On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

ハモリ旅・佐渡編

2008-08-16 23:58:08 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


8/13・14と新潟佐渡を旅して、15は通常出勤、そして土日休み。
普通に仕事したはずなんだけど、ずっと休みみたいな感じがしています。


新潟ライブの翌日、佐渡へぶらり旅。
毎度ながらお付き合い頂いたつゆちゃんありがとう。

苗場があるので、ゴスのライブではよく足を運ぶような気がする新潟です。
佐渡へ行ってみたいなーと思っていたのは、日本海の夕陽が見てみたかったから。
まあ、時間的に無理だろうと予測はついていたんだけど、結局雨!
…雨部であることをまざまざと思い知りました、はい。


ざっくりと、撮った写真にて旅記録。

--------------

新潟港~両津港を結ぶ、ジェットフォイルにて海を渡る。
所要時間1時間。9時発の便「すいせい」にて。



乗り込もうとしたら、急激に雨が激しく降り始めました。あ、荒れないでくれ…



このジェットフォイル、海の飛行機と呼ばれます。ボーイング社製。ほほぅ。
翼走中の姿は、佐渡へ着く少し前に両津から出発したジェットフォイルとすれ違った時に
遠くに見たけれど、浮いてるっていうのがあまりよくわからなかったなぁ。
走っているときの騒音や揺れはほとんど感じなかったけれど、港で停泊すると途端に。
ぐらんぐらんして、よろける。

「佐渡行きたい」「たらいに乗ってみたい」という漠然としたことしか考えておらず
この天候もあって、ジェットフォイル内でなんとなくの旅スケジュールを決定。
まったく土地観ないのに行き当たりばったり。それもよし。

まず、外海寄りの美味しいと評判のお蕎麦屋さんを目指して、佐渡横断ドライブ。
レンタカー営業所を出発したときは閑散としていて人も車も…だったのに
一本道、急に混み出す。滅多にない信号も青なのに。まさかの渋滞。

まさか。まさか、私たちと同じく、全員蕎麦屋へ?!11時オープンを目指す列か?!
なんつってね。

稲鯨漁村にある「徳平」にて腹ごしらえ。

   
路駐天国ですなぁ。
ごめんなさい、のれん挟んで閉めちゃった。


次なるは佐渡金山。

  

クーラーでいったら急冷とか強冷みたいな空気を入口で感じる。
中もひんやり。そしてロボット人形がリアルに振り向いたりしそうでこわい。
資料館内の金山の断面模型や、当時の流通や暮らしの展示もなかなか。
そういうのが大好きな史学科です。
しかし想像を絶する厳しい仕事だっただろう。

海の天気、山の天気が混在する感じで、七浦海岸から佐渡金山に向かう途中が
一番激しかったけど、しばしドライブ中の豪雨の模様を。

  

海岸線の道、白い波が打ちつける!そしてたちこめる霧。
海岸線沿いにひまわり畑がたくさんありました。でもひまわりもうつむくしかない感じ。

なんだ、この雨!!

こんな天気ではありますが、「バードメン」が陽気に流れる車内。


確かゴスの楽しみ隊ご一行様が、かつて向かったという、尖閣湾へ。
尖閣湾への交通手段としてレンタカーがないと話にならない、ということが
楽しむためにも免許を取ろうと酒井さんが思ったきっかけにもなったとか。

尖閣湾、北欧のフィヨルドに似ているのでそのまま和訳した地名だそうだけど
しかしながら、まったく外に出て見てみようという気にもならない風雨のため
よくわからないまま通り過ぎてしまった。…たぶんあの辺がああだったんだ。

尖閣湾まで行って、時間もギリギリかもしれないからまた引き戻して両津港のあたりで
遊んでようかという案もあったのですが、意外にスムーズな時間でもあり
思い切って北端まで行ってみることに。

これがまた外海府海岸を抜けたあたりから、急に晴れ間も見えてきて。

 

やっとひまわりも鮮やかに見えた。
途中で「うわ、こんなところに滝が!」地図にもある大ザレの滝だったのかも。
そして湿地雨林状態の場所もあり…不思議なとこだな佐渡って…という感じ。


 

大野亀!
沖縄の万座毛を彷彿とする感じの芝と崖と。自然とはいえどうしてこうなったんだろう。
この近辺のオーシャンビューとマウンテンビューが一番よかったな。


そして二ツ亀へ。



ちょっとうら寂しいホテルの駐車場に車を停めて、歩いてみました。
見渡す限りの何もない水平線眺めて、遠い海の向こうのこと少し考えてみたり。
そういう土地なんだよね、ここは。
沖縄でも思ったけど、ニュースになった町を体感すると心持ち背筋が伸びるな。


二ツ亀から、一気に内海府海岸を南下して、再び両津港へ。
外海と内海、穏やか度がまったく違います。

毎度の運転、つゆちゃんに感謝&おつかれさま。

たらいとトキと能は、またいつか来ることがあったら。
その時は晴れるといいな。
お天気のせいだろう、佐渡全体をとても寂しい雰囲気で感じてしまって。

まったくトキを目にしていないけど、会社へのおみやげは「朱鷺物語」。
皇后陛下も御買い上げになったとのことで、それだけで選んでみたんだけど
同僚にはとても好評でした。

ジェットフォイルでの1時間、ふたりとも熟睡。
すごく気持ちのいい目覚め方ができた昼寝となってリフレッシュ。

新潟港で買った「新潟チップス」。お米のフライチップス。
私、これは結構はまるかも。美味いよ!
ちなみに我が家にはカレー味、来週海外へ旅立つPには、うすしお味御土産。
カレーは結構しょっぱいので、クリームチーズをのせてみたり。

16:30に両津港を出て、17:30新潟港。
時間もないのでタクシーに乗ろうか、なんて言ってたけど
道の混み具合と目の前に新潟駅行きのバスがまもなく出発と言っているのを聞いて
すぐに乗ることに。片道200円也。

18:13の新幹線に乗る私たち、バスを降りたのが17:50くらいで。

しかしながら新潟に来てまだ海の幸を堪能していない!

お寿司屋さんで、握ってもらってテイクアウトだ!と思っていたんだけど
思いのほか時間がないこともあって、駅デパート内で出来合いを探す。
何もわからず入っていった割には、とてもいいのを見つけた♪

しかし御会計終わった時点で18:05は回っていた。急げ~!
ダッシュでホームに向かい、無事乗れました。ホームで笹だんご買えたし。
新幹線内ではしばし汗がひかず…

にぎりよりも、見た目にひかれるちらし。
うに、えび、いくら、いか、ほたて、白身(2種くらいあった?)、赤身、玉子…
見た目以上に、二段目にもぎっしりと敷き詰められている感じ。
ごはんが軽くてネタがたくさん、というナイスさ。これで780円はお得でした。
美味しかった。もくもくと一気にほおばっちゃった。



塚田珈琲はデザートカフェオレ。やさしくってコクのある味でした。

よくよく考えたら、普段は何かと食べてばかりの私たちがお昼に食べた蕎麦以来
何も食べていない!そりゃおなか空くわー。

少しずつ日暮れていく新潟をあとにしたのでした。

帰ってきてからガイドブック読み直してみたりして、街歩きもしてみたいなと。
友達が住んでいる割には全然行っていないから、今度また遊びに行くのもいいな。


さいごに。
日本海に夕陽が沈むところは残念ながら今回は見られなかったけど…



8/13ハモリ倶楽部@新潟、本番直前の夕陽。
空ごと大きくゆっくりかき混ぜたような、いい夏の夕空だったな~


Comment

ハモリ倶楽部活動報告0724-0725--6

2008-08-12 01:01:01 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部



武道館から早半月以上経過~
ハモリ倶楽部ツアーもがっつりと後半戦に突入していますね♪
いいかげん、新潟に行くまでに武道館記録は仕上げねば!

いつもこのブログにお越し頂いているお友達が福岡参加で、
しかもそれまで一切のネタバレ断ちをしているとのこと…我慢強い。えらい。
でも、それだけのことはあるはず!意表をつかれるのを楽しみにしていて!

気持ちちょっと下の方から書き始めます。ほんの気持ち。



















★バードメン

イントロに空の広がりを感じたのは、ステージ背景のライティングかな。
「セルゲイ」における「一筋の軌跡」的後半盛り上げポジションに感じたこの曲。

なんでだろう…と思い出しなおしてみて、そうだ!
前回書いたブルーメタリックのテープ発砲は、ここだ!ローレライじゃないや!
セルゲイのとき、一筋~でプシューっ!と噴き上がったあの特効を彷彿としたからだ!

