってません…!」

と、どんなに否定しても(笑)

共鳴してしまう心の動きは止まっていないんだね。
私が三度下に落ちたり、トップまで浮かれちゃったりしてるんだ。
それを5人は支えてくれてるんだ。


なんて、なんだかそんなことに妙に安心しちゃったのさ。
「ハモリ倶楽部 響」@神奈川県民ホール。

自分的にはほんと、開店祝いというか、ドンペリ入れちゃう?みたいな。
こんな風に、彼らから「ハモリましょう!」とぐいぐいやってくる機会、
それはそれは心の底から楽しみましたさ!

全体的なところとしてまずは、「SOULPOWERなにわ」と「苗場」に配慮した
ラインナップ、という感じがしたかな。
そうはいっても、今年1年の各地でのライブ、イベントの総決算+αのような。

おひらきの「Armonia」まで、なんとまあぜいたくなラインナップ!
前半は本当にじっくりと、シアターアプルにいるような気持ちで観ていました。

開演前、ステージ上にウッドベースがあった時点でにやり。




オープニングの酒井さんの「冬響」のハモリパートをソロで聴いた瞬間、
もーう気持ちが大爆発というか。
いや、こんな最初からのけぞっちゃだめだろう!みたいな。

1階5列目、上手通路側の超視界良好席だったので、それはもうー…。
存分に手をあわせて拝み倒しました。

「冬響」をこんなぜいたくな使い方するの?!と思っていたら、
後半戦で、さらにじっくり聴くことができて、しあわせだったー。

「ふたつの祈り」は12月までは確実に聴けることと。うれしい。
特にこの日は、みんなの声がすぱーーんと御見事!

新曲「Shall We Dance」では、上手から後姿のコーラス隊のステップにくぎづけ。
ソウルステップ、気になって気になって。そして酒井さんの足はルパン。


「永遠に」の熱唱は、毎回心に響く。彼らにこの曲があることを祝福。
一緒に行った母が、一番好きな曲でもあります。大拍手を贈ってました。

暗転してあの曲がかえってきて!
「つんでつまれて~♪」で、もうにやにやが止まらないってのさ!

憧れの店長職に就けたユージさん、きっと2月にはエアグラスがぴかぴかよ。
にしても、酒井さんが「ユージです」と言うのには照れた。ふっ。

ユタカさん…
ユタカさんっ!!

あなたいつの間にそんなゴージャス系に!!(大爆笑)

さすが、小さい頃マッチになりたかっただけあるなぁと妙な感心しちゃう。
それにしてもあのファーアニマルコートは拷問だろう(笑)

お店の客引き企画(笑)としてのソロコーナー。

…ワタシ、このときの北山さんを真っ向から観られなかったんだけど~
ありですか?!ありなんですか?!
北山さんはリハ中、高速回転で3度ほどメガネをすっとばしたんだとか。

「MIDNITE SUN」、この曲が聴けて、ほんと嬉しかった。
イントロから、まさか!と。
てっちゃんのファルセット大フューチャー、TALKBOXではなく生声コーラス。
・・・垂涎。

この詞がまたいいんだもの、本当に好きです。
憂鬱や孤独、終わらない日常も集めて二つに分けちゃう。
出逢った日から友達だなんて思ってないんだもの。きゃー。

しかも影フェチとしては(笑)この曲でのサイドの壁にうつるてっちゃんの
シルエットがとてつもなく美しかったのは外せない。
またかっこいいんだもんなー、あの丈のジャケット。

絶賛てつや祭りになろうとしたところで、私の一番好きなパートにきたところで
てっちゃん、歌詞でてこず。えええええ。
「あれ、まつむしがぁ~」(@Qさま)状態のしかめ面…ながら、なんとか現場復帰。

最後、ジャケットのすそを左右ちょこんとつまんで舌出しましたからね。
「なんで歌詞出てこなかったんだろう…」とは、こちらが聞きたいが
かわいかったのでゆるす。

黒ぽんの「遠い約束」ウクレレバージョン。
ソロライブで初めて聴いたとき、泣いたなぁ。懐かしい。
そして、できれば左手をつなぎたい私に、右手をつないでくれる
数少ないジャパニーズポップス。
ウクレレのあったかい音を聴いていたら、やっぱり私も弾きたくなった。

