国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

ガリレオより 2

2009-04-28 21:04:47 | 仕事
そんなときに見た、そのガリレオの映画の背景は、
いつも見る東京のトレンディドラマの舞台のような華やかなマンションでもなければ、六本木でもない。

普通の人が住んでいる、アパートであり、そのすぐそばにはホームレスの人たちがいる情景だった。

これが、日本の現実なのだ、と私は思った。

私だって、日本に住めたらどんなにうれしいか。。。
しかし、わかっている。私たちにはもう日本へ戻ることは無理だと。

沈んでいる人に、英語で納得できる説明をするのは、私の英語力では無理かもしれない。

それでも追いかけてくる請求書の山があるから、毎日を同じように過ごしているが。

古い畳を見飽きたというのも一要素だろうが、50代を目前にした人間というのは,そんな気持ちとの闘いの毎日なのだろう。


ガリレオより 1

2009-04-28 20:51:31 | 仕事
先日、この感動の映画、ガリレオを見てるときに,福山雅治が出ていた。

一緒に見ていただんなが、
ああ、この人か。知ってる。歌手だよね。というので、
わたしはとても驚いた。

というのも、私は彼の音楽は全く聴かなかったし、自分自身も彼がシンガーソングライターであることを忘れていたくらいなのだ。

びっくりして、え?なんで知ってるの?
と聞いたときのだんなの反応がーーー。

女の第六感で、また例の女性の影が見えてしまったのだ。

多分、その女性が福山さんのファンだったから,だんなも知ったのではないか、と。
先日も、私の勘から,彼の密会の話が出たくらいなので、私の勘はきっとまんざらでもないと思えるようになった。この事に関しては,特に。
だから、ついに聞いた。

あなた、私に何か隠してない?と。

浮気だか本気だか知らないけど
とにかく密会を隠していたことを知ってからは、私はあなたが何かまだ隠してる気がして。と言ったら、
だんな、びっくりしていった。
隠したつもりはなかった。ただ言う機会がなかっただけ。と言ったが、、
私には、それは逃げ口上に聞こえた。

ただ、隠していると言えば、今の生活にすごく不満がある、特に仕事に。と言って、日本に移住ができないか考えていることだと言った。

仕事はいわゆる万国共通、プレッシャーをかけられているらしく、私から見れば会社の中間管理職を押し出す作戦のように思えるが、当人はそれだけでは片付けられないようだ。

売り上げがよくないとか、病欠が多いとか、ねちねちと言われるそうである。

それでも今と同じ収入がもらえる仕事は、はっきり言っていまさらない。

それが本人にもわかってるから、やめたくてもやめられず、つらくてしょうがなくて、浮かない顔になっているんだと言う。

日本でなんとか仕事ができないだろうか、この家を売って、日本の田舎の方で家をローン無しで買って、
移住できないだろうか、と言っている。
もちろんそんなのは夢物語だと,私はわかっているけれど、無理だと一言で切り捨てるにはちょっと気の毒なくらい、
沈んでいる。


感動した

2009-04-27 03:17:53 | 仕事
ユーチューブでガリレオというのを見てはまってしまい、一番最近の「容疑者Xの献身』という映画を見て,Shall we dance? 以来久々感動の日本映画に出会った。

今の日本の社会背景と、堤真一のリアルな演技にガーンと頭を殴られた感じ。

ウィキベディアで見てみたら、彼は去年のキネマ旬報の主演男優賞をとっていた。

同じ年に話題になった、バットマンのジョーカーの彼の怪演と同じくらいすごいと思ったが、
だんなも一緒に見ていたのだが、このはかなさはやっぱりもののあはれの世界なのか、エーゴの国の人ならこんな行動にはならないだろう。とちょっと感動には結びつかない様子だった。

それにしても、どんどん若い俳優さんが出てくる中で、知っている人が出て来るとうれしいのだが、みなさんやっぱり年をとったなあと実感する。

が、ハリウッドスターのようにシリコンで顔をいじるより、自然な感じで痛々しくないので,安心してみていられる。





怪電話の正体

2009-04-24 11:54:51 | 仕事
o○conという電話会社が、1回1時間まで、ただで海外に電話できると言うサービスを始めた。(オ○コン指定の14カ国の中から選ぶ)
つまり2時間しゃべりたかったら,一回1時間になる前に切って、またかけ直すということ。

今までスカイピなどもやってみた物の,いまいち音が悪く、うちの実家にはインターネットがないこともあって、結局テ○コムの0161を使っていたのだが、それよりうんとお得。

ブロードバンド、インターネットのギガバイト数もものすごく大きいそうで、ユーチューブの日本のドラマも、ダウンロードで毎日数本見れるくらい。

留守電サービス、相手の電話番号表示サービスも含まれて、月120ドルちょっとだったと思う。

テ○コムで同じサービスを受けようと思うと、軽く160ドル行っていたので、これは朗報と思って使い始めた訳だが、かかって来た相手の電話番号が見えるようになり、活躍してくれている。

休みで家にいると、ときどき取ったらすぐ切れる電話とか、うちの電話番号からかけている電話があることに気づいた。

取ったらすぐ切れる電話は、ナンバー記録によってだれだかわかったのだが、うちの電話番号からというのは何とも気持ち悪い物だ。

が、今日は犯人を発見。

(今、ガリレオという連ドラにはまっているので、影響され気味?)

