我ながらなんでこんなに短い足が、しかも熟睡中にベビーベッドの柵に乗ってしまったのか…
寝相のわるさは、三つ子の魂百まで。
それにしても気持ちよさそうに昼寝していますな。
先週の大掃除で、「わたしのほん」が出てきた。
かきはじめた日は、1979年12月1日。
6歳になる直前の、5歳のわたしがつくった、わたしの記録本だ。
最後のページには「うそはないか」と宣誓確認される箇所もあります。
すごいな(笑)
ともだちは「よびすてします」と書いてあるけど、その欄が欲している
趣旨はちがうぞ。おもむろにそこだけ厳密にどうした。
母が当時私のことを「タラ・チョロ・チビ」と数パターンのバリエーションで
呼んでいたことが記録されている…。
ほほう、この年のクリスマスに「いづみちゃん」をサンタさんにもらったのか。
キキとララ、なつかしい。
ハーモニカはわかるけど、まちがいなくラッパは吹いたことないだろ。
ん?おもちゃのラッパ、持っていたかな。
「うぇーとれす」と書いたのを消して「せんせい」。
ずいぶん方向転換したね。
でも、せんせいにはなっていなくてごめんよ。
当時の手や足の形をえんぴつでなぞってあったのを、
上から手を押し当ててみて、ちびっこなわたしに思いをはせたのでした。
「かんたろうの一日」
かんちゃんはわたしの家のペットです。
いつもおりのところにある木に、ぴょんぴょん元気に、
とびはねています。
かんちゃんは、いろんなことをしゃべります。
いつもよくしゃべることばは、「はい」です。
水をあびさせるといつも気もちよさそうに「はい」「はい」といいます。
わたしは、そんなかんちゃんが大すきです。
水あびをさせおわるとかんちゃんがまた「はい」「はい」とうるさくいいます。
おかあさんが、あきれ顔で「もう」というようなことばで「もうおわりよ、おわりよ」
というとまだ「はい」「はい」となお、大きな声でくりかえしました。
こんどはえさを、やったらしずかになりました。
かんちゃんは、めずらしいものを目の前に、おくと、つっついていた、
えさをほうりなげて、めずらしいものの方へむきます。
わたしはそれを右左にうごかすと、かんたろうは、ぴょんぴょん。
わたしはとうとう、目を回してしまいました。
そんなかんたろうの一日がこれです。
かんたろうには、いつまでも、いつまでもわたしの家に、行て、
わたしのあそびあいてでいてもらいたいです。
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原文ママ。「これです」と言い切るだけのことが書いてないよ…
かんちゃんは私が生まれる前から祖父母が飼っていた九官鳥で
私より一年先輩だったのかな。
私が中学3年生の夏に亡くなりました。大往生。