On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

待っていた!

2010-03-25 00:50:52 | 2009A Description of Drifting of 15years
さ!さささ!

やっとたどりついたこの時間
ビールもプシっと開いておりますので、深い夜ながら、観たおすよっ


…うぅー。やはり特典映像からいくとするか。
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あきふゆ漂流記録その2--WOWOW鑑賞編2

2010-02-17 00:33:33 | 2009A Description of Drifting of 15years


Sweet、告白、Body Calling、とスイートでソウルフルなナンバーを
お届けしたところで、熱く火照ったその身体を、あなたの後ろの
ゴージャスなソファに身を沈め…のあの低音のくだり。

それぞれメンバーによるト書き進行で次のコーナー、歌にいくのが
私はかなり好きでした。
ゴージャスって!と毎回お決まりに心の中でつっこみつつさっくり座るという。
WOWOWではもちろんカットだったけどDVDに期待、その5。

秋に生まれたこのナンバー、と始まっていた「ラヴ・ノーツ」
秋から何度も聴いたけど、まだ自分の中でライブでの「ラヴ・ノーツ」に
納得がいっていないというか…なんてえらそうではあるんですが。
CDを越える震えというか気迫がほしい、と思っちゃうんだよなぁ。

でもこのOAを観ていたら、大好きなブリッジは歌っているふたり以外も
全員で歌っているという感じが確かにしたし、
久しぶりに「あ、私、今、北山さんに傾きそうになった」と思った大サビ前。
てっちゃんから高揚バトンを受け取る黒ぽんの前のシーンね。

意を決したというか、想いに突き動かされるようにがっと顔をあげたあの姿。
「讃歌」の「眼差しをあげるとき」ってあんな感じでもあるんだろうな、と。
ひゃっとなりました。何か鷲掴まれた。

そういった歌い手の機微を思うに、ものすごく近くで、触れてしまうくらい近くで
「この世にふたりきり」くらいのシチュエーションで聴きたい歌でもあるな。
…なんてことを思いました。そもそも相手5人ですけれども。

あ、トークでの「ハーモニーグループは足りないものの集まり説」。
「ソロシンガーはひとりで足りてるはずだ」、というヤスの前提に
「オレ足りてるかな」的物思い…だったりしないかな。なんかそんな気がした。
←ひとりで足るにはという気概で入学して進級しているのは百も承知。

CD通りに歌ってくれない発言にめちゃ苦渋というかヤな顔した酒井さんと
ついにこないだ言っちゃった「本番よりリハが好き」てっちゃんもツボです。


「ウイスキーが、お好きでしょ」
ちょっと1杯おごっちゃいましょうか、の粋なセリフも想像で補いつつ。
そうだった、秋冬はフルコーラスだったんでしたね。
リメイクの曲であっても、新曲と思われている、そう聴いている人も多いと
トークでは話していたけど、自分たちが歌うならこうですよ、を確立しているよね。
ゴスの歌、になっているもの。

カランという氷の音とともに、ヤスがごくりとグラスを傾けたよ♪
それをまたテーブルにグラスをもどす仕草もいいね。


名作PVとともに、季節折々のゴスペラーズコーナー。

この日、「新大阪」前には、あまりに進行がぶったぎりすぎというかなんというか
だらだらしないでいくよ!という姿勢が見えすぎる酒井さんへ客席から
くすくすとしたざわめきが起きましたな。
それに気づいた酒井さんも、「へんなこといったか?」と会場の様子を窺いつつ
でもわが道を行く、というような。編集点込みで、DVDに期待、その6。

「新大阪」
カウントが響いているのもあるかと思うけど、バックに映しだされているPVと
口の動きが一緒っていうのにまずは圧倒されたよなぁ。
何度聴いても味のある曲です。
文学的なその歌詞とメロディの一体化がすごい。アカペラでこのメロディアスさ。
本当に「ヒットの秘訣」ですよねぇ。アカペラで好きな曲の筆頭。

貴重なステージ側からの絵。
ピンスポットを受けているてっちゃんの、その背中。
会場全体に歌一本で対峙しているというか。頼もしさを感じる。

「ふたつの祈り ~X'mas Love to you~」「残照」は今回は残念ながらカット。
ですが、余談。WOWOW未収録ながら感想タイム。

「ふたつの祈り」大サビへ行く前のあのブレイク。
そして開けて酒井さんの声が流れ込む瞬間のあのキラキラゴールドLED。
酒井さんの声もあれに負けない輝きでございました…特に19日はすごかったの。
歌詩もキラキラですから、ときめき成分で視覚から聴覚から満ち足りた。

「残照」この詞はあちこち、ひとつひとつの言葉がすごい。
ラブソングとしても、大きな人生でみたときにも
突き刺さる言葉たち。大事な曲です。秋冬で聴けてよかった。
そしてDVDに残るのは心底嬉しいです。

あの鮮やかな残照が あの笑顔が
叶わない願いなのか

フラッシュを焚かれたような、クラッシュシャウト。
声がまぶしかったー。ぬあー、てっちゃんかっこいいー!!と叫んだ。

これねー、19日の酒井さんは、本当にすごかった。声がつきぬけていった。
男が男のさびしさや情けなさを絶唱するのがしみるのです。

んー…私19日ばかりを絶賛しているような気がしないでもないな…


そして「約束の季節」へ。イントロのハミング合戦好きだ~
自然と揺れたくなる、この曲。せつなくてさわやか。
美瑛での5人、しばらくケータイの待受にしていたなぁ。

ビジョンに流れるPV、草原の5人を空からカメラが追うその映像が、
赤い衣装の3人が階段にたっていると、その流れる景色の中を
CG技術で小さく走り抜けていくみたいなのね。
NHKの動物系のドキュメントにありそうな(笑)

「届けて」のてっちゃんの手。雄大な時空にどこまでも手を伸ばし続けるね。
そして「虹をかけ」た北山さんも。曲のもつスケールの大きさを感じつつ。

アウトロのハミング、北→酒→安→村とひとりづつ歌い終えて
衣装替えでしたね。この構成よかったなぁ。

黒ぽんのグッズ番組やユタカさんはDVDに期待、その7。


そして白衣装の部。

「♪This is for you~」からのキメからは「1,2,3 for 5」
いやーもう。酒井さんですよ!ぎゃー!粋な単独アクション!

☆soulsweat!HA! に、くだけた。
☆「真っ赤なストレート」 で、右投げた!あはは、ストライク!
☆キラキラテープがバーン!特効は、酒井さんの手から生まれたようだ。
 風圧がすごすぎる。

ちなみに我が家でみんなで鑑賞中、この曲前に席を外していたJちゃんが
戻ってきたとき「何の曲が始まったかわかった」と言わしめた、
イントロ手拍子ね(笑)
ライブにもはや欠かせない一曲。

トークをはさみ…

ここでパートや担当とよく一般的なバンドに対して聞かれるものは
ゴスにはない、決まっていないという話を酒井さんがしているなかで
てっちゃんが誰もが何でもできるというわけではないので、とちょいと注釈。
酒井にしか出来ないこともあるし、たとえばHBBとか他人になるとか…って(笑)

そう!あの金色みのむしの前ふり!
「愛の歌」でラララ聴かせて~5人の歌を~♪と会場が歌っていたのに
ステージには4人しかいませんでしたね。

酒井さんの姿に、4号機の首から上がサブリミナル。WOWOWやるなぁ。
一時停止したら、なんかこう、そういうかぶりものみたいになってんの!(爆笑)
あの金色マスクで、下はスーツという非常に貴重な合成映像を拝みました。

「LOVE MACHINE」
いや~、こんな感じだったのね~
代々木で2daysとも、のけぞったり笑ったりひええええと思ったりで。

4人があんなに踊っていたなんて知らなかった(笑)
しかしまた花道を歩き出したときの歓声がすごいね。
センターステージでばさあっとマントさばくなんぞ、もうエンターテイメントの極み。
この一挙手一投足、悪者とかヒーローとか超越した存在だね。

ふたたび空へ向かうまえ、マントを大きく広げて花道をもどるシーンは
美空ひばりの花道50m@東京ドームのようでした。

そしてまたちゃんとコーラスにも戻る健気さ、映像で観てもよくわかります。
あの状態でよく声出るなぁ。

窒素噴射、まき散らす様がまた色っぽいねぇ…しみじみ。

ポーズもがしっと決めて、去っていくMr.LOVEMACHINE。
「来てくれたんだね!」と叫ぶヤスに空中から「Hmm!」と頷くミスター。
満足気すぎる表情だ(笑)
なぜ指をちっちっちと振っているのだろう、なんだこの余裕の茶化しは!
G10の5年前の「おりゃあああ!」も捨てがたいですが、進化をとげた涼しげな姿。

スモークに消えていくときの機械っぽい視線も、目を閉じて電源オフ状態も(笑)
なんか一瞬メーテルっぽかったぞ。

消えたあと、やっと落ち着いてLA~LALALALA~♪ができるかと思いきや
バックのLEDに爆笑したんでした。
スロットか!CRか!


いやはや、特別扱いもいいとこですね(笑)
それだけの価値ある御仁です。

5年ぶりに会えて嬉しかったか?5年間空とぶ練習してたのかな?
てっちゃんのコールに、YEAH!とレスポンスの会場。

最後、4人がセンターに集まってそのミスターの残像流れるLEDを
ばーんとハンドコールしている、その感じ。ああ、酒井さんに見せてあげたい。

てっちゃんがステージの段差にて派手に音を切って、拍手と大大大歓声。
会場の盛り上がりに包まれて、スタートしたイントロは「一筋の軌跡」。
「Clap your hands everybody!手たたけ!」のてっちゃんの煽りにのせて、
ステージ影からさくさくすたすた出てきた酒井さん。「Clap your hands everybody!」

ひゅー、なんて涼しげに茶目っ気たっぷりの笑顔で現れた。

北山さんがクラップの手をとめて怪訝な視線を投げる。
あれ、酒井さん、どこ行ってたの?の問いには、

表参道のイルミネーション見にいこうと思ったらさー、すっげー混んでてさー!
あ、すみません、コンサート中でしたねぇ!
この曲で、みなさんと!もっとー!

「ひとつになるのさ」

ここからは、いつものこの曲のように、酒井さんが会場を巻き込んでいく。
あれだけやっておいて、さらにこの曲でこれだけ声出すって!
すごい。プロってすごい。
黒ぽんとのフェイクも全力だものー!胸焦がすよー!

19日の言い訳はなんだったっけ…

ステージの中央で息整えつつなのではと思いつつも、なんかほんとに
酒井さんが楽しそうで楽しそうで。そして見事にセンター張っている。
スペシャルクワイヤーすごいぜー!歌ってくれー!と声の限りに叫ぶ。
私も負けないくらい楽しんでるよ!でも泣けてくるよ!と思っていた
あのときが蘇るなぁ。

「よっしゃー決め台詞!」での「ひとつになるのさ」
あの残響、忘れない。会場にいたみんなで、聴いたね。

One More Time!と花道に向けて駆け出した酒井さんの勢いに
さらにあおられてさ~5人が練り歩きでさ~
コール&レスポンス楽しかったなぁ。
Say HO~音の高さに合わせて、酒井さんが手を上げ下げしてね。

20日はゴスペラーズ!だったけど(合間にラブマシンも挟みつつ)
19日はメンバーの下の名前でやっていたよね。
滅多なことで呼ばない「かおる!」は新鮮だったなー(笑)

♪LALALA~よよぎ~さいこう~

てっちゃんのファルセットに合わせて、なすがままについていく。
「楽しんでるやつ、両手をあげて騒げー!」と言われたら無条件降伏(笑)
普段、「なんで両手なんですか」「どうして手を挙げないといけないんですか」と
言ってるようなわたしらでさえ、すぱっと手挙げちゃうし歌っちゃうのよ。

ラストの「ひとつになるのさ」代々木第一体育館が聴いている、その響きに
大きく頷く酒井さんがスクリーンに映されていた。素敵。


現実逃避をしている場合ではなくなってきたので、ラスト3曲残してUP。


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あきふゆ漂流記録その2--WOWOW鑑賞編1

2010-02-15 00:19:17 | 2009A Description of Drifting of 15years


ゴスゴス書いてないなぁ、という昨今ではありますが
WOWOWでの2/10OAで、満員御礼の代々木での5人の勇姿を
客観的に観られて、自分的にはかなり充足度あがっています。

WOWOWでのカメラワークも凝っているけど、
全編、あの日あの時あの場所でのあれやこれやが収められている
3/24インストアのDVDにもわくわく度が増したしね。
(ジャケ写は通常盤のほうがいい!に一票)


秋冬の記録、途中でなげっぱなしだったのでこれを機会に
WOWOW鑑賞記録でおもむろに書き出してみようかと思います。

     
 
2009年12月20日 22/22国立代々木競技場第一体育館

オープニング映像にドキドキ。
「スター・ツアーズ」のようなライトの交差に、会場からの待ちきれない歓声。
ざんっ!と5人の登場。いつ見てもあがるーー
このときのてっちゃんの左足を拝む。

「お待たせ」から「代々木ー!」の声を予想するも、裏切られたこと思い出す。

「Gospellers' Theme」でのいきなりの低音炸裂。
ひとりずつ、花道を抜けてくる。おおー北山さんきりっとしたいい顔してる。
アリーナで観ていたとき、ひとりひとり近づいてくるたびに歓声あげたなぁ。

ホントに♪make you so happyのとおり。
画面観ていて気を抜くと自分がにまーと笑っちゃうのがわかるもんね。

センターステージでの「Ohーーーーーーーーーーー!」のロングトーン!
ハグキ全開!ソウル全開!
5人のロングトーン、互いの気配を感じながらのその姿が真骨頂。
ひとりひとりが仕事してこその音。初っ端からチームワークに胸熱くなるねえ。


ド派手な忘年会にしようぜ!に続けて「FIVE KEYS」
総立ちの観衆に負けない熱さ!ヤスが何か打った!
酒井さんの「よしよしよしよし!」も。
ああ、なんかあの日が蘇ってきちゃうね。

煽るてっちゃんのばばーんとしたかっこよさったらねー。
ぐりぐりっと、の姿をはっきり観て聴いて、考えるより感覚で、っていうのは、
やっぱりライブのその場ならではの感じだな、と(笑)

Hey!Heyhey!と会場も4人も拳をつきあげて、てっちゃんのセリフ。
「そうオレたちゴスペラーズはゆく、ついてこい!」と
ぐるーっと代々木全体を巻き込むように腕を回した勢いで翻ってステージへ
駆けてゆくところ。

19日はアリーナからその後ろ姿を追っていたけど、20日は2階席で真横から
花道を並行に観ていたので、走る姿がかっこよくってね。
ああ、この人のフィールドだと思ったんだった。

全員が拳をつきあげて派手に音を切ったと同時にまたたたみかけてきちゃう
この曲、「The Ruler」

もうね、独壇場ですね。
ミュージカルのよう、というと語弊もあるのかもしれないけど
音ありきでの動きとかそういったのを超越して、この曲の世界観を演出してるから
やっぱりミュージカルだとも思う。

舞台が大きくなっても、その存在感の大きさ。
むしろ動きがまったくないときに感じるくらい。
喋るとは黙ることと見つけたりってのは、動とは静と見つけたり、みたいな(笑)

「I take」の吐息炸裂を、DVD発売前にふたたび拝むことが出来て感無量。
ながら、OAで観るとあの撃ち抜かれた感があまりないの。
音拾いきれないのかな…やっぱりライブに限る?
19日の吐息も、テツマニ女子をなぎたおしましたから。DVDに残るといいなぁ。

そして最後。酒井さんの風圧で4人がくるくる回るところ、もう少しスムーズだといいね…

最初に酒井さんがんばりましょうセットリスト。最初3曲カットされなくて嬉しい!
「Slow Luv」はやっぱりライブ!
あ、CDで聴く「♪Slow Luv それは儚い」のところも作りとして大好きだけど。

暗転、イントロとともにステージを覆うように光るブルーのセンターライト。
うんうん、この曲ってこんな色のイメージよ!

存分に顔くしゃくしゃでリードもコーラスもシャウトする気持ちよさ。
ボーカルグループの妙、名曲です。ライブ殿堂入り。酒井さん金字塔。

「このルーレットのような愛でいよう」で高速ルーレットとなる北山さんを
黒ぽんがわーっと手を回してみたりしています。わーって。わーってなに。

やはりツボなのが5人がセンターにがっと寄って「Slow Lu-------------v!」、
そして「♪邪魔なリィズンなどいらなあい」の「な・あぃ」。

後のトークでCD通りの歌じゃないことについての話が出てきていますが
トチリとかじゃなくて、私、こういうそのとき「今」の思いのたけが、自然に
口をついてメロディになるようなことは大歓迎です。
だってそれがライブだものね。
というかむしろそういう歌手の衝動に出会いたくてライブに行っている。

「Sweet」に行く前の、あの音楽。
あれってメンバーのセッションで作られたものとか?すごく好き。
気持ちが底のほうから煽られていくというか、くるくる!という鳥肌感。

背を向け、マイクスタンドへ手をかけ、足をサイドへ踏み出し、面切りする、
あの3拍に毎度心奪われていました。
春夏はあれで「1,2,3 for 5」始まりだったんだよね。

残念ながら、今回のOAではすでに後ろ姿で静止しているところからだったけど。
DVDに期待、その2。

とどろく雷鳴、「♪このまま~」サビでどーんとライトアップされる
あの瞬間、あの酒井さんは本当にいい仕事をしている。

「背中に回した手のぬくもりを もう離さない」
それぞれ、各々、手にやられっぱなしの女子多し(笑)
てっちゃんサイドからの絵だったけど、正面もちらり。DVDに期待、その3。

「告白」もOAなんて嬉しい!すごいなー。
クビカックン、酒井さんは最初にやっているのが観られた!
あれ大好き。北山さんはDVDに期待、その3。

黒ぽん、てっちゃんが歌う後ろを「はいどうもー」的にカットインしてくる
北山さんや酒井さんがいるから目を離せない。

小倉で観たときから、ダンス変更だったと思うけど…あんだけ笑っておいて、
なくなるとそれはそれで惜しい気がするのはなんでだろう(笑)

19日の「♪この夜が何かを変えていく」のあと、リズムに乗せてがっがっがっ!と
スタンドマイクをキレよく揺さぶるてっちゃんに砕けそうになったねぇ。
御隣はいわずもがな。
あー、20日はやってくれなかったのがつくづく惜しい。


「Body Calling」
…北山さん、随分とまた胸のシャツのボタン開けてますねー
DVD収録仕様?!ってくらいに、ここぞとばかりの開放。いつのまに。

イントロコーラスから花道をゆっくりとゆく彼に、なんともいえない悲鳴が
とぶわけですが、その間の照れ微笑ったらー。

まさかの花道ど真ん中での跪き。さくっと立ち上がっていたけど、
代々木1日目はアリーナD3から観ていて、本ステージとセンターステージの
距離感がよくわからなかったんだけど、2日目に2階席から観ていて
「今戻らないと、戻りきれないのね」と合点した記憶が。

この曲の、5人の声のトーンがふくよかで気持ちよくて。
控えめでいて情熱的。
「The Ruler」や「Slow Luv」のような衝動曲との対比、どっちもいける強さを
あらためて感じます。
やっぱりライブでここまで堪能できるっていいなぁ。


長くなったので、まずはここまで。

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十五漂流めを終えて 十六年めへ

2009-12-21 21:12:21 | 2009A Description of Drifting of 15years


「春夏、秋冬、大千秋楽ー!」

センターステージで5人がガッツポーズ、てっちゃんの声が響き渡り、
代々木第一体育館が割れんばかりの歓声と拍手に包まれるなか
「おつかれさまーっ!」と叫びました。それはもう腹の底から。

4~7月の春夏10/41公演、11~12月の秋冬5/22公演。
「十五周年漂流記」の名の下、私も十五漂流。
この記念の年、ツアーの千秋楽に初参加できて、本当に嬉しかった。楽しかった。

シングル、アルバム、ツアーにその他も大忙しだったこの1年。
12/21に千秋楽ではなく、イブにライブを終えて日付が変わるころには
日頃支えてくれるスタッフさんたちともお祝いどんちゃん騒ぎができるっていいね。
まさに大晦日から元旦、みたいな区切り。

ツアーは終わっても、まだ年内の仕事もあるし年明け苗場だし、
お休みは少し先だと思うけど、長く歌い続けていくための休息はとってほしいな。

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「一筋の軌跡」

10周年で5ヶ月のお休みに入った頃にアルバム「G10」を聴き、俄かにゴスが
気になりだして、気になっちゃったらとにかく知りたくて、調べ倒していた
2005年5~7月。

調べているうちに「あ、今お休みなんだね」と気づいたという…
なので休みは明けるものだとしか思えず、活動を無垢に待っていました。

今思うと、私は結構幸せなタイミングで好きになったのかも。
だって今5ヶ月も放り出されたらつらいぞ~ 
それなりに「合宿」という楽しみ方を知ったけどね(笑)

過去リリースのCDを聴き、歌のみならず、活字に走り、
あら、今までをまとめてくれてあるなんてラッキー!と読んだ「G10Archives」と
遡って「ノーカット」の2冊にダメ押しされ、「好きだ」と坂道をごろごろ転げおち、
その勢いで思わずファンクラブに入った8月。

同世代の5人の生き様に、背筋を正してしまったのです。

「とにかくゴスのよさはライブだ」とあちこちで目にして、初ライブ体験としては
G10DVD鑑賞だった私が、行きたくて行きたくてやっと手に入れたのが
年が明けて2006年2月の苗場のチケット。

初めて参加したライブって誰にとっても何かしら感慨があるものだと思いますが、
焦がれ続けた愛が爆発した、その苗場で初披露された新曲が「一筋の軌跡」でした。

ずっと応援し続けてきて、お休みでさびしくてたまらなかったファンにとっても、
そして私のように、まさに今からゴスペラーズ丸に乗りこもうとしている人にとっても
「ひとつになるのさ」は、「お待たせ」と、「ようこそ」と、「これからも」のメッセージを
それはそれは強く届けてくれたように、あの熱狂的な場面を鮮やかに思い出せます。


代々木2days、満場のひとさしゆび。歌声。
ステージで縦横無尽に飛び跳ねる5人と、その光景を2Fスタンドから見ていたら…


あれから3年近くがたって、今もこうして曲が活きていること、
大きな渦のように会場全体を巻き込む熱、黒ぽんがよく言う「曲の現役感」に
とにかく感動してしまって泣けた、泣けた。

泣いたら前が見えなくなるとわかっていても、こみあげてくるものは止められない。
でもそんな、5人がにじむステージもいいじゃないか、と思ったり。

ライブに行けば、生で音楽を、そしてそれをとりまくすべてを楽しむ贅沢、
本当にいつも実感させてくれています。異論なし!


あの日、何気なく「ちゃんと聴いた」ときにバリッときた自分に間違いはなかったと。


客席からの「LALALA」、届けとばかりに歌った、
「いつもありがとう」の気持ちが、きっと明日からの5人のパワーになると信じて。
まさにラヴ・ノーツ。

ねぎらいと感謝の気持ちをこめて。
「まだまだ歌い続ける」約束に指きりを。
そして、私もその坂道を、背中を見ながら併走していきたい。

まさに私がマニアになってからの5人の軌跡が「G15Archives」となって届くのと
この日の模様が納められたDVDの発売も楽しみにしています。

編集点が、とか言ってるのも込みでなにとぞよろしくお願いします。
売り物ですから的教科書進行がないと、ぐだぐだっとした時の面白さが
伝わらないもーん。


乱暴に本当の優しさを教えてくれる気がします、敬愛なるてっちゃん。
あなたが選ぶ言葉は身近で、ストレートに胸に響きます、黒ぽん。
「だからやめるわけにはいかない」強さ、真面目さを秘めている、ヤス。
その感受性がちょっと心配なときもあるけど、感動が続く坂道を、
「ばぁか、何言ってんだよ」と遠回しにがっちり支えてくれる仲間と
続けてこれてよかったね。北山さん。
そして、Wonderでありがとう。「一筋の軌跡」を作ってくれてありがとう、酒井さん。

There's no way that 「I」 can lose.

ひとりひとりはもちろん、この5人だから好きです。好きになってよかった。

15周年おめでとう!ありがとう!




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十四漂流めを終えて

2009-12-20 13:06:50 | 2009A Description of Drifting of 15years


今まで数多くの宴会(=ライブ)に参加してきましたが、
まちがいなく今回が最大級の、「ハモる圧力団体、大忘年会」。

下がりかけていた体温が、急上昇。
久しぶりに背中を伝う汗を感じました。
この5年で、ゴスのライブは私の生活になくてはならないものになったよ。

「一筋の軌跡」、代々木の第一体育館が「ひとつになるのさ」の会場の声。
残響の余韻をしっかり受け止めて「ゴスペラーズスペシャルクワイヤー!」と
てっちゃんからコールされた客席1万人。
1万人のうちのひとりだったとしても、気持ちは「特別なひとり」の集合体。


19日の歌唱MVPは酒井さんで異議なし!!

どこまでものびやかで、しなやかで、変化も強さがあって。
「The Ruler」の「I take」における悶絶ポイントを、お隣のテツマニ嬢も
わかってくれたのは何よりでございます(笑)

「Slow Luv」にみなぎる迫力も、「Body Calling」の甘やかさも、
「残照」のせつなさも。
ああ、そうだ。「♪弱さの分を涙にする」
弱さを掌にみて、頬を伝う涙を覆い、かざす手。

何より「讃歌」。歌いだしから、息をのむくらいに圧倒されてしまったよ。
呆然としながらも、でもひとつひとつの言葉をぎゅっぎゅっとかみしめながら。

ステージビジョンの下にまで設けられたサイドステージで
スポットを浴びながらぽんぽんと客席に向かいご機嫌に飛び跳ね手を振る
酒井さん(前半衣装ではまさに指名手配中のルパン状態)にも、
このお祭りを、存分に楽しんでいるのがびしびし伝わってきたのでした。

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花道へのロングウォークをものともせず、のユタカさん。
さすがだ。「冬のユタカ」ではNちゃんが震え続けてました。
ちなみにNちゃんは、あなたのことを「やっさん」と呼びます。

ブルーライトで照らし出された…ホントにちゃんと解説してたんだ…
な、「いとこの陽ちゃん」。
いやいや、最初の3曲くらいまではすごく緊張していたというご本人、
今まで見たなかで一番、穏やかでいい笑顔をしていた気がします。

15年前の、12月19日。原宿ルイードでのデビューライブ後の
「顔がよくない」「歌もそんなに」「マネジメントする会社の手があがらなかった」
といった、関係者からのコメントや態度に、
「村上はさっき茶化して言ってましたけど、ホント悔しかったんですよ」と
言った黒ぽん。
それを、挨拶の場で振り返るあなたは、やっぱりてっちゃんになくては
ならない人なんだと、心から思いました。

てっちゃんの最後の挨拶、ちょっと言葉が詰まって
「・・・みんなありがとう!」と笑った顔にぐっときた。


「真ん中で歌おうか」と5人が花道を歩いて、センターで「Promise」。
シンプルに、スポットだけが当たる中で、5人の歌声だけ。

15年前は、顔も名前もわかる30人を前にしたライブからスタートした5人が
目の前にあるちょっと負荷のかかる坂道をこつこつ15年間歩み続けて
いまや1万人を相手にしている。
なんだかもうわけがわからないくらいに、「おつかれ!ありがとう!」と感無量です。

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そしてMVPのもうひとつの理由。


なりきりとなった「愛の歌」、酒井さんがステージドリンクを飲んでからはけるのを
目にしたものの、大はしゃぎで「LALALA~聴かせて~♪」を歌っていたの。
(ちなみに、黒ぽんとのじゃんけんには負けました)


…しばらく戻ってきてないね。
「LALALA~聴かせて~♪」


…まだ戻らない。
「LALALA~聴かせて~♪」


…なんで?
「LALALA~聴かせて~♪」


そのうち、「ずっと聴かせて」「五人の歌を」に歌詩変更指示。

五人・・・
あきらかにステージには四人・・・


…もしや…

毛穴しめて!と言われた瞬間、鳴り響いた、あのイントロ。


ぎゃああああああ!!!!!


こんなアニバーサリーですから、ひょっとしてひょっとするんじゃないかなと
はかなーく、うっすーらと思ってはいたんですよ。

が。
実際初めて目にした「Mr.LOVE MACHINE」は想像以上の破壊力。

「Body Calling」で北山さんとのロックオン対決に勝った私が(勝ち負けじゃないっての)、

正視できない。


どこにいるのか?見上げたステージ上、突然金色のみのむしのようにふわーっと
現れたその姿・・・

飛んでる…こわい…

スーパー歌舞伎か、帝劇のタッキーか、のような宙吊り、
マスク(=サングラス)に、肩に留めた金色のマントをばっさーっとなびかせ。


はああああああ。ほんものだー。


呆然と崩れ落ちてるあいだに、手振りも何もできず。

宙吊りの留め具を、スタッフさんに手伝ってもらいながら自分ではずしたり、
またつけるんだ!な姿には、若干人間らしさがにじみ出ていたものの。


空へと去っていく姿には、口が開いたままふさがらず。

あいつ5年ぶりに出てきたぜ!とてっちゃん。
私にとっちゃ、本日がラブマシーン様お初にお目通り致しますだったもので
ええ、もう。お目にかかれてよかったっっ


アウトロでの、今までステージできらきら威嚇していた姿がビジョンを占有する様は
さながら「パチンコCR・LOVE MACHINE」です。いやー、笑った。

このビジョン、今日のスタンド席から観られるかなぁ。


今日も拍手、歓声、足踏み、奇声、すべてを捧げるよ!

しかし、あんな装置があるとなると本当にラストまで無事を祈ります。


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十三漂流めを終えて

2009-12-08 19:34:26 | 2009A Description of Drifting of 15years
 
THE FILEを読んでから観た小倉公演。
それぞれのリリース時のコメントを読んでは「その思いのたけをとにかく聴きたい」と思えたのね。
その時と、今では感じ方も受け止め方も、ご本人たちも違ってきているでしょうけれど、
誕生秘話というか創り手の声を知った上で、自分なりに受け止めてみたかったんだよね。

なので、できれば「輪舞」と「Right on,Babe」をもう一度聴きたかった…けどけど。

「ふたつの祈り」と「残照」。

四季折々のゴスペラーズコーナー、曲前の台詞で「聖なる夜に」と「あいまいな別れ」の言葉が
発された瞬間にそれぞれ察知して。
隣のつゆちゃんと「くる!くる!」と互いのひざをばん!ばん!ばん!

そんな悲願の「残照」で揺さぶられ、「宇宙へ」でなんともいえない音がつきぬけていくような感覚があって
「誓い」で、「Beginning」で……なんでこの時間、こんなに幸せなんだろうと。
歌う男前達に、聴き惚れる自分もいい女になれる魔法ですな。

彼らがどれだけ曲に愛情を注いでいるのかを、ひしひしと味わう、ぜいたくな時間。
歌う姿みつめて、うっかり泣けてきていたのでした。
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漂流エトセトラ・沼津楽しみ隊091121

2009-11-30 00:52:19 | 2009A Description of Drifting of 15years

 「魔法よ、解けないで」と願った伝説のはじまり


 各々陽に輝く液体で魔法を飲み込み


 共に食べ物を分かち合い

 

 港町に漂着



   



 ふたたび媚薬でさらなる魔法にかかる準備



…夢のような3時間を漂い、潤った心はまだ漂う 


-----------------------------

「魔法よ、消えないで」とディズニーさながら体験だった沼津。
多くを語らずとも、たぶんこの写真の記録だけで情景や心の揺れまで
思い出せる気がするのです。
嬉しいけど緊張して気持ち悪くなりかけるって、そう滅多にあることじゃないもんね。

ライブ前後の時間も含めてライブ!お祭り!
無言の感激をも分かち合える友の有難みをしみじみ、改めて実感した一日でした。


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漂流エトセトラ・長野楽しみ隊20091115

2009-11-23 23:33:15 | 2009A Description of Drifting of 15years


秋冬漂流のMy初日、長野。
この日も寒波がきていたけど、快晴にめぐまれ観光日和でした。
毎回、ライブが主目的ということをうっかり忘れそうになるのは何故(笑)


お昼に東京駅で待ち合わせ、2時間弱の道のりのお供を仕入れ…
 
 つゆちゃんがグランスタで見つけたもちべん。


トンネルを抜けたところで、日の差し込む中乾杯!

 やっぱり贅沢な日ですからちょっと贅沢に。


到着した終点、長野は少しひんやり。ホームから見上げる空も晴れ。

 

新幹線チケット、「ヤスみたいだ…」と思っていたのだ。
「8号車5番B列」→「8月5日生まれB型」ね。


一度行ってみたいと思っていた善光寺と、おそばを目指しいざ!
が、駅前からこれが参道じゃない?とまっすぐ歩いたら間違ってた(笑)
まあ確かに、人少ないなーと思いましたがそんな回り道もよし。

 

舗道は欅並木だったっけ?クランベリーのような赤さの葉。
ぐるりーっともとい。

てくてく散歩ながら、まだ歩くのかー…とへこたれそうになったところで
長野のホットミールにも登場していたらしい「おやき」。

 ご当地の野沢菜です。美味しかった♪

第三セクターが運営しているお店だったんだけど、いくつも種類があるおやき、
おひとつ160円のところ、この日は「野沢菜」のみ100円。
「きのこ山菜」を選ぼうとしていた私はつられてあっさり変更しました。

巡回バスが来たら乗ろうと振り向きつつ歩いていたけど、まったく来ず(笑)
そのうちに着いてしまった。

 この信号から流れるアナウンスが親切というか…


ちょうどおやきも食べ終えたところで、仁王門到着~
うまく撮れなかったので写真がないんだけど、ここの仁王像筋骨隆々。
ほほぉ~と見入ってしまう力強さだった。

重要文化財の山門と、本殿。
空の広さ、近さ、雲の流れる勢いがあいまって迫力!

 


 御線香を焚いて…煙をあびます。

隣では「頭がよくなるようにしっかり当てなさい!」とお母さんに叱咤される
男子(来年あたり受験生なんだろね)が、や、そんなにしなくてもというくらい
結構長いことぺたぺたやってました。←その間順番待ち。
あとはおじさんたちの集団が「禿げませんように。がははは」と豪快に。
つゆちゃんのそばにいたおばあちゃんは「ボケませんように」と
お願いしていたらしい。うーん、様々な人間模様。

これってそもそもは健康祈願だっけ?
痛いところにあてると治るとかそういうのじゃなかったっけ。なんでもいいか。

本気のお願いは、本殿にて。
還暦の母の分まで祈願。ここは還暦祈願が有名だそうで。


長野オリンピックの開会を告げた鐘。そばにもきれいな紅が。

 

こういう場所にくると、気持ちが休まります。

善光寺をあとにして、いざ信州そば!
来る途中にいくつもあったおそば屋さん、やはりここは十割そばを
食べてみたいね、なんて話しつつ。

 

善光寺郵便局、しぶい。
しかも瓦には「五」の文字が!これは何の意味だろう?


時計はまもなく16時を指そうとしている頃。
急にあたりは薄暗くなってきて、気温も下がった気がする。
さすが早いねぇなんて言ってたら、お店も早かった…!!

目星をつけていたお店はすでに閉店となっており、
あれ、来る途中でここの天ぷらおいしそうーと言ってたのはどこ?
なんてことになって、あやうくそば難民になりかけました。

駅前まで結局歩いてきちゃった。
駅前の石標に、「善光寺 1.8km」とあったから遠回りした分もいれたら
確実に4km以上は歩いたわけだ。

長野駅に到着した時点で16℃だった気温も、13℃に…。


 やっとありつけたおそば。

借景に、向かいのつゆちゃんの天ぷらそば。私は、おろしそばを。
やっと食べられたこともあって、美味しかった…
食べ始めの時点で、ライブまであと1時間という(笑)どんだけ余裕~


ホールに向かう前に駅前ロータリーでみつけていた居酒屋さん。
ほほう、今日はビール半額!なんて言ってたのですが。

帰りにばったり遭遇したお嬢さん二人組を交え、乾杯!
いいライブのあとは、喉がカラカラ。美味しい!
新幹線終電まで、突撃40分宴会。

 

そして、ふたたび東京へ向かう車内でも、パンフを見たりしながら再乾杯。
サントリーさんに敬意を表した!


2時間くらいとにかく歩いて、3時間のライブで飛んだりはしゃいだりして…
楽しいうちには気づかない。翌朝身体はバキバキでした…。

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十二漂流めを終えて

2009-11-22 22:00:03 | 2009A Description of Drifting of 15years


酔ってないのに、千鳥足。

いや、開演前にも景気づけに(というか緊張緩和のためもあり)
御座敷列車さながらで短い距離を移動し、海鮮を楽しもうとお鮨やさん。
終演後も、最終電車(しかも鈍行)まで駅前で祝杯をあげ、
電車に乗ってからもまだ缶ビールを片手にしていたにもかかわらず。

…酔えないっ けど思考回路がうすらぼんやりっ


一昼夜たった今でも、なんかそんな感じです。
酔わなかったのは、往路でいただいた「酒豪伝説」というウコンのおかげか?!

お酒以上に酔わされてしまった今年最大の、大幸運。
ここが1500席規模の会場だということを忘れさるベストシートにて、沼津公演。
一緒に飛んだり跳ねたり、のけぞったり、手を取り合ったり、笑ったり、聴き入ったり。
この席いただいて、言い尽くせない感謝です。心の底からありがとう。

♪遮る壁などない 心が呼びかける

こんなにも、うれしいたのしい、好きだ!の気持ち、
今日は特に励みにしてきたけど、いつもいつも5人の仕事ぶりとプロ意識に
事あるたびに鼓舞されていること。

気持ちがあふれすぎて、表現しきれないんだけど、どうしたら伝えられる?と
全部の時間を通じて、全身全霊でステージを見つめてました。
たぶん、相当な幸せすぎるアホ面で(笑)
…だってもう気づくと口開けてるから、歯も唇もあっという間に乾いてしまって。

でもねー。
オープニングで、ばばーんとてっちゃんがステージセンターを歩いてきたとき
「ひゃああああ」とあまりの近さに笑ってしまいひるんで一歩下がった私達を見て
にかっと笑ってくれた気がしたんだよね。
なんというか、そういう瞬間にでも伝わっているといいな、と思います。


前エントリーで、「わたし、あれ耐えられるかな…?」と言っていたことは
基本、頑張った!
そして今、猛烈に反省をしていたりします。

あれはどれくらいの時間だったのか、すごく短いはずなんだけど長くも感じ。
…もはや、さらさらと薄れていく記憶を取り戻すように思い起こしてみているけど。


目の前を行き過ぎた彼を目で追い。
かと思いきや、振り向いて跪き。
長い前髪の隙間からの眼力。
差し伸べられる柔らかい手。

えっ、これを受けるのが私でいいんですか?

隣にはこの席をとってくれた、「後悔したくない」と体調不良をおしてきた女子が。
こっちの隣には、あなたのことが世界で一番好きだという女子ふたりが。

できればそのメヂカラビーム(視線ともいう)を振り撒いてもらえませんかーー!!

と、2mほどの距離での心の声、彼なら聴こえるんじゃないかと祈りつつ
相変わらずの潤んだ眼差し一直線に、決意した。

この時間を得たんだから、負けちゃいけない。

と、私も唇で歌いながら、色んな思いを背負って、見つめ返してみた。
しかし「見つめる」なんてものだったか、甚だ疑問。
そもそもこの色っぽいナンバーで「受けて立つ」という姿勢自体が台無しっちゃー台無し。
にらめっこだったと思う、あれ。

彼は立ち上がる寸前に、顔を左に伏せ、ふっと笑いました。

…笑われてしまった。

今回ほど、身についていない色気というか機微というか物腰の柔らかさを欲しいと
思ったことなし。
でも、本当にいい思い出になりました。ありがとう、ごめんなさい北山さん。


5人が落ちてくるんじゃないか、降ってくるんじゃないかという状態で
見上げていたステージ、今回は本当に「ショー」として楽しんだ感じでした。
体感度の迫力、聴く、というより観る感じになっていた気がする。

その近さったら、大臀筋から太腿の筋肉の動きまで見えるくらいで、
「一筋の軌跡」を会場全体で飛び跳ねて大音量でLALALA~と歌っているのに
酒井さんのリズム刻む足音が聴こえるくらい。これは本当に驚き。

ライブのことはまた書けたらと思いますが、これだけは。
「ひとり」

「15年間、この5人でハモってきました」
「15年間、5人で舞台に立ち続けてきました」
「15年間、楽屋で、打上で、喋り続けてきました」
「15年間、共に悩み、もがき続けてきました」
「そんな僕らの15年間を、あなたが愛し続けてくれました」

ひとりがモノローグしても、ハミングの音は絶えない時間。
15年、ありがとうと言われた瞬間に1列に並ぶ5人を左から右から
ぎゅーっと寄せてまとめて抱きしめたくなるくらいに愛おしかったなぁ。


長野以降の体調不良を引きずった1週間、止まらない咳込みに腰痛。
歩けるかな、くらいにライブへの不安がよぎっていたものの、当日の朝起きたら
ゲンキンなもので元気。朝から咳も出ず…気合が違うのね。

ライブは無事に楽しみ、やっぱりというかその後のツケというかどっと疲れが出て
日曜日はほとんど寝たきりだったけど、完治していない腰痛、なんとかしなくちゃ。


本当に、時間が過ぎることを忘れるくらいに、ごほうびな時間でした。

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あきふゆ漂流記録その1--5/22ホクト文化ホール

2009-11-20 23:30:38 | 2009A Description of Drifting of 15years



うおおー!(驚愕)とか、ひゃあああー!(感涙)とか、ええええー(爆笑)!とか、
初漂流ならではの、おたおた記録。

秋冬2漂流めに漕ぎ出す前に、ざっくりと書けるところまで。


■入場

場内に流れるこのメロディーは!
なつかしの初集い参加時の、あの15分突貫「作り方」じゃないですか!

こういうのを「Love NotesⅡ」に入れてもいいんじゃないか、とぼそっと思っていたから
実際、アルバム買ったり借りたりして聴いて足を運んだ人にも、彼らのゆるくも真剣な
音楽を楽しむ姿勢が伝わるのではと嬉しい限り。
よーく耳を澄ましたら「スパーン♪キャーン♪」とか歌ってんだもんね。
「♪おまわりさんじゃねえぜ!」とか。

しかししかし。

私の空耳なんでしょうか…知らない曲が1曲混じっていたように思えたのは…。
一時HPでも全曲upされて聴けるようになっていたから、全部聴いたことあるはずなのに。
酒井さんが主にリードとっていて、結構ビートのきいた曲。

今回のステージもシンプル。
サイド階段ではなく、センター階段。


■オープニング

どんな登場の仕方だろう…って初めてならではのワクワク。
すっと照明が落ちて、スタンバイの気配のするなか、光が交錯するなか、
さっとステージ中央を照らしたときには5人がそこに!!

スポットライトがざっと照らした瞬間5人がすくっと立っている迫力ったら、
マリウス担いだバルジャンを、下水道まで追ってきたジャベが登場したときみたいよ。
↑わかる人にしかわからない。けど、「じゃーん♪」って感じ(笑)

せりあがり以上に、かなり興奮度高し。
黒背景に、黒シャツ、黒パンツに、赤ジャケットだから、映える映える。



1.FIVE KEYS

そこに流れたイントロに「!!」 一瞬何?と思うほど、不意を衝かれました。
えええ、最初っからこれいくの?!元気なうちにってこと?!

入り乱れて飛び交うさまはギラッギラと挑発的で。
なんかもう、自分も暴発って感じ(笑)

てっちゃんの台詞に、拳を振り上げつつ、じーんときた。
「15年やってきた」に始まり、「俺たちゴスペラーズにこれからもついてこい!」

そう言い切れる潔さと、笑顔に惚れた。


2.The Ruler

もうついていくって言っているのに、これにたたみかけられるとは…
ぐにゃっとなるわさ。

いやはやいやはや。
現在の髪短く、「うわ酒井さんかっこいい!」状態でこれを拝めてもう幸せすぎ。
魂が早くもどこかにぽーんと飛んでってしまうような。

ひとり一段高いところから、4人を操るのも健在。
リズムに合わせて、左右に指を向け振るときに、それまで閉じていた目を
がっと見開いたのよ。もうー、なんてエンターテイメント。

そしてもちろん、今回も酒井太夫、衣装にあわせて赤メガホンです。朗々と。
それまでもツボだらけだったのに、マイクに持ち返るときの「I take」。
…これにやられた。

CDのような、今までのような強めの「I take」ではなくて、
なんと吐息まじりで、誘惑しちゃう艶やかさっっっ
なんかもうその全開フェロモンに誘引されて、気づいたらtakeされてしまっていた、
ってくらいの感じですよ。

思わずのけぞりました、はい。


ラスト、黒ぽんの腕をあげてマイクを口元に寄せるのも、
「あれ、忘れちゃった?」と思ったんだけど、変更したのかな。
今までのようにがんがん歩いてきてぐいっと上げずに、通り過ぎてから
くるっと振り向いて、それこそ遠隔操作というか(笑)
そのさまがまたねー。トートっぽいのよー。

3.Slow Luv

ぴたっと1列で止まった5人に次は何?とドキドキするも、これかーいっ!
3曲にして、撃沈状態。
「最初は酒井さん頑張って下さいセットリスト」みたいな。

やっぱりこの曲、ライブ映え。かっこいい!

この愛を乞い続ける北山さんが、恋焦がれ乞いすぎて?のけぞりすぎでは。
背筋強いね!と声かけたくなるくらい(苦笑)
でもそのやりすぎ感がまた勢いを感じて愛おしいのよ。

酒井さんの声も、ますます強くなって安定している気がする。


■自己紹介

3曲終えて、もう十分に熱くなっている客席。
ちょうど真ん中あたりにいたんだけど、会場全体からパワーが漲っている気がした。

ゴスペラーズでーす!と挨拶して、「長野」とヤスから発せられると、もうさらに
大盛り上がり。熱いなぁ、いいなぁ。この一部であることが嬉しい。

短めに切りあげちゃうのか?と思いきや、春夏オープニングのジャジーな音楽に乗せて
自ら「マイクロフォンナンバー1…」と自己紹介。

おお、意外!

酒井さんは「1」と右手で握るマイクを左手で指差しつつ、
「マイクロフォンNo.1、愛知県刈谷市出身 てんびん座のB型 酒井雄二です」と。

続く皆さんもこの定型文。

黒ぽんは「東京都八王子市出身!」に力が入り、
てっちゃんは「血液型不明」でニヤリと。会場からも笑いがおきました。
出身は「大阪府吹田市」と。

ヤスは、…すべてを甘々に告げていたようなうっすらとした記憶が…

続く北山さん。「青森県八戸市出身」
これ、意外にというか、たぶんものすごく言いにくいよね。

「あおもりけんはちのへししゅっしん」
噛む寸前、みたいな印象がありました。

ばらばらの出身の5人が東京で出会って15年プロとしてやってきたことを
改めてかみしめられる、いい紹介だと思ったなぁ。


そして出てきたマイクスタンド。

4.Sweet

やっぱり好きだ、この曲。
「Dressed up~」はとにかく好みのナンバーが多いけれど、なかでも。
セルフライナーノーツでは、「当時は人気なかった」と黒ぽんが語っていたけれど
いやいや、いい曲です。

曲に入るときの、大きく吸い込む息の音。
ちょっとした緊張感。

コーラスががっつり入る感じ、重なる年長組の声、春夏での「逃飛行」に
通じる、冷静と情熱があってすごくいい。でも熱のほうがやや強め、みたいな。


5.告白

振付、あらためて見て…
「わたし、あれ耐えられるかな?」と自問自答…

いや。
酒井さんが一反もめんのようだとpちゃんにいくら言われようとも、
ヤスが肩でステップきっているのが酒井さんは腰なだけだと反論できる余地はあり。

問題は彼です。黒ぽん。
耐えられるかな…

と、次漂流先でのシミュレーションをしながらの鑑賞となり。
真剣に曲に入り込めないのがなんとも。


6.Body Calling

最前列で跪く北山さんを見て…
「わたし、あれ耐えられるかな?」と自問自答…

ちょうどど真ん中にいらしたのが男性で。明らかに北山さんは笑っていた(笑)

この曲の、全員の声バランスがよかったなぁ。
完成度高し!


7.ラヴ・ノーツ

秋にできたこの曲、と始まった新曲。
あ、結構さらりとした扱いなんだなぁと一瞬思った。
春夏でいえば「My Gift~」みたいなポジションにくるかな?と思っていたから
思いのほか早い段階で聴けて意外。

「告白」では感じなかった、てっちゃんの声の伸び…ちょっと残念だった。
ラストに向かう前、黒ぽんへのバトンタッチ前のやいやいやが上がらず。
んー、とSOULPOWERのときにも心配だったんだけど。
昔の曲には感じないのに、なんか歌いにくそうで安定しなくて。
こればっかりは、CD越えをまだしていない、と思っています。
初聴きのインパクトが私の場合強すぎちゃったのかもしれないんだけど。


■MC~ウィスキーが、お好きでしょ

「ラヴ・ノーツ」、「Love NotesⅡ」からの先行シングルという紹介で、
10月の14・28日にそれぞれ発売、にかぶせて「主婦なら買い控えするところですよ」と
酒井さんがワイドショーのコメンテイターみたいなことを(笑)

でもオリコン5位(だっけ?)、だってこれはカップリングがいいんだもの、という話から
「逃飛行ねー」とてっちゃん、黒ぽん。
あなたたちふたりはその曲がいいと言われるほうが嬉しいでしょうけど、と
後輩酒井はクギをさす。

あまりに気持ちよく歌っていて、おばけ屋敷状態だってことまで脱線。
わいわいと、ひゃあああ~とおどろおどろしくフェイク。
ああ、相変わらず全員が全員口数の多いグループだ。

で、フルで歌ってくれた「ウィスキーが、お好きでしょ」。
嬉しくなるくらい、素晴らしい!

そして、話題のCM…
春夏、全国で言い続けた甲斐がありました!の報告に拍手喝采。
前日11/14がOA開始とあって、客席からも「見た人!」に挙手する方多し。

酒井さんだったと思うけど、「だから街に人が少なかったのか!」
ちょうど、ライブ前に善光寺に行ったとき「長野、人少なくない?」と話してたので
妙にそれがツボ。

「張ってたの?」なんて問いかけもてっちゃんからありつつ、メンバーでも見た?と。
黒ぽんが見た、と申告し「僕張ってました。某チューボーですよを」
たぶん、張っていた方の大多数がこの番組だったと思うんだよね(笑)
私もそのひとり。

黒ぽんがエクレアがまた無星だった、と番組見てないとわからない発言をし
ますます盛り上がる客席に、やや怯むてっちゃん。

で、CMの感想は?と問われた黒ぽん、「俺、CM出てる…!映ってる…!」
じわりとした喜びと感慨を伝える姿がめんこい。
「小雪さんをナメて撮っている奥に安岡と村上が映ってる!」

小雪さんをなめたわけじゃないですよー、と酒井さんが解説を入れつつ
「あのお店にいけたんですよ!ほんとに料理もちゃんと作ってるんですよ!」

その料理がまたいい匂いがしていて…という黒ぽん、メイキング映像でも
がっつりと料理前を離れない姿が映し出されていましたが、あのままだったようで。

撮りではかなり細かいバミリでの位置指定があったそうだけど、
どんどんどんどん料理のほうへ、気づくと移動している黒ぽん。

その度にスタッフさんに注意されては戻り、でもまた料理に近づき、を繰り返す
落ち着きのない子だったらしいことが、北山さんによって暴露され。

あまりに近寄ってくる黒ぽんに、小雪さんが「はい」と料理味見させてくれたそうです。

その瞬間、「えー!今のだと<あーん>ってされてる感じだけど!」とツッコミが入る。
主に北山さんと酒井さんね(笑)

「いや、手に、<はい>ってのせてくれました」と、ぼそりと黒ぽん。

またその瞬間「それで元に戻れと?」「お手?」「犬のハウス!みたいな」
「ハウス!(爆笑)」と、かしましく。
そんななか「ハウス、ハウス言うな、サントリーだから!」と酒井さんの叱咤が飛ぶ。
うまいこというねぇ。

ちょうど、北・黒・村の引き続き会話、酒のツッコミ、が交差しているのを
進行といえばのヤスはしっかり聞き分けていて、酒井さんも拾ってあげていました。


出たい出たいと言っていた頃は、ハイボール人気も上昇して、売上もUp、
しかし出たあとでこれが下がったら話にならない…という懸念も口にされ(笑)
消費にはこの先も貢献しなければね♪


つづくー。

 

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十一漂流めを終えて

2009-11-18 20:23:50 | 2009A Description of Drifting of 15years

私の秋冬、漂流再開は長野から!

季節の移ろいを感じる、開演直前のツアートラック。
とっぷりと暮れた中で、静かに次の仕事を待っていました。

うわ、暗くて写らないやいやーと思っていたら街灯に照らされた一台発見。
灯りに近い酒井さんだけクローズアップ(笑)

秋の日はつるべ落とし、撮影には早めに向かわないとだね。


「ゴスのあとは気持ちは元気なんだけど身体に支障をきたす法則」

今回も月曜夜に見事にというか、38度超え発熱。
ふとカナケンでの北山さん発言と、最近読んだ本がリンクして自分の法則に結びついた。
自分に仮説立てられそう。

「笑顔で免疫力があがるそうですから」と北山さんが最後のご挨拶で言ってたの。
それはそれでインフルエンザなんてやっつけちゃって、という話でした。

読んだ本でも、ざっくり言えば、笑うと体温が上がりNK細胞の活性化につながって、
ガン細胞への抵抗免疫があがるっていう。
これ、作り笑いでもいいんですって。ほんとにガン細胞が消滅した例もあるそうで。

長野でもこれでもかってほど心の底から笑ってきたので、
要は体温が上がる素地十分だった…と自分に照らし合わせて合点がいったのでした。
弱ったところに活性酵素=ゴスが浸透して、血となり肉となり、身体を強くする、と。
その過程での発熱だったのではないか……ムリヤリだけど(笑)

が、体温が上がると健康になる、ということで度を超した熱は困るけど
間違いなくゴスは私の気力、活力の源です。

ぷわーっと心の扉を開放しにいく土曜日まで、またあちこちぶつかりながら擦り傷作りながら
壊れかけのいかだで乗り切ります。


土曜はいろんな意味で試練が待っているハズ。


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はるなつ漂流記録その9,10--36・37/41日本武道館

2009-11-08 00:54:51 | 2009A Description of Drifting of 15years


未来の自分のための思い出メモ。
読み返してみるに、これは2日目のことだと思われます。
発熱中だったこともあいまって、ぼんやり途切れ途切れだな…


■極上のスイートルームから

・「Love Vertigo」
  一番を歌い終えて、マイクスタンドをゆらゆらとさせたまま。
  その操り方がトートのようで運命まで操ってそうだったのがまた印象的。
・「I'll Make~」
  ちょいとシャツをひきあげて最後までボタン外した。
・「ミモザ」
  初めて跪いたよ、左足!
   いつも半腰だった酒井さんが…武道館でついに。おおお~

■たたみかけるMC

・前半は雰囲気づくり
・踏み台
・腕立て
・抱擁
・「安岡、おまえ体温高いな」「48度あるから」
・48.8 ←??体温が加算された?
・歌の説明全部できて良かった黒ぽん ←?
・汗座り心地 ←?????

