On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

20th Anniversary The Gospellers Concert 2018 in Naeba

2018-02-28 23:55:59 | 2006-2018Naeba

にんじんというか、ひとつ大きな山を越えた自分へのごほうびというか
まさかの最前列チケットが到着し、気もそぞろな1か月ほどを過ごしました。
胃痛や体調があまりよくない日が続いていたりもしたけど、
この日に照準を合わせるんだ…!と自分に言い聞かせて。

苗場で最前列って・・・・・と考えるだけで爆発しそうになるところ
つとめて平静にいなしながら(?)苗場入り、いつものお寿司とビールを
楽しみながら夜を待つ。ドキドキ。

会場に入って、ため息出ちゃうくらい、近い。
ライブビューイングのカメラが席とステージの間に入っているけど、近い。
そしてこのカメラに、後で5人がサービス精神旺盛によってたかってくるとは
思ってもみなかったわけです。
びっくりするくらいそこに5人がいて、のけぞりました。

今回はゴスマニアのリクエストによるTOP20が披露されるとあって
どんな曲が選ばれているのか、きっとあの曲はあるだろう、とか
あの曲は聴けるかな、とか、始まる前からのお祭りがとてもよかった。

20年も苗場でライブが開かれていること、ブリザーディウム名づけ親の
ユーミンも北山さんのバースデイライブ日に駆け付けたと聞いて
先達からも愛されているなあ、と。卒業写真とかブリザード、羨ましい!
苗場ならではのゲストセッションも、期待しちゃうよね。

始まったラインナップは流石すぎて、ザ・苗場の特別感。
特別な場所なんです、やっぱり。初心にかえり、存分に楽しみました。

「冬物語」(1位)からの甘い始まりに、懐かしの「砂時計」(3位)、
「You are my girl」(15位)の跪きでは、目の前のてっちゃんに
ひゃあああああ!となり、思わず笑って照れをごまかすしかないというか、
あまりに近すぎて手をたたいて爆笑しちゃったんですが、
たぶんそれにてっちゃんが爆笑し。
台無しすみません…(何年ぶりか2度め)
あの、ああいうときってどんなリアクションが求められているのか
本当にどなたか教えてほしい。

そして聴きたかった曲「Forever&More」(19位)で目の前のサカイさんに射抜かれ、
「東京スヰート」(6位)「Beginning」(7位)「Prisoner of love」(12位)…
なんかもうこれでもか、とダメ押しされるようなオンパレード。
プリズナー、久しぶりに聴いて泣けた。

「告白」(13位)「Reflections」(10位)「Lazy Rain」(13位)で
コーラスとかけあいの妙を味わい、念願の「FWFL」(5位)。
ルーパーくん導入で聴けるときがやってきた!
「アカペラ港」をDVDで観て以来、いつかライブで聴きたいと
それはそれは長く思い続けてきていたのが、満を持して!
5人の音色が豊かで、いやはや、かっこよかった。
アカペラでランクインしたの、この曲のみですって。

宇宙初聴きしたときの震撼度合いが最高だった「ラヴ・ノーツ」(19位)に
灼熱の後半戦、たたみかけるように妖艶な「うつぼかづら」(18位)、
「PRINCESS☆HUG」(10位)「1,2,3for5」(17位)「ギリギリSHOUT!!」(8位)と
ライブで観たい聴きたい曲で場内熱気最高潮で「シークレット」(8位)。
楽しすぎてふらっふらしていた気がする。

何年か前の苗場で聴いたというか観て忘れられない「裸身」(16位)の思い出に
真夏に作られた冬のハーモニー「冬響」(4位)を外の雪を想像しながら聴いたり
だから好き!「HIT ME!」(2位)。

ライブビューイングのお客様へのおもてなしも常にあって
会場で観ていた方も一緒に楽しめたんじゃないかな。
よっライブ上手!!という気持ちでおりました。

ランクはやはり冬の、苗場らしい歌が強かった印象。
そしてステージと客席の距離が近いからこそ、ライブハウス的な感覚で
聴きたい曲、久しぶりに歌ってほしい曲、いろんな思いを受けてたってくれた感じ。
セットリストつくるのも難しかったんじゃないかなあ…演者側は熱量ある曲ばかり
続くのも、ほんとパワーいるものね。

濃厚な2時間半、アンコールしめくくりは新曲。
「ヒカリ」も「まっすぐな橋」も、あたたかくってじんわり。
どちらも、その時彼らに起きたことや出会いが反映されているね。
全然違うタイプの曲だけど、ゴスペラーズ色というか、
歌で届けられることの幅広さを感じるなあ。

興奮さめやらずで、部屋に戻り、反芻しながら感想戦も
苗場の楽しみのひとつ。
ライビュ組も初日参戦組もLINEで盛り上がり…
さえぎるものがなくステージを観ると、ダイレクトな熱さが
より伝わってくるというか、ステージまでの距離と記憶の鮮烈さって
本当に比例すると思うのよ。

来てよかった。来れたことに感謝しよう。
ライブの度に思うこと。
一緒に楽しんでくれたsちゃんにも感謝♪

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GO UP SNOW HILL

2018-02-28 23:55:35 | 2006-2018Naeba




















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今日が終わる前に

2017-11-30 22:55:57 | 2006-2018Naeba
20周年を迎える苗場ライブ、今回は2月に4日程!
先行にてチケット当選して、ほっとしております。
あとは無事に行けるよう算段するのみ。

今回はマニアのみなさんからのリクエストでセットリストが決まるとあらば、
参加せねば、踊らにゃソンソン!
ぜっっったい聴きたいですー!というのをよ選りすぐりました。

しかし難しかった。
好きなのと、ライブで聴きたいのと迷うよね。
一度はライブで拝ませてください!という願掛けみたいな感じですが、この10曲に。


FWFL
まちがいさがし
DAWN
Love vertigo

Beginning
冬響
ラヴ・ノーツ

Forever & more
Dreamin'
今日が終わる前に


エントリーしている間にも迷ったりして、
行きつ戻りつしているうちに合っているかわからなくなっちゃったのが正直なところ。

ほんとは、ハモれメロスで聴いた「哀しきフォーシーズン」とか「どしゃ降り‘64」とか
シアトリカルの再現シリーズも聴きたいなあなんて思っていたのですが、選曲リストになく残念。

しかし集まったリクエストも膨大でしょうし、書き表されていない怨念(笑)的な
思いにてっちゃんがのけぞらないことを祈りつつ。

はてさて、どんなラインナップになるのか楽しみです。

そして、グッズ。
さりげなくデイリーユースできるのをお願いします!
冬だけどてぬぐい希望!
もうね、ほんと雪の結晶だけとか5人のシルエットだけとかで!

