チャロン通信

チャロナー共が夢の跡

負け方

2010-02-23 21:10:44 | オラタン攻略
お久しぶりでございます。

本当にこんなIP数が全員人間なのか?ほとんど実はBOTじゃないのか?
そんなことを疑ってしまうほどアクセスはあれど間が開いてしまいました。人間で閲覧している方、申し訳ございません。


さて今日は敗北の心理を語っていこうと思います。

強い人と戦っているとき、「このリードで勝てる!」そんな有利な状態に置かれて負ける人。多くありませんか?

さてこんな負け方について語ろうと思います・・・・・が
「またエスポが適当なことをしゃべり出すぞ」程度に聞いてくれるようお願いします。


「逃げれば勝ったんじゃね?」
よくそんな話を聞く。非常にごもっとも。
「逃げ切れなかったね」
なんて話をしてる事も良く聞く。これもごもっともだ。

しかし、「その人がリードした時」の
「そこから逃げれば勝った」
「さらに攻めれば勝った」
どっちが確率的に多いのかははっきり言って良くわかってない。

GTS氏は攻めきった。
司氏は遠距離のマクロスミサイル(グリスのJRTCW)を浴び逆転を許す。
そんな例もある。

もちろん玄人は強力な積み重ねがあり、状況に対応する能力がある。
「逃げるタイミングと方法」「攻めるタイミングと方法」その多彩さでは勝負にならない。
しかし、玄人でも明らかな選択ミスはある。
「そこ、ただの二段ジャンプでよくね?」
みたいな・・・
これをパニック状態という。

”修練を積め!”等という非生産的な結論に落ち着く話になりそうだ・・・
まあそう言わずに酒でも飲みながら読んで欲しい。

実力が違うのはしょうがない。しかし、玄人もやらかしてしまう。
この「パニック状態にならない、もしくはパニック状態からのリカバー」は、競技の世界で非常に重要になっている。
イケイケだった挑戦者が突如守りに入って粉砕された例を見たことはないだろうか?
ガッチリ守っていた挑戦者が突如攻めに入って粉砕された例を見たことはないだろうか?
この話になると“学生ドルカス VS ウメハラ”を書きたくなってくる

エスポワール=何も考えていない
と言うごもっともなご意見があるが、私が非常に強い連中に連勝をする状態では、”ギャラリー”が必ず背後にいる。(いや、結構連勝数も頻度も多いんだぞ)
大会でデカイのを当てたとき、私がギャラリーに手を振る動作をしたりするのを見たことがあるだろうか?

あれは意図的に”自分が意識したことを確実に行う”ことによる冷静さを取り戻すためのスイッチなのである。
なんだか某マンガでワムウってのが自分で目を潰してただろ?ちょっと違うけどあんな感じ。

またギャラリーがいる場合は、声を適度に出したりする。「集中しようとしすぎた状態」よりも、肩の力を抜いた「ながら状態」を意図的に作り出そうと・・・・・おっと、なんか言いたい人がいるようだが、何も言うな。
実は、サッカーとか野球で、声出していこう!というのはそれに通じるのである。
「お前が騒ぎたいだけだろ!」
言いたいことは解る。何も言わなくていい。君は全く持って正しい。


某テムジン氏は、1set目は「かかってこいよ!」とか言うのに1set2set取った3set目は集中しすぎて押し黙り、話しかけようものなら打って変わって「静かにしろ 静かにしろ!」と異様なテンパイっぷりを見せ、初心者のようなダッシュを繰り返し、負ける。
逆にソヨカゼは非人間的な精神安定性を見せる。

さて、心当たりのある人はつまらないと思えることから初めてみよう。
突飛なリードを取ってしまったりしたとき、ダウン取ったりダウン取られたりしたら、まばたきをしっかりしてみると良い。
それだけで
「自分を操縦できている」
と実感できるはずだ。

