国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

ショートカット

2007-07-25 16:23:45 | 仕事
髪を切った。

多分学生時代以来の短さである。

不思議とだんなを始め、男というのは長い髪を見るのが好きらしいが、今回だけは、異論はなかった。

というのも、頭皮に皮膚炎ができたから。


さて、ショートにするのは、あまりに久しぶりなため、ネットで髪型を見てから、どんな風にするとかを説明しようと思い、ヘアスタイルの(もちろん日本の)サイトに行ってみた。

すると、なんじゃこりゃ?と、おもわず声を上げてしまった。

まるで、アダルトビデオの女優みたいなのばかり、すべての日本人の髪が、明るい茶色で、くるんくるん。

正直言って、あまり頭が良さそうではない。知性のかけらも感じられない。

こんなのはとても。。。と思ってよくみたら、この髪型は、20-30代向けです、とか書いてあって、余計なお世話だったわけだが、それにしても、これは全く参考にならなかった。

そこで、すべてを美容師に任せる事になったのである。

私の美容師さんは、いわゆるファミリードクターならぬ、ファミリーヘアスタイリストである。

だんなの家族はとても仲がいいので、何かあると、すぐに話が伝わり、いいという事は全部同じ事をするのである。

この美容師さんは、ふつうの美容院でずっと仕事をして来た人だが、そこに通っていた義姉の紹介で、義母、だんなも行くようになり、ドライブがてらに一緒にいった私もそこに通うようになったのである。

彼女は、子供が産まれてからは、職場を去り、家で子育ての空いている時間を使って、ヘアカットを始めたそうだ。

NZでは、こういう、自宅でお客をとる美容師さんが結構たくさんいる。

彼女も、街では、カット80ドルとる人だったが、今、自宅では、25ドルでやってくれる。

さて、アウトカムは、といえば、私はとっても気に入っている。
まわりの評判も上々である。

ショートボブだが、たくさんレイヤーを入れてくれ、とても軽くなった。

今まで、ずっとロングを多少短く切る程度くらいしかした事がなかったが、今回ばかりは、ショートというのは、本当に美容師の技術が出るんだなあと実感した。

ただ、ちょっとキウイな所もある。

家に帰って来たら、何となく首がむずむず。。。見ると、あと5-6本の髪の固まりが、長ーいまま残っていた。

久々の。。。怒

2007-07-23 17:14:11 | 仕事
NZでは、よくある。

日本では考えられない不都合が起こる。電気だったり、電話だったり、水道だったり、そういったライフラインに関係あることで、一応大企業がやっている仕事に関わらず、である。

それを顧客センターに問い合わせる。

すると、今、コンピューターがダウンしているから、1時間後に電話をください。という。

そして、時間を見計らって1時間半後にもういちど、”こちらから”電話をする。

すると、何度も人の名前、電話番号、暗証番号を聞いた上、今、コンピューターがダウンしているから、また1時間後に電話を(あなたから)ください、という。

さて、あなたなら、どこで切れるだろうか。

私は、ここで切れた。

NZのたらい回し、謝罪の言葉の無さには、1年も住めば、怒っても無駄と学習させられてくる。

だが、毎度毎度腹が立つのは変わらない。

ぶちっ!

そこで、西洋で学んだ自己主張術を紹介しよう。

ーーー私から電話?あなた自身がまた出るの?