ユタカさんの「The Traveling Show(must go on)」、初めて聴いた3月が
すごく遠いことのような、最近のことのような。
「架空の主題歌」の発売、すごく楽しみにしてる。書籍化万歳。

あれ?店長は?!と思ったらご機嫌な「Mr.サンデー」で。
始まって、まさかの、1時間半経過したところで「ハモリ倶楽部開店でーっす」
「ゴスペラーズでーす」と挨拶されるとはってくらい、歌いっぱなし。すごい。

ここで初めて立ち上がったのかー。いやはや。

「愛のシューティング・スター」も「1,2,3 for 5」も。
まさかの「UNLIMITED」、「靴は履いたまま」も。

ハイボールを出すときの「ウイスキーが、お好きでしょ」も。

「冬響」から、音をつなげてさらにスイートに「東京スヰート」へのリレーも。

今年一番、ぎゃふんと唸った「いろは2010」も。
世田谷ホーンズがとにかく、とにかく近くて。
センターで凌駕していく酒井さんがなんだかもう、神様みたいで。


ただただひたすら、まぶしくて満ちたりた時間でした。
やっぱりライブは、いい!
一番贅沢な音楽体験、地元でありがとう!!

横浜はいつもツアーの前半、2本目とか3本目あたりにきがち、
でも盛り上がりはすごくてありがたいから、今度はツアーファイナルでぜひ!
といったてっちゃんの言葉を胸に。

いつでも、いつまでもライブで彼らの歌を楽しめますように。


18:35くらいに開演、閉店のご挨拶が流れたのは21:10くらいだったかな。
母は21:17に家に着いたそうです(笑)

さくっと並んでパンフ&ハニーキャンディを購入。
トレカはおみくじ感覚というか、ですな。私はユタカさんでございました。
カード裏面の「説明はいらないよね」にあらためて爆笑。

しかし、今回のパンフはいいですなー。
ほんと、ツアー前妄想がそのまんまじゃないですか。
てっちゃんがあんな顔して酒ついでくれるなら、酒井さんがただただ聴いてくれるなら
わたしゃなぐさめてもらいに行くよ(笑)

ほうきとちりとり片手の酒井さんの後ろ姿、めちゃめちゃかっこいい。

そして、バースデイケーキを5人からプレゼントされた気分。
こりゃツアー中に誕生日迎える人々はハッピーひとしおだよ!
開いただけで、歌いだしそうだもん、パンフが(笑)

2回目の倶楽部訪問は、来月。
自分への何よりのクリスマスプレゼント!

それまで、日常をハモリながら進んでいくよ。

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ハモリ倶楽部活動報告0813--3

2008-09-06 16:30:20 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部



GosTVでのハモクラ写真ドキュメントで久々に天狗色スーツ(この赤黒はその狙いに違いない)の
5人を見たら妙に気持ちが浮き立ちました。
さらに新曲のお知らせまで!ああ、MCで言っていたのはこのことだったのね、と。

いまさらながら、だけど、このまま下書き保存しておくのもと思い、UP。


短期決戦、ハードな夏の陣、お疲れ様でした。
あっという間すぎて、セルゲイ以上に、終わってしまったのが嘘みたいで…
またすぐどこかで観られるんじゃないか、まだどこかでやっているんじゃないか、なんて。
本当にもう一度観たいです、このライブ。

すでに新潟の熱狂から1ヶ月近くですが、最後に思い出したことをまとめて。


◆「123for5」

これはもう、何度聴いても、すこぶるかっこいいです。
早く音源で聴きたいー、その前にSOULPOWERではぜひぜひぜひぜひぜひ。
この曲のために10月からの番組再編で、ラジオ復活祈願したいくらい。

振り付けに気をとられて、歌詞を聴き取れないのは新潟でも。
GosTVの写真をみると、武道館で黒ぽんジャケット片肌脱いでいたの?気づかなかった~
これ「So,sweat!」の後のジャッ・ジャ・ジャッ…のとこだよね。

