ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

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  このブログについて
  カテゴリは雑多で、以下、1.2.3.のようなことが主です。
  個人の備忘録、データベースとして活用しています。
  体質に合わない方はご遠慮ください。
  もし気に入っていただけたなら、どうぞごゆっくりお過ごしください。

   1.バレエ/ダンス
   踊ることをこよなく愛す、何でもダンサー。

   2.芝居・ライヴ
   お芝居を観るのが好き・・・最近は行けず
   ライヴは行ったらログを残すようにしています。
   記憶力はなく、多々間違いもあるかもしれません。ご了承ください。
   イチオシ10-1mmクン達のライヴは減っています。

   3.母子家庭・軽度発達障がい(非定型自閉症・知的障がい)
   発達障がいの子供達(もう大きい)と泣いたり笑ったりして日々暮らしています。

  ハンドルネーム 『ぴよ姉(ぴよねえ)』 とは?
  バレエ演目「眠れる森の美女」 パ・ド・シス (6人の踊り)を踊った時の仲間に呼ばれていた愛称
  カナリアの精を踊ったから 「ぴよ」 なんだそう。


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 【更新履歴】
   あんまり覚えてないながらも今後もライヴレポログ更新予定(公開するかは未定)

  ★★★CDJ0910レポのザッと書いたVer.ですが、読んでほしいので残します★★★

     2010.1.3(sun) CDJ 09/10 ~ざっと書くとこんなん編~ @ 幕張メッセ(12/31~1/1)

   この記事はコメントに目を通してもらいたくて残している。
   ブログなんてオレ様で好き勝手書いている自分の為のログなんだけど、
   読む人によっては不快になるのだと教えてもらった。
   今頃になって思うのだけれど、こんな風に伝えてきたことは彼女の心の寂しさだったのではないでしょうか?
   そして最終的には己に返ってくるのではないの?と思ってる。(ご自身へのメッセージ)
   しかし!これからは人に伝えることにも気をつけないとだなぁ~と感じさせられた。
   傲慢さはどうしても出ちゃう。それは自分ログだから否めないけど、
   すっかり文章が書けなくなっちゃったのには困ったものだ。





世界バレエフェスティバル<Aプロ #4>-2 @ 東京文化会館大ホール(8/4)

2009-08-08 11:26:01 | Dance
 第2部、何だかメンツがスゴイな~って思った。

やっぱり、レポがとんでもなく長くなっているよ。
本当はもっとゴリゴリに書きたい衝動を、ぐっと抑えてるような感じでしょ。
わずか、4時間の出来事なのに目に飛び込んでくる内容が濃すぎて、音楽フェスのレベルを遙かに超えるわぁ。
それでも、今回は最初の5作品を観ていないから、通常3記事コースだろう。
ははは・・・。バレエオタクなんでしょーか。
興味があるのは、自分も踊るからだけど、最近のことは学習していないのでご了承くださいませ。

前編は こちら

座席が上の方の階だから、興奮して前の座席の方が前のめりになると何も見えなくなる。
こちらは後ろに席がないので、半ば、中腰状態、半立ちです(笑)すんません!
私が前のめりになると、ややサイドの席なので、隣の座席の方が見えなくなります。

素敵なお祭りなのだけど、席が残念なのよね。
子供が騒がないだけマシだった。ヨシとしよう。愚痴言えばキリがなし。
最高に盛り上がってきて、またまたこの演目は嬉しかった。しかもホセ~


5.『ディアナとアクティオン』
   振付:アグリッピーナ・ワガノワ/音楽:チェーザレ・プーニ
   シオマラ・レイエス(アメリカン・バレエ・シアター)/ホセ・カレーニョ(アメリカン・バレエ・シアター)


ホセのアクティオン、楽しみにしていた!
いきなり登場するのは、アクティオンなので沸点間近。
というか、この演目が好きすぎです。
以前、私も無謀にもディアナを踊りました。
ヤバ難しくて簡単な振りに直させられましたが、本来の振りの方が、圧倒的に踊っていて気持ちがいい。
バランスに回転ものがくそ多いディアナのヴァリアシオンは達成感が有って、ギリシア神話に残るディアナ像にぴったりなのだと感じます。
シオマラ・レイエスのディアナは神話に残るTOPの女性狩人ではなくて、手下のような印象。
なんだか愛らしくてもっと強さがほしいと思えた。
パ、ひとつひとつの表現に乏しく残念なところがある。
パ、表現のメリハリ、何をやっているのかわかる技術が観られたらよかった。
いや、技術は有るに決まっているんだけど、合う、合わないの違いだろうか?
ホセのヴァリアシオンで、彼に届くくらいに叫びたい自分がまたいるw
このヴァリアシオンの曲が好きすぎるのと、ホセの跳躍が観られる最高な気分がコラボレーション。
やっぱり年をとったかなぁ、以前のものすごいキレのある踊りは観ることができなかった。
それでも、経験からくるお客さんへの見せ方はプロだった。好きだ!