ーーーさっきも同じ事を言って、1時間後には復旧しているから、対応できますと言ってたわよ。

ーーーお宅のコンピューターがダウンしているのは、私とは何の関係もないの。

ーーーこういう事が起きたということは、しかるべくサービスが長時間できなかったのだから、クレジット(部分的返金)を要求します。

ーーーあなたに今あれこれ言っても、返金の決断はできないんでしょう?ならば、その責任者の名前を言ってください。

ーーー言えない?じゃあ公式文書で手紙を書くから、住所と課の名前を言って。

ーーーそれは、どこにでも載ってるカスタマーサ-ビスの住所でしょ、どこの部署の誰にアテンションしたらいいのかを言いなさい。


この答えは、何だったかと言えば、自分で受付に電話をして、聞いて。とさ。

あほらしくなって、わかったわい、と切ってやったが、最後に思いっきり皮肉を。

ーーーほんとに、こんなことになって残念だわ。では。

ちなみに、最後の最後まで、誠に申し訳ございませんの言葉のかけらも出ないのが、NZのカスタマーサ-ビス(顧客サービス)である。

こちらも期待をしていないので、もうそれに腹を立てる事はなくなったが、今日の女も、頭が悪かった。

英語を母国語で話せても、やはりきちんとした対応ができない例であった。(きちんとできる人に出会ったこともある事は付け加えておく。)彼らは、私たちよりたくさん給料をもらっていながら、顧客サービスの質は最悪で、上層部も教育を全くしていないのが現実である。

気分は悪い物の、皮肉まで言えるようになった私は、やっぱり昔より、うんとキウイ化して、ビッチになっているのである。



ガイジンのバンザイ

2007-07-20 03:50:11 | 仕事
NZは車がないと、動けない国である。

通勤も私は車であるが、運転中というのはいろいろな事が頭に浮かぶせいか、ここに書く事をよく思いつく。

が、家に戻る頃には忘れてしまう事も多いのだが。

ともあれ、今日はこんな出来事もあったので、しっかりおぼえている。

キウイのドライバーというのは、若いのや壮年期の人たちに運転が荒い人が多い他は、だいたい譲り合いの精神があって、安全な車社会だと思う。

しかし、その問題の人たちに近づいた日は,本当にむかつく。

NZの道路交通法は,日本とほとんど同じ。

運転しやすい広々した道路であり、中央分離帯がない一般道路がほとんどで、そこには斜線がひいてあり、いわゆる1車線分のゆとりがとってある。

ここは、日本ならば進入禁止の部分であるが、NZでは、右折車線に入る前触れとして、使っていい事になっている。

と,私は長年ここでドライブして思って来た。

また、どこかの駐車場から道路に合流するとき、左なら問題はないが、右方向に出たいとき、やはり、この斜線部分が役に立つのである。

つまり、右からの車が途切れたら、まず斜線部分に出ておいて、そこでウインカーを左に出しながら、本線に合流する、という方法である。

きのう、このシチュエーションだった。

ところが、ウインカーを出したとたん、左後ろから来た車が、急ブレーキを踏んだのだ。

そして、車の中で、ガイジンがバンザイしている。

頭の上で手のひらが向かい合っているから、ちょっと日本式とは違う。

肩すかし、と呼ぶのかもしれない。ガイジンが、怒ったとき、あきれたときによくする動作である。

あの場合、私も車線に合流するしかないから、素早く入って運転を続けたが、普通は、流れが途切れたところで、合流するから、まさかこの人が急ブレーキまで踏んで止まるとは思わなかった。

後ろで怒っている男に対し、あっぶねーなー!そっちが道路ルールを知らんのだろ!急ブレーキなんか踏んで危ないんだよ!(日本語)と、私も車中でどなり、バンザイしてやった。

ほんとに、その人の車の後ろには、至近距離で別の車がついてきていたのである。危うくぶつかるところであった。

全く、こっちの人の道の譲り方には、あまりに大仰であきれる事があるが、これも一つの例だと思う。

ところで、バンザイしている間は、数秒ハンドルを握っていない。それが一番致命傷じゃないか。



薬の大きさ

2007-07-18 17:19:25 | 仕事
私は、こどもの頃からアトピー持ちの体質である。

いっつも、どこかかゆい所がある。

必死で直そうとした事もあるが、あるアトピーの本を読んで、これはなおらないものだ。つきあっていくものだ。と、納得したのが20代後半だった。

水と空気がきれいな所で住めば、よくなるだろう、などと思ってNZに来たわけではないが、果たして、グリーンクリーンのNZが私の皮膚を直したかと言えば、答えは全くノーである。

いくら国のイメージがそうでも、やはり水道の水は消毒されているし、洗剤は界面活性剤を使っているし、こういったことは、まさに日本の方が技術が進んでいて、いろいろなアトピー用の洗剤やら衣料があるのである。

さて、また最近医者にかかるほどひどいかゆみに悩まされた。ステロイドを使うのをやめようと思ったのだが、やはりどうしようもなく、結局出してもらったこの薬。

なんで、こんなにNZの薬はでかいんだろう?