◆「青い鳥」

新潟でも堪能。いつ聴いても、清々しく胸熱くなる名曲!
ホールの上のほうまで北山さんの声がのびてきて、音の帯に包まれる錯覚。

◆ふりかえりMC

「サンバといえば、安岡でしょう」の北山さんのフリに端を発した安岡祭り。
あの笑顔と役回りは安岡しかできない、と北山さん。ごもっとも。
それが、0813--1にも書いたゴスサンバ楽隊チームができるまで、なんですが。

その昼のマスコットぶりが、あの曲では夜のマスコットに変貌するとてっちゃんが語るは
もちろん「Yes,No,Yes..」
夜のマスコットって!!
古町(新潟の代表的な夜の街)あたりに立ってても通用すると地元ネタはさみつつ。
いや、もうねぇ、あの「ありがとう…」だけは絶対に忘れないです。
マイクに乗せたもんね、キスを。投げずに全方位、音を届けたもんね。

そんなヤスの真似をし出したてっちゃん、バックステップしてみたりなんだり。
…明るいところでやると、普通にお笑い要素高めになるこの人たち。

ちなみに、2階席前方に「おいでYes,No,Yes~」から「裸のプロポーションで~」のあたりの
振りを一緒にやる男性がいて、ステージセンターを見ようとするとその方が視界に入ってくるの。
黒ぽん以上に、実にたどたどしい…ヤスに心奪われつつもイライラしていたのでした。

新曲は酒井が作りました、という話でも、
「作ったのはオレなんですが、歌いだしは安岡で」
と、どこまでもヤスにループ、ループ。

安岡に歌ってほしい曲を募集とかって、酒井さんが言ったような気がするな。
それでだったのか、てっちゃんが「安岡にはシャ乱Qとか似合いそう」なんて歌いだして、
「ズルイ女」だったと思うけど、そのてっちゃんのつんくさん真似が上手いんだ、これがまた。
手をヒラヒラさせて、あのクセのある歌い方。いける!いけるよ、てっちゃん!←何に。

酒井さんに「自分が歌いたいってかやりたいだけじゃない?」と見事につっこまれてました。


◆美しい

ツアー終わったら、すぐに新曲のレコーディングをします、と。
てっちゃん、北山さんが中心にこの話題をしゃべっていたのだけど、
「今までにない!」「美しい曲!」とかなりの力の入り方。
北山さんが会話に参加していたから、もしかして北山さん作?なんて。

ゴスはかなりいろんな試みをしていると思うんだけど、それでも今までにないってどんなだ?
北山さんの「美しい!」という力説度合いに、クラシックみたいなのとか?なんて飲みながら
話していたんだけどね。

「青い鳥」の後、しばらくお前作らなくていいよ、とてっちゃんが北山さんに言ったと雑誌で読んだけど
それならばかなり早い復活なのでは。

色々思っていたら、早速に話題の新曲のお知らせが届きました。(9/5)
なるほどそうきたかー!!


◆「言葉にすれば」

ここまで安岡祭りだったら、アンコールはきっとこれだろうな、と途中からうすうすと。
とても好きな曲だけど、この新潟では「誓い」が聴きたかったのが本音。
ハモリ倶楽部だからこそ、「ハモリ風呂」を体感してみたかった。


◆てっちゃん、あれ…

バンドメンバー紹介にて、ホーン隊の佐藤さん=混沌君。
高々とサックスを掲げてのご挨拶。

てっちゃんの近くにいた北山さんが、ふいっと近寄って、ちょいちょいとこそっと。
マイクオフながら「ねぇねぇ、あれてっちゃんのじゃないよね?」と指差して言っていそうな気配。
その瞬間、完全にふたりの周りだけ時間が止まってる感じ。
確かにさっき派手に奪われちゃったしね(笑)

ぴたっ、その場で止まって首をつきだして確認するように凝視するてっちゃん、
いやいや!と首をふる佐藤さん、笑いとささやきのどよめく会場。
結局、ちゃんと佐藤さんのものであって、てっちゃんのじゃないということが目視できてトーク再開。

「すいません、今皆さんを置き去りにして近くまで確認しにいこうかと思いました」


◆気まずい?!