6.『オテロ』
   振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:アルヴォ・ペルト
   エレーヌ・ブシェ(ハンブルク・バレエ)/ティアゴ・ボァディン(ハンブルク・バレエ)


ワガノワから、一気にノイマイヤーの世界へ。
オテロはどよ~んとした空気感で踊られる。
さっきのコンテンポラリー作品とはうって変わって、鋭利なものは全く感じられなかった。
照明が暗いと印象に残りにくいと言うことも分かった。
派手さはないけど、二人の愛の表現にじわじわくるものがあり、
もっと近くで表情も全部含めてじっくり観たいと思えた。
後半がとても心に響いてきて、切なくさえなる。


♪休憩15分♪

トイレにすぐ並ぶ。
外の空気が吸いたいので、1Fロビーまで降りていった。
私としては大金はたいて赤ワインを購入して、ガーデンスペースでいただく。

あ~上野の森の夜風が気持ちがいい。

本日の座席、実は加齢臭漂う高齢者席みたいになっていて、若い方がいっさいおりませんでした。
もっと良い席で観たらいいのに~というほど高齢者でした。
何せ私が猛烈にヤングと胸を張っていえるぐらいです。

グッズは2.500円で出演者全員のサインがバックにプリントされているTシャツ。
確か白と黒と水色?文字は金色の細めのものだった。
それとエコバッグが1,000円で黒。同じデザインだっただろうか。
サインとか入っていたかどうかは忘れた。


そして再び末席へと駆け上がっていく。


■第3部■ 21:00~22:15

1.『椿姫』より第1幕のパ・ド・ドゥ
   振付:ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパン
   オレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ団)/マニュエル・ルグリ(パリ・オペラ座バレエ団)


オレリーとルグリのパートナーシップ信頼と余裕が感じられる。
ルグリはサポートでちょっと心配な感じがあったのと、ソロで踊る時に絶対にぶれたりしなかった彼なのに、不安定な部分が見られた。
演技も踊りも一流できた彼なのに、どこか見る側に不安を感じさせるのはなぁ・・・Bプロに期待したい。
オレリーは今素晴らしく輝いているダンサーだと思う。
特に演技の部分で目覚しいほどの進歩が見られ、艶やかさを感じる。
踊りはもちろん言わずもがな。


2.『フォーヴ』
   振付:ジャン=クリストフ・マイヨー 音楽:クロード・ドビュッシー
   ベルニス・コピエテルス(モナコ公国モンテカルロ・バレエ)/ジル・ロマン(モーリス・ベジャール・バレエ団)


ベジャールバレエ団コンビ?と思っていたら、女性はモンテカルロの人。
なんとなく彼女の顔を覚えている。
舞台には二つの箱。そのそれぞれの箱から男女が出てくる。
ジル・ロマンはあまり老けていくように思えないダンサーだ。若々しい動き。
振付はマイヨーで、曲はドビュッシーなのに、ウエストサイドストーリーのロビンスみたいな曲だったように思う。


3.『白鳥の湖』より“黒鳥のパ・ド・ドゥ”
   振付:マリウス・プティパ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
   スヴェトラーナ・ザハロワ(ボリショイ・バレエ)/アンドレイ・ウヴァーロフ(ボリショイ・バレエ)


観て思った。私はザハロワのオディールが好きだ!
なんてパが正確で、どの場面にもキメがあって、すべてにおいて気持ちがいいんだろう。
いちいちプログラムがみれない暗さだったので、王子が誰か確認していなかった。
そしたら、なんてジジイになった、かつては、ウェンツみたいに可愛かった、あのウヴァーロフではないか!
驚愕、落胆という課程を経て、改めてみるウヴァーロフの踊りはそれほど変わりない。
元々動きは重めだったしね。
長身で美しい脚は健在で、王子の気品は持ち合わせていた。


4.『カジミールの色』
   振付:マウロ・ビゴンゼッティ/音楽:ドミトリー・ショスタコーヴィッチミンクス
   ディアナ・ビシニョーワ(マリインスキー・バレエ)/ウラジーミル・マラーホフ(ベルリン国立バレエ団)


露出の多い衣装で登場する二人。
ヴィシニョーワはラバヤデールのオダリスクみたいな衣装。
3年前に観た演目はロミジュリだった。
とって食われそうなヴィシニョーワのジュリエット。
この人はとても勝ち気に見えてしまうから、今回の演目は正解だったかも!
それにしても二人の美しくついた筋肉を堪能します。
踊りはほとんど覚えていない。
けど、マラーホフはひたすらサポートに徹していて、ヴィシニョーワを引き立てていたと記憶している。
マラーホフのすごいところはソロで踊ったら最強なのに、サポートも素晴らしいってことかな。
彼もジジイになってしまっているな~と、年々と寂しい思いです。
そういう自分も年重ねてるんだけどね。


5.『マノン』より“寝室のパ・ド・ドゥ”
   振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジューリ・マスネ
   ポリーナ・セミオノワ(ベルリン国立バレエ団)/フリーデマン・フォーゲル(シュツットガルト・バレエ団)


最近観たこの演目は円熟したダンサー達のものが多かった。
だから、セミオノワとフォーゲルというフレッシュなコンビは新鮮。
艶気じゃなく、笑顔がさわやかな男性という違いで、こんなにも作品が変わって見えるのが面白い。
劇中の2人は、こんなにも幸せに満ちているのだなぁ
って、こっちまで幸せになってしまう空気でいっぱいにしてくれたと思う。


6.『ドン・キホーテ』
   振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス
   ナターリヤ・オシポワ(ボリショイ・バレエ)/レオニード・サラファーノフ(マリインスキー・バレエ)


もう誰?予習不足で彼らのことを知らない。
ロシアの新鋭か?女性舞踊手が、ナターリヤ・オシポワ なんですが、さっき観たディアナの人かと思った。
似てる!踊りの技術はあるが、何となくまったりしてしまうメリハリのなさが有るような気がした。
辛口過ぎでしょうか。
レオニード・サラファーノフくんは(って、いくつだよ?)
ボーイズフェースで、小さいように見えたのだけど、身長はどのぐらいあるのだろう?
マネージュのジャンプの高さに若さを感じてなりません!
彼の跳躍にはブラーボを送りたいです。
オシポワは、コーダの32回のグランフェッテ、最初の半分?はすべてダブルで回ってた。
しかも軸がぶれない、ほぼ一カ所に留まって回る。
後半はシングル、ダブルを交互に!はぁ~。
サラファーノフのアラセゴンターンも美しかった。
あんな綺麗な弧を描くのって軸がぶれないってことだから、身体ができているんだよな~。
最初のアダージョで、かつてABTパローマ・ヘレーラがやったみたいな、
やたらバランスをとるという見せ方はしませんでした。
思っていたよりも、良いダンサー。



さて、Aプロの演目だけでこれだけ。
この日は最終日だったので、それぞれ三回目なので演目がこなれていたのではないかと思う。
世界バレエフェスは本当に楽しい!
歩き回らず座席に座って、すべての演目が観られる。
ただ身体を動かさないって、お尻や腰が疲れるね。
あとじっくり観るから目が疲れて肩こりがひどくなる。

フィナーレで全員が舞台に集合。本当になんて豪華な出演者!
私はスグに立ち上がって、スタンディングオベーションを!
彼らにひたすら拍手を贈っていました。
途中から立ち上がりたくて、(むしろ踊りたいぐらい)うずうずしていたよ。
両手はもちろん頭上です(ライヴおよびバレエで鍛えているよ)
遠い席からでも伝えたいっておもって、オーバーアクションにしたけど気づいてくれたかなぁ。

素晴らしいパフォーマンスをありがとう。

ロビーの写真の数々が素敵だ。
これはルシンダ(オーストラリアバレエ団)


9日に<Bプロ>を観にいく。今度こそジックリ堪能したいよ。

ガラ公演はうっかり情報を見落としてしまう。
いずれにしても予算なんかないんだった。
でも、出来れば観たい!(チケットは完売)




世界バレエフェスティバル<Aプロ #4>-1 @ 東京文化会館大ホール(8/4)

2009-08-08 11:23:52 | Dance
 3年に一度のバレエの祭典。
ついこの間、観た気がするのに、3年なんてあっという間なのねと愕然とする。
あのときに出演したダンサーで、現役を引退しているのはフェリ。
フェリがいないのはとても寂しい。まだまだ現役で踊っていてほしい。
パリ・オペラ座バレエ団では定年を迎えるルグリは今年も参加。

まずはAプロ!日程は4日の最終日の鑑賞。
連日で疲れはあるだろうけど、踊りこんできていると思うので楽しみます。
土日は予定があったので仕事帰り参加で切ない。
確実に遅刻よ・・・

<Aプロ>
 8月1日(sat)
 8月2日(sun)
 8月3日(mon)
 8月4日(tue)★

開演は18時で会場は上野。
ド田舎の職場からは間に合うわけがないのは分かっていた。
でも、せいぜい30分遅れぐらいかと思ったら、JR上野駅到着が18:40!?
長丁場で終演が22時を過ぎるので、遅れてるのにも関わらず、咄嗟に、ドリンクとおにぎり2個とパン1個を買う。
(あぁ~ひでぇ晩飯!だけど会場内では高くて買えない)
しかし、なんて連絡が、わるいところなのよ、今の職場?
ということで、以後、平日のライヴものに関しては休暇をもらいたい方向ですよね。
貧しいくせに、なにか行動が反し崩れてきているような?
3演目ぐらいを見逃すと覚悟していたのに、5演目も見逃したのは、かなり悲しい。
せめて「海賊」と、タマラ・ロホのソロ観れたら嬉しかった。
もちろん本当は全部観たいのよ、決まってるじゃん!

チケットもぎる前に横の素晴らしい写真に反応。遅れてきてるのに又もや写メる。


くるみの時はロビーでモニターを見ていた。案内が沢山いすぎてウザいほど。
質問に答えない案内係りには参った。2回聞いたのにスルーされる。
答えられないことは答えないようにしているのかね。
聞こえなかったのかな?いっぱいいっぱいなのかな?教育頼むよ、東京文化会館!

レポというよりも、主観入りまくりのただの感想文をログに残しておこうと思う。
自分ログなんて、そんなもんよねって開き直り(笑)

指揮:ワレリー・オブジャニコフ  
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団  
ピアノ:高岸浩子



■第1部■ 18:00~19:10

1.『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
   振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
   マリア・コチェトコワ(サンフランシスコ・バレエ)/ダニール・シムキン(アメリカン・バレエ・シアター)


2.『くるみ割り人形』より“ピクニック・パ・ド・ドゥ”
   振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
   ルシンダ・ダン(オーストラリア・バレエ団)/ロバート・カラン(オーストラリア・バレエ団)


3.『海賊』
   振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
   マリアネラ・ヌニュス(英国ロイヤル・バレエ団)/ティアゴ・ソアレス(英国ロイヤル・バレエ団)


4.『エラ・エス・アグア - She is Water』
   振付:ゴヨ・モンテロ/音楽:コミタス、クロノス・カルテット
   タマラ・ロホ(英国ロイヤル・バレエ団)


5.『くるみ割り人形』
   振付:レフ・イワーノフ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
   ヤーナ・サレンコ(ベルリン国立バレエ団)/ズデネク・コンバリーナ(ナショナル・バレエ・オブ・カナダ)


1Fロビーにて観るけど、モニターじゃ何にもわからなかった。
トイレで中学生~高校生ぐらいのバレエをやっている子が話していた。
ヤーナ・サレンコはもっと観たいと。う~ん、Bプロでしっかりと観てみよう。
子供を魅了するって、どんなダンサーなんだろう。
最近のスター達を知ろうとしていないなと感じる。
昔のスター達をどうしても追ってしまうのだから仕方ない。
しかもロシアだからって、食わず嫌いは良くないね。

6.『コッペリア』
   振付:アルテュール・サン=レオン/音楽:レオ・ドリーブ
   アリーナ・コジョカル(英国ロイヤル・バレエ団)/ヨハン・コボー(英国ロイヤル・バレエ団)


私のバレエフェスはこれで始まった。
やっと会えたコジョカルは期待を裏切らない。
愛らしい!演目にあっている。村娘の衣装がそのまんま絵本からでてきたようだ。
私が着たらぶっ飛ばされるかもだけど、いや舞台ならイケるか?もしれない。
あぁ何てバランス!簡単にやってのけるけれど驚異のバランス時間。
1・2・3・4・5?それぐらいのアチチュードバランス。ぞくっとする。
見たかったコジョカルが今そこで踊っていることに、しびれる。
そのバランスのあとに、それは丁寧にゆっくりとアラベスクを見せてくる。素晴らしい。
もしも音楽に合わせないのだったら、この人はどれだけバランスをとっていられるのだろうか?
アチチュードも、アラベスクも、ルティレも!これでもかって魅せてくるのにいやらしくない。
ロシアダンサーだったら、「どう観なさいよ!」
と、喧嘩を吹っ掛けられているような雰囲気になってしまうのだ。
15日に彼女の全幕「眠れる森の美女」 を観にいく。
彼女がオーロラをどう踊るのか、もう今から 震えるほど 狂喜するほど 楽しみでゾクゾクする。
うぁーーーって、叫びたいぐらいだ。
二度も来日公演のチケットを取ったのに、怪我で来れなかった。
本当にやっと観れた、やっと会えた。本物だった!ありがとう。


 ♪休憩 20分♪

会場に着いて座席に座ったばかりだというのに、もう休憩だ。
ここで私に限らず、あちらでもこちらでもパンの類の匂いが充満しているチープ席のロビー。
1Fロビーの方達が豪勢な食事をしているとは限らないけれど、3万とかのチケット代を出せる人がおにぎりとかってのもね、なんかね?
でも、ボロアパートに住んでいてベンツに乗っているってのもあるぐらいだし、わからんか!?
椅子が空いて座ると目の前に男性。
しかも、いい年齢のおじさん3人が話している(推定 58歳・50歳・43歳)
男性のバレエファンも、もちろんいるのは確か。
前にバレエの掲示板で男性のマラーホフファンと盛り上がったのを思い出した。
しかし、彼らはどの辺にポイントを置いて観ているファンなんだろうか?
一人行動しているとマンウォッチングに夢中になってしまう。
じっと見るけれど彼らは私とは目を合わしてはくれない。
会話が少しだけ聞こえた。

「どういうダンサーが好みなの?」
『スラーっとした背の高いダンサーが好きだなぁ』

照れるわけでなく純粋にバレエ好きなのか?
演目の話題をしていないし、技術的な話も出ていない。
何で必死に聞こうとしたかって?
見た目がいかつい方達なんですもん。
さて解散、案外近くの座席に一番いかつい人がいたわ、ははは。
ってことは、オタクとか偏った傾向ではないかな、だったらかぶりつきで見そう。


■第2部■ 19:30~20:45

1.『ジゼル』より第2幕のパ・ド・ドゥ
   振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー/音楽:アドルフ・アダン
   上野水香(東京バレエ団)/マチュー・ガニオ(パリ・オペラ座バレエ団)


上野水香の純クラシックは全く興味がない。
でも、男性はマチューだし、あぁ、もう!って思ってしまう。
それでも彼女はそつなく踊っているし、きれいなラインを見せてくれてるんだけど、興味がない。
マチューのソロでじっくりと観ようと構えた。
ジゼルの男性ヴァリアシオンに派手さはないけれど、丁寧に踊ってないとボロボロになるような気がする。
地味だけどマチューの踊り、オペラ座メソッドの品がある。
美しいアチチュードターンに、ただただ見惚れる。

2.『クリティカル・マス』
   振付:ラッセル・マリファント/音楽:リチャード・イングリッシュ、アンディ・カウトン
   シルヴィ・ギエム/ニコラ・ル・リッシュ(パリ・オペラ座バレエ団)


ギエムがステージに登場するだけで、もう虜になる。
コンテンポラリーの作品しか踊ってくれなくなった彼女。
今も思い出す世界バレエフェスのガラで踊ったクラシック演目。
めっちゃ派手なドンキの衣装で、超楽しんで踊った。
バレエのお客さんは、ブラーボ!って、大体はオヤジが声を飛ばす。
だけど誰にでも飛ばすからウザイ。
あの時の私達は、天井桟敷席から叫んでしまったぐらいだ。
ヒューヒューって、うおぉ~って最高にHappyなステージ。
あんな高揚は今のスターなきフェスではあり得ない。

さてこのコンテンポラリー作品はどうだろう。
プログラムが最近の私にはたいそう高価なもので買えなかったので、詳細不明。
振付ぐらいは調べればわかる。
振りのマテリアルが数パターン決まっている。
最初はゆっくりと、二人のコンタクトが続く。
緩さのなかでも、時折訪れる鋭さがたまらない。
緩急つけていく、繰り返す。
お互いを信頼しているんだけれど、お互いを警戒しているみたいだ。
繰り返しの中で、探り合い、確かめ合い、葛藤があったりするけれど、安心を大きくしていくようなものを感じる。
早くなる動きが気持ちよい弧を描いて、動きの速度が違うだけなのに魅了されてしまった。
コンテンポラリーを観ると、いや純クラシックでもそうだけど、
今すぐスタジオに行って、全部の音楽を流して踊ってもいたくなる。
狭い座席にいることがつらくなるダンサーほど、最高のパフォーマンスを見せてくれているんだと思う。
痛くなるほど拍手をした。
最近では誰にでも拍手を送れなくなっている。
こんな天井桟敷席でも、7,000円払って来ているのだ。
プロは私達を自然に拍手をしたいと思うぐらいに楽しませてくれないとだよ。
だから、自然にしたい人にしかしないことにする。←何様(笑)
ギエムが現役で踊っている時代に生まれて良かった。


