チャロン通信

チャロナー共が夢の跡

九州 終章

2010-12-10 20:41:28 | エスポワール杯6 2010

「いやーもう優勝大分きまったんじゃないですかー」
チャバネが私に対して呟くのは無理もない。

「いやーどうだろうねー・・・・・」
当然摩耗しつつある私の返事は力が無い。

ここ最近の対戦経験は(全てアケ)

・2号店 50戦1敗
・エルムドア 詳しく解らないが煽れるくらいの勝ち越し
・ニーナ元帥 無いが、ドルドレイ

(誤解しないで欲しいのは、そう、なんというか、いや、
ドルドレイがそんなにライデンに負け過ぎてるとかそういう意味じゃないんだ)

なるほど戦力的にはそうかもしれない。
しかしすでにバーンアウト・・・ハイパー化が終わったBTのような精神状態だ。
対してベスト4の相手は2号店である。

盛り上げてる相手に異様に集中し、そいつを倒したらフッと終わる。
古くからこいつを見てる人なら知ってると思う。

この異様に集中がやっかいだ。

ここもせめて逆境なら・・・・・
おそらく次の相手はエルムドアで、自動逆境 && 柔らかめのスペシネフというエクセレントな状況が生まれる。
(※これがチャバネ && アンホーリーだと、逆境も何も無い)

2号店はぶつくさ言いながら撮影をやめステージへ向かう。

ステージアナウンス

ファ

これはかなりやばい。逆境とも言えず、グリスボックが不得意ではないステージ。
フルマラソン3/4地点で整備不良の石に思いっきり躓いた感じ。

-ストプラント ダンシングアンダー オブジェクティヴ

結局タイムアップでやられることになる。
(そしてそれは本来良くない)

3位決定戦はドルドry


決勝で2号店も最後に精神的に安心しきってしまったらしく、ウケを取りに行ってしまったのかなんなのか大味な箇所が散見される戦いをし、エルムドアの優勝が決まる。

玄人に言わせると「殺人的なくじ運の良さ」かもしれない。確かにそれはある。くじ運という概念は決して否定できない。
技術的には司の方が数倍強いだろう。そして司は優勝できていない。これはくじ運や不運があるといえる。

しかし、彼エルムドアは徹底して練習したのだ。そして大会に出た。
そうじゃなかったら少なくとも「殺人的なくじ運」が廻って来ても、彼はどっかで死ぬし、それ以前の問題だろう。



つまり、なんというか、こう・・・・・・
彼は必死だったのさ。

優勝を手にしたエルムドア











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