国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

フィラデルフィア計画

2012-07-26 22:41:51 | NZならでは、その他
最近、日本人宇宙飛行士がまたソユーズへ行ったというニュースが流れた事を聞き、さすがにNZにはアストロノートはいないようなので、ちょっと嬉しかった。(って私は宇宙飛行士とは全然関係ないけど)

その話をしたら、日本の友人が、日本は今その話題で持ち切りで、物資を運ぶ事だけ日本のロケットは介入しているが、アメリカではもう宇宙旅行はものすごく進んでいる、という事がニュースで流れたらしい。

いわゆる、ワープ、テレポーテーション(瞬間移動)をして月や火星を行き来している人が、もうここ数年たくさんいるらしいのだ。

しかし、まだまだ実験の段階で、行ったら行きっぱなしなどの状況もあるんだという。

その話から、フィラデルフィア実験の話を聞いた。

遠い昔、歴史の時間にステルスの研究のためにした実験計画だったという事だけは、聞いた気がするのだが、

彼女からその実の話を聞いて、久々にWikipediaを読みふけった。

だんなにも、フィラデルフィア実験の事、知ってる?聞いたら、こんな面は、まったく知らなかった、といい、Wikipediaを読み始めた。

お互いの言語で、口をつぐんだまま、ずいぶんと長い時間、目を皿にして読んだ。

ここで気づいたのは、同じwikiでも、日本語と英語版では、内容が違うようなのである。

英語の方が、アインシュタインの相対性理論にまで言及し、さらに詳しく書いてあるようだ。

だんなは、私の方を向いて、もうこの話はさっぱりわからない。と言ったため、ああ、英語版は日本語版と違う内容なのだと気づかされたわけである。

それはさておいても、この話をだんなの店のお客さんにもさっそくしたそうだ。お客さんは、ヨットクラブのチェアマンをしていたが、今はリタイアしているくらいの年の人である。

彼は、戦時中、そんな事件、テレポーテーションがあった事は知らなかった,とは言った物の、大学で物理を専攻していたので、大変興味を持ったそうで、ぜひ自分も少し調べてみる,と言って帰って行ったそうだ。

彼も、テレポーテーションは可能な事だと思う、と言ったそうだ。

人間の体も、宇宙の星一つ一つも、皆元素から成り立っている。

だから、それをバラバラにして、また元通りにくっつける、という事をするだけだ、というのだ。。。

???

これがわかれば私ももっと理系な人間になっていただろうが。

しかし、第六感が結構鋭いだんなが、wikiを読み終わってから言った。

世の中には,知らない方がいい事があるよね、と。。。これも、そのひとつなのであろうか。

私の頭では理解不能だが、わからないまま使っているケータイやらコンピューターといっしょで、いつかそれを使って一般人が宇宙を行き来する日がくるんだろう。

すごいことだなあ。




愛おしい

2012-07-26 17:53:30 | 
すっかり犬バカの私であるが、この子が本当の人間の子供のように信じざるを得ない事がある。

よく言われる事だが、腕時計もないのに、犬は時間をしっている。

朝7:00は朝食の時間。きっちり起きて来る。

夜の就寝時間は8:30。その時間になると、家でテレビをみていようが、出かけ先だろうが、私の顔をまん丸の目でまっすぐ見て、お手で, あのう、ねえ。ねえ。と要求して来る。

意地悪な私は、なあに?と聞くが、わかっている。

ウィーウィー( おしっこ )なの?

と言うと、うん、と頷くときもあるし、もう立ち上がって行く気になっていること
もある。
今、テレビ見てるんだけどな~と言うと、フン!といってまた横になってねるが、数分すると、またねえねえ攻撃が始まる。

それはきっかり8時半で、律儀なので,絶対にトイレに行ってからしか寝ない。

いいよ、ベッドに行っても。ナイナイ。(Good night )というと、とことこ行く事もあるが、最近はまずトイレに行ってからじゃないと嫌。と言う顔をする。



そしてなにに一番驚いたって、頭をごちんと打った時の反応だった。

夕飯はその日はステーキかなにかだったと思う。

ほんの少しのお裾分けをもらおうと、わたしと旦那の間で、どっちのそばに行こうかなーと迷うあまり、机の角で頭?鼻?を打った。

人間の私たちから見ても、それはそうとういたそうだった。

だんなも私もその瞬間を見て、あっ、と口を揃えて言ったら、ジョーイは、私たちの顔を見る事1秒あって、フエーンとばかりに、ピューっとだんなの胸に顔をうずめに行ったのだ。

痛かったというか、恥ずかしかった、という感じ。これには驚きだった。

これが人間の子どもでなくて、なんだろう。

愛おしい可愛い子。



魚事件

2012-07-23 22:34:14 | 仕事
先日,職場に魚を入れたトマト煮もどきを持って行き、お昼にレンジで温めた。

すると、わっ臭い!と、ある若い男の子に言われてしまって、気づいた。

そうだ、ここは白人ワールド!