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Fly me to the 2017Naeba-2

2017-02-05 23:55:27 | 2006-2018Naeba
■アカペラコーナー

昨年のWAVOCのアカペラコンサートでも披露した「W」「Platinum Kiss」、
そして楽しいナンバーを、と「Love me!Love me!」

確かこのあたりで、今年もWAVOC、SOULPOWER、高崎音楽祭と
ツアーのあとも続くよというおしらせ。今年も忙しそうだな~
ヤスのバースデーライブも8月のどこかで、と言っていて
あれ8/5じゃないの?と思った記憶。

おれたちはないのかバースデーライブ、とてっちゃんが言ってて
「あるよ八王子!(ツアーで)」と心の底で叫んだものの
「おれたち聴いてるからリハスタジオでやればいいじゃん」とヤス。
演者も客席も贅沢なのかなんなのか(笑)

そして触れられていないですが、10月に気が向くかどうかはわからないってことですな。


■妹尾さんコーナー

相変わらずダンディなハット姿で登場、苗場といえばこの男、妹尾さん。

例年は苗場で明けましておめでとう~と会うそうですが、
昨年末からずっとアルバムにも関わっていらっしゃったそうで
ずっと会い続けているとのこと。
・・・もしや、ムラカミサカイセノオ組だったりするのかな!期待膨らむ。
「reborn」を聴ける日をいつかいつかと心待ちにもしてます。

エッセイをもとにした一青姉妹のお母様の映画のサウンドトラックを
妹尾さんが担当されたそうで、ピアノで披露されたのはそのテーマだったのかな。
夜の静寂に、やさしくてやわらかいタッチ。

一旦袖にはけていた5人が戻ってきて、「星屑の街」。
衣装替えかな?と思ったらそのままでした。

5人の声に穏やかで軽やかなピアノの音色があいまって、なんともドラマチック。
ドレスアップした感じね。
北山さんが療養にはいったとき、「自分にできることがあれば」と妹尾さんが
申し出てくれたと何かで目にしたのだけど、ゴスを知り尽くした妹尾さんだからこそ
ハーモニーを活かしながら足りないところをさりげなく装飾してくている感じがしたなあ。

CDで聴くとやはり20代の声がそこにはあって、
でもライブでは音も経験も人生も厚みを増した40代。
ずっとこの歌とここまできたよ、という詩が響くね。
ずっと歌い続けるために、40代50代でいい声が出せるようにと積んできた
これまでをじっくり聴かせてもらいました。

そして「東京スヰート」も絶品だった!!
固唾をのんで、そしてちょっとうるみながら、聴きほれました。
北山さんのロングトーンも素晴らしくて、どきどきしながらその音を見つめたよ。

「この広い日本中に僕たちの声が響いていること奇跡だと思うよ」
てっちゃんに何度目かの感服。

やはりいつでも聴きたい、聴き惚れたい曲。

そういえば、最初の26ヶ所コールで、てっちゃんが新宿を「日本で一番スイートな街です」と
紹介していたのだけど、東京スヰートの舞台って新宿だったのかな??


■Gospellers Band 2017 version!

4月からのツアーもこの舞台上のメンバーで全国を廻ります!と刷新されたバンド紹介。
もちろん「いろは2010」で。

技巧試されるこのジャズアレンジ高速バージョン、みなさんを紹介するのにうってつけというか
凄腕セッションをあますところなく受けとめさせていただきました。
「いってみな、いってみよう!Brand new band!」もかっこよすぎた。

もう十数年一緒にやってきたみなさんがいないのはとても寂しいけど、
バンド変えるのも勇気がいったことだろうな、と。
長い間お付き合いしてきた業者さんをお断りするときの気持ちに置き換えてしまいましたわ。



■灼熱の後半戦=Winter carnival、開幕です!

聞き覚えがありませんか、と北山さんの学校の先生風アナウンスとともに。

「靴を履いたまま」で「君が好きだーっ」とマイクオフでてっちゃんが
カメラ越しの客席に叫び、お返しにひゅーっと叫び、
何年経っても黒ぽんの足もとのめんこさに「本質はかわらない」と納得し。

きた!「シークレット」!テンション最高潮にあがりました。
やっぱりこれはライブで観たい聴きたい手振りしたい。
ああもうこれ生中継しているなら、映像化できないもんでしょうか。保存版にしたい~
だって「愛してるぜ」のバンカラさと舌の巻き度合いが最高によかったんだもの(笑)

そして「Let it go」
アレンジが、ちょっとテンポをゆるめる感じというのでしょうか、
お洒落になっておりました。
一気に走り抜ける三十路から四十路のはずしの余裕を感じさせるニュアンスに。

「一筋の軌跡」に入るころには、ターンしたキタヤマさんの背中の変色におどろき
思わず双眼鏡で顔見たらすごい汗。
いまだかつてそんな汗みたことないよ!

いやはや、踊りたいんじゃありませんか騒ぎたいんじゃありませんかと
それはもちろんそうなのだけど、だ、大丈夫なんでしょうか。

ラララ大合唱していても気になりつつ、それでもスピード止まらず
「ギリギリSHOUT!!」うおお、まじか。
なんていうかLOVEMACHINEからの一筋とか、一筋からのSING!!!!!とか、
すごいことするよね、この方たち・・・
サカイさんの振り切り度合い、生き様ですわ。

本編ラストは「GOSWING」
何度も観ているうちに、このテイストにチャレンジできるってやっぱりすごいなと
しみじみ思う。エンターテイナーとしてかっこいい。

曲終わってのBOW、びしっと指差しで決めて23:20頃だったか。


■アンコール

映画館の都合もあるからか、さくさくっとアンコールへ。

これ聴きたいと思っていたのにこの曲の存在忘れていたよ「PRINCESS☆HUG」!

SOULPOWER、高崎音楽祭に続いて、3回目だったのですが
けしからん振付が多くて、にやにやしながら観てしまった。
お姉さんを困らせないの的振付をしてくれたえんどぅーくんありがとう。

脳裏にやきついているのは下記3点。

・「ささやくから」と口元からのびてゆくその手。
・スタンドのマイクにかける左手、人差し指の先まで美。
 (しかもしっとり水分含んでいそうとマニア度全開で思う)
・くいっとあげた顎、からの後ろ手に組んで斜に構えた身体のライン。

なんていうかコーラス当てながらも律儀にダンスをこなす姿が好きなのよ!!
しかも徐行ではなく止まれで、型をぴしっと決めるところが好きなのよ!!

と、心の中で叫んでおりました。


■最後のごあいさつ

・電気毛布買った人から、DMって、てっちゃんが言ってたの、ここでだったかな。

・電気毛布は調整できるけど、ステージは調整できない。暑い。のどカラカラ。
 今日はライブビューイングのお客様はたぶんドリンク片手にいらっしゃるのがうらやましい!
 ポップコーンなんか食べちゃったりして、おれも夜中になってコバラが空いてきました!


・そろーっと前に出てきた北山さん、汗がすごいという話がご本人から。
「ある一定のラインを超えるともうどうでもよくなるんだなってことがよくわかりました」

・背中に浮き上がった勇者の紋章

・ヤスオカさんは大変だな、と思っていたけど自分もやっとここまできました!

・「僕は後半45分、水中です」「雪国のみなさんはきっと、あいつまじか!」
 ぴっぴっと汗をとばしまくる。。。最前だったらよけるよ!

・黒ぽん「キタヤマそんなに回らなくていいのに、大丈夫かな」と思っていた模様。

・45歳、楽しく歌えているのがうれしい、もっと歌に邁進します。

・たしかここで「みんなイエー」の紙をてっちゃんがもう一度出したんだな。
 双眼鏡で覗き込んで爆笑。

・苗場来年20周年!2月です! 今回は2daysでした。・・・ここまでにさせてください。

・言わないのかーい!とサカイさんからつっこみ。最低でも2日以上はあるってことね?!

