国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

親日

2011-09-28 21:45:25 | NZならでは、その他
昨日、日本のラグビーチームが、カナダチームと対戦した。

これが、日本にとって2011年のワールドカップ最後の試合。

日本は、同じグループの中のリーグ戦で3連敗で、悲願の1勝をしたかったのであるが、最後8分までリードしていたにもかかわらず、最後はドロー(引き分け)だった。

見ている方としては、ものすごく緊迫した試合で、面白かったのであるが、やはり負けてしまった日本チームはかなりがっかりの様子である。

今回私が見ていて強く感じたのは、NZのコメンテーターたちの、日本に対する好感度の高さである。

もちろん、日本の監督がもとNZのオールブラックスのプレイヤーだったというのも理由だろう。

しかし何でも、ラグビーに詳しい人に言わせると、日本のプレイはサムライ魄といおうか、とてもクリーンなんだそうである。

クリーンすぎて、勝てないんだと。

どこの国も、演技をしてペナルティキックをとったりする。しかし、確かに日本はそういう汚い事はしない。

そして、ほかの国の人種と比べて、まったく大人と子供かというような小さいからだで、必死にタックルしたりする姿に、好感度があがるんだろう。

残念ながら、日本チームはもう帰国をしなければならないが、この近所は練習場があったり、常宿があったりしたので、本当に歓迎ムードで盛り上がっている。

これが、相手がオーストラリアとなると、一般のNZ人はもちろん、テレビのコメンテーターもものすごく辛くなる。

手厳しい言葉が飛び交う。

それにしても、ここは開催地、なんとかNZには決勝まで残ってほしい物である。

これだけ小さい国なので、実は今回の大会は世界ラグビーユニオンも大赤字らしい。4年後のイギリス大会で、赤字を埋めるんだそうである。

そして、8年後はなんと日本が会場である。

正直なところ、ラグビーは日本ではサッカーほど話題にならないスポーツであるが、そこをさあ、日本の広告代理店はどうやって宣伝するか。見物だ。

 

燃費

2011-09-26 22:35:29 | NZならでは、その他
最近中古車を買った。

その車は日本からの輸入車で、日本仕様なので、いろいろ目に優しいというか、やはり日本人には使いやすい。

たとえば、こちらの車の燃費の表し方は違う。

日本だと、リッター何キロ走る。というのが、目安なのだが、こちらでは、100kmを走るのに、どれだけのガソリンがいるか、という表し方をする。

あの、デジタル時計の横なんかに出ている数字であるが、例えば、9、1と見たら、フムフム、リッター9、1km走る車だな。高速走行なんかすると、10、5になったりして、おお、リッター10、5kmまで燃費がよくなるんだな、と考える。

ところが、海外仕様の車だと、9.1とは、単位はリットルなのだ。100km走るのに、必要なガソリンというわけで、これが、10.5とか出ると、100km走るのに、もっとガソリンが必要という意味で、燃費が悪くなったというわけなのである。

なので、日本人の私としては、前の車のときは、いつも、比の計算を頭でしている始末だった。

えっと、100kmで9、1リットルという事は。。。9、1リットルで100km走るから、1リットルで、何kmだあ?

100分の9、1=x(方程式のエックス)分の1

9、1x(エックス)=100

x=100÷9、1
 =1000÷91
 =10、99

と、まあこうなるわけで、

もし10、5と出ていたら、
100÷10、5
=1000÷105
=9、52

で、表示の数字が大きくなるほど燃費が悪くなっている訳なのである。

ーーーーと、ここまで計算するのに1時間近くかかっている私は、ほんっとうにかなりぼけぼけだ。

算数さえ危なくなっているなんて!

いや、いいわけさせてもらうと、紙と鉛筆があればもう少し早いのだが、コンピューターで分数の表し方がわからないため、まあ頭の中でイメージのわかない事。。。

それこそ運転しながら計算などするものじゃないな、と実感した。

今までで一番美しい君が代

2011-09-21 23:01:02 | NZならでは、その他
だれがアレンジしたのか、今回のワールドカップの各国国歌は、ものすごく美しいコーラスとメロディがついている。

正直言って、日本の国歌ほど暗くてつまらん歌はないと思っていたが、こんなにきれいに歌い上げた君が代は初めて聞き、いい歌だと誇りにさえ思えた。

http://www.youtube.com/watch?v=0JKTjv9EBac

赤かて白勝て’