こんなにもらってもしかたない。こんな強いステロイド、使用期限の意味でも、使い切る事なありえないのに、なぜこんなに大きいので出すのだろう?

ただし、このでかさで3ドル(たったの300円)なのである。

ちなみにこの日本の薬は、この小ささで、1500円払った。

NZも、少し大きさを考えて薬を作ってほしい物だ。

NZ人の食べ物

2007-07-13 17:13:05 | 仕事
いつもは、NZの習慣を見て、おちょくっているようなブログだが、今日は日本人への辛言である。

だんなを日本人の友人や、親戚に紹介するときなど、初めてだんなに会う日本人が必ず聞く事がある。

『NZでは、何を食べるんですか?』

だんなは、コレに対して、かなり嫌気がさしていたらしい。

ガイジン連中で集まると、みんなで、日本人ッて、バッカな事聞くよなー!と盛り上がるらしい。

ある時、あまり当たり前のことを何度も聞かれるので、だんなは、はい、NZ人は、皿やフォークも食べます。と言った事があるそうだ。

ほんとに、短気と言うか、へそ曲がりと言おうか。。。

しかし、同じ人間に、これだけ国際化が進み、ネコもしゃくしも留学にワーホリにと出ているご時世に、この質問はないだろう。

いまどき、寿司を知らないガイジンなんかいないし、世界のだれもがパスタも食べれば、ラーメンも食べるのだから。

醤油もどこのいえにだってある調味料の時代である。

こんな質問をする日本人も、しっかりしなきゃいけない。

そういえば、またこんな事を私に言った人もいた。

君たちの会話を聞いていると、そんなに難しい言葉を使っていないんだね。全部、僕の知ってる単語だ。

それなら、自分もエーゴでしゃべれよ!徹底的に日本語で通す人。

しかし、それは図星なのだ。

日常生活会話は、中学3年までの英語でナントカ成り立つのだ。

あとは、ちょっとした度胸(図々しさ、とも言う)と、高校程度のポキャブラリーがあれば、ベター、というところである。

要するに、ガイジンも、そのパートナーの日本人の事も、特別視をするのはいいかげんにやめるべきと思うのだ。

ちなみに、ここまで言われて、怖くて聞けなくなった人のために、NZ人が何を食べるかと言えば、肉(ローストビーフやラムやポークやチキン)、ポテト(ゆでたものかマッシュしたもの)、ゆで野菜(ブロッコリー、グリーンピース)か、肉と一緒にローストした野菜(人参、サツマイモなど)である。これは人が集まったときなど豪華な方。

普通の日も、肉、ポテト、野菜。

ワンディッシュディナーといって、テーブルの真ん中に大きな皿を置いて、みんながそれぞれ自分の一つの皿に好きなだけ載せる、というのが主流である。

停電とウオータータンク

2007-07-11 03:59:14 | 仕事
嵐が来た。

NZの冬の定番のお天気である。

瞬間風速100km以上の風が吹き、雨も横殴り、冬だから南極方向から来る風は、サザリーウインドと呼ばれ、ストームとか、ゲイルとか総称するが、それは日本の台風に相当する。

しかしこの国には、警報というものはない。

いや、警報はあっても、だから?という感じである。

日本なら、警報イコール早めの帰宅なのに、この国、仕事場も学校も普通通りである事が多い。

昨晩は特にすごかった。瞬間風速140kmを記録した、とあとのニュースで聞いたが、あのとき私は、スーパーに向かって歩いていたが、まさに前に進めず、もう少しで足をすくわれる所だった。