アンコール一曲終えての挨拶にて、ヤス。「えー…千秋楽の福岡公演、父が観にきます」
その一言で爆笑の渦。
言わずもがな、あの曲で、あのライトの中セクシーに踊り狂う踊り子さん。
お父様の感想はいかに。お兄ちゃんだったら「ゆたかーっっ!」って叫んでくれたかも?!


◆「Let it go~全員で安岡バージョン」

何かスゴイ勢いで加速し始めたのは、2番で北山さんがソロリード歌い始める瞬間に、
センターステージ際に走りこんで、両膝スライディングしたあたりから。
そんなに爽やかに歌いながら、どんだけ熱いんだ(笑)もってくねぇ。客席を知ってるねぇ。
うるうる目力ビームと差し出された手に、自分がセンター最前列にいたら完全にのけぞる。

それを横目に見ていたはずの酒井さんが、そんな状況をほっとくわけもなく。
それまでステージ下手にいたのに、だーっっっとメリーゴーランドへ突進。
「新しい夢を見よう♪」と歌いながら、走りこんだ勢いで左手でポールつかんで、ぐるーっと1周半。
その勢いたるや、名古屋駅前での酒井雄二ショー並みです。
「出られない!」ってやってるあれとおんなじ!

ああ、もう絵が描けないのがもどかしい。
「これからの 君は 君の ため~に♪」ポール正面に立った酒井さん、
き・みはっ き・みのっ と非常に軽快にポールの左右からキレ味するどく顔を出すという
謎のポールダンス。
しかも顔は笑っていない(爆笑)
さらに「今を解き放て~!」っと歌詩の通り解放的にメリーゴーランド上で両膝つき(爆笑)

この映像が目に焼きついて離れないっす。ひいー面白かった。腹かかえた。

てっちゃんも黒ぽんもバックステップとか膝付きとか色々やっていたように思いますが
そんなメンバーのやりたい放題に火をつけた張本人。
「Say,Yeah!」で、メリーゴーランド上で本物を見せてくれた(笑)ブラボー再演!
曲がスキっと爽快コカコーラな感じなのに、それを歌いながらあの動きが出来るのはある意味すごい。


◆一列壮観

最後の一列並んでのご挨拶。
てっちゃんのご指名は「やっぱり、…安岡だな」

指名されたり真似されたりするたびに、恥ずかしそうに小さくなっていたヤス。
しかしながら、度胸の良さとひとりスポットライト浴びることに快感を覚えるタイプに違いなく。

「ありがとうございましたーっ」と両腕あげて、両膝つき。
自然と、というか御約束のように、バンドの皆さんもざざーっと膝つき状態に。
真里さんまでいいのか(笑)
最後の最後まで、「安岡締め」でした。全員に拍手拍手!

最後にてっちゃんがサックスをひと吹き…しそうになったけど、ちょこっと音出して去ってしまった。


----------

それにしても、新潟、楽しいステージでした。
最初に観る衝撃もいいんだけど、回を重ねるごとに、こちらも段取りをつかんでいくと
その間が楽しくて、一緒にステージを作っている気分になるね。

まだこの残像で楽しんでいるけど、ゴスはもう次から次へと走っていっている模様。
きっと年も明けた後のスケジュールまで見据えた動きになっているでしょう。

目前の「SOUL POWER TOKYO SUMMIT」を区切りにひとまず私も頑張ります。
9/18、19にちょっと神経つかう仕事もあるしね。

秋以降の予定が早く入らないかな~
10月はうっちー観劇強化月間のため、早めに教えてくれると嬉しいんだけどな。
シングルとほぼ出来上がりの予定のアルバムを引っさげての集いが待ち遠しいです。
(SOULPOWER前に気が早いけど、にんじんも早めじゃないと)



