On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

Soul!Renaissance!30/34Nagoya_day2-1

2017-08-02 21:55:36 | 2017SoulRenaissance

2017年7月30日、「Soul Renaissance」ツアーファイナル。
無事の完走、おめでとうございます。
そして各地で歌いまくりの楽しいパワフルなステージをありがとうございました!

心の底からの尊敬の念、拍手と喝采を送ります。

また観たい、と思わせてくれる進化と深化。最盛だけど再生。

いつでも今が一番!
そんなゴスペラーズの坂道はまだまだ続く、ということが
何よりも嬉しく、自分の励みになっていることを伝える場=ライブがあるのが
本当に嬉しくて、ありがたくて。

なんでこんなに好きになっちゃったんだろう、という答えが
どんどん増えていく、深まっていくのがスゴイことだとしみじみ。

これからもよろしくお願いします、なにとぞ。


私の最終日は7月16日の名古屋2日目。
その日を振り返りながら、今ツアーここがすごい、ここが好きだ、を
暑苦しく語れるかぎり書き連ねてみようと思います。


■ステージ

開場からすでに5人の絵画風巨大幕にお迎えされます。
額縁舞台、とはよくいうけれど、その中にさらにある絵画演出はにくいね。

写真を拡大して、それに色付けしたタッチ…
と思うと、私が就職活動に悩んでいた頃に仕事として選択しようか本気で迷った
大相撲の毎日新聞社寄贈の優勝力士額の彩色師と同じことかもと。
毎回90年代回顧してました、こんなとこで。

ラストも実は…ですが、最初からステージにゴスの姿があるんだよね。


■オープニング

バンドメンバーの登場から、ラジオの電波を探すようなチューニング。
この「イントロ'17」の使い方よかったー。
はやく自分の針も合わせたい焦燥からの生声に変わる瞬間のぞくぞく。
for Loveで切り替わった!の歓声、きっと届いているはず。
それに続いての影マイク、二枚目声てっちゃん「ようこそ…Soul Renaissanceツアーへ」
ご当地を連呼、are you readyーーー?!にYEAH!と応えてライブモードに。

あーもう幕のうしろにいるんだ!という気配も含めて、歓声のボリュームも上がって。

高鳴るバンドサウンドから暗転、ばさーっと幕落ち!
スポットに照らされ現れる同じポーズの5人!
そこにいることわかっていても、何度もはしゃいじゃうんだ。
このキメ顔、ドヤ顔、真顔、それらに歓喜でございます。

前半の黒衣装、銀の刺繍は実はかなり派手。
カットソーかシャツか、だと確実に2スペが後者。
毎度の謎だったりもするのですが好んで選ぶのかな。

ポストカードにもなりましたが、雰囲気あって素敵です。
座っているユタカさんがユタカさんで、すごくいい。(語彙力なし)
そして上半身を少し正面に向けて軸の左足がすっとしなるように立っているサカイさんがいいんです。
再現率高し。ここはさー、もうご贔屓しか観てないですわね(笑)

いつもこの登場を観るたび、マイケル・ジャクソンがステージに登場してから
微動だにせず2分近く、悲鳴、失神する観客がいたというあれを思い出してます。
さすがにゴスは10秒くらいなものだけどね。

額縁のなかから登場、眺めていた静止画が一気に色を帯びて動きだす!


■GOSWING~Dream Girl

名古屋では階段をおりてきたときにはすでにサカイさんのタイはほどけており。
もう結ばないことにしたのかな、と思ったんだ。
このタイへの注目率、己もですが、世間的に高かったねー(笑)

「GOSWING」ああ、リリース当時のMVは…と思うまでに踊れるようになりましたよね。
上からな目線ですが、この感じでもう一度撮り直しぜひ、と思う~。
練習積めばできるようになっちゃうのすごい。そしてものにしている。
映像に残ってうれしいな。

間奏の右・左・右と軸足変えながらステージ最前際までがっがっがっと出てくるの、
あれ一番前で観ていたらのけぞるだろうな…といつも思っていました。
降ってきそうな勢いと力強さがあるのが、サカイさんならでは。
いつでもどこでも力いっぱい、スウィング。

曲終わりでばしっと決めてからの、プリハグへの流れが好き。

全員四十路の旅がらす達のこの振り付けにときめくわけで、
私たちの視覚聴覚総動員させて「モテ」にくるんですよ、この方たち。
低音波も容赦ないしね(笑)
それにまんまと早々にひっかかっちゃうんです。
オーライオーライ、みたいな指先まで隙のない手つき、真剣な眼差しに、もちろん自らひっかかりにいくけど(笑)
今からWOWOW9/24が待ち遠しいです。

さらに、最新アルバムからのナンバーで「暁」。
ハモりシャワーをすぱーーーーんと浴びせかけられて爽快さを増して。
それぞれの音域を楽しめて好き。
そしてこの曲でのバンドのリズム感が何より力強くて好きです。
バラードももちろんいい、けど、熱くて声の大きな和もゴスの多面性のひとつ。
さらりとかなり複雑なハモりなのがまたかっこいい。

そして「Dream Girl」へ。
ツアー最初の頃に比べて、ソウルマナーの振付になじんできました。
なんだろう、後半の椅子でバックハグだと合点がいってから、
この曲もなんてぐいっと抱き寄せているんだ・・・!と目を剥いて、
最初お地蔵さんなど申して失礼しました。

聴くたびに、どんどん味わい深くなる曲。
黒ぽんが以前に「R&B、Soulの効能は、聴くだけで自分の女っぷり、男っぷりが
上がって、しかも少し色っぽい気分になるって事なんだ」とツイートしていて
まさにそれを体感するのがこの曲だなあと思うのです。
てっちゃんに口説かれているような気分になるもんね。。
もちろん総がかりでくる迫力ったらないわけで。
ふっと吐息を手のひらで届けるような、そして休符で顔をふせる仕草が好きよ。

「あの日から この胸は 君のものさ」のところからがたまらなく好きです。
最後のてつやドヤ顔ひじかけは狙いすぎ。(だから好き)
各メディアリリースの写真でみると、ラストのフォーメーションふんわり咲くようにお見事きれい。
てかこのサカイさんの伏せた視線も手のふんわり度も足の角度も何もかもが…!!(撃沈)
写真はおそらくカメラマンが入っていた東京1日目のものだと思います。


■MC 

名古屋2日目は満員御礼に30席届かず・・・惜しい!
でもその30席分の足りなさを補うべく拍手してきたよ~

サカイさんのご挨拶は、
「きっとラジオを聴いて来てくれた方もいると思います!歓迎します!さかいゆーじですっ」

以降、「歓迎」モード。

思えばツアーも後半、7月になったけれど、3月に発売されたこのアルバムの
初登場5位への感謝を忘れずに伝え続けていることで、アルバムがずっと
息が長くい続けてくれるような感じがします。
6月末にはアジアでもリリースされたとのこと。
シンガポールや香港でのライブも楽しいだろうなあ…MCって英語なのかな…