■思い出づくり2回目

・写真撮られてるのわかっていて、てっちゃん足ぷらんとステージに腰掛け
・黒ぽんも慌てて「すわるのね?」とついていく。健気だ。
・黒ぽんのマイクを、てっちゃんがガッと交差させてシャウト!拍手喝采。
・カレンダー用だね。
・この曲での酒井さんが男前

■傘

・「雨降ってなくても濡れるときは濡れるんだよ」


■この日の武道館、蒸し暑かった

・全員、すごい汗
・湿気
・頭洗ったみたいな人も。

・「犬の耳に犬をふーっと吹きかけるとブルブルって…」
・会場失笑にも、酒井さんきょとんとしたまま。「え、ブルブルってホントにするんですよ?」
・黒ぽんが教えてあげると、「…お疲れ様でしたー!」ひとり終了。

・その後は、他4人のご挨拶MC中、ドラムの音響機材にちまーっと座って水を飲み続ける。
・ストローで飲みきれず、キャップあけて飲み干す。
・そのキャップからすると、サントリー天然水だね。
・水を飲むあいだ、ぽわーっとどこか遠いところにいってしまっている感。
・目が何も見ていなさそうだ。
・酒井さんが座り込んだので、安心して私も力尽きてへたりこむ。

※「その態度はどうなんだ」と、あちこちで物議をかもしていましたが…
終盤総立ちの客席において、私はふらふらとどうにもつらくなってきていて。
座る勇気というか座りたいなら座っていいと酒井さんが態度で示してくれたような
気が勝手にしちゃった私は、「アリだと思う」と解釈したのでした。


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はるなつ漂流記録その7,8--30・31/41沖縄コンベンション劇場

2009-11-08 00:09:30 | 2009A Description of Drifting of 15years

  

今頃?!な、長いこと置き去りにしていた問題…
すでに忘却の彼方、自分記憶をたすけるはずのメモが、もはや何のことだかわからない。


■思い出づくり「逃飛行」
・仕込まれた種あかし
・ハウスしないサングラス犬
・あとからついていく
・背を向けてコーラスに徹する後輩、サビで振り向くとセンターに誰もいない
・後ろまわりこむ
・黒ぽん、背後にいないか確認しながら
・自由すぎるてっちゃん


■その後の傘コーナー
・「ゴーヤ」
・「…面白くない」
・が、くるりと回した傘が首にひっかかり一同総倒れ大爆笑。
・ラストにもう一回。今度はよくできました。

■好きなんだねぇ
・ブログ更新「波打際でくるぶしまでつかる黒沢が写っています」

■緊張~開放の担い手
・あれ、まだ半ドアな感じ?(しかし半ドアって閉めちゃったときのことだよね)
・もっともっと!と酒井さんが一歩前に踏み出たら、そこにあったモニターがごろんと転がった
・うわっびっくりしたーもうー、と素で驚く酒井さんに思わず爆笑
・「…あれ、大丈夫これ…」「給与天引しておくよ」「高いでしょ?!これ!丸損だよ!」

ばっさりと給与天引と言い切った北山さんに、おろおろとむしろ逆ギレしながらも
進行しなければいけない酒井さん。しかし「もうかっこつけるのやめたっ」と叫んで
色んなことを振り切っていく姿は、さすがとしか言い様がなく(笑)

「逃飛行」でめちゃめちゃ笑ったけど、そんなことやってるのに
年長組ふたりの歌唱はとことん熱くてバリバリきたことと、
アンコールに「MO'BEAT」がきたのが嬉しかった!!!

沖縄って本当に「遠くまで旅してきた」という感じが強いので
心も開放しちゃって、その分、歌が全身に行き届く感じがやっぱりあるなぁ。


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はるなつ漂流記録その5,6--26/41香川・アルファあなぶきホール・27/41松山市民会館

2009-09-13 23:33:47 | 2009A Description of Drifting of 15years


お友達のところで目にして、「あ、私もそのままだ」と思い出した、
下書きフォルダに入ったままのメモ。
やけに詳しくメモしたところと、??な箇条書きとの混在。

まずは、備忘録。


◆香川備忘録

・ブルーグレイの~♪を歌いだす瞬間にヒザから軽く折れた姿にテンションアップ
・自転車と歩行者を分ける柵に激突してオレが分かれそうになりました
・「赤ちゃんをあやしにきてほしいとの声があるほど黒沢の癒し効果が話題」
・くいだおれ太郎みたいなので、10センチくらいの黒沢人形、商品化検討
・「うん」
・セッションは真夜中の侍SOULMAN。
・なりきりで一気に会場がスパーク。喋りながらむせかえるほど盛り上げた酒井さんの功労
・「狂詩曲」で黒ぽん上半身諸肌脱ぐ!も、大胆にぷるん、とした印象
・「FRENZY」でHBBが飛び出した!
・体内うどんの燃焼パワーによるライブ


◆松山備忘録

・「1,2,3,4 5で♪」が、「・・・3,4,5で」に。集い@東京デジャヴ!
・間奏もダンスそつなくキメつつも、舞台上手、左上に視線が泳ぐ~
・眉根をよせたペコちゃんみたいだった…舌は出してないけど軽くため息
・てっちゃんニヤニヤ
・「日本の水がめ、安岡です!」
・断水を遠のけたのはヤスの功労
・冒頭のオレの冷や汗も一滴献上したい
・CMには出たいけど、今出ている皆さんを押しのけるつもりはない。混ぜて。
・平日サービス、北山さんいつもより長時間ボタン開けた状態(ミモザまで)。いろいろ見えました。
・村「板わさみたいだな」酒「わさび塗るぞ」→瞬間、黒ぽんが会場にお尻向けて爆笑
・酒井さんのわさびの指先が忘れられない
・北山さん、低音ばりばり好調ながら、高音きつそう。風邪ひいちゃったかな。
・しかし流し目にノックアウト
・低めに「いえ~ぃ」
・下から見上げるてっちゃんのあごのライン、垂涎…「逃飛行」には参った。
・セッションは酒井さんリードによる「ランナウェイ」から!
・ギター+ウクレレのいいとこどりギタレレ、ギター+傘=ギサー
・カツも食べたい、カレーも食べたいのいいとこどりカツカレー
・結局ホントの楽器名は言わず。挙句「カツカレーでオレも手がべとべとです」
・「おれ、ロックな楽器」と楽器紹介で頭上にふりあげた黒ぽん。「だって鉄だし」
・よござんす、よござんす
・「思わずヤングー!と手をふりあげたくなる」(byてっちゃん)「それ恋」アンコール
・あんなに黒ぽんに盛り上がったこともない
・黒ぽんがライブ中に鼻をかんでいたり、北山さんも高音出なくなったり、
 酒井さんも長時間、口に水を含んでいたり。

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■くろぽおおおおん!!

「赤ちゃんをあやしにきてほしいとの声があるほど黒沢の癒し効果が話題」と、
鉄琴叩く黒ぽん人形を商品化、香川でてっちゃんが言っていて爆笑したのだけど。

松山では「おれ、ロックな楽器」と楽器紹介で鉄琴を頭上にふりあげた黒ぽん。


「だって鉄だし」


「だって」って何!結構センセーショナル!


■カツカレーの真相

この松山での楽器紹介、
北山さん「ギターとウクレレのいいとこどりでギタレレっていいます」
ヤス「僕のは、ギターと傘でギサーっていいます」

酒井は変わったのを持っているね、とのてっちゃんのフリに、淡々と応える。
「これはですねーカツとカレーのいいとこどりでカツカレーです」

…どうして、カツカレー…

いいとこどりというより、カツカレーは一粒で二度おいしい感じだと思うけど…
クラビオラは吹くのも弾くのも両方できるからねぇ…
傘の「か」と、ウクレレの「レ」で、カレー…カツカレー!と出たのか?

ちなみに、黒ぽんの「ロックな楽器」発言は、このすぐあと。


■そんなとこでふいちゃだめ!!

そして本称「クラビオラ」は誰からも告げられないまま、合奏。そして終了。

楽器を片付け、次の曲のためにセンターにわらわら集まってくるとき、
「いかがでしたか」とてっちゃんが楽器演奏の試みについて語っていますが
酒井さん、そこでも
「もう、オレもカツカレーで手がベトベトです」

そう言いながら、うつむいて、白シャツのわき腹あたりに右手をぺたっと。ぐいっと。

うわあああ、そこはだめだってー!!!!!と、白地にカレー幻想に惑わされた私、
ステージに向かって叫びそうになる。

カレー食べるときは白着ちゃいけないって、黒ぽんも言ってるくらいだから。
早く洗濯してね、そのシャツね。


■オーライ、オーライ

香川ではなりきりで相当弾けていた黒ぽん。あまりの様子に、爆笑しました。
ほんとに大型バス=客席を、「オーライ、オーライ」しているかのような煽りで。

あまりに嬉しそうで、楽しそうで。
客席を煽っているのか自分自身を煽っているのか?!