正直、CD発売の頃はしんどい状況だったから、この曲があまりに走り続ける感じで
受け入れられなかったのです。
いや、会えないのは嫌だけどちょいと休ませてくれ、みたいな感じで。

ライブで聴くと、青春な感じが増す!
歌っているてっちゃんがすごく楽しそうでした。ぴょんぴょん真っ直ぐ跳んでいたね。

前回の活動報告5でも、限界に挑戦!みたいなセットリストだなーと、書きましたが
かなり酒井さん電池切れの模様。
水分補給は各自自己責任で、とヤスが言ってた通りの姿がそこにあって。
曲に入ってるのに?と一瞬あれれと思ったんだけど、そこで改めて、
なるほどーハードなステージだよね、と。

でも、それでもあなたたちはやるんだよねぇ、というか
見せたいものを今やって見せようと挑み続ける姿勢には結局、刺激を受けるんです。


★青い鳥

やっぱりすごい力のある曲だ…何度聴いても大サビへの連なりは鳥肌。
クールダウンしていくような静けさもあるんだけど、胸のうちは大盛り上がり。

Mr.カオスのお仕置きから復活してくれてよかった、と思わずにいられない(笑)

2番の北山さんと酒井さんの儚げながらも芯の強さは感じる寄り添いハーモニー、
そこから引き継ぐ、黒ぽんと酒井さんのしっかりしたハーモニー、本当にステキだ。
ずっと聴いていられたらいいのになぁ…と心の底から思った。
終わりが近いことを想像してしまって、さびしくなってしまうのだ。
苗場のときもそうだったな…


★約束の季節

この曲も、聴きたくて聴きたくて、まだライブで聴いたことのなかった曲でした。

ゴスを、「G10」のアルバムを聴き始めた頃、2005年の夏がすーっと戻ってくるなぁ。

「終わらない世界」のベース声にがつんとやられた後で、色々ネットで調べていて
この曲歌っているのが北山さんなんだ?!と、北山さんの高音デビュー当時に世間が
思ったであろうことを随分後からですが、追体験していました。

爽やかで気持ちよくて、揺れたくなるね。
この曲のハモリの組み合わせ、好きなんだ。

にしても北山さん、ホント声がまっすぐ鳴り響く。いい声だ。
北山さんの、自分を科学した結果を、こういうところですぱーんと感じます。


曲が終わって去っていく5人の姿、実はもう覚えていないのです。
新潟ではしっかり焼き付けてこようと思います。


★ENCORE~MC

MCらしいMCって、本当にここでしか入らなかった。
かなりの段取りありきで進められていたステージでした。
コントやったらそりゃそうだ、と思いつつも「もっと喋っていいぞー」と思ったりもする。
だって5人が話すの聞いて笑ってるだけで満足値があがるもの
トークや生き様でここまで自分の人生揺さぶられる歌い手たちに出会えて私は運が良かった。


24日のMCは、まず最初にご心配もたくさん頂いていますので北山から、とてっちゃん。
八戸で震度5強だった地震について触れました。
まずは御礼を述べてから、たくさんケガをされたり被害をうけたりされている方がいる中
…本当に恐縮なんですが、北山家的には、犬も猫も無事でした、と。
よかった、よかった。

地震のすぐ後、黒沢さんからも夜中に電話もらって、とちょっとハニカミ笑いを浮かべつつ
黒ぽんに振り向く北山さん。

離れて暮らしていると、すぐには無事かどうかわからないながらも
こうして近くでも、気にかけてくれる人がいると嬉しいよね。

25日に、妙に北山さんが黒ぽんになついた感じだったのは、このあたりが原因かと。←?


前半総括、サンバについて。
北山さんが「もう『そんなこともあったね』くらいに遠い出来事」と言っていたような。

酒井さんはトランペットで顔やせする、と。
それでグラインドステップしたら、と「おぉ~せくすぃ~♪」とダイエット実演してました。
絶対音出ないでしょ、そんなに腰うねらせたら(笑)
24日最後のひとりずつ一言挨拶では「ラッパ上手くなりたいと思います」とのこと。

ちなみに25日の最後には「メガネを新しく買おうと思います」って言ってたんだけど…
何かメガネにつながるような話ってあったんだっけ??

そしてハイライトといえば、「Yes,No,Yes…」。
この曲名が出ただけで笑いの渦でしたけれど、その渦中のヤスは恐縮モード(笑)

もうこの歌、「Yas,No,Yas…」に改名してもいいかもしれない、とてっちゃん。

「あれがさー、自分ひとりのために回るってどう?!」とセットを指差し北山さん。
まさにそこは劇場だったねー小屋って言っていいかもしれない(笑)

「すごいよ!」とヤス談。
5人で乗ると狭いなって感じがするのに、ひとりだと、ものすごく広く感じるそうで。
ポールをはじめ、あますところなく使い切ったあなたに拍手。

がーっと膝でスライディングしていったとき、その勢いに落ちるんじゃないかとか、
いやはや皆さん言いたいことがいっぱいある感じで。北山さんががつがつ話に入ってました。

そして「夜のハーモニードラマ オレ達、ハモリ倶楽部」について。

「笑っていいとも」出演時の学生さんだったりメガネだったりしていた頃の、
当時のネタを思い出せたのがファンファーレと白鳥の湖の2つだけだったと。

資料用のVHSが伸びたり切れたりでわからなかったので、とのこと。
酒井さんが事務所宛に資料提供募集していました。
相当集まったのかな?もしかしてツアー空き時間に皆で見返したりなんかしてね。
というよりもネタの変更はおそらくないと思われるのですが…
千秋楽スペシャルになるかもねー

当時こんなに真面目にお昼にハモっていたこと、まったく知りませんでした。
大学4年くらいになって、家にいる時間が出来てからは観てたけど、その頃はもう
レギュラー終わっちゃってるもんねぇ

でもあの完成度、こんなことまでハモれちゃうって、すごいかっこいいなー、と
うわー、なんだそのスキル!!と単純に思ってしまった。


なんていうのかなぁ…昔のネタをもってきて、今あえてぶつけるのって
賛否両論というか、どうにでも転んでしまうというか。あると思うんですよ。
前のほうがよかったね、とか、今も面白い、とか。

でも彼らが10年以上前に一生懸命やっていたことは、今でも同じことで、
それを改めてこの「ハモリ倶楽部」で見せてくれた感じがしたんです。
だから当時を見ていない私でも、素直に楽しめたんだろうなーと思います。
タモリさんにも、どこかの会場で観てほしいなぁと思うくらい。


そして後半の新曲について。

武道館2daysでは、両日とも曲名は言ってなかったし、誰が作ったとも、
シングルともアルバムともきちんと言っていなかったけど、リリース予定。
アルバムも作成中で徐々に録っていっているそうで。
でもどうやらリリースは「近々」ではない模様…。
そんなに言うほどすぐではない…てっちゃんが言っていました。随分先なのかー!

「123for5」も既に録音済みとのこと。
他に似た曲が先に出たとかで、日の目をみない大人の事情がない限り、
いずれは出るはずだそうです(笑)

歌よりダンスにとにかく必死で、とてっちゃんが言ってたけど、ホントにねぇ。

このテイスト大好きなもので、早く音源化・映像化してほしいでーす!!熱烈希望!!

※仙台参加の方によると、やっぱり酒井さん作だそう


☆スローバラード

武道館、どうしてもここで歌いたい曲、として始まったナンバー。
再発の報せには、どうしてもこの曲を思い浮かべずにはいられませんでした。

この曲を歌うてっちゃんには、なんとも言えずしびれます。
歌うというか語るというか。

てっちゃんしか観てない時間がすごく長いと思うのに、その姿も観てないかも、ってくらいに
どこかへ魂飛ばされた感覚になります。
場をかっさらっている、という気がするのに。誰もがてっちゃんの歌声を同じ時間に
聴いているのに、同じ場所にはいないような気もする。

歌い終えたあと、「気持ちが入りすぎて照れくさいですが」と笑いながら言ってたけど
そんなことを言っちゃうのも、いつもながらめちゃめちゃかっこいいです。

Worksに収録されているあのライブ以降もずーっと大事にしてきた歌なんだろうなぁ…
てっちゃんの「今」が込められていると思います。


---ここでもう一度バンド紹介とメンバーの最後のひとこと挨拶が入ったんだったかな?

