チャロン通信

チャロナー共が夢の跡

レジェンドプーギーオムツ 3

2012-12-25 20:31:59 | エスポワール杯7 2012

http://blog.goo.ne.jp/espoir4_2008/e/29a66f4222f45e1e9221affb05935c44

前回より

 

イシダは慈しみを込めるような微笑を向ける.

 

おぉ・・・そういえばエルム お前に優勝祝いがまだ だったな.

 

「えっあ はい」

 

イシダが大きな紙袋を取り出す.

 

おぉ・・・この中身は本当は俺がここで着るはずだったものだ.  だが見事優勝したのはお前だ.

 

これをお前に… チャロン界を担って羽ばたかんとするお前に託したい.

 

これからのお前に必要な物だ.

 

少し時間をやる. トイレで着替えてきてくれないか.

 

「ムフぉ…」

 

紙袋を渡されたエルムドアは急いで救いを求めるように戦友であるはずの者達へ視線をめぐらせる

が、誰もが何も知らないように目を伏せるか あるいは静かに祈るように首を左右に振っていた.

 

空気を読め と.

嵐よ過ぎよ と.

今はただ 従え と.

 

なぜならイシダの臀部のオムツは すでにほぼ2倍に膨れ上がっていた

 

 

 

 

 

着替えを終え 現れたエルムドアの股間からは

 

巨大な白鳥 

 

否 

 

怪鳥の頭部が  鎌首を擡げていた

 

「  」

 

機内の誰もが言葉を失っていたが

 

イシダは満足げに亀裂のような笑みを浮かべていた

 

おぉ・・・真の2段ジャンプとは何だ?

 

飛行中の航空機からジャンプする その行為は 最もそれに近いと言えるのではないか?

 

そして優勝した者だけにその権利がある

 

そうは思わないか? お前達?

「 」

「「その通りです、イシダ様!」」
「その通りデスイシダ様!」
「ギャッ!イシダ様!ギャッ!」

 

 

つずく

 

 


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