On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

ReMEMBER(仮) @YOKOHAMA1st

2024-02-24 23:55:02 | Gospellers

北山さん、お誕生日おめでとうございます。同い年!

ふと、自分の誕生日より感慨深くなるのは
ここまで元気に歌い続けてくれて本当にありがとう、と
生命の力に想いをはせてしてしまうからだな。

あの日、ニュースを聞いて、血の気が引くとはこのこと、と、
4人で守り歌い続けるライブを観たときの「いない」という胸の痛みと、
(乗り切ろうと力を合わせたパフォーマンスはもちろん素晴らしかった)
復帰の笑顔に、それ以上に嬉しそうな4人の笑顔を見た安堵と、
感情ジェットコースターだったあの頃を、
ありがたいことに日常はすっかり忘れていられるけど、こういう節目にはやはり思い出すね。


さて、満を持して(ヤスに背中を押されまくって)
ソロデビューを果たした北山さんのライブで感じたことなどを。

2024年2月12日 billboard LIVE YOKOHAMA
1st 15:00~16:10




サービスエリアの席に着き、舞台上のピアノやマイクを眺めながら、
白ワインとチーズの盛り合わせで乾杯し、
開演を待つ間、naoちゃんのそわそわ感がどんどん増していく。

なんてったって、近い。



ご近所ながら初めてお邪魔したこちらの会場、
どこから登場するんだろうね、なんて話しているうちに
客電が落ち、拍手と歓声がわく中、そこからかー!と下手客席後方から北山さん登場。
はにかみ笑顔はいつものまま。

ホールライブではなく、この近さのライブハウスで会えると、それだけで嬉しい。

マイクをとるのかと思いきや、なんとピアノの前に座った北山さん。
やや下手寄りの我らの目の前でピアノに指を滑らせる。

…いつかのソロライブでもオープニングから歌わずトロンボーンだったことを思い出す…
と、同時に30周年め、ふりかえるようにFRANZYの「探る」CMを思い出す…

あのときもピアノと対話するような北山さんに射抜かれたものです。
(私が知ったのはオンタイムではないけれど)

心がざわつく、彼が奏でる音を固唾を呑んで見守るような時間。これはなんていう曲かしら。
重たい響きのタッチ、柔らかそうでいて硬質で、ざらつきも生むというか、
北山さんの音=いまこの時の心情のままのようで、それだけでも近さを感じるというかね。

…全裸でピアノだったら、ほんとにあるがままの音なんでしょうね……

・・・そんなどうでもよいことを北山さんの横顔、肩甲骨から脇にかけての腕の動きをぼんやり眺めつつ思う。


弾き終えて、あらためてのご挨拶。
衣装は、綿素材?のベージュのジャケット、くすみグリーンのTシャツに、黒のワイドパンツ。
合わせていたのはエナメルの靴だったかな?

北山さんちのホームパーティにお邪魔した感じで、というコンセプトだそうで
急にホストがピアノ弾き始めるようなパーティあるでしょ?と言われてもよくわからないけど、
まずこのソロライブは3部構成になっているとのこと。

ビルボードクラシックスをきっかけに、改めてクラシックと向き合う、ということで第一部はピアノソロ。

展覧会のゴスペラーズ、というコンセプトを思い出したけど、
ピアノを奏でる北山さんが展示されていて、それを心の中は自由に、
思い思いに眺めたり聴いたりする感じね。

後のMCでこのピアノ初めて弾いたけど、弾かせてくれるピアノだった、
と言っていたな。
リハのときにもう一番上手く弾けちゃった、なんてこことも。
さすが銘品、STEINWAY&SONS。

そして、呼び込まれた旅の友、柴田さん。
9年切ってないというサラサラの長い黒髪。
特別なことはしていない、とそんな美しさをキープしているのは
パンテーンとかLUXとか一般にもおなじみメーカーのシャンプーやトリートメントだそうで。

あ、でも旅に出たらホテル備え付けのシャンプーではなくちゃんと
一泊用のコンビニで売っているようなのを使っているよ、なんていう
気さくなトークでゆるゆると第二部
に入る。


ゴスペラーズの曲名が入った抽選箱から引いた曲を歌うコーナー。

やや緩やかな選曲ばかりだったところに、てつやが二日前に観に来て(東京公演ね)
グルーブの鬼のような柴田を捕まえてきてそんなまったりした曲ばかりで
どういうことだと箱のなかにぽんぽんっと二曲追加したらしい。

俺、やっぱり持ってるんだな、と引いたのがその一曲で「FIVE KEYS」。
(おおう、てつや鬼!てつや最高!もう一曲入れたの何!)