まずバーチャロイドの操作ミスの前に、自分の心の操作ミスを無くしてはどうだろうか。
パニックのまま負けるより次につながるだろう。

さあ 行ってこよう。

ドル校長2

2010-02-10 22:47:20 | バーチャロンの達人・伝説
箱タンが世に出てもうすぐ10ヶ月くらい経つだろうか?
最近全然出来てないが、みんな強くなっているころだと思う。
さすがにもう95%なんてうさんくさい数字を維持は出来ない。
いや出来るはずがない。初期に比べて実力が確かに上がっているのだ。
しかし私は最近ランクマに滅多に現れない。何故だろう。

どっかのねーちゃんがこのゲームを見て
「全然煮詰まってないわね 私でも勝てそう」
と言っていた。

私は口に出したが、「全然煮詰まってないわね」と言う部分が確かに面白いと思った。(コメントを求められたので口に出させられたのは「そのとおりですね まだまだ余地はあると思います」というワードである)

実際煮詰まってないだろう。たとえばトレーニングなら1回ずつかなりのブドウ糖を脳に動員して「今のは本当に正しかったのか?」という思考をしなければならない。あの脳筋と呼ばれる部族の単純に見える動作にすら10万回やってきたなら10万回分の思考が刻まれているのだ。古人曰く、「No-Brain, No-Gain」なのである。

ドル校長はため息しかつかなかったが、またライデン戦の勝率は持ち越しているようで、5割に近くなっているそうだ。これは凄い。
ドルドレイだぞドルドレイ。火炎放射器なんて「ギリシアの火」なんて言われちゃって確か1000年くらい前からある。ドリルもクロー(万力)は遙か昔からありそうだ。CDの誕生は確か1980-1981である。
そんな前時代的な武装でレーザーとバズーカと追尾地雷持ってるような相手に勝つわけだ。

さて最初と話がつながらないと思うが、そろそろつなげよう。
私は安定して週に2回、握力が0になる。0とは指の先っぽが手の平に付かない状態を指す。空気を握れない状態だ。少なくとも48時間ほど本来の機能を果たすことはない。
それでもたまに握力が回復し、(1ヶ月に3-6時間ほどが2回)ランクマにつなげることがある。2-3戦もするとプレマのパーティーロビーに誘い出され、そこには校長がただ一人鎮座しているのである。

そして0:00-1:00ころまで拘束されるのである。黙々と1on1。
長くて2-3hほどだ。

「ここまでだ。」
校長はオーバーワークにならない程度にライデン戦を切り上げ、
ランクマの他キャラでクールダウンをしてからXBOX360を落とすのである。
僕?僕は既にベッドの中だ。つまりランクマに居れないのである。

何にせよそれが役に立ったようで良かったという話になるのだが、
ドル校長のブドウ糖を頭にたたき込んだ量も半端では無かっただろう。

彼の放たれる一度一度の武器に、一度一度のBrainがあったに違いない。
何百、何千万回になるのだろうか。頭を動かすことも苦痛だろう。
古人曰く「No Pain, No Gain.No Brain, No Gain.」と。

我々も常にそうありたいものである。


校長は赤いドルドレイを好むと言っていた。

あなたにも見えないだろうか?
校長の頬に残る血涙の跡が。

ドル校長と大会

2010-02-07 23:09:39 | その他の話題
校長がフラリと一人で来た。
校長は前回も書いたとおり、最近ドルドレイに行き詰まっていてかなり悩んでいる。
大会もギリギリになって「出るか!」みたいな気持ちになったようだ。
結果、2回戦で脱衣ス丸のネット>ショルダー>電撃を喰らってくたばっていた。

[ショルダーは最も範囲が長い近接であり
  出が速くネット抜けに一瞬速く間に合う可能性がある]

全くライデンは最低だぜ。そうだろ?

僕の考えた最強のバーチャロイド ライデン!
固い!速い!
とにかく 強い!

わかったよ。まあそう言うなよ。いや、言え!