■求めあう男と女の愛の舞台

「Allnight&every night」
「ほとばしる狂おしさ」というのがしっくりくるかな。
この感じ、なんというか能の「物狂い」に近い。
実はこんなところに影響が出ているのかな。
こういうサカイさんが観たい聴きたい、の典型的な感じなんだけれど
年を重ねて進行形というか。「今」がそこに見えるんだよなあ。
この作曲もだけど、作詞していたときを見てみたい、とふと思った。

歌い上げる姿がそれぞれにかっこいいんだ。立っているだけで絵になる。
あああーーーあの背を向けて燭台に顔を伏せるあの姿、何かに残りませんかっ

てっちゃん越しのサカイさん、が5列目上手よりのこの日の席からは見えずに残念。
でもね、まっすぐに見据えて歌う横顔はしかと拝みました。
「尽きることない」のハモリは最後まで私的にはかちっとはまらなかった感じだったけど
音響、マイクバランスの問題なのかなあ。

英語詞の単語、母音も子音もその発音の一字一句に身悶えるほどツボが凝縮されております。
どこかでも書いたけど、吸いつくようなmiss youとかwant you なんだけど
シューとかチューではないユーに対して確固たる意志を感じるんです。

ラストにさしかかる、ドラムの重ためのリズムとてっちゃん、コーラスの掛け合い。
脈打つような鼓動、高鳴り。
このときばかりは坂東さんのそのスティック捌きに目を奪われたりします。
ソロで聴かせる凄みをここで感じてたなあ、いつも。
東京のときは、音色が違う!と、ここでドラムが杉野さんだと気づいたんだ。


「Silent Blue」
年少コンビによるリード、「月光」の純粋さというか清らかさから力強く熟成したなあ…と実感。
手をさしのべる北山さんの柔らかさは健在で、ヤスはそっと口元に指をあてたところから
アウトロで音が消えていくのとともにキスをとばすのも。
「tender touch」と歌うときの北山さんの手元とか、
そうそう、二番のサビ、ヤスの発するメヂカラ付き「愛せないなんて」がよかった。
苗場で今年の初めに聴いたよりも、胸のざわつきが増す感じに進化されてる…!
さすが真夜中、嵐のなかの情事。ゆらめく青照明も素敵でした。

「angel tree」
黒ぽんの一声で、そしてグリーンとブルーとホワイトの明るい照明で、がらりと変わるこの曲。
ステージに朝がきた!みたいな(笑)
するめソングですね、聴けば聴くほど繊細な一音を発見したりする。
森永さんからのお話がどうきてこの曲が生まれたのかわからないけど、
小枝と、年長組をともに北山さんが祝った曲と私は勝手に思っていたりします。

北山さんの曲に、ヤスとはまた違う、美しい日本語がたくさん載せられているのがいい。
舞う白雪、差す木漏れ日、清けき月のゆりかごとか。
聴きながら「日本語で届けきる」というゴスの原点をふと思い出したりしたなあ。

サカイさんがラジオでこのコーラスをいかに覚えてるかのコツを言ってたのを聴いてからは
ついそこに注目というか固唾をのんでコーラス聴いちゃう。


「星降る夜のシンフォニー」
気がつけばコーラスばかりを追ってしまう。
美メロにのびやかなリードと、全力渾身コーラス。
それぞれのリードがそれぞれの個性を見事にあてはめていて、
なかでも北山さんが一句一句を大事に歌うのがいいね。うるみ系でね。
てっちゃんのファルセットはここでも堪能できる。絶品。
ちょっとあごをひくようにアの母音を歌う時のはぐきがいい、といつも思う。

なんというか、4分なり5分ごとに、曲ごとに違う恋をしていく感じだよね。


■ルーパー登場

毎回、このルーパー説明タイム、いろんな名言、迷言が生まれましたねえ。
ヤスのトークに、運びこまれてくるルーパーくんセッティングのサカイさん。
みんなの一歩前をいくルーパーマスターがみせる飄々とした面白がり表情と真剣度満点の手元、
毎回にやついておりました。

二礼二拍一礼の参拝が、てっちゃんらしく、てとにかくいつもやってくれないかなってくらい好きだった(笑)
名古屋は熱田さんもあるしね!

5人にひとつずつのボタン操作、
名古屋ではクラウチングスタートで北山さんが虎視眈々と狙う勢いをとめるべく
走りこんでくるヤスとか、ムダに勢いと笑いがあるのが好きよ。

ステージ上で作り込んでいく、まさに「ゴスペラーズの作り方」を見せてくれるのがいいね。
ひとりひとりが自分の役目を果たしてチームで大きな成果を出すゴスペラーズ、
なりきりとかもそうだけど、その分解パーツはこんな風になっているんだ!っていうのが見えるときが私は好きです。

「イントロ'95」
トップバッターのHBBにキレある手拍子の重なりなんてかっこよすぎて。
さらにファンクなカットギター、ベース、Oh yeahのロングトーン。
かっこよすぎる。いまも褪せない。ケンカアカペラ上等。
二十代で歌っていたころより声のボリュームも迫力も上がってるよね絶対。

その上に乗せていく「侍ゴスペラーズ」も、当時はほんと画期的な自己紹介ソングだったと思うんだけど
てっちゃんがまた全員をかっこよく紹介してるよね。
痛いほど視線受け、とかクールなハートの描く先とか。紡ぐよ現在過去未来とかとか。

座ってなければもっときゃっきゃ煽っちゃう感じだろうな〜

ルーパーくんとだけのアカペラライブ、今後もしあったら「RIDIN' HIGH」と「FWFL」、「夢伝説」をやってほしいー!

てっちゃんの「侍ゴスペラーズ ルーパールネッサンスバージョンでしたー!」に
続いて間髪入れずのスタンバイ、サカイさん。
あの拍手をピタッと止めさせる、オーラというんでしょうか。
息をひそめて、調整している姿と音のはじまりに集中。

「Recycle Love」
次々繰り出される一音一音が、そのときならではなのがルーパーフォーマンス。
背後に控える北山さんへのゴーサイン、無音の交信かっこよかったなー。

この曲でのサカイさんのリード、声がすぱーんとのびやか。
最後、ひとりずつ歌い終えた順にステージ奥の階段へV字フォーメーションになるごとに
ピンスポが落ちて、ラスト残るサカイさんにだけ当たっているとき
ぎゅいん、とルーパーのつまみをひねるカットアウトがライブならではでお楽しみでした。
ほれぼれする瞬間。
そして後ろに下がりがてらの給水、ドリンクぐいっとあおるのも。

「永遠に〜a cappella」「ひとり」
これらの曲が入るのも、はじめましての土地や久々の場所では熱烈歓迎されているからだな〜と
鹿児島でつくづく思いました。
わっと湧く、静かにおーっとなる、色々だと思うけど「知っている」って、
なんて強いエネルギー発するんだろうと。

