国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

本当にそう思った

2007-11-25 02:37:15 | 仕事
生活の中で、しらないまま過ぎている事は多い物である。

聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥。というが、やはりこの年になってくると、知らないままでいることも聞きづらくなってくる。

が、やはり無知は会話の中で出てくるものだ。

ひとつは、20歳の頃。友人がバイクに乗り始め、それ関連の話になって、小柄な体で、あの重い250ccを動かすという事から、

ーーーバックギアに入れて動かせば。と、言って大笑いされたこと。

それから20数年経っているが、昨晩だんなの前でまたやってしまった。

トータルフィアーズという映画がテレビでやっていて、いわゆるアメリカのテロ問題の小説の映画化だったわけだが、その中でエアフォース1(アメリカ大統領のジャンボ飛行機)が出て来た。

その映画の中で、軍用機から何やら棒が出て、ジャンボ機を引っ張っている図があった。

ーーーほ~、燃料が切れたら、レッカーができるんだね。さすがアメリカだなあ。

爆笑されたあとで、あれは、燃料を給油しているんだよ!と説明を受けた。

笑われたのはしかたないが、なんで、そんな事を知ってるの?と言いたい。

国債

2007-11-24 03:06:52 | 仕事
先日、NZのイイコトを発見。

国債を買ってみたのである。その名もボーナスボンド。

20ドルから買えて、毎月の宝くじのような物で自動的に抽選され、小さい額から100万ドルまで、様々な額が当たるかもしれないという物。

1ドル一口なので、20ドル買っておいたら、20番号あるわけで、20チャンスがあるというわけ。

国債を持っていさえすれば、毎月チャンスがあるのである。

宝くじよりも失う物がなくていいような気がするのは私だけ?

というのも、うちの義母が一度1000ドル当たった事があるのだ。(義母はこういうの、ほんっとによく当たる人である)これを聞いて、私もさっそく買ってみた。
また、銀行の積み立て口座開設と違って、年齢に制限も無く、本人のID無しで買えるということで、ギフトにもいい。
ただ、利息は全くつかないから、そこはゲーム的感覚である。

日本じゃ国債なんて、庶民には縁がなく、一口百万円とかからしか買えないような印象があるが、(? 間違っているかも。それだけ知らないもの)一般人にも身近にさせたNZのこの国債のアイデアはおもしろいなーと思う。

郵便局と銀行で取り扱っているというのもまた身近。

私は政府の回し者ではない。が、これだけ宣伝したんだから何かちょうだい、と強く思う私であった。




編集後記
 なんと平成15年から、日本にも個人向け国債というのができており、その発行元の名は財務省、といった。
 大蔵省じゃないの?
 ...日本を出て長くなった。

浮気の嘘 おまけ

2007-11-14 17:50:21 | 仕事
だんなが、今は自慢のように言っている、ぼくは誘われた話。

もう10年以上前に聞いた話だったので、私はすっかり忘れていたが、そういえば、そんな相手がいたと言っていた。

今日、そんな話をしたことで、彼からまたその自慢話をきくはめになった。

ーーーその人は、Rさんという人だった。

そうだった、そうだった。

ーーー彼女は,ボクを好きだと言った。

へー。そりゃよかったね!怒

ーーー彼女には,子供がいるんだ。

そこで,私にはちょっと違う衝撃が走った。

え、相手も結婚してたんだっけ?そういったら、

ーーーうん、だけど、子供を妊娠中にだんなさんを交通事故で亡くしてる人なんだ。

あ、そうだった。。確かに、そう聞いていた。今まで、すっかりそれを忘れていた。

そして、あのときもそう思ったんだった。

そんな不幸があった人には、やっぱり幸せが来なければいけないよね。
あなたもそちらに行ったらよかったのに。

なんだか、いじけも半分入っているのかもしれないが、でも半分は本当にそう思うのだ。

彼女に、あなたをあげるよ。

---勝手にそんな。

何となく、そうしてあげたい気分だった。10年ぶりに聞いても、そう思った。

彼女は今、だれかと幸せになっているだろうか。



浮気の嘘 2

2007-11-14 17:38:08 | 仕事
君が知っている、あの立派な人たちだって、みな浮気をしている。だけど、いつも一番大事なのは自分のパートナーなんだ。