そして柴田さんがすごい。
いま楽譜ダウンロードするからちょっと待って、って初見で?!
ポケットから取り出したiPhoneから、ピアノの譜面台に置かれていたiPadに
同期しているのを観ながら、アーティストも色々使いこなせないといけない時代だな…なんて
アナログ全開なことを思いつつ。

どうやって歌おう、と少し考えた北山さんも自分のパートを歌います、とこれまた貴重。
そんな低いところから「右手ーっ!」高音行くんだというのが見えた。
柴田さんのピアノがこれまた音が華やかでシャープ!かっこいい!

そして、横浜は特別だった!
あまり引っ張ると嫌かな、と呟いて呼び込んだゲストはなんとリトグリのかれんちゃん!

抽選せず「Silent Blue」を彼女がリクエスト。
「(私も)キタマニなので、ここにいる皆さんも北山さんの高音聴きたいかな、と思って」

ベースつながりで仲良くなったとか、おもちとおかきも撫でてもらった家リハの
ほわほわエピソードからの、さすが聴かせるかれんちゃんもすごい。
やっぱり上手いな...と思うのは、正確かつ伸びやかな声もさることながら、
感と気配が絶妙なんだな。

そしてまさかの桑田さん「白い恋人達」、スウェーデンのシンガーソングライター
Benjamin Ingrosのなんて曲だったっけ…揉めたカップルの歌、と紹介された曲を
デュエットで。

北山さんも終始うれしそうに頬に微笑みが浮かんでいるし、
出会いは中学生だった彼女も今や25歳、感慨深いでしょうね。

なかなか自分では選ばない曲をリクエストしてくれてありがとう、という
北山さんと同じく、いろんな世界観を魅せてもらえて楽しかったです。

そして、第3部。

おもむろに紹介された、

北山陽一が歌い
柴田敏孝が奏でる
安岡優の世界

「ゴスマニア的に言うと“年少組の世界”ですよ」



悲しいせつない甘い、それが2分半のなかに…と紹介されるのを聞いて、
このコメントはきっと「エンドロール」だろうなと期待して待つ。
曲ができた背景を説明している北山さんにあわせるように柔らかく
奏でる柴田さんのピアノも心地よく。

川の雫

いつもてっちゃんで聴くその2番が北山さんで聴くと、熱い。
歌い手により温度感も変わるね。

それにしてもこの世界観大好き。
静かに熱い、そんな生き方、命の重み、激しさを、
歌声の緩急、それに呼吸するように合うピアノが凄かった。

大きな自然の力、宇宙の中のポツンとひとかけら、やはり北山ワールド。
そのなかで生きる儚くも、前をみつめる感じが北山さんなんだな。

そして「Remember」
生まれた子供を祝いたい、トシのことも祝いたい、一緒に曲を作りながら
そんな思いをヤスに伝えたところ、「3日前に生まれて…」と言いかけたら
「わかった。皆までいうな」と制したそうで。プロ、かっこいいな。

この曲が初めて披露されたときのライブを思い出しながら
その寿ぎを聴く。
聴いて衝撃を受けたつゆちゃんが、詩を忘れたくなくて終演してすぐに
テーブルにあったペーパーナフキンにその場でペンを走らせた、というのが
忘れられなくて。

柴田さんの間奏がまた凄かった。
川の激流に揉まれるような、その長さ、激しさ。
そして気づけば嵐が去ったような穏やかさ。
森を抜けた穏やかな川のせせらぎのような明るさが見えるように締めくくられる
その間奏は、毎回異なるそうで。

表現力の豊かさに脱帽でした。

北山さんも2番を歌うまでマイクをずっとおろしていてね。
その音色に聴き入っていました。

そして同級生と作った、と紹介された「月光」。
悲しみやせつなさを込めたその曲、ヤスが昇華させているな…と
もう20年以上も前の若さでこれを書き上げたのか、とあらためて
その内面や紡ぎだす言葉の才能にこちらも脱帽。

「・・・これから皆さんの記憶を捏造します」

という一言で、時間押したなとわかる(笑)

「アンコールありがとう!」という発声に、惜しみなく拍手喝采。
そのつもりだったので問題なしです。

まったりしそうな感極まる北山さんに、何するー?何やるー?と茶化して
引き締める柴田さん、さすが阿吽の呼吸。

そしてなんとなんと、「今日が終わる前に」
しかもマイクオフー!

まさか北山さんのリードで聴ける日がくるとは思わなかった。
大事な人を思う、柔らかくて、いい曲だよなあ。

久しぶりにソロを聴いて、北山さんの進化、深化を目の当たりにした
とてもよい時間でした。

50歳でも目の潤み度合いは変わらないけど、
いくつになっても、きっと挑戦を続けていくであろう姿に刺激をもらった。
ありがとうー!!健康第一でね!!