上手へ黒ぽん、サカイさん、
下手へヤス、北山さん、てっちゃんがはけていきます。

同時にバンドのみなさま登場。

「インター'17」
ピアノが佐藤さん、リードが本間さんのサックス。
このバンドの厚みというか受ける度量の広さがあるからやりたいショウアップができるんだなと実感。

影コーラスを聴きながら、そこにないてっちゃんのリードの声を脳内再生しながら登場を待つ時間好きでした。
照明が、ほのかな青と紫の重なりでステージ上がムーディーな感じに。
それまでの「永遠に」や「ひとり」はほんとにシンプルというか黒バックにホワイトのピンスポットだけで
アカペラ、5人の声だけという最低限シンプルを際立たせていたから
また違う始まりをなおさら感じさせてくれました。
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乾杯 30/34

2017-07-16 23:55:50 | 2017SoulRenaissance

いよいよMy千秋楽、Soul Renaissanceツアー。
名古屋は、猛暑。


◆シーン1、エスカにて。

お昼に到着、名古屋駅で早速きしめんランチ。
時間が時間だけにどこも行列だったけど、わりとどこのお店も回転早くみえました。
なぜひつまぶしがあんなにさくさく進んでいたのか…

並んでいる間にオーダーが通っていて、早速出てきたよ。
海老とかき揚げの冷やしぶっかけ。


と、ヒルビンビーーーーール。



すいません、中瓶とグラスふたつとオーダーしたら、店の方が「暑いものねー!私も飲みたい!」


◆シーン2、打上にて。

終演後、趣味友人オリジナルメンバーにて久しぶりの宴会。
みんなが集合できて、ほんとよかった。
ライブもあますところなく味わって、友人からのうれしいお知らせもあって、
杯を乾かし続けて、空いちゃったもんだから約1名ルネッサンス手振りですが。



もう何百回と言っていますが、
ずっと歌い続けてくれているから、
まだまだ坂道を登り続けていてくれるから、
こうして飽きることなくその背中を追い続けて、
それぞれの愛し方でつながっている仲間とも、
リフレッシュの時間を過ごすことができています。
ゴスペラーズに乾杯。仲間に乾杯。


◆シーン3、新幹線にて。

のぞみの終電で帰路に。
もう一杯いっちゃおうかな、明後日健康診断だけれども。



駅のキオスクで友人が買ったおみやげ、チップスターの手羽先味美味しかったわ。

このあと寝落ちて気づいたら新横浜。さすが隣駅、近い。

以上、乾杯三連発でした。
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Soul?Renaissance!27/34Tokyo_day1

2017-07-09 23:55:19 | 2017SoulRenaissance
ツアーも残り本数が少なくなってきて…
名残惜しいこの素敵なステージ。
きっと撮影入るだろうなあと思っていたのですが、この東京1日目にはクルーの存在はなく。
しかし、翌日にGOODニュース、いつもありがとうございますWOWOWさん!!
8月も解約せずにいきます、9月まで!!

しかしなー、この初日の
「ああーこの瞬間のこの熱唱!」
「ここははずせないねー」
「このハモりが好きすぎる」
「…!何したいま!」
という心の声とシャッターポイントがあまりに多かったので、記録に残らず惜しい。


冒頭ご挨拶。

酒「ひもがほどける酒井雄二です」(シャーっと勢いよく高めの位置まで結ぶ)
北「僕はほどけてないです。北山陽一です」(ほぉ、という顔を向けるサカイさん)
黒「ベストのボタンが留まっていない黒沢薫です」
(これはいかにというぱつんぱつん感)
安(ぴっと飛ばしながら)「水も滴る安岡優です」
村「…水の隣の村上てつやですー」

マイクオフでサカイさん「汗だろ?」
「水辺はいいもんです」ときっぱり言い切ったユタカさん。
ため池とかダムとかのほうがイメージ。

デフォルトありつつも毎回サカイさんからの流れで考えているんだろうな。
サカイさんが話し始めたときの後ろ4人の表情、つい見てしまう。
いま、just nowの5人のこんな流れ、共有感が愛おしくなるんだよね。
空気を読むのではなく、つくるひとたち。さすがライブ上手だねと思う所以。


もしも宝くじで10億当たったら。

バンドメンバー紹介、この場にふさわしい質問でいきます!とてっちゃん。
しかし年末ジャンボの抽選会て帝劇じゃなかったっけ。いまはフォーラムなのかな。

バンドのみなさんとひとしきり沸いたあと、それぞれ散っていた場所からわらわらと中央に集まってくる5人。
北山さんは、「さくっと使う系なら」という前置きにいくつか選択肢を覗かせつつ。
ジェット機を買う、という発言に唸るメンバー。
5人乗れるやつね、という言葉に、いつでも5人ありきで考えているの嫌味なくさらりとしていていいねと思う。
しかし購入してリースに出せば、二億くらいで貸せるので5年で元がとれる、と。
増やす気だ、投資だ、不労所得だと口々に賛同しつつ夢描けるね。

安岡は?という問いにむむぅーっと詰まったヤス。
シャンパーニュ地方でブドウ農家買うとか、とは黒ぽんだったかサカイさんだったか。

で、黒ぽん。
カレーを出すライブハウス建設。
ステージはおれらが務めるんだよ!という発言にああそうなんだ的な空気が漂うのもほのぼの。
てことは、ドリンクがわりのカレーなの?!結構な密室でカレーなの?!と
きゃんきゃん叫ぶヤスに黒ぽんが当たり前だよと言う横でサカイさん。
「ヤスオカが言いたいのは、アカペラで、すぅーっと息吸ったときにカレーの匂いが充満しているなか歌うのか」
スパイシーなライブになりそうだけど…出てきたみんなカレーな匂いがついてそうだ。



アンコール登場後。

酒井さん
「こんなに大きな会場で、満員御礼本当にありがとうございます。
励みになります、はげみになります、はげみに…
面白くなってきちゃった」

と、本人おかしなイントネーションに。
んー、ふと発した言葉の音に、急になんでこの音なんだろうとか違和感あることあるね。

北山さん
またわかりにくい話しますよ、の前置き。
さっきの10億の話(あったら何をする?で北山さんは5人乗れる規模のジェット機購入&リース)、低金利の時代ですが金利1%として全部貯めたら1000万。
何もしなくても年収1000万。(「憧れの不労所得!」)
それでも自分はここ(ステージ指差して)がなきゃだめなんです。こんなにみなさんから拍手をいただけることがどれだけ幸せなことか。

…わかりにくい話するというときほどわかりやすい北山さんルール発動。
いいこと言うなあ、もう。
自分の存在まで肯定してもらえちゃって私も幸せです。

ヤス
これまで作ってきた歌を荷物に、新しい歌を地図に、また会いにいきます。

さすが詩人…!