そんな事も、だんなは言った。

そんな事を聞いていると,多分彼も、寝た事があるんだろう。という気がしてくる。

でも、それでも仕方がない、と思える所も私にはある。

正直な所、私どもは、はっきりいってセックスレス夫婦である。

別にけんかしている訳でもないが、やっぱり年も取って来て,だんだんしんどくなってきたのである。

しかし、同僚も言う。キウイの男性にとっては、セックスはすごく大切な物なんだよ、と。私も、子供が生まれてから、だんなの相手をあまりしなくなったからね、、、と、フランクに話してくれた。

私たち等、だんなが数年前に病気したり,私も激しい挿入痛もあったりして(きょうはすっごい話題)、お互い全くご無沙汰しているのであった。

しかし、私は淡白な日本人。

だんなは、精気あふれるキウイなのである。

私は、彼に申し訳なくなって来た。

行って来ても、いいよ。

ーーーどこへ?

だから、そういう事ができるとこ。

ーーーそういう事は,男と女では話さないの!

そうかなあ。。。

まあ、彼も、必要なら行くだろう。というか、そういう相手が現れるのかもしれない。

真実の愛とか、信頼とか、そんなしゃらくさい言葉は、言うのも聞くのも嫌だが、本当にそんな関係がこの世にあるのかと考えだしたら、なんとなく体の力が抜けてしまった。

それが、自分の結婚であれば、こんな幸せな事はない。

結局、だんなは冒頭の質問に答えたものの、事実は当人にしかわからない。ただ、だんながいう言葉を信じてしまう単純な私は、きっと幸せ者なのだ。

と、思っておこう。



浮気の嘘

2007-11-14 17:17:33 | 仕事
他の女と結婚後,寝た事ある?

今日,私は変な質問をだんなにした。

結婚して14年、あまり考えた事もなかったが、話の流れで職場の同僚でキウイと結婚している日本人同士、そんな話になった。

ぶっちゃけた話、同僚のだんなは、その答えがイエスだったのである。

もう何年も前の話だが、その同僚は、自分が彼を必要としているから、許した、と言った。

今の二人を見ていると、そんな事は全く感じさせない睦まじさで、幸せそうである。

キウイと結婚している日本人も、離婚率が非常に高い。こんな話が多い中、私はそういえば、だんなの言葉を疑った事がなかった。

だんなは、日本に住んでいたから、それなりに日本人女性からの誘惑が何度かあったという。

あの頃はよかった。やせていたし。

そうじゃなくて、やっぱり日本での白人は嫌でも目立つのである。

それに対して、彼は言った物である。

日本人女性は,相手が結婚している事をわかっていても,誘う習慣があるんだね。ボクは断ったけどね。と。

へえ~、そうかなあ。。。言葉の前半に感心して、後半の断った,という部分に対しては、全く疑いを持った事が無かった私だった。我ながら、おめでたい人である。

そんな私を見て,同僚は、私だって,知らずにいられた方がずっとよかったよ。と言った。

そして、だんなにさっき、結構まじめに聞いたのである。

目をそらさないか、表情に変化がないか、そんなことを試してみたくなった。そして、もし口でノーと言っても、態度がイエスだったら、私は、そのあとどんな感情になるのか、怖いものみたさのようなものだった。