 

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ハモリに囲まれて

2024-02-02 20:00:00 | Gospellers

 

病み上がりの1週間、我ながらよく乗り切った。
喘息ってこんなにきついものなんだと実感。
鼻声は改善されず、喉もひゅーひゅーしていて電話切ったあとは毎回咳き込む。

Qシートでのんびり帰ろう…半額キャンペーン終わっちゃったけど
500円出すわ…

隣に人がいないし、荷物も横に、マフラーも緩めて約40分くつろげる。

結局観られなかった苗場の「20世紀のゴスペラーズ」「FIVE KEYS」shortver.に
胸を熱くしながら、どんなライブだったか思いを馳せてリピートしてみた。

全部が全部20数年ぶりの曲、というわけではないセットリストだけど、
今も現役の曲たち、ライブで聴けば確実に盛り上がる曲が20世紀からあって、
それを当時の思い+積み重ねてきた今の彼らで変わらず聴けるって、ありがたいことだな。
同世代の20代前半、まだ出会っていなかった頃の彼らの甘酸っぱい曲は
全員50代目前の今、こそばゆい感じもするけれどそれも確実に彼らのキャリアだし、
同時期の自分の青春時代も重ねて思いだすね。

と、ぼんやり思っていたら、チャンネルの候補に出てきた曲。

ゴスに出会った頃、5人に周りを取り囲まれて聴いたらどんなことになるんだろう、と
思っていたのが、こんな素晴らしい技術で体感できるの。
5人がまるで目の前にいるみたいだから!

目を閉じてそれぞの声に集中して聴くのが最高なんだけれど、
このMVも素敵なので、何度も観たい。

毎回、北山さんフリル王子…と思う...


 
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My Favorite 高崎音楽祭GBB

2023-10-15 02:24:00 | Gospellers

 

第34回高崎音楽祭、今年も最高ってでした。
誰よりも高崎音楽祭を愛するゴスペラーズ を
流麗なアレンジで輝かせてくれる笹部さん、
音楽を愛する者同士、GBBによる迫力あるぶつかりあい。
 
ああ、毎年なんて楽しいんだろうと思いながら観ていました。
私の思う「これぞゴスペラーズ」が詰まっている。
今年も会場を埋め尽くした老若男女が、大歓声、拍手喝采。
手振りも、マイクを向けられて歌うのも戻ってきた客席。
そんな光景を眺めるのも好きなんだ。

最近は土日公演でも両日でなくいずれか一日のみ参加が増えたけど
明日も観たくて聴きたくて仕方なかった。

連続7回目、今年で9回目の参加ですって。
ツアー中でどうしようかと考えたとてっちゃんが言っていたけれど
そして早くも来年、10回目の参加が発表されて喜ばしい。よっ常連!
 
set list
 

Overture
SING‼︎
Summer Breeze

永遠に
約束の季節

Silent Blue
8月の鯨
Fly me to the disco ball

MC

浪漫飛行
銀河鉄道999
八木節
Asterism

休憩

ひとり
アフタースランバー

My Favorite Things
Isn't She Lovely?

Mi Amorcito
いろは2010

一筋の軌跡
終わらない世界2007

青い鳥

星屑の街

 
 
Overtureはやはり何度聴いてもワクワク。
あー、一流のミュージシャン!と何年か前の笹部さんMCを思い出し、
このオープニングを心から感謝しちゃう。
特別感に、客席から誇らしくなるの。
 
なんて言いながらOvertureの最初の曲を忘れているというね…
永遠に→promise→ミモザ→新大阪→ひとり…かな?

八月の鯨、久しぶりで客席からもどよめき。

最新のEP曲も3曲あって、この短期間にアレンジを仕上げられるってすごい。
そして、笹部さんアレンジでGBBに生まれかわった曲、本当にたくさん。

定番曲も、新曲も色褪せずに新鮮に聴けるのはありがたいことだなあ、と
昨今起きたあれこれを思いながら、変わらず変わり続けていく姿に
羽を休ませてもらう気持ち。

「My Favorite Things」って
どんな曲?とてっちゃんに振られたサカイさん
「好きなものに囲まれてるといいよ」「そうだ京都行こう!・・・って曲です」

こわいこと、いやなことがあったら推し(仏像)に癒されにいくってことだという
結論に着地させるのさすがとしかいいようがない(笑)




