
2025/4/18
・『RRR』のメイキング。名シーンの撮影裏や完成した作品が世界的に広がっていく様子を紹介している。
・本編から時間が経っているので結構忘れている。
・ラーマが暴徒と化した群衆に飛び込んでいくシーンから始まる。ああ、あったあったと気持ちが上がる。
・殺陣と言うには泥臭い乱闘で一人一人に演技は付けられない。エキストラがとても興奮しているように見える。そういうノリの良さも作品の質に直結するんだと気づく。
・総じて、主演二人の超人的な頑張りと、演者スタッフがこぞって指摘するS.S.ラージャマウリ監督のイメージの明確さによって成立している。
・もともと親友の二人が主演でこんな映画が作られたら、役者人生のゴールなんじゃないかという気がする。
・役者さんの名前をちゃんと認識していなかった。ビームは、N.T.ラーマ・ラオ・ジュニア。
・時々、「まだやるのか」とボヤきながらも最高のパフォーマンスを見せるところは素直にかっこいい。暴れ狂うホースに内心冷や冷やしながらも微動だにしない。
・子供を助けるシーン。二人は何日も宙づり状態が続くし、水中のシーンでは溺れかけながらも、力強く、少しだけコミカルなシーンを撮影する。
・ビームがイギリス総督の公邸に乗り込むところ。猛獣たちはCGなので、撮影現場には存在しない。
・それでも、野生動物ならではのスピード感を損なわず、かつ人間たちの目線に不自然さが残らないよう、撮影現場では様々な工夫をしていた。
・動物たちが飛び出していくところで、インドやアメリカの映画館の観客たちが、声を出して喜んでいる様子が日本と全然違う。日本だとわざわざ「発声OK」と書いてある上演でも拍手くらいまで。
・ナートゥのシーン。メイキングで見ても感動する。
・二人のシンクロにこだわる監督が何度も何度もリテイクする。ここのシーンに限っては個性を認めない。
・とりあえず、朝のアラームをナートゥにしてみた。
・本メイキングでは、音楽のM.M.キーラヴァーニが裏主人公的な立ち位置。カーペンターズの「Top of the wprld」のくだりが好き。
・メイキングとしてはシンプルな作りだからこそ、作品の持つパワーをそのまま再摂取できる作品だった。
(サツゲキ)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます