国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

13年目に見る『ゲイシャ』

2011-12-31 20:28:35 | テレビ
昨夜、テレビでチャンツィー主演の映画がやっていた。

前も見たので見るつもりはなかったのが、なんとなく引き込まれてみてしまった。

主役のサユリも、オネエサンも、実は香港のカンフー女優なので、多少動きの粗さも私にはわかるのであるが、でもよく日本の美を勉強した作品だなあとは思う。

それにしても、ここに住んで見る戦前戦後の日本は、本当に貧しいと感じた。

今までここまで日本はひもじかったと感じた事がなかっただけに、ショックでさえあった。

そして、義理家族に、私の日本の家族は元気かと聞かれ、単身赴任サラリーマンの弟は、毎日終電帰りプラス週末は自宅に帰る二重生活をしているというと、いったいいつ寝てるの!?という言葉が返って来た。

何十年と経っても、やはり日本はどうしても変われないのが、とても悲しい。


感激の日本映画

2011-12-31 12:17:42 | だんな
アップルお宅のだんなが、昨日は日本のアイチューンにつないで、日本の新しいDVDを見る事に成功した。

何がどうでできなかったかわからないのだが、何をどうにかして、見られるようにした!と誇り一杯に言っていた。

まず見たのは、阪急電車という映画。

住んでいた所が映っているのは何とも感激である。

そして、あの夙川の桜並木、六甲の山、西宮北口のマンションに、宝塚。

女優さんたちも、今をときめく人ばかりで感心してしまった。

阪急は、東宝とも系列だったか。

そして、今日見たのが外交官黒田康作のアンダルシア編。

だんなも2時間釘付けだったが、思えば、私が英語で説明するところはものすごく少なかった。

海外が舞台だったのもあるが、多分映画の台詞の半分が、英語、スペイン語だったのではないだろうか。

また舞台のアンドーラという国は、だんなの尊敬するおじさんとアンおばさんが住んでいた国だったので、それは興味深かった。

それにしても、自分でも驚いたのが、だんなに翻訳をものすごい早さでしている自分。

ストーリーを聞き逃したくないので、早く言わなきゃ!という気持ちが手伝って、

だんなに、今の、わかった?こうこう、こういうこと!と英語がだだーっと出てくるのである。

言葉を変えれば、めちゃくちゃめんどくさそーにががーっと言っているともとれない事もないが。

が、彼もわかっているようなので。。。ほんと、我ながらびっくり。






犬の新しい食事

2011-12-31 12:17:42 | 
先日犬を連れてあるいていたら、あまりにびっこをひいているのが気の毒に思えたらしく、ある女性が、natural pathというのを勧めてくれた。

幸運な事に、家から結構近い所にその専門のお店があり、行ってみると、たくさんの冷凍庫に、冷凍肉や魚、そしてミューズリー(シリアル)が置いてあった。

すべて、ペット用。

薬などで治療する事なく、食べ物から必要な物を摂って、病気の症状を軽くするということのようである。

うちの犬は、関節炎で、4本のウチ前足と後ろ足ひとつずつ、かなり間節が削れているらしく、動くたびにそれが神経に障って痛いというメカニズムなので、魚からとる脂で、潤滑油にするということらしい。

朝夕2回の食事で、朝はミューズリー3分の1カップ、冷凍魚半カップを熱湯1カップかけてしばらくさましてから与える。

夕飯は、魚の代わりに肉。

その他、果物や野菜を与えてもよい。

今までは、ヒルズサイエンスダイエットで、何年もやってきて、体重を減らすようにするといういわゆるネガティブ防御策だったわけだが、この食事療法はポジティブな感じである。

さてはじめて1週間だが、,,今までよりたくさんの量を与えるので、確かに犬は満足そうにはしているが、運動はあまりしないために、なんとなくどんどん体重が増えているような気がする。

12歳9ヶ月。人間ならゆうに八十代後半のおじいちゃん。

あまりにも素晴らしい犬だけに、ずっと元気にいてほしいものだが、それは人間のエゴなのか。。。

結構ヒットだったかも

2011-12-26 19:13:43 | 親戚
親戚会で持ち寄った料理。

だんなは最近イタリア料理にハマりだし、手作りピザが絶品。(ピザの皮だけは、薄いのをスーパーで買って来るけど)

私は、何か日本洋食をということで、今年は海老フライと、サーモンマリネにした。

海老フライの正しい発音の仕方も、姪っ子にちゃんと教えてさしあげた。(エビフリャ~:名古屋弁)

今年もきた

2011-12-26 07:28:50 | 親戚
クリスマス。

日本で言う正月の親戚の集まりがある。

だいぶ雰囲気はわかってきたというか、義母をはじめ、数人のパートナーが変わったと言う事で、以前ほどのべたべたと、昔の話題ばかりと言う事はあまりなくなったものの、毎回複雑な気持ちになる、いろいろな人の集まりの会。

人生とはしがらみの連続なんだろうが。

とりあえず、料理が苦手な私は、ハイコレつくって。と言われた物だけ作ることにしている。

私が出過ぎると、義母や義姉のプライドを傷つけたり、義妹にも影響があるだろうということで、私なりに肩の力を抜いて、参加している。

料理を持って行くときの車の中。

犬はとてもうれしそう。

ラーメンの食べ方

2011-12-20 23:46:09 | NZならでは、その他
私は昼ご飯に何も持って行かなかったりしたときのために、ロッカーにインスタントラーメンを入れてある。