かなり失礼な事であるが、彼は本当にした事が無い,と言った。たとえ、あったとしても,言わないよ。とも。

私は、何となく不思議な気分になった。脱力感、空しさ、安心感、幸福感。。。

同僚も同じ事を言っていた。もし、事実だとしても、嘘をつきとおして欲しかった、と。

なんとも、悲しい気分になってしまった。

子供

2007-11-12 23:39:06 | 仕事
義姉は、自由奔放と言う言葉が歩いているといえるほど、キウイらしい人だと思う。

自分の人生がまず第一。

決して悪い意味で言っているのではない。

離婚と言うつらさを経験した人にしかわからない、自己中心性なのだと思う。

しかし、子供たちの心情は穏やかではなかった。

どちらも、思春期の子たちだった。

いくら10代後半でも、やはり母親は母親、母には神聖な物であってほしいと願うが為に、子供達はいろいろな症状で、母の生活の変化に反応した。

一人は,家を出て父の所に行き、一人は、情緒不安定になってカウンセリングに通っている。

NZには、こういった家庭が多い。

子供に、そのチョイスがある国とも言える。

しかし、この甥,姪を見ていると、早くにして大人にならなければならず、気の毒としか言いようがない。

母親も女、母親も人間、それはわかるのだが、やはり特にもう次の人が一緒に住み始めた段階で、子供にとっては、目に見えない絆を切られたように感じているに違いない。

そして、大学生の姪も、母と新しいパートナーとの家には一緒に住みたくないと言い出した。

母に反抗する事が増えているという。

しかし経済力のない姪。どこに住んでいったらいいのか、どこに自分の根を生やして行ったらいいのか。

NZでは、結婚者の50%が離婚をしている。



リースホールド

2007-11-12 23:22:09 | 仕事
義姉が、家を買った。

その立地条件は、この国の中でも一等地に値する所である。

確かに、前に住んでいた所を売ったからそんな家をキャッシュで買う事ができたわけだが、実は、買ったのは、文字通り家だけである。

この国には、リースホールドという言葉がある。つまり、貸借権付き土地の上に建っている家のことで、土地だけは、まだ自分のものではないのだ。

土地については、ローンをたてて、お金を払って行かなければならない。それはほとんどエンドレスの期間と額である。

それだけ価値が高い場所なので、もっと値が上がったときに、家と一緒に売る、という訳である。

義姉がここまで家を買う事に大胆になったのも、多分離婚が元なのであろう。

前夫と別れて住み始め、元の家を売り払って財産を半分に分け、自分の子供を連れて家を買ったのが始まりだった。

全ての複雑な書類に目を通し、自分で決断して大きな買い物をしてから、不動産の買い方も、だんだんコツをつかんだという。

NZには、こうして不動産を持って財産を作る人が多い。というか、これが株や貯蓄に勝る一番確実な物なのである。

家の価格が落ちないなんて、日本では考えられない話であるが。

かくして、彼女は、新しい環境と、新しい彼氏も迎え入れて、一緒に住み始めた。

複雑なのは、彼女の子供である。続


偽札事件

2007-11-04 18:58:03 | 仕事
私の仕事場は、いわゆるNZ版100円ショップである。

ちょこちょこ万引き等のトラブルがあるのだが、

今日は、偽100ドル札をつかまされてしまった。

当然万引きよりも重罪、である。

たまたま、常連のお客さんがわざわざ私のところに来て、今、あなたの近所の店にいたんだけど、ちょうど、偽100ドル札で支払いをしようとした人が来て、店員にとがめられてたのをみたわよ。あなたも気をつけてね。と、言ってくれた。

お客さんがこういう事をしてくれるフレンドリーな関係があるのも、郊外で働いている大きなメリットのひとつである。

わかりました、ありがとう。

と、言ったものの、夢にもうちに来たとは。

休憩から戻ったスタッフに、こんな事があったんだって!というと、真っ青になり、さ、さっき、100ドル札、もらいました。。。と言うではないか。

そして、レジを開け、初めてそれを確認した。

なんて事。。。かなり使い込まれた感じの紙製のそれには、安っぽい手書きの絵、透かしの部分には、なんと、マンガチックな羊のお顔が。。。


すぐに警察に電話、ところが、まず、2ドルショップだ、と言っているのに、は?何?どこ?とまあ、エーゴが通じない。

偽札が今私の手元にあるといっているのに、じゃあそれを持って署まで来て、レポートを書いてください。はい、さよなら。

へ?

実は、その電話で、サービレンスはありますか、と聞かれたんだが、その単語が情けない事にわからなかった。そんな頼りない私の英語のために、相手にされなかったのかもしれない。

オーナーの携帯に電話を入れてみたが、電話がとれない所にいる様子で連絡がつかない。

そこで、思いついた。だんなに電話して、サービレンスッて、何よ??と聞いた私。
なんと、ビデオカメラのことだった。(ケーサツも、なんでそういってくれんかな?、、、 いや、勉強になりました。などと言っている場合ではない)

そしてもう一度、恥をしのんで先ほどの地元警察に電話すると、こんどは話が流れるように進み、(よかった、エーゴ通じて。などと喜んでいる場合ではない)今すぐそちらに人をやります。と言ってくれた。

何なんだ?この違いは?

電話を取る人によって、同じ警察でもこんなに対応が違うとは。

しばらく忘れていたNZの特徴を見た一件だった。

マッチメーカー 2

2007-11-03 16:11:21 | 仕事
昨晩はそれはそれは楽しい夜になった。

決して、浮かれていない大人の会話。全員が30代後半から40代初頭(年を取ったもんだ)、仕事の話、政治の話、税金の話、家族の話、ペットの話、映画、音楽の話、好きな食べ物,嫌いな食べ物、などなど、

やきとりを食べながらの話は尽きなかった。

私たちも、なかなか夜出る事はしないため、久しぶりの街での食事がちょっとうれしかったりした。

11時過ぎまでしゃべり続け、さあ帰ろうというときになって、バスで来た私の友人の女の子は、私たちに、送ってもらえるかな?と言った。

それは、もちろんいいけど、あなたはどこに車を止めてる?と、彼にふると、あの駐車場だよ、帰りにボクが乗せて行くよ、と、彼が言ってくれた。

私はそれが、自分のことのように、とてもうれしかった。

かくして、私たちは、二手にわかれた。

それが昨晩の出来事である。

正直な所、とてもお似合いなカップルだと思った。

そして、もっと正直にいえば,おたがい30代後半で、初婚というのは(まだ結婚するとは決まってないが)、ものすごく貴重な事なのである。

でも、それは紹介者のエゴだ。

ふたりにあとは任せる。これだろう。

そして、義母の友人も,70代半ば。かわいい末ッ子の晴れ姿が見たいんだろうなあ、と、私にはとても真に伝わっただけに、
なんとかしたい気持ちもある。

だんなは、今日すぐ女の子に電話して、どう思ったか聞けよ!というが、なんとなく、私が今口を開くと、押し付けそうで,我ながら怖くてできない。

しかし、ちょっとうきうきしながら過ごしているここ数日なのである。

マッチメーカー

2007-11-03 15:59:25 | 仕事
マッチを作る会社ではない。

私は、昨晩、これをしたのだ。つまり、男女を紹介するお見合いの中に立つ人のことである。

事の発端は、あの義母の結婚式だった。

結婚式のゲストとして来ていた、義母と40年来の友人の女性が、私をわざわざ呼んで、探していたのよ!!と来た。

私も,このかたとは何度かあったことがある。

おしゃべりの大好きな、とっても個性的なイギリス人であるが、それがまたコミカルで興味深い人である。

こどもの頃からこの人を知っているだんなは、この人が電話してくると、自分の母が2時間は電話で取られる、とか、それも、相づちばっかりうってるだけで。と、ぶつくさいっていたのだが、こんな不思議な巡り合わせになるとは。

探していたのよ!
実はね。。。ウチの息子なんだけど、もう38歳なのに、まだ結婚していないの。
あの子は、気だても優しくて、酒もたばこも賭け事もやらない、ほんとにいい子なのよ。
でもね、どうしてもキウイの同世代の女性とは合わないみたいなの。
キウイの同世代というのは、やっぱり、お酒飲んで、歌って、踊って、大騒ぎが好きでしょう?彼はそういうタイプではないのよ。

そこまで聞いて、私はピンときて、こう言っていた。

日本人、ご紹介しましょうか?

そうなのだ。
私のまわりには、結婚していない、旬の女性が結構たくさんいるのだ。
子無しで働いていると、結構こういう独身の友達が増えるものなのだ。

すると、彼女の顔がとても輝いた、ように見えた。

そして、私はあの義母の結婚式が終わって次の週に、だんなを通して、彼女に連絡をとってもらい、その息子さんにお見合いする気があるか?と聞いた。

彼女は、こころよく息子の電話番号を教えてくれ、その彼に電話をして直接きいたら、本人も来ると言ってくれた。

私も私で、その女の子の方に、電話をかけて事情を話すと、えっ?NZでお見合い?と、笑いながらも、うん、会ってみたい。と言ってくれ、4人で、日本食レストランに行く事になった。(続く)