2011-09-18 05:49:39 | NZならでは、その他
週末は、ワールドカップのラグビーの試合が目白押しで、街はすっかり興奮の渦である。

移民で成り立つこの国は、本当にいろんな国の人がいるんだなあと再認識せざるを得ない。

今こちらはワールドカップだから、それぞれの国の旗がものすごく売れる。

昨日は、私は友人の雑貨屋さんの手伝いをしてきたのだが、ものすごく忙しかった。

体に巻ける旗のサイズは10ドル、車の窓にくっつけるのが3ドル。

小売店では売り切れ続出、仕入れでは輸入が追いつかず、どこも取り合いで大変なことになってるらしい。

どこの国の人も、旗を振る事で、その国そのチームを,運動会のごとくサポートしている訳だ。

こちらに住む日本人も、やっぱり旗なんて出したら。。。みたい、という抵抗が強く、ほとんどだれも、国旗掲揚はしない。

まあオリンピックとかラグビーのスタジアムにはいって応援するときは、日本の旗も振ってもおかしくないが。

考えてみれば、自分の国の旗を誇れないというのは、少々悲しいものだなあとは思う。

歴史がそうさせているのだから仕方がないが、ほかの国の人にとったら、なんで日本人は旗を振らないの?と思うだろうし、私も正直、きちんとした説明はできない。

しかし、さすがに、日本の国旗のネクタイピンとか,キーホルダーとか、帽子とか、、、そういう物はいらんよなあ。。。

昨日は、アイルランド対オーストラリアという強豪同士のカードで、街は顔にフェイスペイントを塗った人たちや、

緑のかつらやシャツ、マフラー(アイルランドの国の色)や黄色のかつら(オーストラリア)をつけた人でいっぱいだった。

もう朝から飲んで、ハッピーな感じならまだいいのだが、夜のゲームが近づくにつれ、みな荒れ荒れで、叫んだり怒鳴ったり。

スポーツパブのそばではあちこちでけんかが起きたりする。

日本の盛り上がり方はちょっと違うかなあ。。。

Sky TVのCM

2011-09-16 01:57:32 | テレビ
こちらの衛星放送局の宣伝。

国技のラグビーだが、生放送で見るには、スカイTV(衛星放送)をけいやくしなければならない。

http://www.youtube.com/watch?v=7R0MhIKUIXA

http://www.youtube.com/watch?v=i_iXde3w6Fs&feature=results_video&playnext=1&list=PL6FEEF27024522BFA


バスの乗り方 3

2011-09-14 04:18:44 | NZならでは、その他
が、また問題発生。

彼は、降りるときも、どこでボタンを押したらいいのかわからない、前も一個前で押してしまって、
一区歩いた。という話になり、今日は間違えないぞと構えていたんだが、間違えたんだな、これが。

バスを一つ前の所に停めちゃったのだった。

こちらのバス停なんて、道路標識の棒にちいさな四角いバスのマークがついているだけで、
ほんとに目立たない。

で、男の子が、どうしたらいいんでしょう?と日本語でいうから、

私が、ソーリー間違えました。と英語で言ったら、また運転手、ジーザス!と吐き捨てるように言い、怒る。まあこれはこっちが悪いが。

で、やっとこさ、無事次のバス停で降りて帰って行ったというわけである。

私が英語でしゃべらず、彼に言わせればよかったのかも、と思ったりもしたが、
それこそ、ほかの乗客を待たせる時間がかかるので、私が言ったのだが。

彼は、ちゃんと、私には礼を言うし、降りるときに、バスの運転手にも礼を言って、きちんとしている子なのだが、バス運転手は無視。

特にこういう事があった場合、サンキュー一言では、この国では通用しない。

ちゃんと顔を見て、サンキューフォア。。。と、何に感謝をしているのか、言うべきだし、

迷惑をかけたのは事実なのだから、それに対して謝るのが必要だが、その学生君はそれもしなかった。

まあ、私が世話係とか、親なら、ご迷惑をかけたことはすみませんでした、と言うところだろうが、
あまりにも不親切なバス運転手で、私もむかついていたし、
私がそこまでするというのもなにか間違ってる気もして。。。

しかし、この学生君、ここまで苦労してるなんて、おかしい。もう10日も、地元の人と住んでいるのに。

多分、ホームステイの人も全く彼を面倒見なかったんだと思う。

朝のバスの止め方も、実はちょっと間違ってる。

手をあげて停める、のはガイドブックにも書いてあるのだが、
小学生がはいっと手をあげるように上に上げちゃうと、農場の真ん中の道を高速で走っているバスからはよく見えないのだ。

ただ人が立っているのは見えるから、たいていの運転手は止まるが。

ヒッチハイク風に、90度だけ腕を上げると、よく見えるので、そうやって停めるのが普通なのである。

でも、わからんだろうねえ。。。そういう事も、地元人が見せなきゃ。

彼は、聞くべき事もわからない状態だったのかもしれないが。

日本人気質の問題も再認識した一件だった。
私も初めて来た、20年前を思い出す。確かに、バスはほんとうに使いにくかった。札のつりはない物と思え、1時間に1本がふつう、バス停の名前がない。。。etc.