バンドの皆さんもサンバなテーマカラーがあって、ギターの玉川さんの黄色っぷりに
てっちゃんが相当絡んでました。
そしてこの人じゃなきゃ着こなせない、と言わしめた真里さん。
一見タイムボカンシリーズのお衣装のような、南米ならではっぽい感じ。
膝下が長くないと確かに着こなせない!


北山さんがトップバッターだった気がするんですが、会場からの歓声に
いつもながらになかなか喋りださない北山さんに、増えていく「陽ちゃーん!」コール。

喋りだそうとした呼吸のタイミングで、ややコールが収まったところでの第一声。
「…もっと呼んでくれていいんですけど」

ばかばかばかばか。←嘘いつわりない、その時の気分。

「自分がこんなに汗をかいているってことは…と安岡をみて、上には上がいると
思いました。ありがとうございました」

酒井さんは先述のとおり。
そして相変わらず覚えていない、御三方、次回こそは意識して聞きます。


最後は、楽しく盛り上がれるこの曲で、と、


☆Let it go

セルゲイのオープニング曲が、ハモクラのエンディング。
気持ちよく手振りしてきました。

5人の声をそれぞれに、リードで聴けて、
しっとりではなく、どかーんと楽しく終わるのが、夏らしいね。

あああ、やっぱり2番が最高ー!!
なんだか久しぶりにクリスマスバージョンが聴きたくなってきた!!

「今を 解き放て」が、どこまでも開放的な響きで最高でした。酒井さん。



最後のご挨拶は、
24日、北山さん。25日、酒井さん。2speいえーい。

北山さんはノーマイクで、ご発声。「ありがとうございましたー!」
これって、本当に自分がやったらどれだけの人に聞こえるものなんだろうかと
いつも思うけど、声が通るというのも才能のひとつだね。

バンドの皆さんと手をつなぐとき、たいがいマイクをポケットではなく
侍よろしく脇差状態にする酒井さん。
ずぼっとズボンの中に入れたマイクに向かって、首を折り曲げ覗きこむように
「変なところにあるマイクでごめんなさ~い」
…確かに股間に向かって話しているようにしか見えないっすね…

なるほどーマイク使って最後の挨拶ってのもあるのか。
とにかく歌いきりました!っていうのがひしひし伝わってくる熱い挨拶でした。

振り返り、振り返り、ステージを去っていく5人、そしてバンドの皆さんに
惜しみない拍手を。心の中で「こちらこそありがとーう!!」と叫びつつ。

もう自分も汗でべとべと。

うわー楽しかったねー、と。最後に一言出るライブってホントにいい。


・・・・・・

やっと、終わったー…。

今回ハモリ倶楽部の回顧録の文字数は28000を越えました。
改行空白部分をざっくり除いたとしても400字詰め原稿用紙にして70枚程度。
よくそんなに書いたもんだと、しみじみ。

自分で勝手に課したことなのに、夏休みの宿題のような状態でもあり。
でも、その昔小学生だったころの感想文とか、本当に苦手だったけど、
当時こんなに面白いことがあったら、もっともっと書けていただろうな。
小学生の頃ももちろん、コドモ目線で面白いことたくさんあったはずなんだけどね。
弾けて出てくる言葉を知らなさすぎたのかもしれない。

だらだらと長くは書いてはきたけれど、残したい気持ちはシンプル。

「ハモリ倶楽部」の魅力は、とにかくどこまでもフェスティバル。
とにかく、刹那的であっても一緒に踊らにゃソンソン!なのです。

ひいては、「ハモリ倶楽部」の魅力だけではなく、ゴスの魅力も現場にあり!
ライブ最高!ハモリ最高!



ともあれ、日付変わりましたので、もう明日!
私のハモリ活動千秋楽に向けて、1日いい仕事してからライブに臨もうと思います。

そして…
聞くところによると、セットリストは各地にて日替わりメニューになっているとか。

interlude後は「告白」「Love has the power」「Reflection」
アンコールは「言葉にすれば」「スローバラード」「誓い」「t.4.2」なのかな。

これ以上の曲は出てこないのかもしれないし、どれも聴きたいんだけど
声売り切れ御免状態のアンコール、聴けたら嬉しいなぁとふと思ったのは「讃歌」。
まだ一度もライブで聴いたことはないのだけど、今だからこそ、ハモリ締めにがつんと
聴かせてほしいなぁ、って。

と、言いつつ今書きながら聴いている「或る晴れた日に」も最近Myブームなので
これも聴けたら嬉しいな。

…ここに書けば叶うような気もしたりなんかしています(笑)





Comment

ハモリ倶楽部活動報告0724-0725--5

2008-08-03 23:45:05 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


…いつ終わるんだ、このシリーズ…
やっとこのあたりで半分通過したのか~?
もはやあいまいな記憶と印象なのにね
あと10日後に、またあの空間の一部になったときの自分手助けメモとして。












★「夜のハーモニードラマ オレ達、ハモリ倶楽部」後編

前編最後のシーンからもう一度再現。

Mr.カオス=混沌君を名乗る黒マントの男が現れる。
…あのーあなたさっき、衣装替えした彼らをロングトーンで呼び込んでくれた
サックスの佐藤さんじゃ…

ハモリの普及も追及も、これ以上何をやるんだと。
普通のハモリに満足もできなくなっている驕り高ぶった態度に出る5人。

そんな5人に「ハモリ天狗め!!!」と悪態をつくMr.カオス。
がははははっいいね、天狗って!

そもそも、このコント、5人がハモリを看板に、業界リードしているっていうのが
大前提だもんね。

もっと色々やっていたけど端折って。
世の中にはハモりたくてもハモれない人もいるのに!!罰だ!と
Mr.カオスが5人に向かってステッキを振り上げ下ろした瞬間、雷音と閃光。
うわああ!とその場でビリビリ、惑う5人。暗転。

…よくこういう場面を目にする、科学戦隊とかゴレンジャーみたいなのだと、
違う生き物にされてたりするけど。

ふたたびステージにライトが当たったときには、床に転がってる5人。
「ここは楽屋?」
おそるおそる立ち上がったり、自分の体をしげしげと眺めたり。
「罰だ…とか言ってたけど、何も変わってないよね…?」


よし、本番まであと30分だから練習しよう、と、てっちゃん。

酒井から、と振られて、よっしゃ!と軽く足、立ち方を正してから。

♪そーれはーあおいーとりー!

おお、なるほどこういう音で歌っているんだ、とちょいと嬉しい気分。
なかばハズれる一歩手前くらいの思い切った音に感じた

続く北山さん。何か5mくらい先にいる人に語りかけるように。

♪そ~れは、あーおいーとり~

「…やさしいねぇ
口元をほころばせるてっちゃん、賛同する3人、照れる北山さん(笑)

さらにヤス。
♪そーれはーあおいーとり~

「…安岡らしいねぇ、安岡だねぇ」と嬉しそうに言うてっちゃんに三千点。
いやもう、ホント色気職人ですね、その溶け込みそうな音。
微妙すぎて、改めて聴くとかえって耳について離れない…けど自分では歌えないわ

じゃ、3人でと合わせてみたら。♪そーれはーあおいーと…
んんん?!つられてる。
誰!誰!と犯人探しの動揺が広がりつつも、もう一度仕切り直し。
…やっぱりダメ。

そこでリーダー、
「よし黒沢、やさしいハモリを聞かせよう」と年長組、前へ。
「中央線沿線の底力を見せるぞ…オレは東横線だったけど」
…高校生の頃ってことかな?
中央線と聞いて、会場のどこかにいる「じろちゃ~ん」と思う。
私、てっちゃんは京急沿いに住んでいたのかなーと思ってたけど東横なんだ。
というより、何でまた沿線がハモリに関係するのか(笑)

