感動したこと、tiger60の近況
5月のブログ更新以来、ブログを書く時間が無かった。その間、いろいろいあった証拠である。
まずは最近、感動したこと。
毎朝、事務所に行くのに車を留める駐車場がある。時間貸しの個人経営。
夫婦でやっていたがご主人が病気がちで奥さんが切り盛りしていた。
車の駐車は午前中の受付のみ、正午後は管理事務所に人がいないが、お馴染みになって正午後でも電話すると駐車出来るようになった。
ある正午後、駐車場に着いて、電話をする、
奥様がいつもの変わらぬ声で答える、
「3番が開いているので留めて下さい、今主人と火葬場の出棺に来ています、すみません」
tiger60
[ 忙しいのにすみません、後程料金を支払います」、
電話の会話が終わり考えた、「親族の葬儀にご主人と参列されたのだろう」
翌日朝 駐車場に着いた、
奥様 「昨日は失礼しました、火葬場だったもので」
tiger60
[ こちらこそ失礼しました」
奥様
「実は主人が亡くなりました」
tiger60、 絶句 !
「では昨日はご主人の火葬の直前だったのですか?」
奥様
「そうです、何年間は手を尽くしたのですが、病気に勝てなかったです」
tiger60, 深々と頭を下げて、再度謝った。
奥様
「たとえ主人が亡くなって駐車場を閉めると多くの方々にご迷惑をかけるので、電話での対応を
しました」
これぞ日本人、沖縄人に流れる心意気なのかなと感動した。
普通の人なら、ここまでは出来ないかも、tiger60も自信がない。
tiger60の近況
今年は体力が落ちたのか体が辛かった。
右耳が全く聞こえない、大学病院で検査して判明。耳の中に真珠様の玉が出来ている、
真珠性腫瘍中耳炎と云う病気らしい。年々玉が拡大するので手術で取り除くしかない。
悪いのはすぐ直ぐ取ればいいと手術前の検査を受けた、過去の病歴も調べてから手術するよになっているという、過去の狭心症を調べたら、再度血管が詰まって危険な状態だといいう。
同じ病院なので耳鼻科と心臓内科が話しあい、耳の手術を先にやった。
翌月は心臓のカテーテル手術を受けて、ステントという金属の網状のパイプ菅を入れた。
翌日退院の許可が降りた
家に帰り、荒れた庭の掃除をやっている時、梯子から足を滑らせ落ちた。
足と手をしたたかに打ち、内出血腫れた。 血液をサラサラする薬、バイアスピンを常用しているので血が止まらない。傷あが無いから体外に血が出ないで皮膚の中で膨張している、腕と足は二倍近く膨れている。骨折がないのが幸いだ。
もう若くと悟った次第です。長男から叱られた、もっともだ。
落ちて杖を使い歩行した。2日後、大きな団体のガイドが入った、総責任を負っているので休む訳にいかない。なんとかやり遂げた。
こんなふうに人生を過ごすのも運命かなと達観する最近である。
tiger60
今年は波乱に富んだ年になった。人生いつも順風満風ではない、ある程度変化あるほうが面白い。
出来事から学べばいいと考える。
駐車場の奥様の毅然とした姿に、自分を省みる。