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GOSMANIA ファンの集い

2023-03-02 23:55:00 | Gospellers
横浜にて。
sちゃんが来てくれたので終演後、スタバにてハモり侍たちをふりかえり。

初めて二階席だったのだけど、見晴らし良くて映画館のような椅子で大満足。
やー、Zeppなら毎回この席がいい!てくらい。

もうさ、サカイさんの帽子のお衣装におお!と登場からときめき目を見開いたものの、
中盤からの紫カツラのためだったなんて思わないじゃんねー(笑)

祝、アニメ声優主演!
ライブでアフレコの模様をやってくれるなんて、集いならでは。
何より、ご本人たちが本当に楽しげなので、それがいい。
とおばあちゃんみたいに見守っておりました。

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ライブ納め

2022-12-20 22:40:00 | Gospellers


Nobuyuki Shimizu Presents
村上てつや Special Live
2ndに行ってきました。

The Christmas Songのオープニング。

原語詞も情感たっぷり、バンドもキラキラと素敵だったんだけど、

あなたにこの歌を贈るよ的なことをアドリブで歌われて

「やっぱり日本語強い…」となったわ、てっちゃんの声がストレートにきたわ、泣きそうになったわ

(オープニングから早い)



横長の会場、左斜め前からほれぼれする首筋を眺めながら。
ユニクロ、ZARA、ZARA、紳士服の青木、に身を包み、

自宅から持ち込みの機材のみで「いつもの」リラックスした気さくで愛あるトーク。

てっちゃんが大きく両手を広げてニカっと笑ったとき、会場全体をハグしているようだった!

急に感じる包容力。

 

清水信之さんプレゼンツとあらば、絶対聴けるだろうとお目当てだった「コーリング」

心の中で一緒に歌詞を口ずさんで、ハミングして。

初めてアルバムを買ったG10収録曲、何度も何度も聴いたな…と思い出したり。大好き。

 

そして、ひとり青い鳥!

ヤスのひとりゴスペラーズとアプローチと違う、全部歌いきり!

てっちゃんのソロであらためて聴いて、曲の力強さを実感。

北山2年くらいさぼっていいよは最大級の賛辞だと今でも思う。

海外レコーディング裏話も聞けて、貴重だった。


久しぶりに聴いた「タクシーと指輪とレストラン」

てっちゃんの中低音好きとしては、コートごと抱きしめられたり、指を絡ませ並んで歩いたり、

妄想劇場繰り広げては、悶絶してしまう絵になる曲。

ふとゴスバンドのキーボードだった真里さんはお元気かしらと思ったよ。

「歩きましょう」の声、素敵だったね。


信之さんのアレンジ、作曲に挙げられた名曲ラインナップに、あ、その曲も!と

知らずに耳なじみになっていることを思うね。長きに渡りご活躍だなあ…

80年代のトレンディに、愛する永遠のアイドルゆっこの曲まで、聴けば確かに清水さん印。

歌うてっちゃんもキラキラしてた、何より楽しそうだった!


渋谷のスナック荒らしだった頃を、

アンコールのクリスマス柄セーターを古着屋で試着する姿も(ミズノスーパースタージャージで来店)

想像しつつ、歌いたい曲を歌ってくれる楽しさよ。

クリスマス、忘年会、新年会まで網羅。

まさにライブは宴会、元気になって帰ればいいという2007年の名言、いまも心に。


今年もたくさん、各地で楽しませていただきました。

ありがとう、そして28周年おめでとう!


まだまだついていくよーっ


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billboard classic

2022-11-16 23:55:00 | Gospellers
ゴスペラーズ×フルオーケストラツアー。

共演は何度かあったものの、ツアーでなんて嬉しいかぎり。

高崎音楽祭でのビッグバンドで聴くゴスペラーズも大好きだけど、
クラシックとの親和性も高い。

流麗なメロディーのあんな曲こんな曲が聴けるセットリスト。
クラシックコンサートにならって、事前公開。

ひとりではなく、グループで奏でるハーモニーを大事にしてきた5人だからこその
ステージを、フルオーケストラに負けない気迫で魅せてくれました。

指揮者の田中祐子さんの渾身のタクトと面白トークにひきこまれ、大満足の舞台。
ゴスのいつも通り、心のドアを開きながら聴かせる音楽の醍醐味、
流儀はあるにせよ、ジャンルの壁を超えていく信頼とコミュニケーションを感じました。
 