校長と甲虫の反省のやりとりを話しておく。
参考になるかもしれない。
うさんくさい感じを出すために評論っぽく書いておく。流し読み程度にして欲しい。


甲虫「”あの状況に限る”なら、僕の方が行けてたかもしれないカブ
 ライデン戦 そこにいるエスポさんで練習した方がいいんじゃないクワ」
校長「はー エスポワールとはやりたくねー」
甲虫「あのくらいの囲まれるようなネットなら自分でアタリに行ってレバガチャで大丈夫だと思うカブ 練習すると良いカブ」
校長「はー なるほどー 家じゃレバガチャうるさくてきちーから怖いんだよねー はー」

私は口に出さなかったが、特に「あのくらいの囲まれるような」と言う部分が確かに面白いと思った。ライデンは自分の目の前であえてネットに引っかかりに行くバーチャロイドの挙動をそもそも想定していない。反応は結構遅れる。
そしてその引っかかりに行くヤツが死ぬほどレバガチャが速かったら、まずダメージを取れないだろう。逆にライデンが反撃を喰らうのは必至である。

ライデンがネットで取れるはずだったダメージ10%以上
ドルドレイに奪われたダメージが20%だとしよう。
実効ダメージは30%以上。
「くそ、取れるはずだったのに!」
と釣り針に気づかないライデンが足掻く。
教育は完了である。そのライデンはしばらく意味不明な行動を取るだろう。
人間はこうやって倒すのだと!

面白いと思った「あの」、とはおそらく距離なんかもあるだろう。あんまり近かったらさすがにヤバイ。
聞いてる相手はドルドレイのインビンシブルでアルマダなドル校長であるし、「あの」が通じないわけがない!
そして通じていたようだ。


暗黙知と形式知!
達人とか言われる人間には

・他人に自分の得ている知をうまいこと伝えるすべを持たない 暗黙知のみタイプ

例 運命のみかんゼリー
「うーん・・・何となくわかるんじゃん?」

・他人に自分の得ている知を伝えられる 形式知変換終了タイプ(下記の人は最初から理論だててたかもしれないが)

例 BIOS
「・・・・・といく、するとバーチャロイドは壁からはみ出るように出来ているから取れる そんで・・・」
(ちなみにこのフラグを立てた次の日私はムーミンと1回戦で当たってムーミンを狩ることに成功している まずは頼りになるヤツを後ろに置いて100円入れる それからのようだ)

言われたとおりに動くというのは少なからず苦痛だが、
必ず苦痛に適用するように出来ている。まずしつこくやってみることだろう。
バーチャロンくらいですら頭がくらくらしてウエッとなることだってなきにしもあらずだ。
(ハンス・セリエ ストレッサーと適応)

さてみかんゼリーは桁違いに強かったが教えるのには向いていない。

問題は聞く方にもある。
喋る側が迷っていたら、じっくり待って形式知に化けて出てくるのを待つのも手だろう。

重要なのは決して教えられたこと自体ではなく、気づくことである。

気づくべき事はいくつかある。
・相手の本当に言いたかったこと。今回のように経験済みの反省ならわかりやすい。

・不明点。違和感。
 それは重要な信号。もし聞ける相手が居るなら1回も確認しないより100回確認して怒られよう。さらに自力で考えなきゃならない事もあるだろう。

・裏。
 言われたことを守らなかったらどうなるのか?どういう結果が出るのか考えよう。

・例外。
 気づきが出来てきたら誰でも解ってくる。この例外がさらに暗黙知としてあなたの中に積もるはずだ。
 まだ付け焼き刃の知識を使わざるをえないと痛い目を見る。これは普通のことだ。
 そこで特に「んじゃいいよ!」と投げ出さないように、その痛みを飲み込んで例外を回避して円滑になる方法が無かったかどうか悩もう。喉元過ぎればなんとやらってな。繰り返せばなんかが強くなるかもしれない。
(ハンス・セリエ ストレッサーと適応)

etc・・・・・・・・・


なんか悟りじみた話になってきた。
つくづくうさんくさい話なのでバーチャロンのワクとして以上に読まないで欲しいので、ここでやめておこう。

しかしこのうさんくささこそがこのブログの醍醐味とも言えるのでうさんくささを残しておく。