てっちゃんは5000人を前に少し感極まっているようにも思えたなあ。
ことばとことばの間とか、選び方に。
そういうときにぐっときてしまうよ。


そしてついにコール&レスポンスは、すべて客席が手振りつきの時代に突入したね。

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乾杯 27/34

2017-07-08 23:55:30 | 2017SoulRenaissance


いい空間にいた、いいステージを観たそのままの、心の扉全開ではじめまして。

好きなものを好きになってくれるってうれしい。

ようこそ、と(オープニングのように再生ください)あらためてのルネッサンス。
ワタクシのは2杯目飲みかけですが、まあそれもよし。

乾杯がつなぐ人の輪っていいね。
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Soul?Renaissance!23/34Kagoshima

2017-06-24 23:55:13 | 2017SoulRenaissance

セルフハグで指先すべらせた。


…って、それだけかい!とつっこまれそうですが、息止まるかと思うくらいのけぞったんだもの。
私的ルネッサンスポイントでした。
ふいに艶っぽくなるのけしからん。


鹿児島、初経県に旅+ライブ。
客電落ちた瞬間からの歓声と拍手、どよめき。
待ってましたーーーー!感がとにかく溢れていて、ああライブの初心だ、と。
なにかこう自分もへんに慣れちゃってんじゃないぜ!みたいな気持ちになりました。
一期一会、その瞬間感じるものを大事にしたい。
さらさら消えてしまうんだけど、ふとしたときに思い出せる記憶を留めておきたい。

大歓声に応えての、てっちゃんの満面の笑みとにかっとしたときの歯ぐきとか
自分の熱意がどこまで届いているかバロメーターになってます。


ライブ直前までの大雨、開演時間の遅れも懸念されていたそうだけど
定刻スタートできるくらい、きちんと入場完了していたのが車文化だなあと感じたりね。
私たちは、この雨でほんとに間に合うのか?!とドキドキハラハラの霧島からの戻り。
運転おつかれさまでした

この打ちつける雨のむこうには桜島(あるはず)


台風クラスの大雨。楽しみにすると雨が降る、雨部発動。



武器をさらば。

兄弟構成だった今回の質問コーナー。
メンバーで唯一、女性兄弟いないのがヤス。
お兄ちゃんがいるときは、いつも周囲に木刀系がないか確認して隠しておく日々だった模様。
顔そっくりなお兄ちゃん、会ってみたい!という人は多いけど、会ったらもう二度とその言葉は聞かれないようで(笑)

てっちゃんの「ねーちゃんとクレープ焼いたりしてた」とか
サカイさんの9才上の兄、6才上の姉、高1・中1・小1構成とか
知ってはいたけど改めて聞くとへえ!と思うような。
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乾杯 23/34

2017-06-24 23:00:05 | 2017SoulRenaissance
ツアーも終盤戦。
遠征は初経県の鹿児島にて乾杯!

雨部+先輩後輩の組み合わせは、どうも雨になる傾向強し。
それもこれもみんなで旅に出られると思うとワクワクしちゃうからなんだと思います。
リベンジ桜島ならずの豪雨のなかくぐり抜けて、客席も熱く迎え、それに応えての熱いライブ。
楽しかったあとの喉の潤し。



ホテルの方に教えていただいた、品数多くて美味しいというご近所の名店。
こちらがもう本当に美味しくて、美味しくて。
ネットにはない、現地の方が知っている情報ってほんとに素敵だ。旅の醍醐味だね。

きびなごキラキラ!ぷりぷり!


酢みそと、お醤油で。
鹿児島のお醤油、甘い!でもこれがクセになる美味しさ。
普通のとお好みでと言われたけど、おみやげにしたほどお気に入り。


そして首折さば!とろける!


何度も最上級生が「折」を「切」と物騒に言い間違いしてたけど、これはほんと美味しかった。
なんだろう、味が一切ぼやけていない。

この2皿、あまりに美味しすぎて追加リクエスト。

さらに、さつま揚げ!ふわふわ!


「今日はね、にんじんとたまねぎとネギいれたの」と親切で愛嬌のあるおばちゃんのお手製だそう。
うわー、家庭の味だ。おふくろの味だ。
これももう一皿、いただきました。

なす炒めとかサラダとかお肉とか手羽先とか、どれも美味しくて皆でぐいぐいいただいていたら、
「お嬢さんたち、きびなご、さばのほかのもので握りもできるけど食べる?」
とおばちゃんにお声がけいただいて。即答、全員一致で「いただきます!」

じゃーん。


ああ、つやつや…


ライブ終わって車で移動して、ホテルに荷物置いてからだったから入店したのは21:30頃。私たちだけ。
1時間半ほどで、それぞれ2〜3杯飲んで、こんなにいいネタいただいて、ほかにも皿数でいったら10枚以上は頼んでいただろうのに、
お会計でまたびっくり、ひとり3,000円しない!
なんたる満足度。

旅をした、あの街の風景、という記憶に残る、ばったり出会った、偶然のラッキー。
ホテルからの道、雨上がり、ポストを曲がって見えた看板、縄のれん。
また行きたい場所がひとつ増えたよ。
でんすけさん、ご親切にありがとうございました。


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Soul?Renaissance!16/34Toyama

2017-05-31 08:55:51 | 2017SoulRenaissance

2017年5月28日(日)、富山オーバードホール。
オーバードは、夜明けに別れる恋人たちの歌という意味なんだそう。
対義語がセレナーデ。
Soul Serenadeから続くSoul Renaissanceツアーとも所縁がある気がして、
そんなこともうれしい。



立山室堂に向かうバスの中から、当日9時頃のホール裏手。
朝早くから会場入りするスタッフさんとすれ違いました。本当におつかれさまです。
彼らが歌い、私たちが楽しむ場づくりのために、たくさんの方のサポートがあるんだなとつくづく思う。

3時間前まで標高2400mにいたんですけど、というところからの駆けつけライブの備忘録。
ほぼツアー中盤、折り返しもまもなく。
今回も熱く、じんわり聴かせてくれました。

◆プリハグ
あらためてサカイさんが一番大きなハートを描いていることに気づく。
そうだ、雄大な愛を彼はいつでも持っている。

◆暁
アシッドジャズの流れをくむこのテイストが自分はやはり好きなんだなーと思う。
コーラス4人のグルーブにこの日は一番ぞくぞくした。

◆Dream Girl
ずーっとてっちゃんを拝み続けていました。
なんかもう歌う姿に釘付けで。
この胸は君のものさ〜♪と歌いあげたあと、ふわりくるりと回りながらステージ下手へ。
ここがいつでも好き。
歌い終わりのドヤ顔も好きだ。(真顔)

◆きょうのサカイさん
タイはやっぱりほどけるよね。
今日は後ろを向くことなく正面でくるりと結んでいました。
サカイ沼にはまりつつあるYちゃんが、
「リーダーのVネックなんて目じゃないくらい胸元開いてますよね?!」
うん、うん、はげしく同意です。

◆自己紹介
わたくしが何を隠そうゴスペラーズの!
サカイさんに始まり、北山さん、黒ぽんが同じく続く。
隠しきれない汗、のユタカさん。
隠し事はないほうです、のてっちゃん。
人間だもの少しくらいは、みたいな掛け合いも。