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ハモリ倶楽部活動報告0813--2

2008-08-20 01:05:40 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


いよいよハモクラ千秋楽!
最後まで無事の完走を、そして5人も、皆も楽しいライブであることを祈ってます。
私は泣く泣く、魂のみ遠征ってことで。←ちょっと六条御息所っぽい




ハモリ倶楽部@新潟、夜のハーモニードラマ後場から続きです。


◆役者魂

「このハモリ天狗め!」

「なにーっっ!!」

大きく真っ向から反発に出た酒井さん、途端に混沌君に真正面から顔面を殴られる。
心配よりも、その勢いに「そうきたか!」と笑っちゃって。なんだ、その全力っぷりは(喜)

この「なにーっ!」という熱い男については、後のMCにて
「客席の盛り上がりに応じて、演技は変えるべきだろう?!」
ひゅーさーすが~♪

あ、「ハモリ天狗め!」の前の、北山さんのセリフ。
「…何でもできちゃうから、ありきたりのハモリでは満足できなくなってしまって」
この「何でもできちゃうから」が、彼が言うと妙に説得力あってツボです。


◆56万と42万

なおもハモリ天狗達にじりじりと迫り寄る混沌君、5人も怯みつつ間合いを取りつつ。
緊張が走る輪の中での呟き。

「…サックスくれ」

オレのは42万だ!中古で高いってどういうことだ!とてっちゃんに詰め寄る、混沌君。
素人なのに56万のサックスに、公私混同ジェラシーな模様(笑)
てっちゃんも天狗認定。もはやハモリ関係なし。

◆天狗探知機

強力な助っ人と紹介された混沌君のお友達、天狗探知ロボット「ごーちゃん」。
匂いでかぎわけて、天狗を発見するロボット。…微妙だ。微妙な機能だ。
どこからどう見てもキーボードの五魚さんが、トタトタと登場。

天狗だと識別できたら、ロボットダンスをするという…

舞台上で、その辺の段取りを混沌君とごーちゃんとでひそひそと確認し合う場面があって
「先にしっかり決めておいて下さいよ」と苦言を呈したヤス(笑)
「うるさい!オレも舞台上で操作するのは初めてなんだ!」
あ、混沌君の持ってるリモコンで動くんだ(笑)

「そこのびしょびしょ!お前からだ!」
てれっとしつつもヤスに顔近づけてくんくんとしたごーちゃんはゴーゴーダンス。
ごーちゃん、照れ屋さんっぽいのに意外にノリノリだ!

さらに黒ぽんには「あいつはハモリ天狗だけではなく、カレー天狗でもある」
踊りはヤスのときよりも激しさを増していたような(笑)
それにしても「カレー天狗」って!(大爆笑)

そしてここまでの状況に笑っちゃって笑っちゃってる北山さん。
ごーちゃんが嗅ぐのに身をすくめてというか固まった状態が、なんとも母性くすぐる感じ。
「しっかり嗅いで!もっと下まで!」という混沌君の指示に、律儀なごーちゃんが
下半身のほうまで近づけそうなのを、「今日子供も結構いるけど大丈夫?!」とヤス制止。

すでにこの時にはリモコンは不必要、全員天狗に識別される頃にはグダグダ(笑)
もはやハモリ関係なし。


◆タイトルいつの間に?

罰を受けて、ハモれなくなった5人。
「逃げよう。まだ最終の新幹線はあるはずだ」この時の北山さんの空を漂う目がいい。

なりきり宣言かと思いきや、「助けて!ゴスペラーズ!」
てっちゃんがかわいく茶目って女子っぽく言ったのを、北山さんと黒ぽんもマネ。

最後だから、相当声出してきました。てっちゃんの声聴きながらハモれるの嬉しいね。


◆やっぱりとられた

ハモリの喜びと初心を思い出した5人に、混沌君が諭して去っていくシーン。
手にはしっかりサックスのケース(笑)
しかも、そのケースには、大きいピンクのハートの中に"テツ"とクリーム色でばーんと。
それがまた、下世話な感じで(爆笑) わかりやすくて、ありえないのがいいぞ!
なんていうんだろ、あのジャニーズっぽい、うちわデコレーションみたいなの。