しかしながら、そのハモリ続けて18年のふたりの底力も発揮できず…。
Mr.カオスの罰は、5人をハモれなくしちゃったのだ。

うなだれる5人。「あと15分しかない…練習だ!練習するしかない!」
勢いこみ円陣、暗転。

パッとライトアップされたステージには、「だーめーだー」という、絶望的地獄絵図。
どんより感が爆笑を誘いつつも、てんでに転がり、膝をつく5人。

あれ、もう1回暗転あったかも。
さっきまで転がってたのと、また違うポーズで転がってたシーンがあった気がする。

その転がりっぷりの大らかさは酒井さんがダントツ。
昔取った杵柄か。ワークショップでこういう身体表現やるもんね。

酒井さん、まさにこんな状態になっていたんだけど
あらためて「…スリムになったな…」と実感。

             ↓
特にこの背中の!  ここ!背筋まっすぐカクッとラインにホレボレしちゃったんだわ!
またピンポイントな、とお思いでしょうが(笑)

「逃げよう。」

北山さんのえらくいい声だけどめちゃマイナス発言に、え、と顔をあげる4人。
「まだ西に向かう新幹線はあるはずだ」と、なかば「少年よ大志を抱け」風な北山博士。


「…正直に言おう」

リーダーの決断に、おののくメンバーながらも
「すいません、オレ達ハモれなくなっちゃいました」と客席に頭を下げる5人。
真面目に90度腰が折れる人もいれば、「どーもすびばせん」な感じも人もおり。

オレ達の代わりに皆さんが歌って下さい、ということで…


★なりきりゴスペラーズ! --Stand by me


シャラララ~♪シャラララ~♪
ああ、なるほど!
「親と子のスクール」で小学校に行ったときと同じ、コーラス。

なんと、ギター・安岡優で!おおお~

てっちゃんが会場仕切りつつ、北山さんが指導員。
さすがに一番高い音はちょいとつらそうだったけど、難なく会場はついていく。

24日は通路で仕切って、東寄り、センター、西寄りの3パートだったけど、
25日はアリーナ、1階席、2階席でパート分け。
てっちゃんが「ハモリのバウムクーヘン」と言ってたような。まさにそんな形。

すごくシンプルな音出しているだけで楽しい。さすがなりきり。
自分が歌っていると、他の音がうまく聴こえなかったけど、ステージの彼らには
きっと1万人のハモリが届いていたでしょう。

会場の声を受けて、「オレ達もいけるんじゃないか?」と歌いだす5人。
「Stand by me」、彼らの歌声にあわせて、シャラララ~♪と。
一緒に歌えるのって、ホント楽しくって。だからなりきり好き。
2番もいっちゃおうかな、とてっちゃんが楽しそうだったのが嬉しいね。


--仲間と一緒にハモって歌うことの楽しさ、嬉しさ、を思い出した5人。
「ドミソがハモれるだけで幸せだった」と、本当に幸せそうな黒ぽん。

このあたりで、もう一度混沌君が出てきて、その天狗っぷりにお灸をすえたんだと。
この先のことを告げていたと思うけどよく覚えていないな…

黒ぽんをセンターに、囲むように並んだ4人。
アカペラだな、とはすぐにわかったのだけど…


★カーテンコール

まさかこの曲が聴けるとは…
ハモリの最難関にも思えるこの曲をこのタイミングで贈ってくれるとは…
さすがハモリ天狗(違)
惜しみないハモリをすごく丁寧に聴かせてくれました。感動。
ハモれることの意味を思い出す、ってくらいに。

CDで初めて聴いたときからたまらなく大好きです。なんでしょうね、この切なさ。
ライブで聴けて感涙だったー!

♪あの日もし ふたり 違う誰かと~

このあたり、ゾクゾクします。


★ローレライ

「カーテンコール」のひたひたとした余韻を打破するかのようなこの曲。
TVカットだと入らない、最初のイントロがいい。

どーんと発砲された、ブルーメタリックのテープ!
アリーナ前方に、まるでベリーダンスのお姉さんの衣装のようにひらひらと
舞い落ちていくのがキレイでした。

後のMCでてっちゃんが、
「いまだにG10のときのテープ、家にとってある…10cmだけ持って帰った」と。
そんなおセンチな男です、なんて。てっちゃんらしいね(笑)

武道館までこの曲の振付見ずにいたんだけど、これかーっ!と。
なんちゃって、で一緒に「愛してーるー♪」とキラキラしてみたものの…
(この時のてっちゃん、腰のひねりがききすぎて今にも変身しそうだった)

これはもう、黒ぽんのツーステップ♪ツーステップ♪に目を奪われすぎて
他にどんなことしてたか全く覚えていないわ。
固唾を飲んで見守り過ぎた…

CDで聴くよりも、ライブ映えするなー
ヤスが随分前に「シングル作ったので、ライブでとにかく歌いたいと思って」と
ツアーを企画していることを話していたのを思い出しました。


★流星

ええええ!この曲まで聴けちゃうんですかっ!!
「そこです!」っていうすごいツボをぐーっと押してもらった感じ。
聴きたかったよ、ライブで!

なんかもう、カーテンコール→ローレライ→流星って、よくよく考えると
随分な流れにも思うんですが、幅広さの証&一曲一曲は聴きたいラインナップ。

このコーラス女声もいいけど、やっぱりゴスバージョンもいいなぁ。
酒井さんがアゴ上げ気味で歌っていて、「そばにおいで」前の休符でストン!と下げるの。
この感じがいい。その後の展開が弾けていいね、休符は。

グラインドステップ、なかなかいい感じ。

てっちゃんのコールが入るからなのか、2番の入り、いつもテンポずれる気が…
シフォン、って言うの好きなのになかなかうまく聴けず。

LALALALA~♪を客席にマイク向けてくれて。5回?くらいやった気がする。
最後は客席と一緒にカットアウト。


バンド紹介はここだったかな?
その勢いで、5人がセンターで倍速エイサーのような踊りを繰り広げていたような…


★新曲 123for5

倶楽部ならぬクラブのノリになったステージに、5本のスタンドマイクが入ってくる。
24日、初めて聴いたときにはこれが新曲だってわからなかったー。
カバーかな?誰の曲だろ…と聴いていました。

その割には繰り返し出てくる「♪1,2,3,4,5で」やポーカー的ストレートフラッシュな歌詞に
「随分とまた『5』な感じで、ゴスに都合のいい曲だな~」なんてのんびりしたことを
思っていたんですが…
てっちゃんに「知らないイントロ聴いてすぐ新曲だってわかりました?」と後のMCで言われ。
わからんかったよ~失礼!

でも非常に私の好み。古き良きディスコナンバーな感じ。
歌い継ぎもキマってるし、相当作りこんだであろうダンス!ダンス!
後のMCで踊るのに必死、っててっちゃんが言ってたな。
確かに、ズレたら台無し!な緊張感漂うダンスだもんね。

おそらくはアルバムに入る曲であろうと思われますが、私としてはこれシングルでも
意外にいけちゃうんじゃないかと思っています。

SOUL POWERでも絶対やってほしい!
冠イベントしていく中で、ソウルステップ踏みながら歌うのを意識して作られたんじゃないかな。
歌詞やリズムからして、酒井さんの手によるものじゃないかなーと思います。

曲名も両日共言ってなかったと思うけど、某ブログ様にて「123for5」と。
このひねりも何となく酒井さんっぽい。

サビの手振り、左手で1、右手で2、左手で3、と交互に指でカウントアップ、
4の両手を胸の前でクロス、5でパッとクロスを解いて両手を広げます。
このフリ、いろんな邪念があると出来ない(笑)脳トレみたいなんだもん。

2回目は、one !two!three!four!fiveで!とそれぞれのカウントでビシッと5人が
指差ししていくのもカッコいいです。
上手バージョンと下手バージョンとあるんですが、上手の時だけ、右足引いてたかな。

歌い継ぎではあるけど、酒井さんがキメどころでリードとっている印象大。

しかしながら、25日に「何て曲だろ?」とつゆちゃんと打上しつつ話していた時には
北山さんのベースと額をぬぐう仕草が強烈だったため「So Sweat(仮)」と勝手に命名。
ヤスの歌かい、ってね(笑)


★LOVE MACHINE

新曲のディスコ的盛り上がりから、ここにくるとは!
いやー!1年ぶりの熱狂!

去年のSOUL POWER、そしてダンス☆マンのサマーファンクフェスタと同バージョン。
テンポは早すぎず。

♪And my indicator starts to glow (hoo!)のところ、もつれ気味になる酒井さんの
足元が気になって、つい見てしまう。

ホーン隊の派手な間奏にも、狙い撃ちサーチライト振付(わかりにくいな)、健在。
否応なしに盛り上がらせていただきました。


しかし…ここまで聴いてきて。

ゆーじーさかーい祭りをこれほど自分が大絶賛開催しているってことは
相当負荷かかっているんじゃないだろうか?