インスタントラーメンは、NZ人でもよく食べているが、食べ方が違う。

彼らは、熱いスープの中からめんがすすれない。というか、すするという食べ方をしてはいけないマナーもあり、その技術がないのだ。

なので、食べ方としては、

1、ラーメンをお湯と一緒に深皿に入れ、
2、しばらくふかしてから電子レンジに入れて2分、
3、お湯だけ捨てて
4、粉をかけ、まぜまぜして食べる。

と言う訳である。

まあ、そのように作り方に書いてあるから、というのもあるが、おつゆを飲みたい人は、

2、の後に、はさみで麺をちょきちょき切って、スプーンですくってスープのごとく食べる。

というのを見た事もある。

西洋に出た日本人は、音を立てないですする方法を身につけるので、今でもラーメンが静かに食べられるのであるが、やはり、たまにはずるずるっとすすりたい日もあるのである。

寝てた所

2011-12-18 16:21:30 | うち
ちなみに、この状態で、郵便屋さんは数週間我慢してくれた。

でも、私たちのせいじゃない!

ポストを壊して歩くどこぞのばかもんのせいなのだ!

迷惑極まる。

この家のあたりのあちらこちらで、同じような被害に合っている人が多く、もう少し浜に近い家など、ポストそのものを海岸に投げ捨てられていたそうである。

郵便局に言いたい。

それは、この国の若者のモラルの低さと、警察の管理の甘さが原因です!と。

ついに直した

2011-12-18 16:21:30 | うち
先月倒されたうちのポスト、やっと今日直した。

なんと、郵便局から手紙が来てしまった。

地面に寝ていては、とても入れにくいので、地面から何センチ何センチの高さで取り付けてください、といった内容だったと思う。

多分2週間以上寝ていたので、郵便屋さんも私たちに同情する物の、困っていたに違いない。

とうとうしびれを切らして、手紙を入れられてしまったと言う訳である。

今日も、もうすぐクリスマスかというような寒い小雨の降る日。

雨にぬれながら、穴をもっと深く掘り、水とコンクリートを流し、支柱を深く植え込んで、ぼこぼこに蹴られたポストをもう一度取り付けた。

本当に、このくそ忙しいときに、なんでこんな事をやらなきゃ行けないんだ!

家の前を通って行く人や車からは、ほんとにいい見せ物である。

笑ってるやつが、これを蹴ったやつだ!と思ったり、お前か!お前か!と疑心暗鬼になる。

防犯カメラをつけてやろう、などなど、いろいろ言っていたのだが、とりあえず今日はここまで。


落ちたわけ

2011-12-13 04:05:01 | だんな
それは、何の事はない、いつものアップル製品をだんなが買った事だった。

私の知らないうちに。

いままでだって、何度もあったことなのに、なぜか、今回は私をものすごく打ちのめした。

家のがらくたを売り、元金を作ってからだったので、経済的な面はいいとしても、

もう1週間前に買っていて、私も一緒にモノを見た事もあったのに、全く気がつかなかったのである。

前は黒で、白だったというのだが、全く気づかなかった。

1週間前に買った事を、だんなは職場の同僚に話していたそうだが、

いつも同僚たちは、えっ!そんな大きな買物をして、奥さん怒らないの?という話になるらしく、

今回も、いや、うちの奥さんは全くそういう事気づかない人だから。と言って笑っていたそうである。

同僚たちは毎日のように、どう、奥さん気づいた?気がついた?と聞いて来て、だんなはいや、まだ。という会話が職場で展開されていたというわけ。

結局だんなに直接言われるまで、私はまったく気づかなかったのだ。

そして、あまりの鈍感さに、自分でもそのアホさにその場では笑ってしまったのだが、、、

よくよく考えると、、、と後から腹が立って来た。

私の事を、みんなでかげでバカだと笑っていたと思ったら、ものすごく情けなくなったのだ。

極めつけに、だんなが、

君はボクがなにをしようが、you don't take care of me.
君と言う人は、チョコレートとチップスを与えておけば、いいもんね、と言われた事でどーんと落ちてしまった。

確かに、それは事実で、それもなんだか情けなく。

このNZ社会で生きていると言う事は、ぶっちゃけ、英語も一般常識も中学生並み、人からの扱いも子供並みにしかしてもらえないのは事実で、

それを旦那にされたと言う事が、何よりショックであった。

あとは、坂を転げ落ちるようにマイナス思考で、もうだめだ、この人とはいられない。。。から始まり。。。

その日は、あまりに打ちのめされて、家に帰りたくなかった。

なので、バスを遅らせ、どこか行っちゃおっかなーなどと考えながら、誰もいないバス停でぼおーとしていたのだが、日も落ちて来て寒くなり、バスが来たら、乗ってしまった。全く、習慣とは恐ろしい。

帰りが遅いから、と、かかって来ただんなからの電話も取らなきゃ、御飯も食べず、ワインをがぶ飲みし、全くしゃべる気さえ起こらなかった私を見て、旦那は大変うろたえていた。別にだんなを懲らしめようとしていた訳ではなくて、本当に気力がわかなかったのだ。

鬱とはこういう物なんだろうな、と思った。

本日全部だんなに言ったことで、だんなは謝罪をした。

沈黙は金とはよく言ったものだ。