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遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

U.M.I Film Makers『くまと羊』

2016-09-05 20:46:21 | 観劇三昧

観劇三昧:くまと羊

2016/9/5

一人芝居の映像化したもの。約40分。

女の子の部屋で、どこまでが夢でどこまでが現実かわからなくなる話。

あわせて彼氏と付き合っているんだか付き合っていないんだかわからなくなる話。

夢のまた夢のまた夢~(ループ)という話は、非常によくある設定なので、そのなかでフックになりそうなところを探す。

一人芝居の映像化というのはかなり珍しいような気がする。珍しいというか、難しい。

独り言は、一人芝居なら形式として受け入れられるけど、映像になるとかなり不自然に見える。ずっと見てたら慣れるんだろうか。

彼氏に軽く見られていることを、うすうす自覚しているのに、思いを断ち切れずに、何度も同じところに同じ傷をつけている感じが痛々しい。

そういうところを狙ってのこういう構造にしているのかもしれない。

どちらかというと、キン肉ドライバーではないか。

とりあえず、先に一人芝居のほうを見たい。

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ジリアン・シュレシンジャー監督『メイデントリップ:世界を旅した14歳』(2013年)

2016-09-05 04:02:58 | NETFLIX/PrimeVideo/UNEXT/Apple TVで観た

2016/9/5

14歳のローラが最年少単独世界一周航行をするドキュメント作品。

無寄航ではないので、あちこち寄り道して2年かかっている。

日本じゃ有り得ない遠い海外の話だと思っていたけど、出発地のオランダでもやっぱり有り得ない話だったらしく、航行禁止令が出たり、児童裁判所に保護依頼が出たりしている。

親の虐待を疑われていたっぽい。

海外のドキュメントを見るといつも思うのが、出てくる若者がしっかりスピーチできるということ。

そこらの日本人の大人よりきちんとできる。

本作でも、ナレーションを全て彼女自身で行っている。

すでに考え方が船乗りのそれ。

そりゃ学校でも浮くはずだ。楽しそうには見えるがやってみたいとは思えない。

「別れが辛いほど再会のときの喜びが増すんだ」「愛しても憎んでも良いが信用はするな」

なんて言葉も太平洋上で一人でいるところで出てくるから説得力がある。

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