・今までやったことのない企画だって!絶対にみなさんに楽しんでもらえるとてっちゃん。

・僕らもまだ聞かされていないです、って確か黒ぽん言ってたけどそうなんだ~
 てっちゃんしか知らないでいることあるんだ~と会社組織的なことを思う。

・「この時間にゲレンデライブだけはイヤです」きっぱりユタカさん。

・ホテルの窓にむかって歌うとか、ホテルの中から観るライブとかわしゃわしゃと
 騒いでいるひとたち。


■今年のゴスペラーズに期待してください、と約束。

最後に「Promise」。
一番長いお付き合いの曲だね。

ああ、終わってしまう…という切なさよりも、この曲を聴きながら
このライブ全体を振り返る時間になっていた気がする。
濃い時間だったからか、ここでクールダウンして、記憶が定着していく時間だったような。


家に帰るまでが遠足です!ライブビューイングのお客様も夜遅いですから気を付けて!と
言ってくれていて、最後まで心配り最高だったなー。



来年の2月、20周年をまたお祝いにこれますように。

私のゴス初ライブだった苗場も2006、2008、2009、2010、2012、2014、2016と
重ねて今年が8回目でした。
特別、にしてくれるエネルギーチャージの場です。

これからも体力の続くかぎり、Go up snow hill!
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Fly me to the 2017Naeba-1

2017-02-05 17:55:09 | 2006-2018Naeba
毎年恒例といえる嬉しさ、冬の祭典・ゴスペラーズコンサートin苗場。
2017年1月28日(土)、今年も熱くて暑いライブを堪能してまいりました。

23年のキャリアで初となるライブビューイング、全国26ヶ所への生中継。
それをとてもとても嬉しそうに語り、見えないけど確かにそこにいる観客のみなさんへの
サービス精神も旺盛に、いつも通りの、いつも以上のパフォーマンスでした。

23年経っても初めてのことがある、って
それを見せてくれるって、
私にとってはものすごく励みになること、己をふりかえることにもなります。

ありがとう、ありがとう。
だいぶ前なのかもしれないけど、その背中をいつでも追っていこうと
素直に、あらためて思えてしまうのです。

ライブ後の乾杯のあとの備忘録から、つれづれと。




■オープニング

よみうりランドに行ったときにJちゃんと話していた、
「新曲は「シアトリカル」みたいだね」ということからも、きっとこの曲から
始まるだろうと思っていた「Fly me to the disco ball」からスタート。
わくわくするこのイントロ大好き。
下手から入ってきた5人に心の中で「明けましておめでとう」挨拶。
今年もいいことがあなたたちにありますように!

休符から弾けるように広がるコーラスとともに、ステージのライトも
スターライトバンデッド風。

お衣裳は、新曲のシルバーグレーのスーツ、白シャツ。
こちら、いつも見るたびにハモクラ響を思い出します。てんちょーう!


キラキラした曲にキラキラした気持ちになったところで
メンバーの位置が変わる。
そのスタンドマイクは!その並びは!「愛シューだー!」
まるちゃんにおける最高視聴率叩き出したお化け屋敷の回のように
めくるめく、こわいとわかっていていくお化け屋敷感に似た
楽しいとわかってて楽しいことが出てくる感健在!

そして曲中、ファルセットでひゃあひゃあと離さないだなんだと
囁くてっちゃんが、ステージにうずくまって何か最前列でやっている…
けどよく見えない。
武哲のときのように、お客様の電話番号聞き出しているようにも見えた(笑)

後ろのコーラス4人もチラチラ見て「何してんの」という目で口元ほころんでいる。

何かをお客様とやりとりしているように見えていたのは、のちに、
ライビューのお客様へのメッセージをまさにその場で書いて、
カメラ越しに見せていたのだと、MCでわかる。

それが「みんなイエー」。
限られた時間のなかで、胸元からとりだしたペンを走らせた殴り書きのメッセージ、
きっとそれに添えられたであろう、にかっとした笑顔。

あまりの字の汚さに死にそう~・・・とてっちゃん言っていたけど、
きっとその字に、劇場で固唾をのんで観ていたみなさんは和み、華やいだと思う。

そして、フォーメーションチェンジ、「太陽の5人」へ。
ステージ上を上手から下手へとずんずんさくさく歩くサカイさん。
そして跪き、黄色い歓声を浴びるキタヤマさんも健在。
いつかこの曲、英語詞で歌ってくれる機会ないかな~アフロで。

昨年のビッグバンドではできなかった「1,2,3 for 5」へと続き、
真っ赤なストレート、5人のそろった場をいとおしく思う。


■苗場から全国へごあいさつ

すでに汗だく感満載の4曲で会場ももりあがっているところに
ご挨拶MC。

・2days満員御礼
・今年で19回目の苗場・・場内に19回全部というお客様も!
・「ありがとうございます、僕も19回来ています!」そりゃそうだ、楽しそうだヤス。
・「今年の4月で46歳になります…よろしく(二枚目声)」ひゅーう
・「最近電気毛布買いました!」続けにくいと言いながらもこの挨拶。
・「苗場ただいま!(おかえりー!)ここに来れなかった人の気持ちはメンバーで誰よりわかる」
・「まもなく節分で厄年終わります」
・「同じく46歳になります」

・初の試み、ジャストなう。
・どうやら劇場は緊張感でシーンとしているようなので、一緒にライブ観ようよ、
 盛り上がろうよというメッセージを拍手や歓声で!
・26の街の名前をカメラに向かって言っていきます!
・北海道はさっぽろーっ!!せんだーい!!ふくしまーっ!!とダチョウ倶楽部ばりに
 カメラに向かうサカイさんの勢いったら、画面からはみだしていそうだ。
・たぶん騒音クラスのデシベル。
・自分がいま映画館のスクリーンに写っているのかと思うと、って
 確かにどんな画だったんだろう・・・ものすごいアップなのか?
・つくばと川口までサカイさんがコールおえて、バトンタッチ。
・続くてっちゃん「あんちょこ見せてもらいます」
・「・・・えーっとね、」と手元の紙と目の離し加減、微妙な位置。それは始まりつつある老眼。
・「日本で一番セクシーな街です六本木」「日本の交通の要、品川」とかてっちゃんらしい。
・横浜だけは「ヨコハマ、たそがれ♪」歌ったよ!五木てつやだったよ!
・なるほど、北海道東北エリア、首都圏エリア、東海エリアに分けてるのね。
・「安城のみなさーん!」とコールしたキタヤマさんの背後から「安城ー!」とサカイさんも躍り出る。
・中部・関西担当ヤス「金沢のみなさ~んこんな僕でも大きく見えますかー!」
・山陽・九州エリアにたどりつくころには「会場のみなさんも疲れがみえる」と黒ぽんにいわれる(笑)
・心なしか「広島のみなさーん!」と叫ぶのがうれしそうだったね。この世界の片隅にご当地。

いやー、こうして全部の街の名前をコールするってゴスらしい。
歌を届けているのは同じだもんね。各地を大事にしてくれてうれしい。


■あたらしい曲をお披露目

2/22に新曲リリースに続いて、アルバムも3/22にリリースすることを
ドラムロールとともに発表。
タイトルはすでに発表されていた「Soul Renaissance」。
ルネッサーンス!と全身で乾杯するヤスに、いまこれから?!という
ツッコミも入りつつ。

なんかね、ヤスが一瞬かわいいと思ったとこがあったんだよな~
「え?」みたいに客席にちょっとわるい、照れた顔したところ。
「みなさんがやさしい(反応してくれる)からちょっと照れた」みたいな。


もうこの時点で9割方完成、歌入れは終わったとのこと!
苗場だからこそ、新曲をもってきたという意気込みがうれしいね。

ドキドキしながら、雨だれのようなイントロを聴く。
後ろにはハイスツールが運びこまれ、全員が座る。
照明が夜のブルーに落ちると北山さんが下手のほうへすーっと。
リード!と高鳴る。
一番歌いきったあと、二番はリードヤス。

「Silent Blue」(で表記合っているのかな・・)と紹介された
この曲は、ずっと「青いシルエット」というタイトルに違いないと曲中
うすらぼんやり考えておりました…コーラスの印象がつよくて。

ああ、「Soul Serenade」っぽい雰囲気をたたえたアルバムになりそうだと
何かで目にしていたのがかちっとはまるような感覚。
ナイトアーバン(古)な年少組を堪能できるよ!