◆MC
ご挨拶で、コール&レスポンスがうまくいかず、盛り上がりに微妙な影を落としたけど
サカイさんが「俺らのほうに落度がある」というようなことを。
振るなら振るでわかりやすく!が合言葉のようにユタカさんによる再ルネッサンス。
あ、今日は勝手に盛り上がる土地ではなく、こちらから着火しないといかんなという
ステージ上の彼らのスイッチが勘と気配で入った瞬間を見た気がする。以後随所に。
このあたりが、のちにサカイさんのつぶやき「おだやかに始まり、熱く終わる」につながるかと。
確かに魅惑の後半戦から、灼熱の後半戦に移ったあたり「FRENZY」で声を出したから、
その後のてっちゃんによるコール&レスポンスは、自分も含めて会場中から響きわたっていたもの。


◆All night〜
てっちゃん越しのサカイさん!
センターで観て、こんな瞬間があったなんて!とのけぞる。眼福。
階段の上に立っている酒井さんが燭台のほうに顔を伏せているのがとにかく絵になる色っぽさ。
あああ、この瞬間をカレンダーに収めてほしいと悶えつつ心のシャッターを押す。
名シーン、ナイス歌唱多し、の名曲。
前方で体感するライブは、やはり歌の迫力が違う!
5人総がかりで歌いあげる姿にとろけたり、しびれたり。


◆Silent Blueも同じく。
リード北山さんが、サビのてっちゃんファルセットにあわせて唇だけで歌いながら、
指先やわらかくまるく、すーっと天に掲げた、なんともいいシーンを見た。
スポットはてっちゃんにだけ当たっているので、北山さんはステージ前方センターでライトオフ。
全体を包む真夜中ブルーのなか、そのシルエットがほんとによくて。
曲の世界をてっちゃんが「外は嵐で吹き荒れる室内での情事」といっていたのを思い出す。
浸ってしまうね。

◆星くず夜のシンフォニー
と、ユタカさんに言われそうになった歌。
小枝の歌とあわせて、前2曲のエモーショナルさから、すーっと穏やかモードに。
安心安全ゴスペラーズ印。

◆ルーパールネッサンス
お試し曲は、お久しぶりの「ウイスキーが、お好きでしょ」
そしてひとりひとりが音を入れたあと、「侍ゴスペラーズ」歌い出し前に全員がルーパーくんを囲む瞬間が好き。
わらわらっとこじんまり集まってわいわい喋っているのが、
さっき見た子ツバメ満員の巣のようで…

◆Deja vu
今日もロックオン、サカイさん。
いすの背もたれに両ひじをかけるの、ああそうか!と私的に合点がいったのはバックハグか!と。
なんかもう妄想が暴走してとまらない。
別の視点ではユタカさん。
彼だけがいすをくるりと回ったあと、必ず視線をいすに向けている。


◆好きな麺類
バンド紹介テーマは好きな麺類。
うどんとかそばとかラーメンとかが出てくるかと思ったら、商品名指定も多々。
バンドメンバーの話をあまり広げなかったのは時間が押していたからかな。
パン好き縛り?サカイさんは寿がきや。受験をこれだけでのりきったという。
うどんだろうと思っていた私が浅はかでした。
北山さんは、名古屋駅の構内にある駅そばがとにかく好きと。
あれ?名古屋だときしめんになっちゃうか?
カレーうどん?カレーそば?とどこまでもカレー縛りの黒ぽんはナントカだったのだけど
誤りをのちに訂正、もといカオーサイ?
ヤスはどこのだっけー、福島っていった気がするねぎそば。
お箸代わりにねぎが一本ついているなんて、本当にねぎ好きじゃないと食べられないね。
ねぎでそばをすくいながら、口の中で薬味ブレンドするもよし、だそう。
途中噛んじゃって、サカイさんに惜しい!と言われてた。
ゴスペラーズルールによれば、噛んだら話終了なところ、さすがここまで話して無しにはないね。
てっちゃんは高岡駅構内のちゃんぽん、何がちゃんぽんってうどんとそばが同じ出汁に入っているもの。
サカイさん、かなりのくいつきでした。
あれ、おもちがのったうどんの話もここだったかな。
はふはふ擬音奏でながら食べるサマが落語見てるかのようだった。
ツアーで全国回る&それぞれの特技的こだわりのある彼らならではのトーク。


◆破壊力
「Unlimited」での音切り、てっちゃんのタメからの「ため息こぼすなんて」にやられました。
くあーっ何したかっこいいぞ!みたいな(笑)
テツマニ女子をなぎ倒したと思う。

◆破壊力2
「Get me on」だったと思うのですが、歌い終わりでサカイさんがすっとうつむくように目を閉じたのです。
それだけで射抜かれた。
前方で観ていると照明が意図した陰影に見えないときがあるけど
(お化け屋敷みたいな当たり方に見えちゃう)
このときはなんともきれいな光が睫毛まで透かすようだったのだ。

◆Liquid sky
まだ泣けちゃう。
この曲を泣かずに聴ける日はいつかな。いまの時期はまだちょいときついな。
「歩いていこう 」だけで泣けるから。でも聴きたい。

◆涙は拭いて、ディスコボール。
この曲はやはり、一緒に口ずさむのが楽しさ倍増。声に出さなくてもね。
最後に腕をすーっと掲げたサカイさんの指先が頭上のミラーボールに向けて、魔法をかけているみたいだったよ。

◆最後のご挨拶
たくさんの方に来場いただき、客席がこんなに埋まっていてありがとうございます。
いたって普通の挨拶ですが、本音です、と。

◆reborn
ブリッジ、サカイさんにハモるてっちゃん。
このふたりの組み合わせ、なんとも溶け合っていて毎回新鮮に驚きを感じる。
そして得も言われぬ多幸感。

◆誓い
サビのサカイさんのコーラスを間近で聴けてうれしかったなあ。
♪世界が〜Ah〜のところ。

◆去り際
おお、ちゃんとポケットに左親指ひっかけて再現性高まった!思っていたら、
見る人によってはまだまだ、あと一息というご意見も。

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乾杯 16/34

2017-05-28 23:55:30 | 2017SoulRenaissance
ツアーもほぼ半ばを迎えた、富山公演。
最終新幹線までの30分ほどで打ち上げ。

駅構内のお店、食前酒サービス。なんて銘柄か失念。すっきりのひとくち、美味しかった。


こちらが本番、ルネッサンス。
初日観て、沼にはまりつつある若手(笑)が富山まで遠征してきたよ。


友人とまた来月ね、と別れて関東組車内宴会。
日中のアクティビティと、よいライブの余韻とでまわるまわる。


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Soul?Renaissance!7/34Kyoto

2017-05-21 23:55:51 | 2017SoulRenaissance
今ツアー初の遠征(早い)、京都ロームシアター。
文学座の「北の阿修羅は生きているか」を観に来て以来の京都会館、あれはもう17年前…?!
楽屋口のある会館裏口をみて、懐かしさが蘇る。

2017年5月4日。ツアー7本目です。





1週間のうちに2度目。
いろいろ乗り切れていないながら、頑張り続けるためにね、と自分擁護ながら。
ツアー中は月1ゴスを掲げつつも繁忙期の5月、月半ばは観に行けるか赤信号が盛大に点滅していたため
ゴールデンウィークの京都へ突貫日帰り。
お昼、おやつから慌ただしい乾杯までお付き合いいただいたsoyちゃんありがとーう。