日中、街の方ではハーバーブリッジが通行止めになったというし、夕方からあちこちは停電。

ちなみにこの国、停電すると、数時間電気が戻らない。

さて、本題であるが、かなりの数の家が、今もウオータータンクを使って生活している。

家の敷地に、丸いプールのようなコンクリートかプラスチックの雨水タンクがある家は、その水を生活用水にしているのである。

経済的でいいなあと思うだろう。それがそうでもないのだ。

あれは、ポンプで水を引き上げるから、家の中で水を使うたびに、電気で水を引き上げる事になる。

大半の家は、お湯は電気で湧かしてホットウオータータンクに貯めているから、電気が止まるイコールお湯も水も無い生活になってしまうのだ。

シャワーを浴びて頭を洗っている途中の人など、悲惨である。トイレも流せない。

電話は、旧式のを持っている家庭などほとんどないから、停電とともに、連絡もつかなくなる。携帯電話だけが頼り。

テレビも何も、ブーン!という音と青い閃光とともに、消えてしまう。

こんなとき、活躍するのは、旧式ろうそく。日本だったら、そんなもの探している間に、電気も戻る物だが、ここは違う。

ろうそくをつけると、真っ暗だった部屋も、結構明るくなる。(日頃の電気が暗いのに慣れてしまった)

意外と、ろうそくも明るい物だと感心する。

そういえば、昨日は、私の店でもろうそくがバカ売れしたなあ。


バターとジャム

2007-07-08 17:41:32 | 仕事
キウイと食事を共にすると、ときどき、げっと思う事がある。

私は自他ともに認める甘党であるが、キウイにはかなわないかもしれない。

朝ご飯に、パンケーキ(ホットケーキのこと)を食べる事が、私のスペシャルトリート(自分へのごほうび)であるが、これをたまにダンナが作ってくれる事がある。
このときの、メイプルシロップの量は、ふんだんに、惜しげもない。

この国にはメイプルシロップはないから、もちろんカナダからの輸入もの。日本で買うのと同じくらい高い代物である。

しかし、やっぱりもどき、とは、全然違うのだ。

そのシロップの量も素晴らしいが、その上、はいよ、と、ジャムを載せてくれた。げ?

また、ショートブレッドと呼ばれるバタークッキーがある。

それをティータイムに一緒に楽しむのが、ブリティッシュ風であるが、先日義母が、このクッキーにバターをぬって出してくれた!

げ?バタークッキーに、バターですか?

と、思いつつ、食べてしまうのであるが。

特にだんなの家系、成人病に気をつけないと、と気を引き締める私である。

ザ ウエアハウス

2007-07-06 20:08:29 | 仕事
NZに住んだ事がある人なら、この名前を知らない人はいない。

普通に英語を勉強した人は、倉庫か。と思う事だろう。

が、これは、違う。NZの、大型日用雑貨量販店の事である。80年代後半にできたと記憶しているが、これが、NZではあまりに繁昌するので、どんどん大きくなって、支店も増え、今では生鮮食料品まで売るようになった。

そして、とうとうオーストラリアまで、出店する事になったのが5年ほど前なのであるが、なんと1年で撤退してしまった。

オーストラリアでは受けなかったのである。

さて、どんな物が売っているのかというと、植木から、子供のおもちゃから、文具、下着、カジュアルな洋服、CD,DVD,本などなどで、大きな敷地、高い天井で、トタン屋根でできている、まさに倉庫風の作りのため、こう呼ばれていると思われる。

これらが、破格に安い事があって、経済的NZ国民はみんなここが大好きである。

ところが、最近は、このウエアハウスに、観光バスがとまるようになった。中からぞろぞろ出て来るのは、中国人である。

観光に来た人が、量販店なんか行くなんて!そんな物買って、どうするんかしら!と、今朝のニュースでNZ人のトークバックのパーソナリティが言っていたが、わかってないなあ、と、私が反論したくなった。(が、生で声が流れる電話はしないが。)

ワーキングホリデーにきた多くの日本人も、ここウエアハウスが大好きになる。

なぜなら、とってもお値打ちなのだ。そして、結構日本にはないような中国製の物が、安価でいっぱいある。

メイドインチャイナの物なのに、なぜ中国人がわざわざ買いにくるのか?が、キウイにとってのなぞのようだが、それは、中国で作っても、国内では売られない物がほとんどだからである。