こんな後半にリードとるはコーラスがっつり入るはの「LOVE MACHINE」があるのは
なんか厳しいものがあるなぁ、と。

後半、バンド紹介はさみつつもハモリ倶楽部コントから一気に突っ走ってくる感じもあるし。

1ヶ月間18公演の、短期決戦だからこそのセットリストだなぁ、と思います。
歌えるだけ歌う、っていう無謀さすら感じてしまうような…

そう感じたのは、「LOVE MACHINE」から間髪入れずに始まった次の「バードメン」で。
もっと高く跳べるのかー!と北山さんが煽っていたっけ?

そんな曲の始まりでも、それまでのMr.LOVE MACHINEっぷりはどこへやらのおとなしさで
さらに曲の途中でも水分補給をしていた酒井さんの姿がなんだか気になったのでした。




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ハモリ倶楽部活動報告0724-0725--4

2008-08-03 00:12:34 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部



あっという間の1週間だったけど、まだまだ続く、ハモクラ祭り。
細かなことは薄れていっても、シンプルに、楽しかった気持ちは強くなるね。










一転、朱赤スーツに身を包んだ5人が再びステージ上に。

★Love has the power

ストレートな力強さで、陽気な気分になれるね。
この曲のステージング、私は好きです。5人がカタカタ回るの。

「JAPAN、キコエルカ?」

24日は「Yes!久しぶり、カーク!」2枚目声認定。
25日は「カークも元気~?」3枚目声認定。


★Body Calling

ゴスの歌を初めてライブで聴いた2006年の苗場。
あの時はなんだかもうドキドキしすぎていて、この曲は上の空だったのね。
あらためて、こんなに贅沢コーラスシャワーな良い曲だったとは…!
ライブの良さってそんなことに気づけることだと思う。

歌い出しで北山さんが跪いた時点で、笑ってごまかして逃げたくなる感じだったけど
それよりなにより、「♪誰も知らない…秘密の合図さ」



「あぁ~いずさ♪」の一言で、聴いた瞬間自分の中で何かが悲鳴あげて倒壊。
何かその酒井さんが繰り出してくるトーンのツヤがすっごく衝撃だったのだ。

「あなたの仕草ー感じて…感じて」胸の少し下あたりで上向きに広げた手のひらを、
そおっとまたかるく握るのに、さらに完全降参。
あなたのその仕草がやばいんですってば、私。

歌い継いでいく、夜のさざなみ的ハーモニー。色っぽいなぁ。
やっぱりこういうムードって年を重ねたからこそ大事、大事。


★Yes,No,Yes…

「Body Calling」の最後のほうの吐息がちなコーラスにめろめろになっていたところで
「Yes,No,Yes…」のささやきが。

!?

これ!これって!一度は手を合わせて拝んでみたいと思っていたあの曲ですか!
24日はまたしても隣のおじさまにつかみかかりそうになる。
もう嬉しくて仕方ないんだけど、笑わずにはいられないっていうか。

へらへらしながら観ていたら、聞きしにまさる破壊力の、安岡優ショー。
センターのメリーゴーランドを中心に動いて動いてうねりまくれ!なヤスに、
下手サイドに黒ぽん・北山さん、上手サイドにてっちゃん・酒井さん。

歌詩の世界もあるからこそのお色気ムードなんだけど、
とにかく視覚が強すぎて、歌をゆっくり聴けていないこの本末顛倒さ(苦笑)

メリーゴーランドの、台座の椅子に絡んでみたり、センターのポールで
ぐるぐる回ったりするもんだからいつ脱ぐんだ、くらい勢いあるヤスを
口をぱかーっとあけたまま見守り……いやー腹の底から満足しました。

月の光どころではなくて、スポットが妖しく照らし出すヤスはなんだかもうすごいね。

サイドの4人が淡々とスローモーションで手と身体を揺らしているのも、いとおかし。
内心、「安岡~」って感じだったでしょうけれども。

そんなメリーゴーランドと戯れつつ吐息がちに歌いあげるヤスが
ざざーっとセンターステージ際まで両膝ついてすべりこんできたときには
そりゃあもう大爆笑

後のMCで、てっちゃん・北山さんに「そのうちステージから落ちるんじゃないか」と
その入れ込みっぷりに照れて恐縮していたヤスがめんこかった。

いいよいいよ!もっとやったらいいよ!

でも25日はこのポーズなかったの、残念。また観たかったのにな。
25日は、ヤスを見守るてっちゃんの口の端が絶対ニヤけていたと思う。

百聞は一見にしかず、を堪能した1曲でした。

    

ここで、5人がそれぞれに言葉を紡ぐ。
「夏の終わりの、ルーズな別れ…」、ふたたび「LOSER」のシーンを思い出す。
そして、いつか逢えると信じて、と眩しく白いライトアップと共に始まったイントロに。
さわーっと鳥肌が。
まさかこれらの言葉のあとに、この曲がくるとは思っていなかった不意打ち。


★残照

声にならん…。
あのとき自分の中を走った静かな興奮、きっといつでも思い出せる。

ライブで聴けたらいいな、聴きたい、と心の底から願っていたけど、
ええええええええええ、と24日は何か呆然としてしまって。

25日はとことん、この好きな曲の世界にどっぷり浸ろうと思いつつ、
でもそんな理性もなく素直に、自然に、じんわりと涙していました。
泣いたらかすんで見えない!と思いつつ(笑)

星はいつしか消えるけれど、その輝きは時を渡る

世の中のいろんな気持ちをも象徴的に表すこの詞。
今、こうしてハモクラを振り返る私にも。

想いの丈を どうしてこんなに告げたくなるのだろう
痛い愛も笑う愛もおんなじ心で生まれ続ける
強くなれたと言い聞かせて弱さの分を涙にする

心をがつんとつかまれる言葉が、たくさん詰まっているんだよなぁ。
聴くたび、唸る。

聴き入ってしまって、ステージ上の姿、ほとんど覚えていないの。
新潟で、もう一度。

最後の黒ぽん、てっちゃん、酒井さんの掛け合い。
明るく悲しく切ない。メロディーにぶつかりあう声と声と声、心地よかった。

3人がステージ前方に出てきてのフェイク合戦、その最中の年少組2人は
客席に背を向けるかのようにメリーゴーランドの椅子に座って。
その佇みも、この名曲のイメージかも。

7月初旬のトラブル対応での憤怒と憔悴と疲弊。
落ち着かない自分のストレスも相当だったけど、当事者を励ましつつ。
この曲はもう、雲をつかむほどキリのない、あれを乗り越えた自分へのご褒美!

ありがとう、本当に熱かった。嬉しかった。泣けた。


暗転。
魂がふわんふわん漂っちゃってるのに、なになに、もう。またですか。涙はひっこめと。

「夜のハーモニードラマ オレ達、ハモリ倶楽部」後編のはじまり~


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ハモリ倶楽部活動報告0724-0725--3

2008-07-30 03:33:50 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


だんだん「あー笑った」という印象しか残っていない前頭葉を刺激し、ふり絞りつつ。
記憶曲線ってやっぱり学説通りだわ。








今宵は「夜のハーモニードラマ」について。

これ、前編と後編、2回はさまったんですが、いずれも
「Right on, Babe」と「残照」と、今回私がものすごく聴きたかった曲の直後。
なんだかもう曲の力の前に、ふわふわとうるうるとしていたのに、余韻を許さないというか
容赦なく前に進むというか、現実に引き戻されるというか(笑)

キメ曲(私的にはね)の後にこのショートコント(と言い切ってみる)をやっちゃうのが
カッコつけたあとのおちゃらけっぽくてね。らしいなー、なんてしみじみ。


★夜のハーモニードラマ 「オレ達、ハモリ倶楽部」前編

暗転。はもりましょーう♪と脱力した感じのアヤシイ歌が流れる。
せかいのためにー♪はもりはもられつみつまれー♪と聴こえてきちゃったものだから
もうこの上なく、くだらなく真面目にやっちゃうその姿勢に拍手。