煽った勢いでくるくる回っちゃう姿、ほんとにくいだおれ太郎よろしく人形化してほしい!
10センチ(byてっちゃん)の黒ぽん、一家に一台!

鉄琴×黒沢癒やし効果が提唱されるなか、なりきり以降黒ぽん祭りだった…


■そんな黒ぽん、脱ぎました。あの曲で。

がっ!とジャケットもシャツも諸肌脱いだはずだけれど、印象は、「ぷるん」

香川も松山も脱いだと思うけど、香川のほうが大胆にぷるんっとした気が…
おなかが、よ。


■緊張~解放の担い手

「網戸もあいてね~すーっと」


香川、前半はよそゆきな感じだったけどなりきりのハーモニーは大きかった。
その功績、大。


■準備運動

松山は上手寄り前から3列目という垂涎ものの御席だったため、(ありがとう!)
駆けつけてきたNちゃんとひゃあひゃあ叫びながら、崩れおちながら、堪能。

なりきりでは、北山さんがすいーっと上手サイド、際まで出てきて
手足のストレッチなど。
思わず一緒にやってみたりなんかしちゃったものの、メヂカラ健在すぎて
照れすぎちゃって恥ずかしくって顔は合わせられないという…


■念願叶ったり。

香川では、酒井さんの「FRENZY」HBBも飛び出した!
来た甲斐あったーと心底嬉しくて、ステージに釘付け。
松山では、確かなかったんだよね。

「うどんの体内燃焼によるライブ!」と最後にご本人がおっしゃった通り
パワフルなパフォーマンスでした。


■念願叶ったり。2

てっちゃんが「思わずヤングー!と手を振り上げたくなるこの曲で」と
紹介した瞬間、テンションアップ。
松山のアンコール、「それでも恋はやってくる」。聴けて嬉しかった!

15周年、新旧織り交ぜるなかでもこれはかなりのポップスだよね。
あの頃、僕らもみなさんも若かった、だよね。

セクシーウォーク&跪きをこのメロディでもできるヤスはさすが。
それをマネした2番リード、てっちゃん。
上手から下手へ練り歩き、下手サイドですとん!と跪いたー!!

続いてのサビリード、黒ぽんも同じようにやらざるをえないわけで(笑)
逆に下手から上手へ歩いてくる黒ぽんに、上手サイド一帯のお客さん、
大熱狂の「くろぽーん!!!」コール。

…あんなに黒ぽん、黒ぽんときゃあきゃあ叫んだことないっすよ(笑)

ものすごく笑顔で嬉しそう~に近寄ってきてくれた黒ぽんながら跪きはなし。
ええーつまんないのーちぇっ、くらいの感じでしたわ。なんて、ごめん黒ぽん。
歌うほうが大事だからね。

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・・・あれ?

わたし、相当、黒ぽんのことしか書いてないぞ・・・?

しかしながらもう思い出せないことのほうが多すぎるね。
鮮度のないものではあるけど、自分の思い出として。

笑った、とか面白かった、とかそういうことも多いけれど。
このとき松山で聴いた「逃飛行」。

とにかく目の前で熱く熱く、思いをふりしぼるように、マイクを口元から離して歌う
てっちゃんにがつんとやられてしまったのだ。
なんかもう息をのみっぱなしだったんだよなぁ。

息を吐き出すと同時に、おとなりのじろちゃんと「はああああ~
声にならない撃沈、頭ごっつんこ。


収録場所は違えど、そんなライブでの一コマを思い出せるんじゃないかな。
あと1ヶ月となった、10月のシングル・カップリングに期待大。

あ、シングル・カップリングといえばで、そういえば。
「ウィスキーがお好きでしょ」で、最後にバリさんが「カラン」っとグラスの氷を
演出しはじめたのは香川だった気がするー。

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漂流エトセトラ・秋田楽しみ隊20090608

2009-08-14 00:11:37 | 2009A Description of Drifting of 15years


秋田2日目。
私のわがままで、はとこがやっているイタリアンレストランへランチに。

なにしろ私も9歳くらいで秋田に行って以来。
この間も遊んだMちゃんとは1つ違いなので、その後も文通したりしてたけど
Mちゃんの妹Yちゃんは当時3歳くらいだったはずだから、遊び相手にも
なっていなかったんだよね。会話が成立していた記憶がない(笑)
3歳よりもっと赤ちゃんに思っていた気もするし。(9歳からみたらそうか)

Yちゃんのだんなさまがイタリアンの修行を積んでお店をオープンしたのが
ちょうど1年前。
新婚旅行のおみやげでワインを送ってもらったこともあったので
秋田に行くならば、寄ってみたかったのでした。

ランチの予約がてら、HPからメールをさせてもらって、「お待ちしてます!」と
返信をもらって。わくわく。
Mちゃんからも「Yからmihoちゃんが来てくれるってメールもらったよ」と。


フロントで近隣地図にない部分の道案内をしてもらって
ホテルを出て、てくてくと20分ほども歩いたでしょうか…
途中、てっちゃんがライブ前日に飲んでいた川反の居酒屋通りも横目に過ぎて。


靴を脱いであがるお店、Yちゃんが迎えてくれました。
うわーー大きくなったねえ!!!と、思わず。
というよりも、「はじめまして」の感覚に近いかな。



お店には伯母さんも来てくれていて、懐かしさいっぱい。
シェフのだんなさまにもご挨拶。
きびきび動くYちゃん、素敵だ。
席数かなりあるのに、ひとりでフロアをこなすとはすごい。



和風に、ペペロンチーノに…パスタを選び、みんなでシェア。
日付が変わっても飲んでいたにもかかわらず、またこの日最初の
食事からふたたび飲む。白ワインをデキャンタで頂きました。
つい。パスタが美味しかったもので。


お店に入って挨拶していたときに、伯母さんに尋ねたしょうゆのこと。
昨年大伯母さんが亡くなったときに秋田に行った母から、親戚宅の食卓にあった
お醤油が美味しかったのでそれを買ってきてほしい、とおみやげオーダーを
されていたのだ。

「さしすせそ、とか、いろはにほへと、みたいな和風な名前だったんだよね」
という母のメールをヒントに、角館でもみていたんだけど、そんな名前のものは
みつからなくて。

伯母に尋ねたら、「ああ、『味どうらく』のことかな?うちにあるのはそれよ」

全然違う名前じゃん!!それじゃ見つかるわけないじゃん!!


しかもお醤油ではなく、だし醤油だそうで。
おみやげで買うようなところにはないから、食べている間にちょっと近所みてくるわと
言ってくれたのでした。

そして、伯母さんが用意してくれた「味どうらくの里」500mlビン×2本。
「うちはいつも一升で買うんだけど、一升じゃ重いよね?」とのお気遣い。
確かに、一升瓶抱えて帰るのは…きついですが…こちらも2本も…すみません…

 どーん。

私のバッグの中には、すでに昨日の飲みかけ日本酒「刈穂」の小びんが
入っていたところに、「味どうらく」2本が仲間入り。
ごろーん、がつーん、たぷーんとビン3本。1泊とは思えない荷物になる…

でも伯母さんのご厚意。ありがたく頂いてきました。

11時半過ぎから、14時近くまでお邪魔していたのかな。
たっぷりと頂いたのに、醤油に加え、恐縮なことに、伯母さんにごちそうに
なってしまいました。ありがとうございました~!!
帰宅してから、お店の色合いにあわせ、1周年祝いのアレンジメントを
贈らせてもらいました。


新幹線までの時間は駅前のおみやげセンター?にて。
ひとり用きりたんぽ鍋や、がっこや、とんぶりや…ほほう、こんなのがあるんだと
見て回るのも楽し。そして人が買うと、それが気になる(笑)

自宅や同僚に地鶏せんべいや稲庭うどんを買って、大満足ながらすごい荷物。


なんとなく土曜に出発して、日曜に帰ってきているような気がするんだけど
月曜日だったんだよね。
私は、この月曜から計画休暇で1週間お休みスタートでしたが
みんなは明日からまたハードワーク。

帰りの新幹線、15時過ぎに出発して4時間かかる車内では、ほぼほぼ睡眠タイム。
今回もよく遊び、よく食べました。


 

 「おにぎりでも、お酒にちょっとでもおいしいから」

 ココさんにおみやげに頂いた「なまはげの塩」。
 ええ、飲兵衛ですからもちろん枡酒感覚で、
 いただいていまーす。

 これをぱらぱらっと枝豆にふって、
 おつまみに飲む日本酒、最高。←飲みすぎ注意


今年の夏は、稲庭うどんと味どうらくが大活躍。
黒ぽんと同じく「今年の夏、はまった食べもの」はこれです。
それもこれも、秋田に行く機会をゴスが作ってくれたから、なんだね(笑)
ご無沙汰していた親戚にも会うことが出来て、感謝感謝。


毎度毎度、マイペースな私ながら、ご一緒してくれた皆々様!
楽しい時間を過ごすことができるのも、本当におかげさまです。
ありがとうございましたー!


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