さらばだ!と去っていく混沌君に、追いすがるもののなす術もなく盗られたてっちゃん。
メリーゴーランドのポールに頬寄せてすがり、茫然自失、人事不省。たそがれちゃう。

客席からは「てっちゃーん」と励ましの声が次から次に飛ぶ。
あの状態からの「カーテンコール」、ちょっと大変そうだった。


…眠いので今日はここまで。

千秋楽を父上が鑑賞されるヤス、どんなYNYワールドを炸裂させるのか、
非常ーに!楽しみであります。


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ハモリ倶楽部活動報告0813--1

2008-08-18 01:35:17 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部



ハモリ倶楽部活動報告、新潟編。
16公演中、12公演め。私にとって3公演めのラストハモクラでした。

終わってしまったのはさびしいけど、いい歌声も聴けたし、この日のライブはまるごと、
そりゃあもう笑い転げるほど楽しかったので、非常にすっきりー。(※8/15現在)

とにかく、楽しそうにステージで歌い踊り笑う彼らは、最高です。
はるばる来てよかったよ!とやっぱり思うのね。


※広島の模様を知ってしまった8/17現在、ものすごく心残りというか、
 福岡2daysそのために行けるものなら行きたいという。
 「この曲聴きたい」欲を煽られっぱなし…。







以下、覚えておきたいことをざっくり片っ端から記録。


◆サンバ隊ホールバージョン

 練り歩きの距離も短いからか、武道館に比べてあっさり短めの印象だけど
 てっちゃんのサンバホイッスルが歓声に負けじと鳴る、鳴る。

 北山さんのスルド→トロンボーン!
 舞台下手に、走って取りにいくのがなんともニクイね。そして歌う気はないね(笑)

 北山トロンボーン陽一を交えたホーン隊、…やっぱり上手くなった気がする!
 てっちゃん、酒井さんと次々に楽器を置きにいっても、北山さんは最後までサスケさんと
 吹き上げていました。

 ヤスがシンバルをどら焼きのように持っていた記憶が。

 それぞれの楽器の担当割り振りは、本人達も知らないところで決まっていたそうで。
 サンバの先生が決めたんだろう、と思いつつも北山さんが「杉野さんあたりがアヤシイ」
 杉野さんがちょっと小さくなって手を挙げてました。

 楽器ごとに、それぞれ楽譜が配られたそうですが、ヤスが渡されたのは
 「安岡 シンバル」とだけ書かれた、白紙の五線譜。

 サンバの先生(って誰なんだ)に「先生、シンバルってどんなことしたらいいですか」と
 聞いてみたところ「えーっと、マスコット的存在ですかね」
 皆が一生懸命楽器練習してるところで、跳んだり跳ねたり振付を考えていたんだそう。

 全員で結構夢中になっていたらしく、リハーサル時間の1/3をこれに費やしちゃって
 他の曲が間に合わないと慌てたりもしたそう。そりゃ困るぞ!

◆「Paradise」
 手振りが楽しいってホントにいい。コミカルに口説くねー。
 彼らの第一声を聴いて、「全員声デカっ!」とあらためて思った。
 なんかもう叫ばんばかりな感じだったんだよなぁ。音響のせいかな。

◆「Wanderers」に入りながら

 センターに立った酒井さん。
 「リラックスしていきましょう!ね、何しろ、こっから長いから!…♪Yes,Yes, I'm gonna…」
 なんかそういう一言が嬉しいんだな。

 最前列の方(男性だったのかな)に向かって「あ、どうも酒井です」なんて挨拶をしつつ。
 曲中に客席と絡む酒井さんって珍しいような気も。

 この曲は、てっちゃん+酒井さん、黒ぽん+酒井さんで、それぞれ掛け合いするときに
 ステージ下手と上手で寄り合うのが好きだ。

◆「熱帯夜」ラストで跪いた黒ぽん
 
 何か、雷が怖くて布団をがっとかぶったコドモのような、ふりかぶりだったんですが
 めんこいそのままの姿勢で、ライトアップされ、野太く「あついかーっ!」
 うん、その姿で非常に。 