これ、パンフに楽譜と歌詞がちゃんと載っています。
やっぱりタモさんといいともとタモリ倶楽部へのオマージュだよなぁ。

ほのかな薄闇の中、センターでラジオ体操的ストレッチをする人影はヤス、黒ぽん。
北山さんは、メリーゴーランドの台を使って屈伸とかしていたかな。

この準備中も、スクリーンには大写しになります。
「うた魂♪」っぽくというか、NHK合唱コンクールの女子高の皆さんが合宿中に
いい表情で歌うための練習として手鏡を使って自分の顔をみながら、身体の力を抜いて
歌う練習をしていましたが、それを黒ぽんが律儀に、殊更女子っぽくそのマネを。
膝を軽く屈伸しながら、顔の前に鏡があるフリで口をタテに大きく動かすその姿が
どーんとスクリーン映った瞬間、何かもう笑い崩れました。

曲の終わりとともに、照明オン。
ステージ向かって、酒・村・安・北・黒。

「おいっす!」開口一番、酒井さん。続いて4人も「おいっす!」
ハモってない!と速攻でダメ出し酒井さん(笑)

おいっすー( ̄  ̄-) 
もういっちょ、おいっすー(_ ̄-)、と、挨拶にまでハーモニーつけた勢いで
「あいしてる~♪」「whoo~♪」

…酒井さんの「愛してる~♪」に否応なく、ひゃあひゃあする。

そんな前説?が一通り済んだところで、おもむろに堅く語り始める酒井さん。
我々はハモリ倶楽部の中でも選りすぐりのエリート集団である、と。
日夜、ハモリで世の中をちょっとだけいい感じにするため努力しているとかなんとか。

「私が会員番号6番、部長の」と、流暢にとうとうと話す酒井さんに、
なるほど酒井さんがリーダーかー、それよりなんで6番よ、とわずかな時間に思ってたら
ざざざっと、


「♪ヤマダダイサクだっ」

なんでヤマダ!なんで全員でハモリ!


我々はハモリ倶楽部の活動において仮の名前を用いる、とのこと(笑)
いやー、思ってもみないところでぶっ飛んだ。左脳活性。

それぞれ自己紹介。名前は全員でハモリます。

村「会員番号7番、♪ミノダシンキチです」
安「会員番号8番、♪フカミアキラです」
北「会員番号10番、♪ヨシカワサダハルです」
黒「会員番号13番、♪ハラケンジです」

番号がなんか微妙に飛んでいたような覚えがあるんだけど、この番号かは定かではなし。
黒ぽんが「ハラ・ケンジ・です!」とボクササイズみたいに、パンチを繰り出しながら
ハモっていたのは覚えているなぁ。

漢字はわからないけど(今回もドキュメントブックあるなら、詳細希望)
私のイメージでは、山田大作、美濃田晋吉、深海章、吉川貞治、原賢治って感じかなー
それにしてもどこからこの名前がついたんだ(笑)
作曲家と巨人軍を彷彿とさせるぜ。

ヤマダさんの「今週のハモリ活動を報告してくれ」の一言に早速手をあげた人。
「フカミ!」
その指名に、会場から違和感というか「ヤスなのに~」みたいな爆笑が起きつつ。

「先日友人と行ったカラオケで、隣の部屋から、どう考えてもハモるべき場所で
ハモらない歌が聴こえてきて、無性に腹が立ち、その部屋まで行ってハモってやりました!」

この「ハモってやりました!」が、なんともしてやったり悪そうな顔で得意気。

よくやった!とその乱入が褒め称えられる中、ちなみに何の曲だったの?の問いに
「あみんの『待つわ』です!」と悔しそうに言い捨てるフカミ(笑)

部員達からは「信じられない!」「この曲でハモらないなんて!」
「どういう神経してるんだ!」とヨシカワが特に悔しがっていましたが、
ヤマダ部長は「まだまだ世の中、ハモリへの意識はそんなものだ」と。

次!の声に手を挙げたミノダ。
「峠を吹き抜ける風とハモってきました」と、やや笑いを含んだ感じで。

おおいいねぇ、じゃちょっとやってみようか、オレが風をやろうかと部長が乗る。
ひゅ~っと鳴らした音に、重ねてひゅ~♪
なんともその嬉しそうにハモっている光景が微笑ましい(笑)

「次!」「はい!」「ハラ!」(会場爆笑!)な流れが続き。
なんか欽ちゃんみたいなんだもんね、ヤマダさんが。

ハラは寝苦しい夜に、耳元で飛んでいた蚊とハモリました、と。
うわー、いやだね、それね。
それまでがつんと寝ていたのに、耳元で「ぶん」っていっただけでパッと目が覚める。

新しい!じゃ、オレが蚊をやろうかとまたまた嬉しそうにヤマダさん。 
…基本、何でもアリなんですね、この倶楽部ね。
ハモリへのあくなき追求へのキャパの広さったらないです。

ハラが手を上下させながら、低く高くふいーんと飛んでいるのを目で追いながら、
高いところにあがった!と思ったらパシン!と仕留めた。

手を開いたハラの、手のひらをのぞきこんで、ささっと払ってあげるヨシカワ。
音も高くあがったところで、蚊もその高さで一生を終えて満足だっただろう、とヤマダさん。

「他に!」の声にふたたび、フカミ。
これはハモリと言えるかわかりませんが、と前置き、「オヤジの小言にハモりました」

いいねぇ、アグレッシブだねぇ、いいよ~とこれまたやってみようかとヤマダ部長。
なんでも乗っかりますな(笑)

またお前はこんな夜遅くまでふらふらして!とかそんな小言。
わーっとまくしたてるオヤジヤマダに、フカミが輪唱のようについていく。
最後は「父ちゃん情けなくって涙が出るわ~♪」でハモリ。

24日と25日ではこの小言内容、微妙に違うものでした。

ついでに、24日のほうが全体的にややグダグダしていたの。
25日は時間の押しへの懸念か、すんごくサクサク進行していってた気がする。

「他に!」 …。

…24日、明らかにまだ報告していない人が(笑)

「他に!…っていうかヨシカワ!」とヤマダさん、しびれを切らし指名。

ゆらーんと前に歩み出たヨシカワ、目をきらきらうるませながら
「ゴッホのひまわりとハモってきました」

…また不思議なことをあなたは…

と思ったら、「新しい!」と部長賞賛。えー、いいのかい。
じゃ、オレがひまわりに…って、何するんだ~

こんな感じ、とイメージしてポーズをとるヤマダ部長を、もとい、ひまわりを
やっぱり目をきらきらうるうるさせて、微笑むようにじーっと見つめるヨシカワ。

(…無音)

その光景を見守り中の3人が笑えた。

「聴こえますか、僕のハモリが」
「…き、聴こえた気がする。聴こえた気がするぞ~」

25日のこの部分、ひまわりとハモってみろ、ということになった途端
「じゃあここにひまわりを持ってきてください!」とヨシカワが言ったため
ヤマダ部長は「ってお前、一休さんか~い」と髭男爵になっていました。

これって、一休さんのふすまの虎退治のくだりのとんちに掛けてるんだよね。


部員達の活動報告が終わったところで、おもむろにパンツの後ろポケットから
おハガキを取り出す部長。

世界各地に散らばっているハモリ倶楽部会員から御手紙がきていますと(笑)

仙台のなんとかさん(すごく長くて噛みそうな名前)から、と読み上げる部長。

「えー、皆さんこんばんは」
(全員バラバラに)「こんばんは」
ハモってない!油断しないように!と叱咤する部長(笑)やりなおし。
25日は「気ぃ抜かないようにね~♪」とあやす感じだったかな。

「皆さんこんばんは」「こんばんは~♪」

「私には競馬のファンファーレがお寿司のネタに聴こえます。
 ぜひ皆さんにハモって頂きたいです」

ということで、そのハガキを皆に見せ、取り囲むように、言葉を確認する5人。
音叉を取り出すヨシカワ。

「パパが買ってきたカッパ巻き鉄火巻き納豆巻き~♪」

ああ、これが、昔いいともでやっていたコーナーなんだろうなーと。
巻物ばっかり、経済的だねぇ、とつっこむハラ。

「はい、ややウケ~」、と部長がハガキを後ろのテーブルへ。


続いてはスリランカかブルガリアかどこかの国からのおハガキ。
「白鳥の湖がトイレの歌になります」と。

ヨシカワメインで「♪べんきにけつはまったままみずながす~♪」
ジャーン!ジャ、ジャーン!♪とクラシックにハモる5人。
…上手いよねぇ(笑)
芸達者だね、ハモれるってのは…と妙に感心してしまった。