3.『ライモンダ』より第3幕のパ・ド・ドゥ
   振付:マリウス・プティパ/音楽:アレクサンドル・グラズノフ
   マリア・アイシュヴァルト(シュツットガルト・バレエ団)/フィリップ・ヴァランキエヴィッチ(シュツットガルト・バレエ団)


女性舞踊手のことは詳しくない。
とても容姿が綺麗だし、技術的にも、確実にこなしているのかもしれないが、物足りない。
魅せるのが難しいライモンダのヴァリアシオン!
パドブレで進む時のポールドブラ、手を叩く振りは入っていなかった。
品性と妖艶、後半の動きが出てくるところでメリハリを表現してくるが、キレがいまひとつで残念だった。
誰が踊っても 「ブラーボ!」 と叫ぶ男性がいるけど、何だかなぁ…と思ってしまう。
男性舞踊手、フィリップ・ヴァランキエヴィッチ!
前回の時に魅了された彼、3年振りに観る姿は、ほんの少し老けたように感じた。
ちょっとトータスみたい(笑)好き!表情が似ている。
体が重いように感じたり、でも、コンテンポラリーの方が、良さが活きるのかもしれない。



4.『スカルラッティ・パ・ド・ドゥ』(「天井桟敷の人々」より)
   振付:ジョゼ・マルティネス/音楽:ドメニコ・スカルラッティ
   アニエス・ルテステュ(パリ・オペラ座バレエ団)/ジョゼ・マルティネス(パリ・オペラ座バレエ団)


最高!!パリオペラ座の品位を存分に見せつけてくれる二人。
登場しただけで満腹。ジョゼの作品で初見です。また超難しいでしょうか?
今回の演目は初めて観るけれど、彼らは淡々とこなしているようで超テクだったりするので、毎回びっくりさせられる。
オペラ座クオリティで確実なピルエットはダブル止まりだったけれど、アニエスがトリプルを回っていたことに、うおぉ~ってなってしまった。
静かなパ・ド・ドゥ部分と各ヴァリアシオンにコーダ、地味だけど、段々と高揚していく素晴らしい作品ではないかと思えた。
ジョゼは大好きだけど、さすがにおじさんになってきた。
でもマネージュ(左回り)が何とも美しい。
この二人には、いつ見てもため息が出る。
前回の世界バレエフェスでは、JR上野駅でジョゼに会えて、最高な笑顔でサインと握手をしてもらったのは、いい思い出。
今回の衣装もアニエスの作品かな?
プログラムを買っていないので(3,000円)また確認しますね。
彼女の黒タイツ姿を観るのもこういった作品ならではですね。



 長くなってしまったので、後編 に続かせます。
  プログラムを買ったら、継ぎ足しそうなんですもん。





音楽フェスからバレエフェスへ

2009-08-03 00:21:58 | Dance
 今日から、環境は一変してバレエフェスに突入。

でもバレエには音楽が付きもの、決して離れているものではない。
音楽があれば踊りたくなるし、踊るには音楽があった方がいい。
あった方がいいといったのは、無音で踊ることもあるからだけど、実は無音にしたとしても、あたりの音が聞こえてくるはずだね。

今回、世界バレエフェスには、3回足を運ぶ。
どうにも楽しみでたまらない。どうしよう?

まずは夏の恒例、友人が所属しているバレエスタジオの発表会。
このスタジオでは毎年全幕ものを上演する。
たしか、ジーダブリューあたりから、3ヶ月の練習をして仕上げるという。
何だかスゴイね、毎年感心してしまうよ。

今年は 「シンデレラ」、なんと言ってもこの演目の曲が最高。
プロコフィエフを聴くと、たまらない気持ちになる。
「ロミオとジュリエット」 もそうなんだけど・・・。
なんていうのか、不協和音とか転調とかが、なんだかいい。ワルツなんて、最高だ。
専門的なことは何一つわからないけど、プロコは大好き!

しょっぱな聴いただけで涙が出るって、毎回書いているけど、生音に限るみたい(笑)
本日は録音されている音源だから、大丈夫だった。

いろいろ書きたいことはあるけれど、余計な事していて今夜は無理そう。
中途半端ばかりのレポが増えすぎて収拾つきません。
切ないけど寝るよ。

あ、道化をやっていた古澤 良くん(NBAバレエ団)が良かった。いつもながら登坂くんも出ていたね。
最近、王子様はロシアのバレエダンサーみたいだけど、さすがにスタイル良かった。
踊りも大きくて、マネージュとか素晴らしかった。う~ん、男性ソリストの話しかしていないわ(笑)
林さんはいつもながら安定した踊りをしていましたね。
私は彼女のモダンが好きですけど、何でも踊れるのはスゴイなって思う。
そういえばいっとき流行ったコンテンポラリー作品ってやってるのかな?
今回は、ほんの一部しか見られませんでした。