年少組の構成、「月光」以来だったとか。
今回のアルバムでは、何人かで組んで合同作曲を久しぶりにしたそう。
これは黒ぽん、ヤス、北山さん。

キタヤマさんの作曲といえば、みなさんにもおなじみの、生まれたままに
限りなく近い姿で作曲なさるので、いつ脱ぐのかドキドキしていたとヤスと黒ぽん。
結果として、はおっていたコートを脱いだだけでした、と。寒かったらしい(笑)
ただあまりアンテナを張れなかったので、いい音がおりてくるまで時間かかったとか。
サカイさんがぼそりと「着たまま陽一」と言っていて爆笑。

もう一曲、小枝45周年のタイアップ「Angel Tree」。
こちらも北山さん作曲だったのね~
確かに穏やかで優しい微笑みみたいな曲です。詞は誰なのかな。

小枝ムービー秘話を「ワンテイクだった」と連発する年長組。
そして最近の小枝いろんな味事情にやけに詳しいおやつパトロール隊が幸せそうすぎる。
「ブランデー味の小枝は芳醇!オレンジピールが入っている!おっしゃれだろ!?」
「チーズ味じゃない、もうチーズそのもの!」

個人的に非常に楽しみにしていた「True Colors」。
映画の宣伝ムービーでは黒ぽんリードのところが紹介されていたから、
きっとサカイさんリードもあるに違いない・・・と楽しみにしていたのでした。
スツールからすっと立って、センターよりやや上手のサブセンターにいた自分の
目の前くらいで歌ってくれてうれしかったなー。

この「True Colors」はアルバムには収録されないとのこと。
早く2/22がこないかな。

そして、優しい響きをたたえたまま「Dream Girl」へ。
この曲のコーラスに泣きそうになるんだ、いつも。美しい。
最近、仕事帰りによく聴いています。

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初おにぎり

2017-01-29 23:55:17 | 2006-2018Naeba
晴れた苗場、清々しくまた来年!再訪誓います。


越後湯沢のぽんしゅ館、奥にある爆弾おにぎりを食べてみたくて。
米どころ、それは美味しいに決まってる!

ずっしり。海苔のいい香り。


おにぎりの具といえば昆布が大好きなんですが、
メニューの具材見てたらやはりオススメになびいてしまった。


残念ながら村上の鮭ではなかったけど、「手ほぐししゃけ」って絶対おいしいに違いない。

一合ぶんもあるので、おみやげにして家族3人で分けて食べたよ。
お米がひとつぶひとつぶ自立して甘みがある!
冷えてもこれだけ美味しいんだから、ほかほかをその場で食べたら…

また来年のお楽しみに。

風味爽快ニシテ、も来年は駅で買っていこう。
ちなみに帰りの新幹線では、車内販売を待ちきれずお姉さんを迎えにいきました。
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苗場乾杯集

2017-01-28 23:55:07 | 2006-2018Naeba
新幹線にて出立!迷わず500缶。美味い。

…ながら、前夜一泊二日の出張帰りの新幹線で飲んだビールになぜか全く美味しさを感じず、
ぼそりとツイートしていたのが友人たちを震撼、インフル等体調不良疑惑が浮上していたと聞く。

苗プリ到着、迷わず「風味爽快ニシテ」
やはりこのビールは美味しいなあ。


今年のラインナップ。
プレミアムポテトチップスに、芋けんぴ。
お持ち寄りの品々、いずれもおいしかった!!
私は前日仙台で買ってきておいたおつまみ、牛タンスライスを忘れる失態。


バスまで時間ないからと越後湯沢駅のいつものお寿司屋さんに
予約入れておいてくれたおかげで今年も美味しい。


ライブ終了、とともにhappybirthday!


そして今年も雪には触れず…。


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歌おう、聴かせて 苗場2016-2

2016-04-16 23:55:19 | 2006-2018Naeba
あの時間から早2ヶ月近く。
会報でもすでに特集記事になっているのだけど、自分として
書き残しておきたいことを留めておきます。


■GBB選抜メンバーによる、魅力的なナンバー達。

「Be Shiny」まさか聴けると思ってもみなくて、でも本当に
うれしかった曲。
かつては「終わらない世界」だった自分応援ソング、
いまはソフトに包み込んでくれるようなこの曲がありがたくて。
きらきらした金管と、そっと丁寧に歌うサカイさんの組み合わせ、最強。

そして「Dream Girl」私的に一番盛り上がるのが休符!
「その笑顔もっと」のあと、てっちゃんが歌い始めるまでのあの瞬間が
この曲で一番好きなところです。
甘いメロディに迫力あるサウンド、最高。

数年前の苗場で聴いて以来だったのではという「輪舞」。
(ん?その後ツアーであったかな)
冬から春へ季節がかわる、この時期ならではの曲をというような
紹介だった気がするのだけど、それを聴いて「わあ、冬物語!」と
思ったら「輪舞」だったという。
低音響かせるところはサカイさんが担当していたね。


■満面の笑みが一番似合う

「傘をあげる」!
春夏ツアー、緑のネコカサーによるエアギター!
ホーン隊による厚みに、さすがユタカさんも負けていない!

■灼熱の後半戦


たたみかけるよ、後半戦!
出し惜しみとまではいわずとも、ここでこうくるかー!というラインナップ。
もう一度、GBBのみなさまも勢揃い。

「終わらない世界2009→2016」
「一筋の軌跡」
「SAYONARA」
「狂詩曲」

どれを聴いていても、これらの曲を初めて聴いたときのこと、
あの日あの時のライブのこと、思い出すなあ。

蝶ネクタイだったからかどこかおすましな感じがしていたのが、
豪華ビッグバンドに負けない熱さがほとばしってました。全員全力。

「終わらない世界」では北山さんリードのところ、会場にマイクを
向けられてもすぐにみんな「自分を見つめて~♪」と歌えるね。
北山さんの分も、歌うよ!ってな気持ちでした。
ステージ上の4人も「おお!」と歓喜していました。

「一筋の軌跡」も普段歌わないところを歌サッカー、ドキドキしながら誰が歌うのかなと
そのボール運びを見守りつつ、お祭りソングならではの細かいこと気にしない(ようにみえる)元気さがよかった。

「SAYONARA」も、なんていうか年令あがったなーとしみじみ思いながら聴きました。
10年前に聴いたのと違うのは、冷たさではない優しさを感じたからかなあ。
ラスト、てっちゃんのサヨナラ2コールが噛んで含めるような感じだったからか。

「狂詩曲」も、まさか腰!腰!やるのか??と思ったらありませんでしたな。
ホーンが派手に華やかにパワフル!かっこよかった!