皮肉な話だ。

アンおばさん

2007-07-03 06:03:14 | 仕事
だんなの親戚に、面白い人がいる。

御年86歳、イギリス人だが、だんなの母の叔父に当たる人と結婚して、NZに移り住んで来た。

それがアンおばさん。

この方は、まさにキャリアウーマン、40代半ばまで独身だった人で、そのブリティッシュアクセントと上品さを今も保っておられる所に、私はたいへん惹かれる。

英国リザーブバンクと言う日本で言う日本銀行のような所で仕事をしていたが、大戦が起こり、政府からお国のために働くよう言われ、ドイツの暗号解読の仕事をしていたこともあるそうだ。

もう10年前になるか、エニグマという映画になった、そのものの舞台である。

映画にもなったから、今でこそ言える話というのを、たくさん聞かせてくれる。ちなみに、映画を見て、あーんな風じゃないわよ!と、笑っていた。

義母の叔父は、諜報部員だったらしく?(これが、だれにもどんな仕事をしていたか、明かされていないので、だんなはこう信じている)、NZで結婚もしていたのだが、奥さんは残念なことに40代前半でガンで逝去し、そのあと、外国をまわる政府の仕事で、イギリス滞在中に、アンおばさんに出会ったのだった。

60代半ばまで、ふたりはヨーロッパ各国で生活を続けていたが、リタイアして、NZのかなり田舎の方に、モダンな家を買った。

そして、他の親戚と距離的にちょっと離れているため、クリスマスには、銀行のチェックでお金を送ってくるという、とてもリッチな人たちであった。

さて、アンおばさんは、数年前夫に先立たれ、一人暮らしをしている。ふたりは、子供をもたなかったこともあって、私には、
ほんとうに鑑のような存在になりつつある。

彼女は、いつ会いに行っても、ほんとうに英国淑女で、憧れてしまう。

もう、歩行器に頼らなければならないのに、お話ししていても、上品さと聡明さがあふれている。

親戚の中でも縁遠い方なのに、自国を後にしてきたこと、子供を持たなかった事が、私にはとても近く感じ、こんな風に年を取りたいと思う憧れの人である。

ハグやキスのタイミング

2007-07-02 15:19:48 | 仕事
日本人でこれが最初っから抵抗無くできる人はいないだろう。

親しさを表すというが、これが私には何年もできなかった.今もできないことが多い。

子供の頃からでも、久しぶりに会ったら、キャーッと言って,手を取り合うという事は確かにした。

しかし、抱き合うという事は,私には芝居がかりすぎてできない芸当だった。

だんなの家族とは、ハグに始まり、ほっぺキス、口と口のキスまでありなのだ!

どーしていいやらわからんままに、されるがままにしていた私である。

とにかく、アジア人でも、親しみを持って迎えてくれたことには心から感謝している。

しかし正直言って、あまりにも頻繁に会うこの家族、あまり私には自然に抱き合うほどの感激がなくなってしまった。

感激するからハグするのではない,挨拶だ、礼儀だ,とは頭でわかっているが、どうしても不自然なのである。

さて、抱き合うサイドの癖という物がお互いにある。

向かって左肩に顔を持って行ってハグ。が、私の癖である。

ところが、ときどきどっちも左側になることがあり、思いっきり顔と顔が急接近することもある。

ひっじょうに恥ずかしい。

あまりに苦手で、私は、嫌な訳ではないんですよ、ただ、下手なので、できないことがあるかもしれませんが、許してくださいと、だんなの親戚の前で言った事があるのだが、、、、
これは大失敗だった。

何となく後々、お互いにハグする事が気まずくなってしまったキがする。

郷に入って郷に従わないのでは、やっぱりこれはいけないか,と思い、最近でこそ、ハグしなきゃ、ハグしなきゃと、心がけているが、まだまだ不自然な日本人の私である。