初回は観るものすべて新鮮で視覚からの刺激が強かったから
聴覚もたっぷり味わおうと意気込んで行ってまいりました。

ざっと感じたこと、帰りの新幹線メモをアップ。

・オープニング「インター‘17」からのコール、登場、「GOSWING」への流れ、この演出好きだ。

・アルバム制作のときから、北山さんが「GOSWING」につなぐ曲というお題で
作ったと言ってたけどツアーまで見通していたんじゃないかと思えてしまう。
曲へのつなぎのみならず、ゴスペラーズのルネッサンスへのつなぎ、扉。

・「GOSWING」この日のダンス、私的にこれまで観た中で完璧な感じがしました!
なんだろう、私の達成感が胸に熱かった。
サカイさんもタイがほどけるほど熱い。
白襟に白いリボンタイがボタンでついている…のかな。

・「プリハグ」まで踊りきり、「暁」のときに後ろ向いているときにご自身でくるりと結んだ模様。

・「Dream Girl」ってもしかして振り付けはマイケル先生かな…とふと思う。
たぶん先生の重心なら色っぽく機微あるソウルフルになるんだろうなと。
くるりと花ひらくようなコーラスとの連動は「暁」ではなくこちらでした。


・ライブならでは
「Allnight〜」あとひといきな気がするの、ハイノートヒットに。
イヤホンで細かな音を聴き込むときは目を瞑っているけど、ライブで聴くのに視覚を閉じるなんてもったいなさすぎてジレンマ。
あちこちで熱のある掛け合いしているから、それぞれの音にひゅうっとなる。

・一方で、「星降る夜のシンフォニー」
サカイさんが苦しげもなく高いところを歌う進化。


・ルーパータイム
くりかえし♪くりかえす♪
なんどでも〜♪
しかしながら押し間違い?も〜♪しか入らず。
黒ぽんのねらっていないめんこさ炸裂。

・ひとりにひとつ
ルーパーくんに順番に入れていくとき、みんながお辞儀敬意はらってからの儀式。
てっちゃんがお詣りするかのように二拍二礼、手を合わせる姿がね!
見事というか慣れているひとだなあと妙な感心。

・あらためて「侍ゴスペラーズ」をここで使うってにくい構成。
どんなことをやろうとしているのか成したいか、世に打って出ていこうとしているときの衝動や熱を、端的にあらわした曲でrevision。

・サイン
「Recycle Love」合図が、今日もエクセレントすぎて、くらり。
最後の音遊びは、ゴールデンウィークサービスかな?!

・音を堪能
ステージ前方のまんなかあたりだったからか、アカペラの声の響きが心地よくて。
「永遠に」も「ひとり」も渾身だった。

・インターとイントロが入ることで90年代の「あの頃」がバージョンアップされているのが
ひしひしと感じる。

・でも惜しむらくは、イントロの歌詞が好きなので
どこかでてっちゃんリード歌ってくれないかな。あのくるおしい感じを聴きたいの。
てっちゃんが歌う「もがく」の3文字に相当心酔してます。
この短い二曲が大好きすぎるよ、わたし。

・「Deja vu」
歌う人のいすにスポットが当たるのが素敵。
この間はそこまで見えていなかったなあ。
あたたかい白スポットなのがまた、この曲の雰囲気にあう。
サカイさん、くるりと回るとき以外は、ついにいすにさわらないツンデレ疑惑。

・好きな日用品
掃除好きが多いバンメンのみなさん、コロコロのあたりから
てっちゃん宅がいかにあれかという話に。手当、部屋をいやしているとか、想像にかたくない(笑)
絨毯の髪の毛、集めるのは手でやっているという…その手。やってるな、実際に。
遊びに来いよ、いいレコードかけてやるとか言われてみなさん是非…という雰囲気に
「いやいやめったなことを、軽く返事するもんじゃないぞ」的に止めに入るサカイさんがツボ。
知ってるね実態、後輩たちはね。
と、言いながらも、今も、ってどうなのよてっちゃん。

・自宅にルンバ導入した頃のヤスが当時ずっとルンバの話していたらしく。
ルンちゃんて言ってたもんね(笑)
いかにルンバに快適に働いてもらうかのために自分たちがしつけられているという。

・「FRENZY」バンドソロのとき、やはりサカイさんは一旦はけているのかな。
きっとラブマ様のときのような扇風機にあたってるのではと想像。

・アンリミ「ベッドの途中で」
音が切れる瞬間がかっこいい。ひゅー!と思わず。
背中あわせ、ステージングとして受け入れてます。

・「Liquid sky」からの「Fly me〜」
本編最初と最後がアルバム通り、という構成演出にしてやられた!と思う。
ここまでテーマ絞ったライブツアーすごいなと。
Serenadeの頃とRenaissanceに終始完結。
人気の灼熱の後半戦曲もはずし、それでもめくるめく魅惑の後半戦。
じんわりと沁みてくる5人の魂と声に、心がひたひた満ちてくるところに明るさももらって
まさに再生していくの。

・ご挨拶
「頑張りました」あとひとこと言うとしたら「やりきりました」
←のちに、サカイラジオにて京都終演後には打上参加、二次会とか三次会まで行った模様を
語られていて、それがなんだかとても嬉しかったの。
爽快に仕事を終えて、語ることもいろいろあって、オープンマインドないい夜だったんだろうなー。

・アンコール
生まれ変わって生き続けていく、というメッセージからの「reborn」は、私にとって
反則技以外のなにものでもないですが、何度聴いても普段は心の底に沈んでいることを思い出させる曲。そっと深呼吸しながら聴いています。

・「誓い」締め
思い出してもやっぱり反則だ。泣けちゃう。
サビのコーラスに至るまで、どこを切り取っても。
「そういつもそばにいる」全員一丸コーラス、リード以外も愛を歌い紡いでいるのがよく見える
この曲がとても好き。高い音あてている姿をみるのも好き。
アンコールが、本当にアンコール。本編で完結しているところにプラスで期待に応えるサービス感。



1日の1/10をともに過ごしている、っていう北山さんの言葉にらしいなと思ったり、
それを聞けてほんとによかったとあらためて思ったり。
こればっかりはずっと感じ続けていくんだろうな。
1/10を少ないと思うか、多いと思うかはそれぞれだと思うけど、私はそんなにあるんだと思った。
交差するその時間の今、と、またその機会を持てる進行形の今に感謝して、それ以外の時間も
大事に過ごしていこうと思ってもついついぞんざいにしがちな今。
そうやって自分の足りていないことに気づきながらもがきながら人生は続くね。

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乾杯 7/34

2017-05-04 22:15:17 | 2017SoulRenaissance


京都タワーの地下!にて30分突貫宴会、乾杯!
慌ただしくてごめんね〜

歌う音がよく見える、感じるいいライブでした。
新幹線でひとりルネッサンスしつつ、反芻。

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Soul?Renaissance!3/34Yokohama