■手紙

北山に手紙を書いてもらいました、とてっちゃんが内ポケットから
かさかさっと取り出し、広げて目を落としたと思ったら、
「・・・クロサワ読んで」と隣の黒ぽんにパス。

え、おれ?と言いながらも黒ぽんが代読。

「みなさん、盛りあがっていますか?盛りあがっちゃっているんだろうな」
そんな出だしだったかと思います。

とても楽しみにしていたGBBとの共演、いまその場にいられないことが
とても残念で悔しい、とストレートにつづられていて、
でもその分、復帰への意欲が高まったことも事実だ、と。

病気がわかってからの北山さん、どれだけいろんな気持ちをあじわったのかな、と
あらためて思いをはせました。そしてそれを支える4人も。


てっちゃん、黒ぽん、ヤス、ゆーじさん、4人でゴスペラーズやっていてくれて
本当にありがとう、という言葉に、涙腺ゆるみました。

そうだ、やらないという選択ではなく、やり続けると決めてくれたんだ。
療養期間も見えないなか、それは当たり前のことではなかったことでしょう。

ありがとう、ありがたいの反対語は「あたりまえ」ということを思い出しつつ、
有り難いことをあたりまえにやってのける、そこに至るいろんな試練も含めて
20年越しのチームワークに拍手を送りました。

4人が守っているこのステージに、はやく戻っておいで。

焦らせる気はないけど、心の底から本当に願った。

ごそごそとまた内ポケットにしまおうとしたもののしまえず、舞台袖のスタッフさんに渡しにいったてっちゃん。
「これは人前でぐしゃっとできないと思って」


■少し早いけど、ホワイトデーのお返し


と、てっちゃんに紹介された曲は「My Gift to You」。
これはゴス&GBBからの北山さんへのエールでもあるんじゃないかな、と
笹路さんのピアノがまた胸にしみいりました。


喜びを勇気に 寂しさを強さに

命がつなぎとめられ、回復していくその過程、ひとりステージに立てない現実、
そんなことがよぎって、このフレーズがいつも以上に胸に響いたの。

流れ星が光る瞬間、あなたの夢を願うよ。


■ラララ聴かせて 5人の歌を

GBBのみなさんも「おおーっ」となった、客席勝手にハモっていく現象(笑)
アンコールは「愛の歌」。

ライブの終わりが、高揚感そのままに元気に明るい気持ちになるのっていいよね。


いつもの苗場、シンデレラタイムよりも若干終演が早いなと思ったけれど、
ビッグバンドで聴き応えのある曲ばかりで、大満足。



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歌おう、聴かせて 苗場2016-1

2016-02-28 23:50:34 | 2006-2018Naeba
2016年2月27日、21:00~23:35苗場プリンスホテル・ブリザーディウム。

初めてゴスのライブに行ったのが10年前の2006年。
もう10年!

同じ場所、特別な苗場で、この10年をじっくり味わいなおした、いいライブでした。

ビッグバンドとともに、特別なアレンジで聴いたどの曲も魅力的で、
曲の芯をビリビリと感じるのはもちろん、歌声もビッグバンドの迫力と拮抗していて
贅沢な時間だったなー幸せだったなー。ありがとうを何度でも伝えたい。


■GBB!

ゴージャスなメンバーでした、本当に…皆さんさすがのタフな音色。
バンマス笹路さんの手によるアレンジ、いずれも素晴らしかったー。
意表をつかれたのが「永遠に」でした。

セット全体を眺めたときに何かに似ている…と思ったのは「NHKのど自慢」の配置でした。
全然似ても似つかぬものですが(笑)


■衣装は光沢ある焦げ茶のスリーピース。白シャツスタンドカラーに茶のリボンタイ。


ぐふふ、サカイさんお似合いすぎ。もうちょっと髪短くてもいいのになー、なんて。
光沢なければレミゼの学生っぽいぞ、カフェソングも歌えるぞなどと思いつつ。
北山さんのも作られているといいな。


■立ち位置が垂涎もの


今回のお席は、友人にあやかり5列めの70番台。
やや上手で、サカイさんが目の前だよーーーーー。拝み倒し。
GBB入っていて、ステージ上も広くなく4人の立ち位置はほとんど変わりませんでした。
村黒安酒。


■歓喜のオープニングは、「SING!!!!!」から

ああ、4人てこういうことなんだ、とライブで初めて目の当たりにして
ステージにいない彼の姿を思い描きながら、さびしさともつかない気持ちともに、
それでも各地で歌い続けてきているメンバーにぐっときて、目の奥がいきなり熱くなった。
こういう客席の動揺って、ステージ上からもみえてしまうんだろうな…
それを受け止めるのもまた負担かけちゃう気がする。


■ご挨拶&北山さん近況

北山さんも今回のリハーサルにもきていて、会う機会は増えてきているし、
歌わないとなまってしまうので、一緒に練習もしているとのこと。
別にトレーニングも受けていて、順調に回復しているけれどもう少し
時間をいただければと思います、とてっちゃん。

今ふりかえると、目の前にいなくても、でも彼の存在をいたるところで感じられたライブでした。


■あいうえおなら「あ」!ABCなら「A」!いーろーはー!


「さあ、サカイ何からいこうか」というてっちゃんのフリに、躍り出たよ!(喜)
もちろん世田谷ホーンズの出番はなくも、GBBの総力あげての分厚い音が
とにかくホットでクールでしびれた!
もうもう、こんな序盤から燃え尽きるかってくらいのサカイさんの力の入り方ったら指笛もの。

そして、「5本のマイクロフォン」をそのまま歌ってくれて嬉しかったの。
それを4人で背負って立つ、生き様だ、まさに。


■ビッグバンドで聴くバラード3連発に、撃沈。

総立ちだったところを席に座って、「SING!!!!!」や「いろは2010」のアップテンポとは
少し趣向を変えて、ゆったりした曲を、と。
メロディアスなイントロで「永遠に」だとすぐに気づかなかった。
大好きな、アンプラグドバージョン。
ラスト「どんなに遠く離れても いつまでも」からアウトロのところで、いつもぐっときちゃう。

そこにたたみかけられたのが「残照」。
ビッグバンドでこれ聴けたらうれしいな~とずーーーーーっと思っていたの。
きた。きたよ。
固唾をのんで(というかタオル握りしめていた)ただ一人をずっと見上げて、
思う存分聴き惚れました。

「強くなれたと言い聞かせて 弱さの分を涙にする」
大好きなフレーズ、でもぴりっと胸の痛む、強くありたいと願うそのことばを
歌うときに、マイクをもっていない右手をぐっと握りしめたサカイさん。
やー、もうてっちゃんも黒ぽんも、絶唱、大熱唱でした。
はっと気づけば、ヤスは笑みをたたえつつ目を閉じて音を浴びているようでした。

熱い、胸熱だよ!と心の中で大号泣…と拍手喝采ののち、流れ込んできたイントロに「!」
ひえええ、「街角-on the corner-」じゃないか!
呆然。こんなに好きな曲ばかりって死んじゃうんじゃないかい。
なんだ、この万馬券クラスの三連は!とひゃあひゃあする。

北山さんのパートをカバーしてしっとり歌い継ぐ4人に、いろんなことを思いながら
聴いていました。
いちいちセンチになるなよ、ってところかもしれませんが、不在を4人で補いあい
チームとして形にする・仕事する、その過程と、それを見守る北山さんに
どうしても思いを馳せてしまう。

ひたひたとしみいる、背中押し(と私は呼んでいる。「思い出は優しく背中~」のところ)
年が明けて初めてのライブの場でこれを聴けた以上は、私も、と前進意欲がわいたのでした。


■幅広さが魅力のカバーコーナー


音楽の歴史のなかに身を置く、その一員であることを意識しながらの選曲は
ゴスペラーズならではのものばかり。
昭和の早い時期に、こんなお洒落で軽やかな曲があったんだ、と胸はずむ
「Tiger Rag」日本語バージョン。