こちらは「はい、バカウケ~」


ちなみに24日、後のMCで酒井さんが、このネタが2つしか思い出せなくて、
資料もVHSのビデオテープが切れたり伸びたりでわからないので
当時のネタをお持ちの方は事務所までお送り下さい、なんて言ってました。
これ、いいともにレギュラーで出ていたときは学生さんだったり、メガネだったり。


「おっと、もうこんな時間だ」腕時計を見るヤマダ部長。
それでは日常生活に戻って、ハモリを追求してくれ、と指示出し。

そこでハラ。
「追求ってさぁ~、これ以上何を追求すればいいわけ?」とL字指差し。
ミノダは、「そういえばこの間、安岡と酒井、いびきでハモってたぞ」

「安岡って…、え?ハモリ倶楽部はおしまい?」とフカミもといヤス。

この辺で、大きな鼻のお面?をつけた黒いマントに身を包んだ男がステージ上に現れます。

ミノダもといてっちゃんが
「もういいだろ。それより『青い鳥』サビのところもう一回練習しておこうぜ」

なんとなく反抗児というか自信満々っぽい立ち位置になったハラもとい黒ぽん、
練習なんて必要ないよ、と言ってのけちゃう。
「一応だよ、一応」とのてっちゃんに、「はいはい」なんて、たらーっと言っちゃって(笑)

本番までもうあと30分、とゴスペラーズに戻った彼ら。
着替えるために、ステージを去っていきます。

…ちなみに、この時点でヤスのデニムは、デニムなのにさらに濃いオレンジに変色。
おなかで受け止めきれないほどの汗って…、とまじまじとジッパーのあたりを
つい眺めてしまった。

はけたところで、マントの男のナレーション。
彼らのこの気のゆるみが、後々とんでもない事件になるのだ、と。

「夜のハーモニードラマ オレ達、ハモリ倶楽部。つづく」
とナレーションが入ったので、そんなタイトルだったのかいっ!とわかりました。
ついでにまだ続くんだ、と(笑)

バンドの皆さんが入ってきたところで、上のシャツだけ着替えたてっちゃん。
「新曲なんで、バンドだけできちっとさらっておいて下さい。よろしくお願いします!」と
バタバタ~っと指示出しをして、またバタバタ~っとはけていく。

この時には、「新曲なんで」の意味がよくわからなかったんだけど、
このinterludeが、後に歌われる本当の新曲「123for5」だったのね。
後述しますが、これめちゃめちゃかっこいいです。

そして再登場した彼らは黒いシャツに、地模様ありの朱赤っぽい三つ揃え!
うわーなんだー暑苦しいぞー!その色はー!というのが、第一感想でした(笑)
しかも真夏にベストとは…ヤスが暑いでしょうに…

灼熱の後半戦へ続く~

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ハモリ倶楽部活動報告0724-0725--2

2008-07-27 23:56:33 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


武道館初日の24日は、外出先から直帰というのか直行というのか。
「遅刻厳禁!」をしっかり守るべく25日は健診だったこともあり、お休み頂きました。

初日にパンフと、想定外でTシャツ。2日目にぽんカレー(キーマ)、ポストカード。
なんだかんだとグッズ散財してみたり。

ライブが始まる前のあの昂揚感、人の多さ、「きたぞ、ぶどうかーん!」って感じです。











★オープニング

ステージ上にあるセットは、メリーゴーランドの、馬がいない台のような。
屋根が赤とオレンジの傘だったかな?
後に幕が左右に引かれたら、サーカスっぽいゴキゲンな感じのセットでした。

会場がぱーっと明るくなって、にぎやかな音と共になんとサプライズ!
5mくらいまっすぐ吹き上げている緑と黄色の避難用救助袋(のように、私は見えた)を
背負ったマネージャー2氏が、露払いと太刀持ちのようにサンドする形で、
バンドの皆さんがサンバ楽隊となってアリーナ会場中ほどにある扉から登場!

出だしから何かどこかへぽーんと弾き飛ばされちゃった感じです。

24日は上手側から、25日は下手側から。
アリーナA・Bブロックの間の通路を練り歩き、センターでプレカーニバル。
うわー!これかー!遅刻しちゃいけなかった理由は!

なーんて目をキラキラさせつつ盛り上がっていたのですが、これだけじゃなかった。
ステージ下手から現れた、ホーン隊の皆さんに、ゴス5人も楽隊だった!!

ぬあー!やられたー!

先頭の北山さんが、控えから出てきた瞬間、2階で「おおーっ!」と叫んでました。
あまりのお祭りモードに一気にテンション急上昇。

初日にはひとりでひゃあ!とかうわーっ!とか、隣にいないつゆちゃんに淋しくなりつつ。
左隣の、ご夫婦でいらしていたおじさまに「やるね、やつらは!」と思わず声かけそうに。

武道館で楽器って、なんてチャレンジャーな!(笑)
ああ、Nちゃんに「ゴスも楽器やるよ」って今すぐ言いたい衝動に駆られる。

なんでしょうね、この盛り上げ上手ったら。
私は歌だけじゃなくて、彼らのこういうところが好きなのだ。


ここで衣装と、楽器を。

北山さん…
白タンクトップに半袖白地に大きな赤い花のシャツを羽織り。
クリーム色デニムを、白いブーツにイン。
調べたところ、大きなマレットを持っていたからおそらく「スルド」だと思う太鼓を
肩から吊るして。
なんかもう。その細い身体と同じくらいの幅の太鼓、よいしょ、と階段上ってきた姿を
2階から最初に見つけたときに「あー好きだー」と呟きそうになりました。
ベースの須藤さんも同じ楽器だったかな。
でもって重心低くして身体全体でリズムとり打つ姿にノックアウト。

黒ぽん…
水色デニム、上のシャツどんなだっけ。
満面の笑みでタンボリンをスティックと共に。これがまたなんとも黒ぽんお似合い(笑)
そうそう、黒ぽんはそういう影響があるようなないような、でもないと淋しいものを
しっかり担っていてほしい。

ヤス…
オレンジのデニムに、茶×オレンジ系の柄シャツ。
そしてシンバル!
この時点で、ヤス→シンバル→シンバ→ライオンキング→ヤングライオン→ヤス…
という連鎖反応で、「いいぞー!いつでも叫んでしまえー!」な気分に。

ヤスがセンターでぱあーん!と打ち合わせる度に起こる歓声、
さらには、それチアリーダーのポンポンじゃないんだからさ!というまでに
シンバル持ってステージ左右無尽に弾けるヤスが、シンボルのお日様みたいで。
ついでに何かのおもちゃのようで。
お祭りが始まったよ!と、一気にふつふつと。

酒井さん…
薄手のてろんとした素材っぽい長袖シャツ、ブルーに茶とオレンジの花柄?
パンツの色が黒ぽんと似ていたけど、酒井さんもターコイズっぽい色だったのかな。
私の好きな色味だったもので、ときめき倍増。
細身のパンツだったこともあるけど、上半身も含め、とにかくすっきり度倍増。
そしてー!
トランペットだー!!!吹いちゃったー!!
首には、シャカシャカ鳴るもの下げていたけど…マラカスみたいなのかな。
なぜか気分は「聖者が町にやってくる」です。

☆てっちゃん…
白デニムに、白黒の大きな柄シャツ。サングラスのフレームは赤。
赤なんて珍しいなぁと思っていたら、後のお着替え後とのコーディネイトでしたね。
相変わらずのスタイルにホレボレ。
もうマニアにはたまらないサックスに、サンバホイッスル。
髪、少し梳いてたかな?サイドがやや短くなっていた印象が初日にあり。

観たいものを、いい感じに魅せてくれるリーダーにこの夏もついていきますともさ。

演奏を続けながら、スタンドマイクで「ひとつになるのさ♪」


★一筋の軌跡

ラテンな一筋、サビだけの演奏だけどいい感じです。さすがお祭りソング。
ララララララララ~♪最初から一緒に声を出せると客席も盛り上がるね。

ホーン隊のラララ間奏には、それはそれはもう釘付け。
歌うの忘れて、本人に見入ったしたり、アップになるスクリーンを慌てて見たり。

酒井さんアップの瞬間に、左隣のご夫婦のおばさまが「あ、ちゃんと音が出たわ!」と
おっしゃっていて、思わず「?!」となったりなんかして。ご親戚ですか(笑)
何やら学芸会を見守る一団のようになっていたのでした。