やはり、依存心が高くなってしまうんだろう、便利すぎる国にいると。。。

彼は、自分に子供がいたら、息子の年といってもいい子だったから、何とかしてあげたい気持ちもあるが、
まあ金曜には帰国することだし、彼なりに、経験から学んだ事もあるとは思う。

しかし、だ。

慣れない土地の習慣のため、彼に落ち度があったのは認めるが、私もあの運転手の態度には、NZ式にクレームを出そうか迷ってるところである。

バスの乗り方 2

2011-09-14 03:53:21 | NZならでは、その他
しかし、今回は何もコミュニケーションしようとしない、学生も悪い。

で、運転手怒っちゃって、カモーン!なんとかすべきだろ!みんな早くウチに帰りたいんだ!
と言い出した。

私が、うしろから、ちょっと待ってよ、この人、ここに2週間しかステイしない学生なのよ!
と言うと、

こんなにたくさんの人を待たせてるんだ!早くしろと言い返してくる。腹立つ親父だ!

で、とにかく、私も彼とは出会ったばかりですが、
彼が朝乗って来たあたりを私は覚えていたので、多分、2区間と予測し、2ステージ(区間)です、といった。

すると、運転手、3ドル40セント。とぶっきらぼうに言う。

ところが、学生くん、お金を払うのに、なんと彼の出したのは、50ドル札。

えっ!?そんな大きいのしかないの?と私もいった。

こっちのバスには当然両替機、おつりの出る機械なんてない。

20ドル札でもいやがられる事が、多いのだが、50ドルはちょっとあまりにも非常識だった。。。

で、運転手はすっかり怒って、これはunacceptable!つりの準備がそんなにないのに.こんなのはだめだ!と言うが、
いやそうにおつりを出してきた。

なんだあるんじゃんか。と私も思ったが、

多分日本人には,客に対してこんな態度をとる事もびっくりだろうし、
つりの出ないバスの券売機の事もありえないんだと思う。

で、怒ったドライバー、危ない勢いでバスを発車し、私はフロントウインドーにふっとびそうになった!

しかし、落ち度は彼にもある。

でも私もハラが立ったから、これは、ほんとに不親切だ!と言ってやった。

運転手は私の事も無視したが。

とにかく、危ないから座りましょう、と、出口のすぐそばの席に二人で座り、
あした、学生課にこの券を見せて、使えない事を言いなさい。
それから、降りる道路の名前を覚えておきなさい、と言った。


バスの乗り方 1

2011-09-14 03:44:11 | NZならでは、その他
この2週間、私と同じ路線バスで大学に通う日本人に出会った。

アジア人の学生は結構いるので、何人かわからなかったが、JTBの札がリュックについていて気づいた。

しかし彼はすごく不安そうだったし、バスに乗ったら、通路に立って、乗る人の道をふさいでいたりして、

ほかの乗客が、あの子はなんで座らないんだろ?多分ああいう文化の国なんだね、と笑われているのが気の毒で、声をかけた。

まだそれは初日で、初めてバスに乗るのに、手をあげて停めるとか、どこで降りるかなど、はらはらしてたから、
入り口のそばに立っていたというわけらしかった。

東京っ子なんだそうだ。

それから何度か朝のバスで会っているのだが、最初はいろいろ慣れないだけだろうと思っていたが、
先日帰りのバスで会って、これはやはり日本人独特の依存性だなと感じるようになった。

別に彼を批判している訳ではない。

日本人気質の話だ。

彼は言った。
今日は5時には帰るとホームステイ先に言ってあったが、バスの便がこんなに悪いと思わず、
1時間も遅くなってしまった。と。。

もう、そのとき時計は6時をまわっていて、
えっそれじゃあ、ホームステイ先の人を心配させてるから、電話しなさい、
私の携帯貸すよ、数分ならただの契約だから使っていいよ、といっても、いやいいです。という。