しかし、あんなに指揮者の後ろ姿と、繰り広げられる音を目で追い続けたこともないな。

冒頭のOverture、力強く、かつ繊細なアレンジに、馴染みの曲が違う顔を見せて
くれたようで、それも嬉しく誇らしく。

意外と思える「HAPPY」や「Fly me to the discoball」に、ただおとなしく
聴くだけでない楽器の豊かな音色も楽しかった。

展覧会のゴスペラーズ、回廊をゆったり歩いて絵画を眺めるように各曲を味わい、
思わず拍手しそうになるのをこらえ、最後に拍手喝采。

リーダーの役割は、ファンだけでなく、メンバーをも新しい世界に連れていくこと、と
てっちゃんが語っていたことには、がつーんと殴られるというか背筋が伸びる思い。

改めて、坂を上り続けるってそんな簡単なことじゃない、と
その心意気、姿勢と実現していく姿に何度めか、惚れ直している。
 


 
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愛する音楽祭

2022-10-09 23:55:00 | Gospellers
今年もきました、高崎音楽祭。
もはや外部と思えない、連続出演。恒例行事!
「誰よりも高崎音楽祭を愛してくれるゴスペラーズ」と実行委員会にいわしめたの、すごいね。
そう愛される存在、姿勢、ファンとしてはとても誇らしいです。

何より客席からの熱い拍手、すごかった。

高崎も守っとく?という粋な三男坊のセリフからの「拙者はそなたとハモリたい」
羽守隊アカペラ披露も、直近のお仕事の幅広さと彼らの歌う楽しさ伝播の本質みたいなものが
広く高崎の老若男女のみなさんに伝わっていたらいいな。

今回はね、立ち上がって手振りで彼らに盛り上がりを伝えられた「終わらない世界2009」と、「My Gift to you」、「Sky High」「青い鳥」が聴けて嬉しかった。
なんて言いながら、ほかにもたくさん、カバーアカペラのどの曲も。

ビッグバンドでこれまでアレンジされてきた曲がきっと聴けるという喜びと
今年は何の曲が新たに聴けるかな、という楽しみとがあるから
この音楽祭には絶対参加したいと思うのだ。
こちらは開演前に、景気付けの一杯。
ここ最近、駅前のサイゼで腹ごしらえするのが多いな。




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ヘッドフォンで聴いてほしい

2022-05-07 19:15:00 | Gospellers

5人に囲まれて歌ってもらう夢が叶うよ。


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楽し過ぎた

2022-05-05 23:55:00 | Gospellers
ゴス遠征で新幹線に乗るなんて、いつぶりかな。

ブルーベリータルト座席でおなじみ仙台サンプラザホール。


横須賀で見られなかったツアトラ、仙台でも全貌は拝めず。
あそこにいる!と頭がちょこんと見えるくらい。


ひとりで観て、こんなにノリノリで観たの初めてなような気もする。
誰かお隣の友人とひゃあひゃあ言いながらはあっても、ひとりでこんなに楽しかったのあったかな。
記憶を上書きしてくれたライブだったよ。
詳細は追って…


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そうだ、こんなに楽しいんだ

2022-04-23 21:55:00 | Gospellers
やってきました、ゴスペラーズ坂ツアー2022「まだまだいくよ」
初日!!よこすか芸術劇場ーーーーー!!

ツアトラは拝めないけれど、画像でみたモチーフと同じく晴天です。

どうか、バンドありのこのツアーが、全国各地に行き届きますように、
歌をたずさえた旅芸人たちが、全国完走できますようにー!
と何度も心のなかで祈願。



ライブ前には、久しぶりの趣味友人とお茶して、
ああ、いよいよ始まるんだな、と。

1階席の、通路前の席で、前の席の方がおらず、見晴らし最高。

客席で立ち上がって声は出さずとも割れんばかりの拍手を送ったり、
身体を揺らしてステップ踏んだり、手振りしたり。
ライブってほんと五感だな、と、立ち上がれただけでもこんなに楽しいのか、と。

そんな客席の光景に、ステージ上の5人もそれぞれにぐっときているのが
伝わってきてほろりとしちゃったよ。長かったね、ここまでね。

あらためて、ゴスのライブがほんとに好きだ、と始まった瞬間にスイッチ入りました。
そうだこの曲もいいよねえ、というご無沙汰の曲もたくさん。
すごくいいライブだった!
オープニングから掴まれちゃう。

待ちに待ったWorks2のお知らせもあり、何よりいつでも「5時までに」が
聴けるようになっちゃうのも嬉しいよね。
「TIME TO LOVE」も入ると嬉しいですが、どうだろうかー。

そんな余韻を打ち上げできる日はまだもうちょいお預けで、
帰宅してからビール。
「炎上したくない」って言ってたてっちゃんや、
それよりも何よりも、歌いながら跪いたサカイさんへの衝撃を反芻しつつ。




 
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FRENZYは続く

2022-02-20 16:55:00 | Gospellers

アルバム「FRENZY」発売から20年。
2002年2月20日、ノリに乗り始めた彼らのスタイルがさらに世の中に知られてゆく。

この前の一枚、「Soul Serenade」からの流れを汲みつつ、
当時の新進気鋭を制作チームに招き、R&B路線により濃く攻めた一曲一曲の熱さがいい。
G10から遡り、貪るように聴いたのが懐かしいです。


赤と黒が印象的なジャケ写、ばちんと決めた5人が所狭しと革ばりソファに
それぞれ「らしく」座る姿もシャープでかっこいい。
サカイさんがドレッドだよ!