◆やっと聞き取れた

 「薄着で来たかー!びしょびしょになる覚悟はできているかー!」
 「もっと熱くなりたいかー!熱くなりたいんだなー!」
 「それならばー!歌えーっ!踊れーっ!さーわーげーっ!!」
 「ハモリの世界をリードすると自負する伝道師、おれたちがー!」

 「ゴスペラーズ!」

◆ファーストネーム
 
定型のひとこと挨拶のあとのネームコールは、てっちゃんの低音で
 「ようーいち!」「ゆたか!」「ゆーじー」「かおるっ」

◆てっちゃんの疑問

 会場にいる皆さん眺めて、「今日、平日だよね?」
 浴衣の方も多かったからか、9時から仕事してきた人たちと思えなかったらしい(笑)
 や、でもいいですよ、夏祭りモードな皆さんすごくいいですよ!とフォロー。
 
◆「LOSER」「Right on, Babe」

 このタイミングでこの人が声重ねていくんだ~、この人の声は引くんだ~と。
 せーの、で全員が歌わない、押さえも絶妙な「LOSER」。あらためてグループ芸だ。
 ちょっとつらそうなところもあったけど、いい歌。
 
◆世知辛い世の中をハモリでいい感じにしたい部活。

 エリート部員の中でも、やっぱりこの人が熱かった。
 蚊とハモったと申請したハラに、「夏!」 びしっと指差したヤマダさん。決めるねぇ。
 短命の美学、みたいなこと言ってたような気もする。
 後半が長引くせいか、サクサクサクサク進行させていく感があるぞ。

 オヤジの小言は、勉強しないで相撲ばっかりしてると相撲山の相撲取りになっちまうぞ!と。
 意味不明ながらも「それは村上てつやへの苦言では…」と呟いてみる。
 ラストの総括MCでは「それの何がいけないんだ」とやっぱりてっちゃんが言ってたような。
 
 しかもこれにフカミがついていけず(笑)
 だんだん輪唱することも相槌うつこともなあなあに置いていかれた感漂い始めたところで
 「父ちゃん情けなくって…」のシメに向かいました。

 北山さんがこの時のヤスを見ているのが好きなようです。まぁいつでもだと思うけど(後のMC談)

 そんなヨシカワのゴッホひまわり。「それじゃひまわりをここに出してきてください!」
 「よーしわかった、どこにしまったっけっかなー ここかなー」
 タンスの引き出しを開けたり閉めたり物色する部長(笑)あるわけないだろー!

◆それはグッズだったんだ!

 ヤマダリーダーの取り出すハガキ、ハモクラポストカードだったんだー!
 2階席より、オペラグラスにて確認。あの黄色と紫、まちがいない。
 5人全員バージョンのと、酒井さんバージョンの2枚を使用されてました。
 おお!自分のをちゃんと使っているんじゃないか!
 …毎度ちゃんと書いてあるのかね、ネタ。

◆自分でウケちゃったから

 みんなでファンファーレ歌い終えたあとで、ん~っと唸るようにヤマダさん賞賛。
 「かっぱ巻、鉄火巻き、巻物、巻物を越えていく、ハモリ、ハモリ、ハモリ!素晴らしい!」
 巻物のすだれをたぐりよせるかのように、ハモリを連呼して、他4人を圧倒的に置き去り。
 「はい、自分でウケちゃったから"バカウケ~"」

◆「北九州市の"キタチュウゲットだぜ"、さんから」

 会場からも沸いた笑い声に、このネタ、リーダー、ひそかにガッツポーズでしょ。 

 相変わらずのこのクラシックの真面目さがいい。これもバカウケだったかな。
 これを固唾を飲んでもう聴けないのかと思うと、ややセンチにもなろうってもんです。

◆コドモが飽きてるから…?
 
