北海道から南西諸島、朝鮮半島、中国、ウスリー地方などに分布するそうですが、史前帰化植物ではないかと言われています。
地味な花のためか、漢字では「蔓穂」と書きますが、その名前の由来には定説がないとのことです。
3月の終わりごろ葉を出しますが、1か月ほどで枯れてしまうそうです。
そして、秋の彼岸ごろに花茎を伸ばして、淡い紅紫色の花をたくさんつけるのだそうです。
この花時期には不思議なことに、葉のあるものとないものの2つのタイプがあるといいます。
何かと謎が多い花のようです。
別名は、「スルボ」、「サンダイガサ(参内傘)」など。
(撮影日:2007.9.19)
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