国際結婚の現実 NZ編

日本の文化が独特すぎるのか!英語文化との違いに笑い、悩む日本人妻のひとりごと。

バスカード

2011-07-30 23:49:19 | NZならでは、その他
帰省したとき、大々的に始まっていた交通機関などのICチップ入りプリペイドカード。

香港ではオクトパスカード、ロンドンではオイスターカードとか。

日本じゃスイカだったり、イコカだったり、マナカだったり、全国で名前が違って、さっと言葉が出てこない私の最近の頭では、混乱していた。

で、NZでも4月だったかに始まったホップカードというのがあって、私もひと月だけそれを使った事がある。

乗るときと降りるとき、カードを機械にタッチする。

タッチすると、電子音がする。

で、プリベイの額が低額になると、Please check the balance. ( 残額をチェックしてもっとお金を入れろってこと)と言われるが、残額が出る訳ではない。

ちゃんとタッチできていないと、Please try again.と、機械に怒られる。

これだけの事を聞き取るのに、何ヶ月もかかったわ。

何より、日本のと大きく違うところがある事を知った。

それは、降りるときにカードをタッチするのを忘れると、5ドル引かれるという事である。

カードを初めて買ったときに、デイリー(コンビ二)のお兄ちゃんが言ったので間違いないと思う。

もっとも、私は日本でも、NZでも、タッチするのを忘れる事はなかったが、機械が反応しなくて、もう一回やって、もう一回やって、と言われたり、時々カードをどのポケットにしまったか忘れてしまって、通勤途中の人が乗っているバスを止まらせたまま待たせるのが気苦しいということで、タッチしないまま降りたりする人を見たことはある。

また、NZではこのカード、定期券よりうんと割高。というのも、こちらではあまり交通機関が発達していないので、乗り継ぎなどによる割引も関係ない人が多い。

この制度を始めるにあたって、98ミリオンドルの投入、バス1台につける新システムの機械類は3万ドルかかってるんだ、ボクの年収だと運転手さんも言っていた。

日本のティッシュ配り並に、たくさんのバイトを主要バス停に立たせ、専用ユニフォームと鞄まで支給してパンフレットを配り宣伝をして、私も数人のバス同乗者と話したがあまり評判はよろしくない。

大々的に始めた制度だが、NZではあまり続かないだろう。あーもったいない。