それは、インドのコールセンターからかけているス○ングショットという会社の営業マンだった。
お宅の電話代が安くなるお得なお知らせです。。。。と始まったが、

かかって来た番号が、0064-で始まっていて、まさにうちの番号。
どうしてそんなことができるの?
私の家の電話線を使って、うちに請求書をまわしてるんじゃ?
どういうことか説明して!

と言ったが、そこはインド英語、なにやらわからんことを言って、またセールストークに。。。

そういう怪しい会社は使いたくありません,と言って切ってやった~

アダルトチルドレン

2009-04-23 09:24:22 | 仕事
同居中の姪は、もう20歳なので、子どもと呼ぶのはおかしいのであるが、彼女は多分14-5の頃から母親の相談相手になって来たようである。

彼女の母は、5年前に離婚をしてから、紆余曲折で今のパートナーと3年ほど、くっついたり離れたりを繰り返し、その旅に翻弄されて来た姪が,うちに住むことになってもう1年半になった。

姪はほんとに、いい子である。

こんなに、羽目を外さないまま、大人になってしまっていいのか、と思うくらいきちんとしたキウイの子である。

母の方が、今まで私が書いて来た、まさにしたいように生きる生き方の典型であるが、娘の彼女の方が大人である。

そんなときに合致したのが、このアダルトチルドレンという言葉。

一時は両親の醜い争いを見て来て、自分は結婚はしない,子どもも生まない、たとえ結婚式をすることになったって、父親なんか絶対に式に呼んでやらない。。。などと言っていた。

しかし、そこが大人なのか、最近は、私が子どもを産んだら、レンジローバーが欲しいなあ。などと夢を語ったりするようになった。

彼女の心の傷が癒えて来ているのは,同居人としてもうれしいのであるが、しかし、親の離婚とはほんとうに罪なことである。

彼女の母つまり義姉が、寂しさからパートナーを求めるのもわかるのだが、そのドラマぶりは今では、だれがみても母娘が逆転している状態。

母が、恋愛問題で泣き笑いするのに、娘が相談にのっていたり、そしてもちろんうちのだんなの家族のことなので、家族総出でその問題解決に取り組むため、右往左往、電話の嵐となっていたりする。
血のつながりのある家族の、私生活をほとんど知っていると言っていいほど、このだんなの家族の連絡はいつも密なので、いわゆるよそ者の私は、参加する余地もないし、存在も忘れられているのが現実である。

正直、私は、ほっときゃいいじゃん。と思ってしまう。冷たいようだが、義姉も大人なのだ。自分できりをつけるしかないのだ、と。。。これが日本人の考え方とキウイの考え方の違いだろうか。

もちろん、この国の法律では、パートナーとして2年を経過すると夫婦と同じ扱いになり、財産はきっちり折半するという法律があるため、そういう意味では家族が義姉の不動産などを守らなければ、まだ大学生の娘に取っては死活問題になるのではあるが、、、

こんなとき、思うのである。

国際結婚に切りをつけたいときはそういう意味では便利かも。どっちかが、自分の国に帰っちゃえばいいわけだから別れは簡単だな、と。

同じ街に住み、同じ仕事を続け、同じ家に住んでいると、別れというのはとてもむずかしい物なのだろう。

義姉も苦しんでいる。

そして。。。

2009-04-22 17:48:49 | 仕事
本日,私はだんなに挑んだのであった。。。私には触らせないで、だんなだけ気持ち良くするには。。。




どうでもいいが、こういう話題を書いていると、アクセス数がものすごく跳ね上がるのはいったいどういうことなんだろう?

私はまじめに書いているつもりである。

決してそういうサイトの仲間ではないぞ。




とにかく

一方的なことというのは無理な物だと確信した。。。

互いに50が見えて来た世代、これから、衰えていく体の変化に対応しながら、夫婦の関係というのが守って行ける物なのだろうか。

世の中の夫婦は、たいていみなそれを守れているから,夫婦が続いているものなのだろうが。。。

この世代、仕事や,家のローンや、親戚の事など、精神的なプレッシャーが増えて、見慣れた相手への性生活に対して気力がなくなっているというところだろうか。

実年の離婚とか、特にアジアの国の、おやじさんが若い子をお金で買うとか、そういうことの理由を,今現実目の前で見ているような気分である。




かゆい

2009-04-21 03:21:31 | 仕事
前も書いたような気がするが、この年になっていろいろ女性ホルモンに変化が出て来たのか、体にいろいろ出て来ている。

日常生活に支障はないが、かなり気になるということで、以前は尿漏れがあったので医者にかかった。

薬も飲んだが、知らず知らずのうちに直っていた。

ところが,お次は乳房のカユミに悩まされている。

膿みが出て来て、ブラをとるときに痛いこと。。。

親しい友人に話したら、彼女もそういうことがあった、とか、彼女の友達なんか、ブラをとるときにかさぶたになった乳房がとれそうになった、なんて話まで聞いて,びっくりした。

