私は芯巻き職人Mさんのもとへ行って、
八女の祭りに、例の和ろうそくを出品・販売することを伝えました。
その場合、私はMさんの芯を展示物で紹介するとき、
何か名前が必要だと主張しました。
「Mさんが作った芯を「M芯」って、
私は言ってますけど、他の人に紹介するときには、
ちゃんとした名前を作った方がわかりやすいですよ。」
「そうねぇ…。本名じゃいやだわ。私、芸名持ってるわよ。」
ええっ!
実はMさんは三味線の名取りなのです。
舞台上での名前を持っているそうなんです。
「なんて芸名なんですか。」
「麗華。」
「………………。」
芯巻き職人の名前が「麗華」って…。
「ちょっと芯巻きには華やかすぎないですか?」
「そお?それもそうねえ。」
あれこれと二人で考えた結果、朝倉市の名前を取って
「あさくら正徳(しょうとく)芯」と名付けることにしました。
「これからMさんは、「正徳さん」とお呼びします。」
「ふうん。それじゃ、私が死んだらどうなるの?」
「いや、あの、娘さんも芯巻きされてるなら、
二代目正徳さんというのはどうですか?」
朝倉市の芯巻きは昭和初期からの歴史があります。
「内職」として軽んじられてきたせいで
芯巻きの技術に目を向けられることは少ないのですが
芯は「和ろうそく」を支える最も重要な役目を持っており
芯巻きの技術が絶えることは、すなわち
「和ろうそく」の技術が絶えることでもあります。
朝倉市に残る芯巻きの伝統を続けてほしい。
そしてMさんの娘さんへ、
そのまた次の人へと芯巻きを繋げてほしい。
そういう願いから、「あさくら正徳芯」となりました。
近江手作り和ろうそく「大輿」と
「あさくら正徳芯」による最高の和ろうそく。
八女の祭りで、手に入れてみませんか?
↓押してくださると励みになります。

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その場合、私はMさんの芯を展示物で紹介するとき、
何か名前が必要だと主張しました。
「Mさんが作った芯を「M芯」って、
私は言ってますけど、他の人に紹介するときには、
ちゃんとした名前を作った方がわかりやすいですよ。」
「そうねぇ…。本名じゃいやだわ。私、芸名持ってるわよ。」
ええっ!
実はMさんは三味線の名取りなのです。
舞台上での名前を持っているそうなんです。
「なんて芸名なんですか。」
「麗華。」
「………………。」
芯巻き職人の名前が「麗華」って…。
「ちょっと芯巻きには華やかすぎないですか?」
「そお?それもそうねえ。」
あれこれと二人で考えた結果、朝倉市の名前を取って
「あさくら正徳(しょうとく)芯」と名付けることにしました。
「これからMさんは、「正徳さん」とお呼びします。」
「ふうん。それじゃ、私が死んだらどうなるの?」
「いや、あの、娘さんも芯巻きされてるなら、
二代目正徳さんというのはどうですか?」
朝倉市の芯巻きは昭和初期からの歴史があります。
「内職」として軽んじられてきたせいで
芯巻きの技術に目を向けられることは少ないのですが
芯は「和ろうそく」を支える最も重要な役目を持っており
芯巻きの技術が絶えることは、すなわち
「和ろうそく」の技術が絶えることでもあります。
朝倉市に残る芯巻きの伝統を続けてほしい。
そしてMさんの娘さんへ、
そのまた次の人へと芯巻きを繋げてほしい。
そういう願いから、「あさくら正徳芯」となりました。
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