ここのMCで、てっちゃんが「猫騒動」からの昭和アカペラ史を紐解いていくとき
サカイさんが「Wo~w(ワーァオ)」と合いの手入れたもので、てっちゃんが
「ワァオって言葉が好きなんだよね」発言。しかも軽めの二枚目ささやき声で。

しっかし本当にこの超絶技巧曲歌いながら、おどけた手振りや足取りでよくできるなー、
サカイさんの白目むいた顔、こわいなー…と思いつつ聴いていました。

そしてつかまえられる虎(のかぶりものをしたマネジャー氏2名)がステージ上に。
それぞれ一言、と問われて「ワァーオ」と「ニャーオ」と鳴いて?はけました。
リクエストの「ウィスキーが、お好きでしょ」を淡々と言い残して(笑)

ジャジーなウィスキー、安定感あり。スナップはGBBのみなさんも。

オリジナルカクテルのチラシをみたときから、歌うんだろうなと思っていた
「Isn't She Lovely」、昔のCMのすりこみで、目の前に晴れた空が広がるわ。
歌う姿も笑顔で、幸せ気分。


■GBBに代わり登場の妹尾さん


苗場といえば、の妹尾さん。
いままで一度もピアノコンサートの抽選にあたったことがないのですが
今年に至っては、抽選券を入れにいくのすら忘れていたという。

開演前のコンサートには今まで顔を出したことがなかったというてっちゃん。
今年は初めて、ちょこっと行かれていたそうです。
恒例の、3音選ぶと、その場で妹尾さんが即興曲をプレゼントしてくれるコーナー、
最初のおひとりはキタマニさんだったそう。
(てっちゃん帰ったあとのおふたりはテツマニさんだったそうで)

ロマンチックな感じで、とのリクエストにすかさずヤスが「マロンチックなやつね!」と
得意げにかぶせておりました。
栗しか思いうかばなくなるわ、目の前まさに栗色の4人がいるしさ。

その妹尾さんが弾いてくれたマロンチックな曲がとても素敵だったという話から
もう一度あの曲弾いてみてよ、とリクエスト。
メンバーもあの一回だけじゃもったいない!という曲これまでにたくさんあるよねー!と
大興奮しておりました。

妹尾さんがピアノで奏ではじめると、てっちゃんが傍らで
「星空を見上げると~涙が出てくる~」みたいな感じで歌詞を思いつくままに
適当に(笑)ファルセットで歌いはじめ、
「だって~ぼくは陽一~」で客席大爆笑。

メンバーは一度はけてラフマニノフのコンチェルトを聴かせてくれました。

「星屑の街」を妹尾さんのピアノとともに、いつものようにふくよかに「大丈夫」と
歌いあげたあとのMCでは、北山さんが倒れて、メンバーもとまどってミーティングを
重ねていたなか、妹尾さんが「自分にできることはなんでも言ってくれ」と
申し出てくれたことをてっちゃんが明かしてくれました。

教会での妹尾さんのクリスマスコンサートでは、北山さんのパートを妹尾さんが
歌ってくれたり、仲間、同志として支えてくれたことへの感謝を聞いてじんわり。

私が想像できる以上に、4人の衝撃や不安や困惑や決意や…そういう色々が
あったのだろうと、それでも悲壮感なくステージに立つ覚悟はかっこいい。

気を張りつめているんだろうな、今も…とは思うけど、ステージおりたら
きちんと緩めていてほしい、と願いながら4人の顔をみていました。


妹尾さんといえば…とそこはかとなく期待していた「reborn」。
宇宙初演は、5人そろったときにね。

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苗場宴会

2016-02-28 17:00:27 | 2006-2018Naeba
待ちに待った、にんじんホリデー。
正午を待って班長OK、乾杯!お座敷列車スタート!


越後湯沢にて先発隊と合流、お寿司屋さんにて握りをゲットしておいてくれましたー。美味美味!


年々あがっていく宴会スキル、明日のチェックアウトまで困ることない分量、品質。


さあ、我らの休日に乾杯!ビールと同じく爽快!



暑いくらいのいいお天気が、


ぐいぐい飲んで、わいわい喋っている間に夕方、雪が降り始めました。
それでも雪量は例年に比べて少ない、少ない。



大迫力、大宴会なライブを観終えて、大満足、感無量。



そして、女子7人による今年の成果。こうしてみるとそんなに飲んでない…?



帰りの越後湯沢でのおみやげタイム。
ばくだんおにぎり、海苔がまたいい香り!(ひとのもの)



帰りの新幹線、音楽祭出演のため一足お先に~の黒ぽんと同じでした。
ホームにて歩いている姿に向かっておつかれさまでした、ありがとうと心の中でお礼。


朝が早かったので、いつもは朝食券を振り替えちゃうぽんカレーも食べていないし、
バリさんのところにも行かず、妹尾さんのコンサートも抽選券出すのを忘れ、
かなりミニマムな楽しみ方をした苗場でしたが、ライブ自体は本当にこれまた忘れられない名演ばかり。

来れば必ず元気になる、特別な時間と場所。
ご縁をくれた方々、一緒に楽しんだみんな、ありがとう!
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苗場騒動

2014-01-26 23:55:42 | 2006-2018Naeba
2014年1月25日、ハモ騒動ツアーの最終地苗場。









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今年も苗場は素晴らしかった

2012-01-29 23:55:00 | 2006-2018Naeba

恒例21時から始まるライブはもちろんのこと、
その会場となる苗プリに向かうときも、
ライブを待つどきどきワクワクした時間も、
始まれば終わってしまうちょっぴりさみしい気持ちも
深夜にライブがはけた後のさめやらぬ興奮も、
うれしい・たのしい・だいすき!が満ち溢れている苗場。

2006年、この地でゴスライブの面白さと二枚目度に初めて触れて以来
スーパーでスペシャルになった場所。
今年も行くことが出来て感謝です。
ツアーの一環となる公演には初参加となりました。

セットリストはもちろん同じだけれど、
「時計はずしたまま」の苗場ならではのサプライズもあって。
5人での「夢の中へ」も、「簡単でした!」の一言も(笑)
しかし「♪shot through the heart」、まさにハート撃ち抜かれた・・・。

あの残像、いまだに焼きついてます。いやもう忘れられない。
久しぶりに黄色い悲鳴的なものをあげました。
できることならもう一度聴きたい、あの全身でリズム刻む背中をみたい。


しかし・・・なんというか・・・あの五人は化け物だ・・・と思う。


なんでまた唐突に化け物よばわりかって話ですが(笑)
あれだけのエンターテイメント、3時間超えの声帯フルマラソン。
それを各都道府県をめぐって歌う、踊る、しゃべる。
どれだけ、体調キープに気をつかって、コントロールし続けているんだろう。

と、実感したのはあまりに自分の体力のおとろえが・・・
びっくりするくらい、月曜日から仕事がきつかったから;;

そりゃ昼間から飲み続け、仮眠もとらずに深夜まで起きているのだから
いろんなものが狂うはずなんだけどね。

体力ないと「いつまでもついていく!」とか言えない。
体調優先してセーブするときはあるにしてもね。

年始の目標として、ライブに行くのに必要最低限の体力を
寄る年波なりに、年齢なりの楽しみ方ができるように、地味に
コツコツつけようと誓ったのでした。
仕事に影響が出ては本末顛倒、しかし余力だけじゃ無理!


-----


買い物していて、ふと携帯がないことに気付きあちこちさまよい、
もう時間ないパニックの勢いで予定の電車に慌てて乗ってしまい、
一緒に行くはずだったNちゃんを横浜に置き去りにするハプニングから
東京にて無事合流。すまん。

乗ったら乾杯。




今年の豪雪、越後湯沢もすごかった。

 


先発組とホテルで合流、youtube観ながら、明るいうちから宴会準備!
苗場宴会の心得、総力結集。御見事でやんした。

 




いわば主役の登場を待ちつつ、お先に乾杯!