★Paradise

楽器を放し、いつも通りのマイクを手にして、すぱーんと始まったアカペラ。
その五声だけで、身体中を幸せ成分がかけめぐっているのを実感しちゃうんだ。
ああ、いろいろあったけど、今ここで聴けているのが幸せです、っていう。

やったねー!
これ1曲目だったらいいなぁ、と思っていたのが叶った感じ。
歌い継ぎなのも、声の自己紹介&今日の調子がわかって嬉しいんだよね。

ノックなんて待ってないで♪でノックして、
お気に召すまま~♪で手を胸の前でくるりとして片足ちょこんと。

「パ・ラ・ダーイス♪」でも手振りがあります。
カラフルな5人が一列に並んで手振りすると、壮観。
いいねぇ、夏だねぇと、この日は何をやっても、見ても、思ってしまう(笑)

しかし爆笑したのが「イケナイ二人~♪」のところ。
腕を「ぞうさん」のようにぷらーっと振ってから茶目るんだわ!
そんな曲だっけか、これ!みたいな(笑)

CDではフェイドアウトだったから最後どんな感じになるのかな、と思っていたら
またアカペラでのカットアウトでした♪

期待通り、ライブ映えのするいい感じです、やっぱり。
大サビに向かう部分、とにかく好き。


★Wanderers

次は何が…と思っていたら!まさかこの曲を聴けるとは、その1。
Yes!と始まった瞬間に、「Paradise」で温まっていたサカイユージ祭り爆発です。
Someday We will…のウィーウィルの発音にクラクラするのだ。
のびやかなトーンの酒井さんに、ライブだよーっ!という気分になるのだ。

目の端々に入るってことは、自分でも無意識に気になって視線向けてる黒ぽんのダンス。
もうそのたどたどしさが愛おしい。

間奏で、「Say,くろぽん♪ぽんぽんぽんぽん」っとてっちゃんが向けてくれた(笑)
コーラスが黒ぽんって…どこまでも愛されキャラ。


★熱帯夜

ええ、もういきなり?
しかもジャケットないのに?と、いらぬ心配をしてみたりして

黄色い声、青いピアス、とステージだけではなく会場全体を照らす単色ライティング。
妖しさが視覚で描ける曲だよなぁと思います。

さっきまでのたどたどしさが嘘のように消えた黒ぽん、相変わらず御見事ロングトーン。
確か武道館2日目、てっちゃんが2番で1番を歌ったような。

そしてジャケットのないジャケットプレイ×5祭り。

…なんていうの。そうきたか!って感じ。いいねぇ、裏切るねぇ。
いつも衝かれるところで衝かれないというか。油断してた!(笑)


★ひとこと語り&メンバー紹介MC

開口一番、北山さん「待たせたな」

あれ、これ初日だけだったっけ。
いつもにまして、笑いを含んだ低音2枚目声に思わず声が出た。笑った。

「セルゲイ以来1年ぶりの日本武道館!」と、開幕宣言が北山さんとは~!

「みんなもっと熱くなりたいかーっ」
きゃー!という黄色い歓声に「…なりたいのか」って。煽っておいて何(笑)

「こんな曲から。あんな曲まで、やっちゃうからねっ」

ブートキャンプかい!強化合宿かい!と妙に力が入ってるのに語尾がお茶目。
ん?ハモリ倶楽部ってそんな軍隊な感じなのかー??

ちょっとハスに構えて余裕の笑みをたたえている感じなんだけど、どうしても
ストレッチマンを彷彿としてしまい、ひそかに笑い震えた。

北山陽一!と、てっちゃんからコール。
この後も一言ずつメンバーが話して、てっちゃんが名前をコールするようになっていました。


「夏だから!夏だ・か・ら!おー祭りだよぉーっ!」

端的に熱く力いっぱいそのひとことを発信する酒井さんが好きだーーっ!!
声聞くだけでサカイユージ祭り。


「薄着で来たかーっ!」
「しかしながらしかしながら!水分補給は各自の責任でしっかりと!」

すでに衣装のオレンジが濃くなったような…
こちとら武道館到着時点で、もう汗だくさ!君とは勝負にならなくても!

ここまで書いてハタと気づく。
…黒ぽん、何言ってただろう…
あんなに目を惹くのに、言ってたことは思い出せないって…ごめんよ…

てっちゃんの「オレ達がー?!」に息を合わせて「ゴスペラーーズ!!」と
思いっきり叫んだの、気持ちよかったなぁ。


★夏のクラクション

てっちゃんが「夏ならではの曲をたっぷりお届けします。まずはこの曲から」と、
始まったナンバー。
中学生の頃ラジオでよく流れていた曲、懐かしいけど、色褪せない。
なんだろう。そんな風に残る曲なのかもしれないなぁ。
涼しげなコーラスの印象と同じで、決して強烈さはなくてね。


★LOSER

イントロが流れた瞬間、まさかこの曲を聴けるとは、その2。
5人が円陣、向かいあう形でゆっくりと盆が回っていきます。

もちろんライブ初聴きですが、CDで聴くより数十倍いい!
ああ、ここはこんな風にこの人の声が重なっていくんだ、とか消えるんだ、とか。
改めてじっくり聴いて惚れ直してしまった曲でした。

♪ふーたりの肌が触れるたびに、のところ、何度聴いても、いい。


★Right on, Babe

この曲も聴けるとは、その3。…本当にきた。
ゴスを聴き始めて4回目の夏、やっとライブで聴くことができて感涙。

空、海、と広く抜けていくような気分になれて、落ち込んで沈んでいたところから
立ち上がるときに引っぱり上げてくれる感じ、すっごく好きなの。大丈夫ソング。

…泣きたいことに気づいていて、しょっちゅうグレイのその場所で膝を抱えている
私としては、時がゆくから生きていけるんです、まさに。

5人がそれぞれに歌うのが、ひとつの歌詞として紡がれていくのも心地よし。

ファルセット、24日の酒井さんはかなりきつそうだったけど、
25日のほうが安定した声で聴けました。

24日は南西、25日は南。聴く場所でもかなり違う武道館。
南のほうが断然音の割れがなく、響きがよかったです。


ふわーっと5人の声に漂っていたら、何やら暗転して始まるアヤシイ歌。
暗闇で準備体操、ストレッチする人影。
手鏡見て発声練習(するフリ)の者もあり。
(これ、酒井さんもやってたけど、断然黒ぽんが面白かった)。


次回へ続く!



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ハモリ倶楽部活動報告0724-0725--1

2008-07-27 14:00:30 | 2008,2010-2011ハモリ倶楽部


   


活動記録にあたって、まずは武道館2daysのセットリストを。

「こんな曲から、あんな曲までやっちゃうからねっ!」
と最低の男が、まるでストレッチマンが乗り移ったかのように宣言していた通り、
熱すぎて熱すぎて、皆さんにお察し頂いた通り、泣けました(笑)

このセットリスト、野外でも、音がすかーんと抜けて気持ちいいんじゃないかな。
屋内じゃ収まりきらない感じでした。むしろビール片手に外で楽しみたいお祭り騒ぎ!




   




オープニング~一筋の軌跡(サンバver.)
Paradise
Wanderers
熱帯夜

--MC

夏のクラクション
LOSER
Right on, Babe

--
夜のハーモニードラマ「オレ達、ハモリ倶楽部」

--
interlude

--
Love has the power
Body Calling
Yes,No,Yes
残照

--
夜のハーモニードラマ「オレ達、ハモリ倶楽部」

Stand by me(なりきりゴスペラーズ)

カーテンコール
ローレライ

流星

123for5(新曲)
LOVE MACHINE
バードメン
青い鳥
約束の季節

--ENCORE
スローバラード
Let it go

---open18:35 end21:15---


今回のこの選曲、拍手喝采。またヤス担当かなぁ。
とにかく歌いたい!歌い上げたい!という心意気が非常に伝わってきた。
夏だもんねー

2日間とも2階席からでしたが、これアリーナで間近に観てたら
たぶんもっと自分の温度があがっていただろうな。
距離があると細かな表情とか仕草が追えずに、ぼやーっと客観的になっちゃうんだよね。

どんだけ近くで観たいんだって話ですが(笑)
まあ、そんなこと言っても十分すぎるほどにお祭りの輪の中で熱狂してきました♪





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