今まで、免税店や、比較的アジア人の多い職場にいたせいか、気づかなかった。

そういえば、前もだれかがつった魚をスモークして来たのを、食べていいよと休憩室に置いていたのも、私と、数人のマオリの人しかつつかなかったらしい。

それくらい、白人は魚を食べる人がまだまだ少ないのだ。

寿司は食べても,魚は食べない。この地域は特に白人が多い事もあって、そんなことに気づかされるのである。

さて、その臭い魚であるが、

正直なところ,私もちょっとどうかな、とは思った代物だった。

これを買ったとき、賞味期限が書いてあったが,買った日からなんと1週間とあるではないか!

生魚を、1週間後に食べる?まさか!

干し魚じゃあるまいし。

そんな事からも、白人の魚に対する知識の低さを感じる。

とはいえ、私がこれを料理した日はまだその日まで2-3日はあったと思うのだが、、、

やはり、開けたときややにおったような。。。これは私が悪かった。

あれから、昼休憩では肩身の狭い思いをしている。

豆電球

2012-07-19 22:03:46 | 仕事
昨日の早朝、トイレに行こうと思って起き上がり、暗闇の中歩きだしたら、ドアが半分開いているところへ鼻とでこから激突し、鼻血が出た!

これが漫画でなくて何なんだ。

しかし、これにもやはりNZならではの訳がある。

だんなは、というか、多分NZ人はほとんどの人が、照明を全部切って真っ暗にして寝る習慣がある。

部屋の電気に、豆電球があるものなんて、一個も売って無いのだ。

もちろん、ホテルなどに行くと、つまみで調節できるスタンドが多いが、一般家庭ではオンオフスイッチが普通である。

私は豆電球をつけても、つけなくても、蛍光灯がフルでついていようとも、眠けりゃどこでも寝られる人なので、あまり関係ないのだが、だんなは、絶対に真っ暗にしないと寝られない人なのである。

寝ている時はどうでもいいのだが、こうしてさすがに年を食って、夜中にトイレに起きたりする事が出て来た最近、やはり何らかの方法で、電気がつくようにしなければならないな、と思う。

感熱式のLEDライトを壁につけている人もいるが、うちはそんなしゃれた物はまだない。

鼻血を押さえながら、そんな事をぼんやりと考えた明け方だった。

ソニーがパナソニック

2012-07-17 20:02:41 | NZならでは、その他


NZラグビーチーム、オールブラックスのスターのひとり、ソニービルウイリアムズが、9月から日本のパナソニックのチームでいくつかのゲームに出る事になったそうだ。

この人の名前は、こちらではSonny (サニー)と呼ばれている。

つまり、あの電機メーカー、ソニーの名前の元になった英語、sonny つまり、かっこいい、という意味であるが、その名の人が、電機メーカー松下で働くわけである。

冗談好きな大阪人が考える事だろうか、かなりの冒険の人選ではある。

しかし、それよりもこちらで話題になっているのは、パナソニックチームの名前である。

その名も、ワイルドナイツ( Wild Knights , 勇ましい騎士、というところか)。

これを英語国の人が聞いたら、どうしてもエッチな意味( Wild Nights )にとってしまうんだそうだ。

多分彼のニュースはこちらでも流れるだろうが、その度にみんな吹き出してしまうんだろう。


マオリの力

2012-07-15 19:07:14 | NZならでは、その他
数日前に、日本の友人からメールで、海底トンネルの建設に反対してる人がいるんだってね、と言う話が送られて来た。

なんで、そんな事知ってるの?と言ったら、何でもそんな話が日本でも新聞にのったらしい。

この海底トンネルは、街の中心と北側のベッドタウンを結ぶハーバーブリッジの渋滞を解消するためと、その橋自体が老朽化しているので,10年も前に出されている案である。

ただ、その計画が出た後に、ラグビーのワールドカップの会場になる事に決まったので、ラグビー競技場の改築やそのあたりの道路の補修にお金が回ってしまい、トンネルの話はどこかへ飛んでしまった。

が、思うに,こういう事に反対する人(政党)は,だいたい決まっている。

イギリス人が上陸するまでは、マオリ族の国だった訳であるが、マオリの人は、山やら風景やら、自然のままにすべてを保ちたい、開発反対という傾向がある。

というか、白人政党に対する口実なのかもしれないが。

最近は,マオリの人が、この湖は、マオリの土地だから、そこから流れる川から取っている

生活水は、マオリのもんだ、マオリに税金払え、と言ったというニュースが流れた。

あほか。

空から降って来る雨もマオリのもんだと言いたいらしい。

マオリ族がもともと住んでいた国ということで、この国では,マオリの発言力が大きい。

ここ最近、教育業界、大学の医学部を卒業できるのは、50%はマオリ、という新しい決まりができたらしい。

つまり、10人白人,5人マオリ人の生徒がいたとして、

全員の白人の子が、A+(エープラス,つまり優)をいっぱい取っていても、

あと5人いるマオリの子がC(可)がいくつもあったとしても、白人の5人が落とされて,そのマオリ5人は自動的に進級や、インターンコースへ行く許可がもらえるわけだ。

おそろしい話である。命を扱う医者なのに。

が、おかしい事に、実際、マオリの医者を見た事がないのだ。

地元人のだんなでさえそう言う。

もちろん、だからこそ、こういう法律ができるのかもしれないが。

前、国際弁護士になった友人のジェニーちゃんも大学時代に法科を出たとき同じ事を言っていたが、

実際、マオリの人は、せっかく進級しても、そのあとが続かないから、ほとんど大学4年とか、インターンなどが終わるまで残らない,大学に来なくなる、と言っていた。

しかし、今回の法案が通ったら、多分出席率も関係なくなるだろう。

いったいどうなってしまうんだ?