バレリーナに戻ろう

2009-05-25 01:32:42 | Dance
 いつだったか、私もバレエの舞台に立っていた。
そのときの猛烈に厳しいリハーサルは忘れない・・・また立とうと言って大分経つや。

お稽古はたまに行っては、自分の体型の劣化に泣き、奮起するのに又間が空いてしまう。
今年の念頭には踊ると宣言して、実際にはそこまでお稽古できていない。
私の体重は、身長から換算する平均体重よりかは少ない。
それでもバレリーナのそれと比べたら、ダメダメなんだろう。
枯れ枝のような肢体・・・
健康的なほうがいいでしょうが、舞台となると細ければ細いほど良かったりする。

なんか変な話。

女性としても魅力を考えれば、多少ふくよかな方がいいと思う。



土曜日に、お友達のバレエの発表会に行ってきた。
彼女も発表会に出るのは久しぶりだと思う。
お稽古できない、お稽古に行っても、体は言うこと聞かないし、覚えは悪くなる。
そんなことは聞いていたけど、全然、大丈夫ですよ。
素敵でした。

まず、アラサーやアラフォーのバレエ友達は何人かいるが、
その彼女達が舞台に立つことだけでも元気をもらう。

しかも今回は全幕もの。
お芝居の要素、バレエでいうところのマイムも楽しく演じてましたね。
もちろんバレエ専門で生活しているわけでなく、普段は公務員さん。
仕事と家のことと、忙しい中での時間の捻出、これだけでも頭が下がる。

何事に対しても、そんな多忙な状況の中で、何かに取り組むってことで、元気をもらえる。

ありがとう。

演目は「ドンキホーテ」、森の木々の間に建つホール。


一教室の発表会ではあるけれど、ゲストの先生方も多く、見ごたえのあるものだった。
そして、久々に聴くクラシック「ドンキホーテ」の音も楽しくて、嬉しくて・・・
やっぱり心が豊かな気持ちになれるよ、クラシック音楽はね。

いつも心にも音楽が流れて、今日も何処かで踊っている。
心が満たされれば、内面から輝く笑顔に会える。

この日、私は彼女の笑顔を心に刻んでおく。
私もこんな笑顔で人に幸せを与えられたりもするのかな?





熊谷和徳 Tap Solo @ 東京国際フォーラムC(3/22)

2009-03-23 02:37:14 | Dance
 暖かい雨が降るなか、東京国際フォーラムへ。
気がつけば、家を出なくてはいけない時間で、慌てて買い物。
食事の支度というか、これ、こうして、こうやって食べて・・・。
今日はなんだか生温い気温で、しかも雨でタラタラしてしまった休日。
日曜日だとわかったなんて珍しいことで、もはや曜日の感覚も薄れてきた。
それだけで、どっか勿体無い感じもしてしまう。
だけど贅沢なの。

2009.3.22(sun)
熊谷和徳 Solo Top @ 東京国際フォーラム ホールC

OPEN 17:30 / START 18:00
全席指定 7,000yen



雨の有楽町はとても静か。
駅前のビックカメラでさえ、いつもの賑わいがない。
ちらちらと出入りする外国人客、でっかいダンボールを運ぶ店員。

小走りに会場に向かう。
ホールのロビーは長蛇の列・・・ちょうど開場時間を過ぎたぐらいだったみたい。
私も最後尾について、しばし歩く。10分ほどして、やっとチケットをもいでもらった。

エスカレーターを2回ほど登り、今日の座席2Fを目指す。
まだ開演までは15分はある。しばらく全面ガラスのところで外を眺める。
昨夜行った渋谷とはこんなにも違うものか、興行が違うけれど・・・
比較的大人の方が観に来ている。

さて、熊谷和徳を見るのは、凄く久しぶり。
正直、めちゃくちゃ観たかった!
いつかミュージカルみたいなものにコラボ出演していて少しだけ見た彼に魅了された。
2本の足で、どれだけ沢山の音を出すのだろう?
それは、リズム楽器、でもダンサー。
もっと観たい!
なかなか観たいと思っても、この世の中には興味の対象がありすぎて、とてもとても追いつかない。
好きになったら、とことんソレばかりになる場合とたくさんのものを観ていく場合とある。
それは、人により違うだろうけどね。
それらの観たいものが、タイミング良くあるかにもよる。

