魅惑の島 沖縄を知り楽しむ

沖縄を知り楽しむ。
魅惑の島 沖縄。歴史、文化、亜熱帯の気候が織り成す独特な空気。
旅人を魅了して止まない沖縄

濃密過ぎる沖縄

2016-11-09 08:19:19 | 人間の想い

 

         濃密過ぎる沖縄

 

  沖縄、琉球、大昔はなんて呼んでいたのだろうと想像する。

縄は永遠のテーマかも知れない。魅惑溢れる、歴史と文化が詰まった島、沖縄。一口では語れないのが沖縄である。tiger60自身、沖縄に生まれ育ち、沖縄人として、日本人としての誇りをもって生きている。

時々不思議な思いにかられる、沖縄は小さな島だがいろいろなことが詰まっている、こんなにバラエティに富むところもないのではと感じる。

歴史、武将の時代の三山時代、第一尚氏王統、第二尚氏王統、廃藩置県、明治から大正、昭和、平成と現在に至る。これらの歴史の中では戦い、統一、王朝時代の奴隷社会、明治で名前と教育を受け、土地所有が出来た。日露、日清戦争と太平洋戦争をえて米軍の施政権下から本土復帰となった。復帰してから今までの沖縄の大いなる変貌ぶりは凄かった。こんなに世の中が変わるものかと思い驚く次第でした。復帰したら日本の交通体系に合わせるために、世界に例がない交通変更という大事業を沖縄はやったものですね。世の中の変わる様を見てきたことは貴重な体験だったかも知れない。

濃密過ぎる沖縄の出来事、変わりようは、人間にも言えることです。復帰前後は、今からきって何かがあると誰もが思っていた。みんなが同じ祖国を向いていたが、復帰も落ち着いたら、ああでもない、こうでもないと皆が言い争う、バラバラになっている感がある。そうしながらもある一定の発展をしているのが沖縄である。バラバラでありながら前に進んでいるのも不思議な現象ですね。沖縄の持つエネルギーがそうさせるかもですね。

沖縄県民は何も変わっていないような気もします。昔からの伝統を守っているし、思考も変わっていないように見えます。全国最下位の教育レベルから1~2段くらいは改善したようだが、まだまだ頑張らなければいけない局面ですね。飲酒運転や事故などもワーストレベルなので県民の意識変えが問題です。悪いことだけではない、高校野球を二回も優勝するなんて、ウチナーンチュの誇りである。若い世代が芸能やいろんな分野で頑張っているのを見ると、tiger60の世代の復帰前世代の暗さがないのが良いですね。復帰前の甲子園で準々決勝までいった球児は同級生だった、聞く甲子園で試合をしている最中は笑顔どころか、頭が真っ白になるくらい緊張したそうです。今の沖縄球児は違う、堂々と笑顔でプレーをしている、時代が違うことを痛感する。

こんなに変わる沖縄で変わらない人たちがいる、誰だろう?

おじぃおばぁである、時代が進み現存する先輩方が少なくなったが、まだ健在の方々がいる。この世代は昔と今も変わらない、独特の自分だけの世界観を持ち、ゆずらない、一徹に生きてきているのだ。たくさんの生きる術、経験を伝承しておきたい。

tiger60

濃密過ぎる沖縄がテーマだが、雑感の形になった。一番面白いのは、人である。人が織りなす世の中、面白いですね。マヨナカしんやの唄にある、

人が変われば世が変われば、世が変われば人も変わる、唐の世から大和の世、大和の世からアメリカ世、アメリカ世からまた大和の世。

うすまさ変わゆるくぬウチナー(こんなに変わるこの沖縄~)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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