てっちゃんが「♪let's go back」と歌うように
あの頃をタグ付きでSNSで思い出させてくれるのがうれしい。
グループへの、仕事への、そしてファンやスタッフなど周囲への愛を
感じさせてくれるこういう一面がとても好きだよ、流石!

熱狂という名の通り、熱いR&Bの名曲揃いのアルバム。
てっちゃん&妹尾さんの名コンビによる「残照」が好きすぎて
後にLIVEで聴く度に涙していたかも。
CDで聴いたときより、その思いの丈をLIVEでぶつけるような掛け合いがもう。
未練をこんなに淡々と熱く、清々しく歌えるのはゴスならでは、と思います。

強くなれたと言い聞かせて 弱さの分も涙にする

いつでもこの歌詞に背中を押されてきました。
山田ひろしといえば泣く子も黙る(笑)ほんと名歌詞。

ポーカーフェイスも、Body Callingも、It should've been meも、
真夜中のコーラスも、DAWNも、どれも聴き込んだなあ…
ライブで聴けるたび熱狂の名曲の数々。

あああ、ライブ!
5人揃って元気にステージに戻ってきてくれることを
ほんとに心の底から待っているよ。

もとい、シングルが、ひとり、告白、約束の季節、誓いと4曲も
入っているのがどれだけ激動で忙しい一年だったかを物語っているよね。

乱れたらゴスのせい、というCMも後追いで
教えてもらったのだけど、
個性を魅力的に打ち出したほんといいプロモーションだった…
めちゃめちゃ力入ってましたよね?!
あれに度肝を抜かれたというか、あまりのかっこよさ、垢抜け感に
トリコになった方も多いのでは。
後からみても、気持ちは千々に乱れたよ


4月からのツアーに向けて、アルバムのお知らせが届くのもそろそろかな。
新旧名盤揃いのゴスペラーズ、色褪せないあの頃を聴きながら、待っています。
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お大事に

2022-02-16 23:55:00 | Gospellers
昼休みに確認した、ライビュチケット当選通知。
苗場に行けずとも、21時からのシンデレラタイム的パーティライブを地元で
生中継してもらえるなんてほんとありがたい。

宝塚への遠征もチケットのあった日は公演中止で叶わず、
長引くコロナウィルスとの戦いに疲れが出てきて、気持ちがへとへと。
チケットすら発券できないから、手元に何も残らないのもさびしくてね。

だから、帰りにチケットを発券したら、形ある約束が手元にあったら
自分が元気になるなと思ったの。

でも出張の荷物がいっぱいで、また近いうちにとあきらめていたら、
一転飛び込んできた苗場中止のお知らせ。

絶対はないんだ…と打ちのめされるよね。
もちろんがっかりしたけど、いまは後遺なくと願うばかり。
私たちが目の当たりにしている予防状況だけでも、かなり気を遣っているように
感じるのに、それでもかかるときにはかかる。
プライベートはみせないけど、きっとご家族も大変なのでは。

責任感の強い人ゆえ、感じすぎないでほしい。
無事の回復と復帰を祈っているよ。




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先々のにんじん

2022-01-21 12:30:50 | Gospellers


ゴスペラーズ坂ツアー2022「まだまだいくよ」


・・・どうしても、「どんどんいくよ」だっけ?と毎度思ってしまう
いったい、どんなタイトルのアルバムを引っ提げてのツアーになるんだろう?

前半戦の申し込み、4月の採用スケジュールや東京宙組公演、母の観劇予定などと
にらめっこしつつ、やはり、初日横須賀を狙うしかない。
激戦だろうし、GWも悩ましいしなー、でも仙台には行けるかしら…などと悩みつつ。

後半戦は、それこそこの15年くらい、6月の山形を熱望していたので即決なのですけれど。
そう!さくらんぼ狩り!!!!!