 コント中も、1階でお子さんの喋っている声が結構響いていて。
 なんか舞台での発言に返事しちゃっていそうだった(笑)
 エリート部員から預かり知らない日常に戻る段で てっちゃんがおもむろに
 「…コドモも飽きてきたからそろそろ戻って練習しよう」
 
 真っ暗な中、黒マントでピンスポが当たるMr.カオスに、コドモが「こーわーいー!」
 会場内そりゃそうだよなと失笑。

 後のシーンでは「コドモは落ち着いたみたいだけど…練習しておこう」
 
◆interlude

 新曲がなんとなく頭に入った状態で、改めて新潟でバンド演奏だけで聴けるのを、
 すごく楽しみにしてました。この尖り具合、やっぱりいい!

◆なんとなんとの「Reflections」!!

 スゴイこと歌ってるよね、これねー、と思うんだけどこの熱さったら、そりゃあもう。
 何より酒井さんがリードをとる際に、メリーゴーランド内の椅子にさっと座って
 そのまま歌ってくれたりなんかしちゃったので、どーんときました。
 やばい、よろめく。
 
 ジャッジャッジャッジャッ、ジャッ!で翳す手は相変わらずカッコいい。

◆「Body Calling」でナイス歌唱

 この日、酒井さんの歌声がしみたのはやはりこの曲だった。
 「あなたから受け入れたら」のところ、すごく良かったなー
 「あなたを抱き寄せ 今すぐ」も。

◆ツボが違うんだな

 祭りの火種といえばこの曲、「Yes,No,Yes…」。
 私は終始声も出ないくらい笑いっぱなしだったけど、隣の方はたぶん年少組好きな様子。
 そしてものすごい金切り悲鳴絶叫される方で。
 舞台上のヤスに私が大爆笑するところでは、逆にこんな状態(笑)

◆なんてったってマスコット

 両膝スライディングだけに留まらずのけぞるは、バックステップでうねるは、
 ポール越しに小刻みに動き止めて流し目するは、甘い桃色吐息大放出するはで。


 安岡優大感謝祭!

 いやー、すごいすごい、なんだこれー!とひーひー言いながらラストまで辿りついたと
 思ったら、コーラスの声が消えた、最後の最後で。

 「…ありがとう」

 なんでかすれ気味に吐息がちに御礼!
 そしてありがとうのあとに「チュ」ではなく「テュッとキス音をマイクが拾ったー!!

 ああ、もう大爆笑。好きだ。そこまでやり遂げるヤスはさすがだ。

◆おかげで聞き取れず

 「ありがとう、チュ」騒動のおかげで、会場中悲鳴やら歓声やら爆笑やらで。
 後のMCで、てっちゃんがこの曲一番盛り上がったのは昨日の金沢だったけど
 今日の新潟はそれを越えた、と。

 そうだろうねー、すごかったもんねー。うっかり次の曲のこと忘れていたもの。
 よくてっちゃん、あの騒ぎの中、セリフに入れたなぁ、と。
 でも残念ながら、聞き取れなかった…

 「残照」前のセリフ、愛を知るというか切なさや痛みの機微が伝わってくるから好きです。

◆「残照」でもナイス歌唱&仕草

 「強くなれたと言い聞かせて 弱さの分を涙にする」  
 「強く~」と「弱さ~」にメリハリが効いていて、ますますパワーのあることばに
 なっていました。一文字一文字が力強くて、じんとした。

 強くなれた、と拳をかかげ、弱さの分を、と下ろしたその拳を開いて、じっと見るの。
 …見るんだよねぇ、酒井さん。その右手を。その手の中にある弱さを。

 涙にする、と右側の顔にかざす、その仕草に、仕舞したら相当色っぽいだろうなーと。
 クセ舞で、シオリなんてしたら最高かもしれない…

 ラストの3人の掛け合い、黒ぽん独走を、てっちゃんが腹の底から凌駕していく感じ。
 「叶わない願いなのさ」に抉られるような。
 すごいなー、これ舞台上で挟まれて聴いていたら、卒倒ものかも。しびれるよ、きっと。
 酒井さんはほとんど振り絞るように、表情の人になっていたように思います。
 今、この曲を聴けて本当によかった。



---思い出していたら、思いのほか長くなってしまったので、ひとまず。

やーん、「Let it go」について書きたいのにーーーーー。
 


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