心から観れてよかったと思えるライヴだった。

10分遅れぐらいで始まった。
構成は7つぐらいに分かれていたように思う。
ダンスのソロ公演は、本当にキツイ。彼らは大体中盤に静かなものを持ってくる。
それはバンドのライヴでのワンマン公演も一緒。

ステージ前方に紗幕。
後方から照明が当たり、タップを踏む彼が透けて映し出される。
高いところにいる。
最初はかすかな音。徐々に激しいステップを踏む。
上手(かみて)に向かって階段がある。
やがて紗幕があがり、階段を降りて来て前方センターに立つ。

階段を降りたところには、帽子とジャケットがかかっているポールらしきもの。
その階段のデッドスペース的なところにデスク。
階段下のすぐ横にゴムっぽい床。
その横にカンカン響く床、そしてドラム缶。
前方の端から端まで木の床がある。

2作品目で上に着ていたものを脱いで、フードを被って踊った。
3作品ぐらいまでは、テンポ良く。

ここでこうだったというのは忘れたけれど、演出が凝っている。

帽子と上着を着て、ゴムみたいな床で踊り、カンカンする床で踊り、
最後に木の床へと移動・・・ときどきドラム缶を蹴る。あ~なんて面白いんだ。
そうグラスに水を入れて、音を出すやつみたい。

デスクの上のカップの飲み物を飲んで、なぜか残りをソーサーにこぼす。
そして下手(しもて)に去っていった。
しばらくはラジオの音、そこからは東京ブギウギとか雨に唄えばとか・・・

4作品目のときに下手(しもて)の小さな四角の中で踊りはじめた。
このクールダウンだと思われる作品が、一番印象に残っている。
ピアノで奏でられるBGMが素敵だ。

ほぼ暗転していて彼の姿は見えない。
少しづつ明かりが・・・でも暗い。
オペラグラスで覗いて確認する姿は小刻みにステップを踏んでいる。
足元にはミネラルウォーターのペットボトルが見えた。

その小さな四角から前に飛び出したけど、まだ遠慮がちな動き。
バレエで言うロンデジャンみたいに床に足をこすり付けてまわす音。
すべてが音としてリズムとして響いてくる。
ちょとづつ積極的に中央に向かうが、ステップは小さい。
足の裏全体で踏むというよりも、かかと、つま先という動き。
上手(かみて)にダウンライトでスポット。
その周りの照明が、木漏れ陽の様でキレイ。

まぶしい円の中に入ろうとするけれど、なかなか入れない。
恐る恐る触れては離れる、また触れては離れるを繰り返す。
やがて天からハラハラと花びらが落ちてくる。
スポットライトに映るソレはとてもキレイだけど、儚さも感じた。
このシーンで踊る熊谷和徳を見ていたら、なんだか感極まってしまう。
淵をなぞる、なぞりながら円の周りを回っていく。
やっとやっと中に入る。
ここで猛烈にステップを踏むと思ったら、優しいタッチのステップのままで終わった。
自分は、まだコレから・・・? そんな気持ちにもなった。

終盤の3つぐらいはガンガンに踊ったように思う。
つい音だけを追ってしまいそうだけど、オペラグラスで表情を見た。
もちろん汗が出て、髪が濡れてくる。
表情は真剣だけど、ココって時に最高な顔になる。
18歳でN.Y.に渡り、ストリートなどで踊っていた。
この舞台の演出も地下鉄やストリートの雑踏の音が聞こえたりするもので、そんな景色が浮かんだりもした。
そして部屋にいても、いつもステップを踏んでいたのかなとも。
もっと飽きてしまうと思っていたのに、1時間があっという間だったことに驚く。
圧巻だ。

約1時間の公演が終了し、レベランスに出てきた熊谷さん。
まず、アンコールの手拍子に合わせてステップを踏み始めた。
おぉ~ブラーボ!!!
この人は嬉しいときにステップを踏むのだ、きっと。
リズムを変えたいときには、足で刻んだ音をみんなに伝えた。
そして、盛大な拍手。

彼は『うぉ~!!!』 って叫んだ。あ~わかる。やっぱり叫びたいのだ。

ステージを去る彼だが、またすぐ出てきてくれた。
軽く ありがとう! と挨拶をして、またステップを。
いつまでもいつまでも踊っているのが普通なのかと思うほど。
3回目のアンコールでは、とうとう客席に降りてくる。
座席と座席の間でもステップを踏む。
いいの?シートを軽く蹴ったりしてもいて、面白い。
去りがたかった彼が、最後には、やっとステージに戻って喋る。

また、新しい音を探してきます。

音の幅がとんでもなく増えている。
この人の躍動感のあるステップ、そして体中で表現するダンスは人を感動させる。
観客は、静かに、そして、とても暖かく見守っていたように思えた。