2017-04-29 23:55:01 | 2017SoulRenaissance
ゴスペラーズ坂ツアー2017「Soul Renaissance」
4/22からスタートした「G20」以来2年半ぶりの全国ツアー。
待ってました地元横浜公演、3本目。4月26日、神奈川県民ホールMy初日です。





苗場のエントリー以来、すっかり自分の日記的な記録から遠ざかっていた
この3ヵ月ほどは、ワールドワイドには書けない苦い、しんどい、重たい、と
苦しいことが山積みで。
繁忙期に重なり、本当になんの修行だろうかと。

先行アルバムもなかなか通しで聴けなかったり、
聴いたら聴いたできゃあきゃあ言いたいあれやこれやも書き綴れなかったりと
ゆとりのない日々を過ごしておりました。

や、ひと昔前ならば、眠らずに書いていたような気もしますが
さすがに睡眠欲のほうが勝るね。毎日へとへとだもの。

ツアーが始まる頃にはあれもこれも完了していないといけないはず…と思うだけで、
動悸がしたりめまいがしたりの日々(苦笑)
家族にも心配かけつつ、なんて不健康なんだろうか~と遠い目をしていました。

投げやりになったり、閉じこもりたかったり、精一杯気を張っていたり
こんな時だからこそなんとか明るく振る舞おうとしたり。
気持ちを冷やさないように、歯をくいしばって、どっと疲れる、みたいな。


乾燥砂漠地帯のような心身に、オアシス。


もちろんこれまでも5人揃ってのステージはもう何度も観ているけど
「ツアー」しかも全国ツアーという場で「5人」というありがたみに
ひたひたと感じ入りつつ、なんかねーもう観にこれてよかった、
生きていこう歩いていこう、みたいなことをふと思えるから。

私にはなくてはならない存在とハーモニーです。


そんな気持ちで迎えた初日の、備忘録を。


・ルネッサンスポット、naoちゃんとツーショット。
 これ開演前にしかないのかな?終演後のテンション高いときのほうが
 面白そうな気も。絶対ツイートはしないけどね(笑)

・1階10列め、下手寄りから。
 舞台におかれた椅子や、ステージ中央の特大幕についてあれこれ語る。
 あれをカーテンもしくはのれん的なグッズにしたらどうだとか。

・まさに「幕があがる」
 にくい演出です、想像はあたっていたよ。のれん方向ではなく。
開幕前の暗転中の、てっちゃんのコールに歓喜。

・グッズのお知らせが出て、そのpdfをスマホで拡大して見ていたポスター、
 おお、これが衣装だったか!

・普段なら「風邪ひくぞー」という胸元の開き具合。
 しかもリボンタイくるり。(のちに白ハチマキよばわり)

・Jちゃんからオペラグラスまわってきて野鳥の会。で、胸元みる。

・登場だけでも今回のSoul、R&Bへの本気度がうかがい知れてニヤニヤがとまらない。

・イントロ'17やインター'17のつかわれ方がすごく素敵だった。
 イントロは、ああ、生声に変わった!と思った瞬間と
 インターは、リードがサックス、それにハモるだなんてーーー!とゾクゾクしたもの。

・「GOSWING」からの「プリハグ」、わーこりゃ大変だーと思いつつ、
 この流れをこの先何度も聴ける・観られるのね~もちろん指先注目。

・「暁」ライブで聴くのは初めてながら、uhahコーラスの広がり、
 ロングトーンとともにステージ中央にいた5人がくるりとステージ前方へ広がっていくの、
 花がひらくというか、雲が晴れて陽ざしがふりそそぐ時みたいで胸熱。

・一転「Dream Girl」、お地蔵さんみたいな振付がついていたのはこれだったか…
大好きな曲なのでこなれていくことを期待。(自分の目も)
 歌い終わりでてっちゃんがヤスの肩にひじをかけてニヤリ。隣席崩壊。

・自己紹介で46歳になったと年長組が「よろしく」を二枚目声で言うのを
 年中さんが「それって46歳だからよ・ろ・し・くって言ってるの?」とからかうのを
 「やめていただきたい!」「ムラカミが敬語だからね」「あはは、承知した」
 というやりとりがツボ。

・49歳でもやりそうだな。

・アルバムタイトルでコール&レスポンス。やりなおし有。

・アルバム、オリコンチャート5位。4位でもなく6位でもなく5位におさまっていることが
 リーダー曰く「まだツキがある」
 「1位はキライじゃない!」「2位じゃだめなんですか?」
 選んでくれてありがとう、を必ず伝えてくれるその気持ちがいつもすごいなと思うの。

・「求めあう男と女の愛の世界へようこそ」という台詞に続いては
 「All night & every night」きた!熱いぶつかりコーラスシャワー。
 この曲のサカイさんのコーラスはどこも聴きどころ、ツボが多いのだけど
 「Miss you Miss you」の吸いつくような「みっすゅー」の発音がたまらない。
 できればこの曲で赤い椅子に座っていただきたかったなー、なんて。

・この曲でしみじみ思ったのだけど、バンドの音が半端なく若くて情熱的。
 これは歌い手として張り合うの大変だろうなと思うくらい。正直、音下げてほしいと思うくらい。
 毎回金管が入るのはうれしい。ゴージャスだね。

・ちなみにいつもなら「灼熱の後半戦」は「めくるめく魅惑の後半戦」だった。

・聞かん坊ルーパーくんで、声で遊ぶ機械ですと実演してくれてから、
「侍ゴスペラーズ ルーパールネッサンスバージョン」どの音もかっこよかったー。
 全員がルーパーに集まったり散ったり音あげたり下げたりしながら。
 コントロールタワーはもちろんサカイさんなんだけど、全員使えるようになりました感。

・「Recycle Love」ドットのような動きが加わりました。
 最初キタヤマさんがお遊びしてるのかな?と思ったら全員ちょこちょこと。
 しかしいつ見ても、スタート音入れOKのキタヤマさんへのゴーサインが粋。
 後ろにいるキタヤマさんに向けて、身体の横でさりげなくサムズアップ。

・アカペラ「永遠に」「ひとり」からインタールードへ。ここホントかっこいい。

・白いお衣裳へチェンジ。か、回診だ・・・!
 ロングジャケットに中はストライプシャツ。全員この長さってめずらしい。
 とろみのある春夏向きストレッチ素材なのかな?という印象。

・スツールに座って歌うときのジャケット裾をぱさりとさばくのがね!

・ここからの「SoulSerenade」の頃をふりかえるようなメドレーよかったなぁ。
 「MIDNITE SUN」「t.4.2.」でひゃあひゃあしていたら「Body Calling」。
 15周年漂流記秋冬ツアーのときのこっぱずかしさが蘇る。

・スツールに座るときの片足かけて、片足投げ出す感じ、マイクを持つ手の肘を
 反対側の手で支えるポーズ、好き。歌っていないとき口元でマイクを横にしているのも。
じっと音を聴いている姿にみとれる。

・話題作「Deja vu」が問題作となった瞬間(笑)
 スツールを女性に見立てているのは間違いないと思うのだけど
 そのもてあそび方が5人5様。

・てっちゃんがスツールの背もたれを鍵盤のように指先を走らせてみたり
 北山さんが跪いて心の交信をしていたり、黒ぽんやヤスがいやらしく撫でまわしていたり。

・そんな中、がしっと首根っこつかんだ感を醸し出す方がひとり。
 ずっとそれで見つめちゃう…?

