もう五月も終わりに近づいてきて、この一ヶ月を振り返ってみるとGWのおかげでそれなりに充実していたような気がする。
沼津の千本松原は気持ちよかったなぁ、風が強かったけれども。波音はいつでも僕の心を洗ってくれるし、曇り空から吹きすさぶ風も逆に負けん気を掻きたててくれるようで…。
うってかわっての秋葉原、半日歩いただけでも結構くたびれるもんだ。休日の込み方は半端じゃないけどたまに行くのはいいものだった。
仕事が始まって待っていたのが稼動調整での残業。といってもそこまでは忙しくないけれども、契約の関係上やることがなくてもいなくちゃいけないというよく分からないことに。まぁ、そのお陰で六月いっぱいの仕事が今週頭で半分以上終わった。
【西部戦線異状なし ALL Quiet on the WESTERN FRONT】
第一次世界大戦下のドイツが舞台の反戦映画。国のため命を投げ打つことが美徳と叫ばれる国内。誰のために戦うのか知らずに知らない敵兵を殺し、その敵兵に戦友を殺され、食料はなく砲弾の嵐に怯える前線。
カチンスキーが倒れた時もポールが倒れた時も、国内には「西部戦線異状なし」の電報?が届く。
衝撃的かつ有名なラストシーンはもちろん、主人公のドイツ兵が瀕死のイギリス兵にひたすらに謝る場面や病室から人が減っていく光景は、心を鷲づかみにされるような感覚に襲われる。
【文学少女シリーズ】野村美月
最近読み始めましたが、第一巻から太宰は結構味が濃かった。この作品のいいところは、本を食べちゃうくらい愛している文学少女の遠子先輩の読む本を思わず読んでみたくなってしまうところ。
そういえば、地元に太宰の愛人の太田静子が疎開していた別荘があった。もうだいぶ朽ちてきているが。そこで「斜陽」の題材になる資料を渡したんだとか…。それにしてもなかなか凄い家系だ。
【向日葵の咲かない夏】道尾秀介
これは、、、ゴールデンウィークの明るい日差しの中読む本じゃなかったな。。。
しかし、主人公の視点でみることで見事にしてやられた部分も多かったけれど、うーん、こういうのが流行っているのかという感じで首を捻ってしまった。
少なくとも読み返したい話ではない。
それにしてもだ。そろそろ先々週の土曜に貸したお金が戻ってくる頃なのになぁ。
というのも、先々週に物盗りにあったらしいばってんばってん言うおっさんに道端で会って、うっかりお金を貸してしまったのですねー。本当に困ってそうだったのでつい。困民を放って置けない性質で。
しかしよく考えたら、傘もなしに三日間歩いて来たというわりにやたら靴が真っ白だったし、言ってることの辻褄もなかなかあってなかったような気がするけど、まぁ今週あたり戻ってくるだろう。多分。