なので、これも医者ーーー例の、私のすべてを知っているおすぎ先生の所に嫌々行って、ステロイドの塗り薬をもらって来た。

さて、子どもの頃からアトピーの私、ステロイドの危険度くらいは知っている。

特に、ステロイドは経口薬物にしてはいけないことも。が、乳飲み子を持つことはもうないと100%確信したからこそ、この薬を塗ることを私も決めたのだが。

一方、





(ここから、ちょっと過激)

だんなと私ははっきりいってセックスレス夫婦である。

というのも、私が行為中の痛みを感じたため医者に行き、子宮内膜症の疑いがあると何年か前に言われてから、だんなも行為を怖がるようになってしまったのが原因であるが。

ここまで痛いのも、まあ性的未熟というのもあるのかもしれない。

そして、こんどは胸である。だんなも、胸にだけはそういった行為をするときもあるが、私は、なめちゃだめっ!薬がついてるから!と、ストップすることになってしまった。

下がだめなら、上があるさと思っていた私も、ついに上さえ触らせることができなくなり、さらに夫婦関係に距離が広がっている。

こんなことも、やっぱり、ニュー畳(注、New Tatami)?と言う所以になっている。



注)ニュー畳。。。女房と畳は新しい方がいい。という諺を、初めてであった日本人から教えてもらって、だんなはそれがとても気に入ってずっと冗談に言うのを楽しんでいる。

アメリカンパトロール

2009-04-20 00:16:42 | 仕事
ここ1年のことだが、私の犬に変化が現れた。

こうしてブログを書いている時間が異様なのも,彼のおかげ。。。夜中の2時3時に,私を起こしてトイレに出たがるのである。

その起こし方といったら、鼻で私のかぶっている布団をほいほいとめくり、鼻息でフンフンと言って私を起こす。

それに迎合して起きていたため、すっかり悪い習慣がついて、私と犬はよく真夜中に庭を徘徊することになっている。

すっきりした彼とは反対に,私は一度目が覚めると眠れなくなるからこうやってラップトップとお友達なのであるが。。。

さて、用をすませた彼は、いつまでも庭をクンクンとにおって楽しみたがるので、私としては早く床に戻りたいがために様々な工夫を強いられることに。

前は、カモン!と言えばたいていは来ていたのが,どうも最近年をとって頑固になったか来なくなり、首輪をつかんで家の方に導いていたが、そうだ!犬の好物のパンで釣ろう。と思いつき、効果てきめん、ではあったが、夜食の習慣までつけてしまった。

が、このところ、パンをちらつかせなくても、パン!というだけで、たいていはすんなり家に入ってくるようになった。

しめしめと思って、私がそのあとだんだんパンをあげるのを怠ったので、その成功率はやや低くなって来て、言葉だけでは入ってこなくなったため、お次は、パン、食べる?と言うと、はっと振り向いてしっぽを振って入ってくるようになった。

それからというもの、私はパンの歌を作った。。。というか、アメリカンパトロール(注)の歌に合わせて、パンパンパカパカ。。。と口ずさむと、犬が家に入ってくるようになったのである。

条件反射の実験のパブロフ博士に見せてあげたい。

   注)アメリカンパトロール。。。テレビドラマのだめカンタービレでのだめちゃんが登場のときよくかかっていたオーボエの曲だが、私は短大の頃ピアノ連弾でこの曲を知った。

事が進まない

2009-04-17 13:05:50 | 仕事
こうしてNZ生活の悪い面が見えてくると、徹底的にすべてがそちらに向かっていってしまう物である。

だんなの浮気はどこにいてもあるとしても、やはり日本にいたならさっさと済むべきことが、ここでは進まない。なにか新しい風を吹き込もうとしてもそれがままならず発散の場がない。

4月は日本にいたら、スタートのシーズンであり、緊張の毎日の頃だろう。

しかし、NZは(いつもだが)イースターをはさんで学校も2週間ほど休みになり、仕事人も4-5連休というものがあって、リラックスした時期である。

休みになれば、それでは平日にできない用事をしよう,と思うのが私たち。

例えば、伸びきった草を刈ろう、と、芝刈り機を出す。

すると、あーっ、だめだめ、今日は、キリストが亡くなった日だよ。働いちゃだめなんだ。と言われる。

しょうがない、じゃあ、古くなっている湯沸かし器や、掃除機を買い替えたかったから、店に見に行ってみるか,と思えば、店は全部休み。

次の日を待って、やっと、店が開いた!と思って、買いに行くと、売り切れです、今度は何時入るかわかりません。(電化製品など重工業品はこの国では作っていない)と言われてしまう。

結局、なにひとつ『したい』ことが終わらないのである。みんな,何をしているのだろう?

開いているのはガソリンスタンドとレストランだけ。

みんな,食っちゃあ寝ーをしているというわけか。

NZとは、芝の緑と青い海の環境に囲まれ、ゆったりした国だと思うだろう。

ところが、時間のあるリタイア人でない人の生活となると、こうしていらいらがたまる国なのである。