ついにきた~・・・待っていました。
さくらんぼ狩りして、ライブ観て、温泉入って。全国楽しみ隊、ドリームツアーだ。

と、まだ取れてもいないチケットの先の夢を描きつつの
前半戦、横須賀も仙台も無事にご用意されました。よかった

この日をめざして、仕事も自分磨きもがんばろうと思えるマイルストーン。
不要不急なんかじゃないのです、生きていくエネルギーだもの。
供給してくれるアーティストは、ライフライン。

withコロナ、おそれすぎず、基本を怠らず、
具合が悪かったらあきらめ外に出ない、体調が基準に整っていたら参加する、で
乗り切っていく所存です。


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GOSMANIAファンの集い2022 in YOKOHAMA

2022-01-15 06:55:00 | Gospellers


コロナ禍による中止・順延・中止…からのやっとの開催、国内集い。

感染再拡大で心配したけど、メンバー、スタッフの健康状態も
キープできていて本当によかった。
こういうところも怠らず、きっと万全で開催してくれる、というのも長年の信頼です。

振替公演となって、横浜公演が初日に。
地元だから在宅勤務か、半休から参加しようと思っていたものの、
仕事の都合で後半しか参加できず…残念だったけど感じたことをつれづれと。


<やはり千鳥席だったか>

座席はどうなっているんだろう・・・と思っていたら、やはり一席おきでした。
私はPA席まえ、前は通路でものすごい広々空間。
ちょうどMCが始まったところで、換気のためにドアが開いたすきに入れました。
ステージ真正面だったので、少々気おくれするくらい。そして意外に近い。
遅れてすみません!明けましておめでとう!とステージに一礼。

あ、お衣装はパステル系ですね!
(人によりスーツの形とかサイズとか、めっちゃいろいろつっこみたくなるのは我慢)


<中の人も登場>

入場時は、うちハモ運営・中の人、マネージャー氏も登場の企画コーナーが
ちょうど始まるところでした。
ああ、あなたが新しいスタッフさんの!
かんしゃくもちくんスタンプを面倒なところ一手に引き受けて、企画販売まで
サポートしてくれたのはきっとあなたですよね!!!
ありがとうーーーーー!!と心の中で御礼。

始まったのが、カタカナ、英語禁止トーク。
開演前のアンケートでマニアからの投票で選ばれたんだね。
ついこの間のうちハモでも、爆笑して観ていたのでした。

「好きな食べ物」というお題からして、すぐに窮するメンバー2名が確実。
口火を切るなり、「発酵小麦を焼いたもの」といえるのがさ、流石よね。
こういう言葉選びの妙を目の当たりにできるから、好きよ。
やいのやいのと、なんとかカタカナを引き出そうと、茶々を入れるほか4人。

北山さん、餅。そして会話への参加が消極的とみなされ、イエロー。
ヤスは「ウーニーのシース―」・・音の響きでは十分カタカナ感あるけども。
黒ぽんが一番大変だと思っていたら、あわあわしながらも乗り切った…かな。
ウコンてありなのかな、とは思ったけども。
てっちゃんはあじフライだったかな?
結局、ぽろっと「タイプ」という言葉を発して、罰ゲーム。
このあたり、なかなかグダグダになりつつあって、イエローが出た北山さんが
罰ゲームになりそうだったんだけど、サカイさんが「ムラカミが!」と挙手。
会場からの拍手賛同で、行司差し違えで、てっちゃんに。

どうやら一部もてっちゃんだったみたいで、
トラ耳カチューシャと、トラ手をつけての写真撮影。
次回会報に全会場のこのときの写真が載るそうで。
全部てっちゃんじゃないか、という全員一致の初日予想。
18回分、18枚載っていたら、ほぼ写真集じゃないかという。


<近況報告>

年末にTV出演がいくつかあったことに触れたとき、
エコー遺産で、横浜税関のてっぺんで披露された「海の見える午後」を、
今日は横浜だしきっと歌ってくれるに違いない!!とひとり鼻息荒くしたのですが
残念ながら、ユーミンではなくbacknumberでした。
うあー、聴きたかった、でもこちらも、素敵アレンジ。

そしてこの頃、私が入場してから30分近く経過・・・・・

確か、冒頭リンクの「感染防止安全計画」に19:00~20:30て書いてあったよ。
私が入場したのが19:40頃。


脳裏をよぎる、次のひとこと。


<・・・・歌う??>

や、確かにさっきクリスマスソングをアカペラで聴いたけど、
あと20分しかないよ?!

ゴスマニアは歌もだけどトークが好き、という認識には間違いないけど

頼む、歌って!!