reverce racism , 逆差別だ!と(白人の)だんなも怒っている。

電化製品

2012-07-14 03:52:19 | NZならでは、その他



最近の日本の洗濯機は、皆乾燥機能が一緒についてる、という事を初めて知った!

それも、1台の機械で!なんと、コンパクトなんだろう。

この国にいると、物の大きさには閉口する。

乾燥機はもちろん別個。

先日、産業展にいったときにも、めっちゃくちゃどでかいオーブンとかが置いてあった。

あ、これいい。と、だんなはいっていたが、ワタシャこんなもん、ぜっったい家の中に置きたくない!

イギリス製で、どーやったらこんなにごっつい機械になるんだ!というくらい、すごくでかくて産業革命時代の汽車みたいなルックスである。。。

最近、キッチン製品が、デロンギなどヨーロッパブランドが、赤や’青のカラフルなのをいっぱい出して来てて、それにあわせてか、オーブンやらもそういう色が増えているらしい。

台所の電化製品の事をホワイトウエア、と呼んでいるように、今までは白とかステンレス色が主流だったが。

ちなみにこの汽車の石炭を入れるような場所が,たくさんある訳は、中のそれぞれの温度が違うからなんだそうだ。料理だけでなく、皿をあっためておく所とか、上にはフライパンのような形だが、ふたが着いていて,サンドイッチプレスのようなのとか。

しかし,どう見ても,モダンなキッチンのデザインには合わないように思うが。。

立食パーティの会話法

2012-07-11 23:07:20 | NZならでは、その他
この国に来て、苦手な事の一つに、いわゆる立食式の集まりがある。

必ず飲み物のグラスを持っていなきゃいけないこと、そして、色んな人としゃべる事、が必須とされる。

飲み物のグラスは,鞄などをもっている女性には非常に邪魔だと思うのだが、それを持っていないと、他の人が,飲み物持ってこようか?と気を使うのである。

というか、それが挨拶代わりともいえる。

それも、気づくのは男でなければならない。女がそれを言ってはいけない。

グラスの中が空でも、同じ事が言える。

さて、しゃべりの方であるが、これは、色んな人がたくさん来るので、自己紹介をしながら、世間話をする。

それを多分何分かしていると、どっからともなく、他の人が入って来て、会話に参加する。

今ワタシャこの人としゃべっとったのに、なに邪魔すんねん、とは思ってはいけないらしい。

自分が、Bさんと話しているとき,Cさんが加わって来た。そういうときにつなぎやすい言葉表現というのを、この10年の経験で気づいたのである。

あら、Cさん、こんにちは。今ね、Bさんと話していたんだけど、、、、コレである。

会話の輪に入れようとする意向を表している訳だ。

ただ私がやると、なぜかわざっとらしくなるのはなぜなんだろ。


リアジェット

2012-07-07 10:24:47 | 仕事


ヨット関係の旦那の店には、いろんなお客さんが来る。

海外からヨットで入ってくる人もちょくちょくいるが、地元の人もほとんどがリピーターなので、互いの事をよく語るという事にもなる。

そのお客さんのなかに一人、これまたおもしろい職業の人がいると聞いた。

リアジェットのパイロットという人だ。

パイロットと名のつく人は,この店にもよくお客さんで来るらしいが、この人はまた珍しい。

要するに、プライベートジェット機のパイロットをしているのである。

多分,雇われ先はアメリカの会社だろうが、奥さんと、ここNZで住み、働き方は、2ヶ月拘束、2ヶ月が休み。

奥さんも銀行で働いているので、本当に普通の生活なんだそうだ。

ちなみに,彼はその前はANAのパイロットだったそうで、今でも日本の話で旦那と盛り上がるそうである。

私の友人に、だんなさんがやはりコンピューターエンジニアで、年に2回オーストラリアに3ヶ月ずつ滞在するという生活をしている人がいる。

友人は台湾人なので、だんなさんがNZにいない間、ちょくちょく帰郷したりしている。

NZという所は小さい経済力だし、そこだけでする仕事というのは、種類も収入も限られて来るが、こんな形で働いている人も結構身近にいるのである。

やはり、ここは世界のお金持ちの、安息の場に選ばれているんだろうか。

私たちせかせか働く者には、聞くに楽しくうらやましいばかりの話であるが。