レルヒさん、ひさしぶり~♪



宴もたけなわ、東京・横浜・越後湯沢で仕込んできた豪華お食事。




1次会(ライブ)前の0次会でかなりの盛り上がり。iPad導入がこんなに役立つとは。

そして、今回のチケット。
二手に分かれて押さえたのに、なんとなんとの6人連番。すごすぎやしませんか。
まもなくのアメリカ赴任でこれが当面のライブ見納めとなるつゆちゃん壮行に加え、
わたしたちのハモリズムツアーラストライブを、一緒に楽しませてくれるだなんて!
まさに、の奇跡。





こそこそ密談・ライブ後一緒に出てくるのをいかに理由つけて巻くか、の成果。
思惑との予定外もあって、サプライズ成功なるかスリリング(笑)



お誕生日おめでとう!ライブ終演とともに迎えたHappy Birthday!



もうひとつサプライズは、アルバム贈呈。これは贈呈する側のやりきった感が、もうね。


2部屋に分かれると、それぞれの号館でお部屋のしつらえが違う恩恵にも預かれます。





バッグのように持っているそれは・・・



ごはんの入った炊飯器を持って街中闊歩した酒井さんよろしく、別室のポットを拝借。
あたたかいお茶をケーキとともに頂くことができました。(もちろんちゃんと返したよ)



一夜明けて、これにてしばしSo long!なお別れになるつゆちゃんとpiguちゃんの
先発隊をホテルのバス乗車口にてお見送り。
笑顔でちょいと言葉少なになりつつ涙目ハグ。身体に気をつけて行ってらっしゃい!


その後、酒屋さんでばったり会えた花ちゃんからサプライズプレゼント。
すごーいい!!これ、ツアーグッズにできるよ!!




あ、今回のツアー参加者への記念グッズはロールケーキ。
(のようにくるくる巻かれた2枚の今治タオル)





後発隊は朝ごはん代わりのぽんカレーハウスへ。

ここしばらく新作を購入していなかったので、食べたことのないココナッツにしてみました。
ちょい足しのわさびのせ和カレー丼(正しい名称忘れた)はnaoちゃんオーダー。

カレーの皿景色を眺めて、いただきます。






再訪を祈って、雪ふりしきる越後湯沢駅にて。




おみやげ定番の笹だんごも買って、思い思いに玉こんにゃくや五平餅やら温かいおやつを
選んで新幹線乗り込んで、楽しかったねーと余韻にひたって、ぼけぼけ。

同じ時間の新幹線でお帰りかもねー、なんて薄く淡く期待していたものの
結局乗り込むまではわからなかったけれど。

おしゃべりしていてふいっと目をあげた先、自動ドアからK山さんが何気なく現れ
車内通路、自分の真横を通り過ぎていって唖然としたのでした。
やー、もうへんな動悸がした。

盛りだくさんな、冬物語でした♪



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坂道から永遠の愛を

2010-01-24 22:00:00 | 2006-2018Naeba


ゴスペラーズ アコースティックライヴ 2010 in Naeba

SETLIST

M1. 陽のあたる坂道
   
M2. 思い込み
M3. 渇き
M4. AIR MAIL
M5. I Miss You
   
M6. A HAPPY NEW YEAR
M7. Armonia
M8. 或る晴れた日に
   
M9. Let Me In(酒井ソロ)
M10. ドーナツ・ソング(黒沢ソロ)
M11. THE GREATEST LOVE OF ALL(安岡ソロ)
M12. Human Nature(北山ソロ)
M13. 愛のためだけに(村上ソロ)
   
M14. シマダチ
M15. Street Corner Symphony
M16. UPPER CUTS 9502  
M17. いろは
M18. エスコート
   
M19. Platinum Kiss
M20. あたらしい世界
   
   
EN1. RAILROAD
EN2. My Gift To You


2010.1.23 苗場プリンスホテルブリザーディウム
21:36-24:30?


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苗場ホリデイ

2010-01-24 21:52:51 | 2006-2018Naeba

昨年12月20日までの「15周年漂流記の打上」という位置づけだったとは!
「アコースティックライヴ2010 in Naeba」。

オープニングでヤスがそう発した瞬間に、新年早々、うちあげ…?と
じわーっと広がった、そわそわ予感通り、
「5人での活動は4/29のPoint Green!沖縄までお休みを頂きます」と、
ラストにてっちゃんからありました。

そうだろう、と予想はついていたし、去年あれだけ働いたんだから
ゆっくり充電してほしい、と思っていたんだけどね。

1年の始まりを明けましておめでとう!と伝えたのに、
今年も1年おつかれさまでした!よいお年を!みたいな。

改めて口にされたことによって、実質6月までないのかー、という
しょんぼりした気持ち。勝手なものですね。

さらに、追い討ちをかけられたというかなんというか、
アンコールを終えてはけていく酒井さんが振り向いて手を挙げたのね。
後ろ手でもなく。ふりかえって。
いつも前の人を追い抜かしてステージをさくさく去っていく酒井さんがですよ。

振り返って手を振るという、お別れの合図としては、ごく一般的なことに
ただそれだけのことで、自分でも思ってもみなかったほどに
ものすごく打ちのめされていたりなんかします(苦笑)

ああ、この先しばらく会えないんだ、と。
こんなに終わってブルーな気持ちになった苗場は初。

思い込みってコワイね(笑)
相手の本心にかかわらずそこまでブルーになるというのもどうか、と
自分でもつっこみます。


そんなこんなで、いつも記録しているライヴの模様は、
立ち直れないままでは無理だろうなぁ、と留めておきたいことだけさくっと。
と、言いつつ長いけれど。偏っているけれど。


「これ聴きたいねー」「あ、あれも」と開演前に飲みながら
話していた曲たちが次から次へと歌われて「!」の連続。

オープニングが「陽のあたる坂道」だったのも、確かに代々木のラスト、
追い出しで流れていたのが伏線だったのかな。

そして1曲歌っただけで、まさかの15分近いMC(笑)に続いて
まさかまさかの「思い込み」。
「これ、アコースティックならありだよね。ソロっぽくて」と言っていたのだ。

今まで歌ってこなかった歌を、と紹介された瞬間のあの鳥肌。
「♪レモン切るとき…」の、ちょっとさびしいあの香りに聴きほれ。
黒い革張りのトリプルソファの端に身を沈め、ひじかけにもたせた右手のマイク。
歌うときだけ、くるっくるっと上下回転。物思いの憂い顔。曲のイメージにぴったり。
あ、酒井さんね。

ジーンズコーディネートだった今回の衣装。

北山さん:
ベビーピンクっぽいタートルに、それより濃い目のピンクのニットベスト
グレーの千鳥格子のハーフコート、黒い革靴
そしてびっくりするほどきらっきらしたグリーンのようなラメネイル。

ヤス:
白いカットソー、グレーのデザインジャケット、ベージュブーツにイン
男子ネイル、してましたね。ぴかぴかしてた。

てっちゃん:
白いVネックのカットソー(襟元にチェーンのプリントあり)
グレーのロングカーディガン、薄いブルージーンズを黒ブーツにイン
(今年の抱負・ルックス重視のご本人、イメージはまさかのあの人)