・でもねー椅子の回りをくるりとするときには、さらりと指先で撫ぜるの。しかも優しく。
 すごくマニアックなことをいうと指の腹より少し下で。

・無理ポーズ・・・!と一瞬思った両肘もたれかけは思い返せばやられましたわー。
 バランスボールひとつ分くらいの距離感ありつつも。

・バンド紹介トークテーマは「好きな生き物」
 バンマス本間さんの「ひと」発言からオスメス、どんなタイプと発展し
 「裏表のない透明感のある人」という言葉にダークサイドヤスが「けけけっ」とあざ笑う(笑)

・カピバラのものまねができる黒ぽん。150cmくらいあるという話で、てっちゃんがかがんで
 ヤスと黒ぽん追いまわす。僕ら166cmだから!と少し増えた身長話も。
 図鑑でみてアマゾンの動物が好きだったとも言っていたね。

・「Let it Shine」何度も聴くうちにすごく好きになった曲。
 なんというか、そこに音がいくかという意外性と、衝かれる感じに虜になった。
 このときの指先の開き具合、角度についてのちの宴会で熱く語り仲間にドン引きされる。

・「HIDE&SEEK」でサカイさんが赤い椅子に座ったのだけど
 その姿、正面から拝みたかった。きゅっと行儀よくコンパクトに収まっていた感。
 いやーこの曲だからなー、手荒な感じでもよろしくてよ。
 ところどころのフェイク、くるおしい感じがいい。

・久しぶりに「Unlimted」きたー!数年前の苗場以来でしょうか。
 そういえばこれも「Soul Serenade」収録曲だったんだ。黒衣装で聴きたい感じだったな。 
 ライムスターとの競演あるといいなあ。ラップ部分はちょっと短くなっていたかと。

・「Get me on」きたー!「FRENZY」もきたー!
 もう17年とか前の曲になるけど、曲の現役感は衰えないね。バンド紹介も切れ味シャープ。

・本編の終盤にて、てっちゃんの言葉にじんわり。
 ここにたどりつくまでに自分たちの在り方、方向性をふりかえり考えた2年だったこと、
 何か答え出すというよりデビュー当時のもがいていた頃、でも楽しかった90年代の気持ちをとり戻すことから、と。
 いろんな街に歌を届けにいくということが、みなさんにとって何かしらの喜びであるなら
 こんなにうれしいことはない、と。

・あの出来事はただ過去の点ではなく、いまも続く線なんだ。
5人もいろんな思いで今ここに立っているんだな…と感じて、
 そして全員が息を合わせて「星屑の街」コーラスが流れこんできた瞬間に涙があふれて止まらず。
 あまりにしんどくて、投げ出したい気持ちに何度もかられて、今もまだ現在進行形だけど
 やると決めた以上、気力だけは手放さない、と心の中で勝手に5人に約束。
 ちゃんと足元かためて生きていかないと5人に会えない。

・「Liquid Sky」・・・
 アルバム発売当初に朝の通勤で聴いていて会社に着く寸前のところでうっかり泣いた曲。
 3月末、会社に行くのが気が重くて、そのときの空が、透けた薄雲の晴空で。
 心象風景と、そのグレーがかったほのかな雲と青空が、今にも泣きそうな気持ちに重なって
 そこにあたたかい五声が流れこんできて。本当に泣けてしばらく立ち止まって。
 励ましてもらったんだわ、この曲に。
 星屑~ですでに涙がとまらないところに、またこの曲でさらに嗚咽レベルになる。
 
・泣き笑い顔で「Fly me to the disco ball」、たたみかけられてのみこめないっ

・ご発声はサカイさん。地声で3階席まで届けとばかりにふりしぼって。
 客席から「がんばって~」の声が響いてヒヤリとする。なんでわざわざ言うかな~

・はけてアンコール出てきてすぐに歌わないのってなんだか目新しい感じがしたな。
 メンバーひとりひとりからのごあいさつ。

・さきほど無駄に大きな声を出してしまったので、もう余裕がない、
 3つ以上数えられない、1、2、サアーン!サアーン!本目のツアー、
 たくサアーン!の人にお集まりいただき、ありがとサアーン!サアーンキュー!!

・乾杯、完敗!さすがですセカイのサカイ。thank youをこんな効果的に言える人いない。

・北山さんに「まだ脳に栄養残っていたようですね」とつっこまれていた。

・そのあと解散とかたくさんとか「さん」の言葉に都度都度反応するサカイさんと
全員やらなきゃだめ?と走る緊張感。

・てっちゃんの番、私の前方にいた男性が「ムラカミ!」と叫んで
 おもむろにステージ上から「誰?」その顔が忘れられない。

・みなさんが思っているほど、これかけてるとステージから見えないですからね、とてっちゃん。
 「その顔につけているの何?」とサカイさんが釣りにかかるも、
 一瞬の間をおいてひっかからなかったてっちゃん。サングラス言わず、会場爆笑。

・アンコールまで気を抜かないように~とお達しがきていたから何かなと思っていたら
 ずっと待ち焦がれていた「reborn」が!
 「Renaissance」と意味は同じだものね。ここに繋がってきたとは…という感動。
 サカイさんにハモっているのは誰なんだろう、どんな仕組みなんだろうとずっと思っていたのが
 てっちゃんであると解けて、さらに浄化された気分。
 ライブで聴いたら泣いちゃうなー、と思っていたけど、その前に泣きすぎていて、さらに
 笑ったあとだったので全開放で存分に聴き入りました。

・全編通してサカイさんのマイク音量あげてほしいな…と思っていたけどこの曲は素晴らしくよかった!
 よく聴こえる・聴こえないは立ち位置によるのかもしれないけど。

・ハモり風呂「誓い」締め。贅沢だよなあ、この音を浴びられるの。
 血が通っていく感じ、ぞくぞくしながら、アカペラ終わりでないのも新鮮だな~と。

・そして階段をあがる5人、額縁の中へ。
 すっとライトが落ちて、暗転。ゆっくりと再びライトで照らされたステージには
 白衣装の5人と青空の幕。なるほど!


歌い手であることを前面に出した構成、聴きたかった曲を聴けて大満足です。
空気を入れてもらったように満たされたー


これだけの歌いまくるステージ、本当にケアも大変でしょう。
全国各地に無事に歌を届けに行けますように。
それだけを祈って、また次の機会、私も胸をはって会いにいけるように日々頑張ります。


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乾杯3/34

2017-04-26 23:00:59 | 2017SoulRenaissance


カナケンにてツアー初参戦、放心状態。
ふわふわした気持ちと、満面の笑みと。

実演までしてみたくなるまでの夢中な時間を反芻しながらツボ語り。

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