という逡巡が5分くらいあったのですが、
私の場合、歌(きたー!ときめく)→トーク(笑う)→歌(やっぱええなあ心酔)、
という順がゴールデンで、トークのわちゃわちゃからスタートすると、
心の扉を開放する以前に、ステージ上のテンションから置き去りになる感、という結論。
なんだかんだで5人がしゃべって動くと情報量多いもんね。


<歌いはじめた>

というところで、「小さなお友達」とてっちゃんに紹介されたルーパー君登場。

年少組が「ルーちゃ~ん」と手を振ったりなんかしているのに対して、
サカイさんの職人然とした、スンとした感じが好きよ。

「嘘と魔法」だったのが意外だけど、ファンクラブツアーならではの選曲を感じるし、
そのあとが久しぶりの「侍ゴスペラーズ」。
各人のカラーのマイクカバーをつけての音入れも、
入れ替わり立ち替わり、中央に寄って、自責でのルーパー操作も
何度観ても、やはりニヤニヤしちゃう。

ああ~、やっぱりこういうとき、スタンディングで身体揺らしたり、
手振りをしたり、歓声あげたいよねええええええ。
インターネットベースマンには黄色い歓声がつきものだし。

自分なりに前のめりになっていかないと、一体感で難しい。

さらにお久しぶりの「Let it go」、なんて懐かしい!
ゴスにはまって、最初のオリジナルアルバム「Be As One」の曲で、
そしてセルゲイツアーで全国各地、笑って泣いての思い出が走馬灯。
あの頃、私も若かった。

2007年、全員30代が歌う、爽やかなキラキラが大好きだったのに、
年を経て、ちょっとフェイクが気になり始めるという(笑)

以前、ラジオ番組でてっちゃんが「できるだけCDと同じに歌う」と言っていて。
確か「ひとり」だったかと思うけど、ライブでは歌いやすさも重視して
一か所だけ違うと言っていたような記憶…
期待にこたえる、という姿勢に、全幅の信頼を寄せたのだ。

よくTVやライブで、自分の知っているとおりではなく歌われると
むむ、となることがあるけど、ゴスにはそのストレスないなあと思っていて。
歌い上げるときとか、音の揺らぎが持ち味のところは、もちろんライブの良さを
体感できるので、それとは違うところ。

このとき、というか「侍ゴスペラーズ」からもだったけど
なーんとなく、ひねりすぎてる~と思った感じもあってね。
まっすぐ歌ってほしいなあ、なんて漠然と思っちゃいました。

そして、「FIVE KEYS」。これも飛びたいよねえ...
ステージ上では、その分を北山さんが相変わらずのジャンプっぷりでしたが
一瞬目を疑った、「それは、おなか・・・?!」
としたら、だいぶ恰幅よくなったんだなあ。
最近、ベスト体重ってツイートもあったものね。
いろいろ制約もかけながら、自分が一番声が出る、健康でいられる状態を
探し当てられたのなら、本当によかった。
北山さん=ガリガリ、という時代はもう過ぎ去ったんだ。

灼熱というよりは、くすぶる後半戦みたいな聴き方をしてしまったけど、
「カーテンコール」はひたひたと沁みました。

最後のごあいさつ、
なぜか北山さんが床に座り込んで話しはじめたのって、なんだだっけ…
というかもはやトップバッターサカイさんが話したことも忘れている…無念。

一日、2回公演を全力でしゃべって歌って大変だと思うけれど、
一回あたりの人数を制限せざるをえない中、ありがたいことです。
このまま、ゴスマニアのもとに、無事各地に会いに行けますように。
東京に戻ってきての千秋楽までの、メンバーもスタッフも、参加される方も全員の健康を祈ります。



 

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待ちに待った日なのに

2022-01-11 23:55:00 | Gospellers

19時開演の、GOSMANIA集い初日2nd。
二度の延期で、三度めの正直!
しかも地元がスタート地になって。
また第6波と感染拡がるなかではあるものの今度こそと祈願していました。

しかし算段していても思うようにならない仕事もあり。
おかしいな…半休するはずだったのにな…

横浜乗り換え時。
都内からぜいぜいいいながら戻ってきた。

そして、みなとみらい線は地下4階。
これだけで遠く感じるな。

↑ちなみにこれは、帰り道、降りるとき

大遅刻で入場、企画コーナーにさしかかったあたりでした。
PA席の前で、どセンター、非常に見晴らしのよい席。オペラなしでOK。
千鳥席で、半数くらいにまで押さえていたのかな。

前半何を歌ったのかなーーと思いつつ、
入場してから30分喋り倒す彼らは相変わらずで
だけど何かそこはかとなく感じる違いもあって。

後半戦のみ、所感はまた改めて記そうと思います。


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