黒ぽん:
白シャツにピンクのストライプネクタイ、グレーウールのハット

酒井さん:
薄いブルージーンズ、くすんだパープルの幾何学模様シャツ
グレーのジャケット、ピンクのチーフ、靴は白。お似合い。


苗場で聴きたい曲・4年越しの念願が叶った「I Miss You」。
しかも妹尾さんのピアノで!叙情性たっぷり。素敵。
これ、てっちゃんと妹尾さんの共作曲なのよね。
ピアノコンサートに4回連続ではずれ続けている自分にとっては
サプライズに嬉しかった。

そして「AIRMAIL」。本当にこれは名曲だと思う。
北山さんのリードもあり、その物憂げな柔らかさが絶品。

昨年に続き、ソロコーナーも。
「或る晴れた日に」を歌いおえて、酒井さんだけが残るステージ。

「縁は異なものと申しまして…」
春夏鉄琴癒しブームにのり、酒井さんまでもが海外おとりよせ。
本体価格19$、送料39$…
スタッフさんが持ってきたときにはピアニカ?と思ったくらいコンパクト。
酒井さんはヤンエグを装っていましたけれども(笑)
ブルーのふたをぱかっとあけて、中は鉄琴!黄色いマレットがかわいかった。

ベニー・・・アット・ホーム Amazon

同じのを持っちゃったぜ、ふふっ!と得意気なご様子にて。
鉄琴の鍵盤がライトに反射して天井がきらきらしていたのもきれいだったなぁ。

Let Me In」をその鉄琴弾き語りで。これがまたすっごく酒井さんらしい。
あかるくせつないイントロの涼やかな音聴いているだけでもだし、
なんともリズムのおどけた感じや、甘くさわやかにしぼるように歌い上げる感じも、
酒井さんの声に似合っていたのだ。

OAの「SOUL着回し30日、モテコンピ」で酒井さんがコンパイルした曲たちを
聴いていてもそうなんだけど、基本的に自分にドンピシャの選曲なの。
酒井さんが好きなテイスト、自分も心地よいのが何より幸せですなぁ。


黒沢さんではない、ドーナツにぎりしめたエルヴィスも登場したし、
マイケル陽一による「Human Nature」も初めて聴けてよかった。
♪Colors でステージをいろどるライトが七変化。グラデーションきれいだった。
タロジロ!?とときめいたヤスの「THE GRATEST LOVE OF ALL」。原曲です。
てっちゃんは、哀悼で「愛のためだけに」。

そして疑惑を晴らすために?5人だけの演奏で「シマダチ」。
鉄琴ライバル黒ぽんが先ほどの酒井さんの鉄琴を。ああ、久しぶりー。

でも何に驚いたって、実はこの5人、バンマスが黒ぽんだったっていう(爆笑)

「間違えた次が大事」という名言とともに、手に汗にぎる演奏スタート。
歌だけではない、音を楽しむ姿勢として私はかなり好きよ。
北山さんは、今回はベース。ベースのほうが大きいんじゃないかと見えた…
てっちゃんが「おまえ、なんでもできるな」と。
酒井さんのクラビオーラの構造がいまいちわからない…吹いていなくても
鍵盤の音は出るのだろうか?

これも宴会中に聴きたいねーと言っていたばかり。

このアコースティックライブで鮮烈な印象を残してくれて、「あのとき」と
後々も語られるだろう曲、「いろは」。

直前の「UPPERCUTS9502」で、HBBを間近に存分に浴びた7分間。
がっと音が切れて拍手が沸き起こったと同時に、諸手をあげて
ばったりとステージ上に倒れこんだ酒井さん。
ひゅるるる~とのびてしまった人のよう。ああ、おつかれさまです。

力尽きている酒井さんの横でちゃくちゃくとサックスとトロンボーンの準備をする
てっちゃんと北山さん。
このふたりがホーンで並ぶのを見るの、はじめてかも!
ハモクラは、北山さんスルドだったしね。

「Em7(だったっけ?)の音を!」とうめく酒井さん、立ち上がって
音には名前があるんだ!と流れるような喧嘩名調子にて
Gの音出して、とてっちゃんのサックスに求めたりしているうちに、
セッションのリズムが「あの曲だ!」と。

なんだかまた幅が広がったというのか、よい楽曲は、どんなアレンジにも
負けない芯があるんだと実感。

超倍速Jazzyな「いろは」は、元々この曲はこういう衝動で生まれてきたのでは
ないだろうか、と思ってしまうほどのはまりよう。

たたみかけるリズム、語韻のパワフルさったら、もうー。
メトロノーム振り切れるんじゃないかってくらいの、口の廻り。
次から次へと飛び出してくる本来の歌詞の迫力もあいまって、
バンドセッション最高。

てっちゃんがラストの挨拶で、ゴスペラーズの中、内側にもう一度
目を向けてみたと言っていたけど、ほんとにこれはなんて大胆な解釈!と
興奮の大感動だったのでした。

ライヴならではの、特別な感じ。これはまた自分内HDDに永久保存です。
忘れずにいたいわ~

続く「エスコート」もサンバのリズムで一気にブラジリアン。
ヤスの汗がぱねぇっす!な状態に…滝のようでした。

UPPERCUTSに続いての体力消耗ぶりも著しく、歌い終えて、
それまでの紳士的おとなしさでの着席はどこへやら、両足あがっちゃうくらいに
どっかりとソファに座り込んだ酒井さん。
みんなのあいさつ、MC中の灰のような姿、表情忘れないわ(笑)

HBBってあのレベルで何歳まで出来るんだろう?と、ふと思った。
肺活量や基礎体力があるであろう酒井さんでさえのびてしまう状態だもの。
まだまだステージで披露してくれることを願います。

あ、苗場恒例「今年の抱負」。

第一指名を受けた酒井さん(この時点で大丈夫かと不安)。
「牡蠣に当たらない」という、てっちゃん曰く「それは留意点だろ」。
当たらない男、というある意味ミュージシャンにあるまじき発言に
当たるのは曲だけにします、ということだそうだ。
貝類が好きで食べてしまうけど、体調があまりよくないと牡蠣ダメらしい。
そしてそんなときほど、おいしくて好きなものに頼ってしまうらしい。

てっちゃんが「ルックス重視」、黒ぽんが「ウクレレを弾けるように」
ヤスが「自分の中のいろんな「ユタカ」を見つけ出す」、
北山さんが「パジャマを着て寝る」
←裸作曲のみならず日常も裸なのを、風邪ひかないようにするんだそうだ。

この通気性の話、みんなでなかなか思い出せなかったんだけど、
黒ぽんが普段から寝るときにちゃんとパジャマに着替えて寝るそうで。
酒井さんがジャージ、といったときに通気性わるいじゃない!と黒ぽんが
言ったのに対して、北山さんが「や、裸のほうがいいでしょ!」という
すかさず感が秀逸だった、と(笑)

アンコールの「My Gift To You」まで、聴きたかった曲がもりだくさんだった
苗場2010。

パイプ椅子に座っている時間も長くて足腰への疲れもあったり、
「Street Corner Symphony」でのなりきりで声を出してみたら乾燥で
イガイガしていたり、だったけど、満足です。

今年も楽しい時間をありがとう!

そして宴会も含めてこその苗場。
お世話になったみなさん、これまた楽しい長時間ありがとう。
睡眠をのぞいて飲みっぱなし食べっぱなし喋りっぱなしでしたね。

どんどん合宿宴会慣れをしていく(笑)今年も進化へ攻めましょう。

  

  

  


Comments (4)

苗場スパルタ

2010-01-24 04:36:08 | 2006-2018Naeba
うそーん。
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