私も、日本人の遠慮の習慣みたいなのを忘れてしまったのもあって、それ以上は押さなかった。

で、バスに乗り馴れて来た?というと、ハイ、とはいうけれど、

やはり、日本人はバスの運転手に、ハローとか、ハワーユーなんて言わないから、彼も何も言わずに乗ってくる。

そこでまず運転手はむっとするのがわかる。

この路線バスは特に田舎のバスなので、皆、必ず挨拶をする習慣があるのだ。

降りるときもありがとうとか。

でも当然東京の電車しか乗った事がない子には、それはわからない。

で、

どこの道路で降りるの?と聞いても、ピンとこないらしく、スマートフォンの写真を見せて、このバス停。という。
なんだ、電話持ってるんだ。それもiPhone。

しかし、毎日乗っている私でも、この写真ではどこのバス停かわからない。

この国でバスに乗り降りするには、バス停の名前がないから、道路の名前とか、何か特徴のある物を言ってそこのそばのでおろしてというしかない。
しかし10日近く過ごしているのに、まだ彼はそれを知らなかった。

その上、バスの定期で、乗車できるときと、できないときがある。という。

大学から支給されたのに、というのだが、乗れないとき、なぜすぐ解決しなかったのか?という疑問がまずわいた。

そのいっしょになった日も、やはり乗車拒否されて、私が後ろから乗ろうとしたのだが、

じゃあ、現金を払わなきゃ。という話になり、

どこまでいくんだ?と運転手に聞かれ、彼はまだ無言。一言も英語を口にしていない。

多分、質問された事も理解できていないからだろう。

で、私が、彼に日本語で聞くと、あ。と、またiPhoneを出して、その写真を運転手に見せた。

ところが、運転手はさっぱりわからない様子。というか、見てもいない様子。

それに、この運転手自体、ウン悪くこの路線で初めて見る顔だった。

で、非常に感じ悪く、それこそこの運転手はほかの客にハローも言わないタイプだった。


早退

2011-09-11 17:32:47 | 仕事
昨日、友人にメールを出したら、こんな返事が返って来た。

え?ラグビーのために、早退していいの!?

言われてみれば、そういった日本の感覚を忘れていた。

この国では、家族の食事会があるとか、コンサートがあるとか言う日は、オープンに用事を言って、早退をするのが普通である。

もちろん、時給制であれば、時間をしっかり引かれるし、年俸制だったら、ほかの日に長く働いたりするという公平さはある。

しかし、公的にこういうプライバシーが守られているというのは、生活するために仕事するのであって、仕事するために生きているのではない、という考えが根底にあるからだと思う。

ラグビーワールドカップ開幕

2011-09-10 18:36:45 | NZならでは、その他
これだけNZは盛り上がっているというのに、なぜだか日本の新聞のサイトには載ってもいない。。。

あちこちの車が、オールブラックスの旗を立てて、走っている。

宅配のお兄ちゃんは、トンガのユニフォームを着て、トンガの旗をほっぺたに描いていた。

午後からは、あちこちからスタジアムまでの無料の交通機関が配置され、仕事も早めに終えて帰る人も多かったようだ。

開会式とNZ戦を見るには、普通席で1枚220ドルだったとか?当然売り切れ、NZ人には高嶺の華で、一般の人はスポーツパブなどでゲームを見るために、あちこち道路は渋滞、閉鎖。

さて私はといえば、
昨日は夕方から偏頭痛に悩まされ、家に帰るのも,バス停まではなんとか歩いた物の、バスで1時間揺られてまともでいられる自信がなかったので、お迎えを頼んでしまった。

迎えを待つ間、どこかの家で今夜の開会式から見ようと集まっているパーティがあるのか、いつもなら美味しそうなバーベキューのにおいがしてきて、めっちゃくちゃ気持ち悪く。。なんとか帰宅した。

う~と思いながらも、開会式だけは見た。

テーマになっている曲が、ホルストの木星、だったっけか?で、私の好きな『のだめ』の挿入曲だったので、玉木宏の顔が浮かんきてしょうがなかった。

http://www.nzherald.co.nz/sport/news/video.cfm?c_id=4&gal_cid=4&gallery_id=121347

それにしてもお金がかかっているなあ。。。国とはいえ、450万人の小さい経済力でどこからこんなお金がでているんだろう?
そして初戦のオールブラックス対トンガの前に、NZで史上最大の花火があったので、たくさんの人が街や海岸や高台のリザーブ(広場)に集まり、見に行っていたようだ。私も義母たちと行く予定だったが、私だけ(犬と)家に残った。

テレビをつければ、1日中ラグビー。
今夜は日本対フランス。