松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

隣の国の地域づくり

2010-03-31 18:55:12 | その他
昨日のグローバルとローカルの話をしましたが、今日産経ニュースを見たら、すぐお隣の国に地域づくりに参考になるお手本があることに気づきました。

米インターネット検索大手グーグルが、中国本土から撤退したことの関連ニュース記事です。

------------引用---------------------
【イチから分かる】中国の検閲システム インターネット警官監視

2010.3.31 07:34

米インターネット検索大手グーグルが、中国本土から撤退した。中国からのサイバー攻撃とともに、同社が撤退の理由に挙げたのが中国政府が要求し続けてきた自主検閲。巷間(こうかん)ささやかれる検閲の仕組みをみれば、中国政府がいかにネットを通じた情報の伝達に神経をとがらせているかがうかがえる。(中国総局 川越一)
 グーグルは中国本土での検索サービス運営から撤退した22日、香港を拠点とする同社サイトで検閲抜きの中国語版検索サービスを始めたと発表した。
 グーグル香港の検索ページで「天安門」と入れてみた。1030万件がヒットした。天安門の観光ガイドなどがほとんどだ。その中に「天安門事件」というタイトルを見つけてクリックしてみると、それは1989年6月4日に中国政府が民主化運動を武力弾圧した「天安門事件」ではなく、1976年4月5日、文化大革命に抗議する民衆と北京当局が衝突した第一次天安門事件だった。
 「天安門事件」、もしくは中国で89年の事件を表す「六四」で検索すると、画面上には「ページを開けません/サーバとの接続が予期せず解除されました。これはサーバでの処理が込み合っていると起きることがあります。数分待ってからもう一度やり直してください」と出る。もちろん数分後に試してみても結果は変わらない。これが、通称「グレート・ファイアウォール(防火長城)」と呼ばれる中国の検閲システムの一端である。
 2005年、中国の検閲システムに関する調査結果が米国で発表された。この調査は金融家、ジョージ・ソロス氏が設立した人権擁護団体「オープン・ソサエティー研究所」が支援する「オープンネット・イニシアチブ」によって行われた。
 それによると、サーチエンジンなどの段階で特定のキーワードを含むサイトやアドレスをフィルターにかけて削除・遮断し、体制批判や性的描写など規制が必要と中国政府がみなす話題へのアクセスを遮断しているという。

中国公安省は1999年、インターネットの管理・統制を含む「金盾」計画を開始した。「防火長城」はその一部だ。中国誌「南方週末」は、公安省が計画遂行のために「公共情報インターネット安全監察局」を創設したと指摘している。中国中央テレビの報道によると、計画に投入された資金は2002年末時点で64億元(約867億円)、検閲にかかわる“インターネット警官”は3万人を超える。一説には数十万人ともいわれている。
 不適当な内容を含むサイトは通告もなく遮断されることがある。遮断は多大な損失を招くため、運営側は当局の思惑通り、コメントの削除などの自主規制をとっているのが現状だ。
 ■禁止キーワードが示す当局の危惧 抜け道探し抵抗するネット利用者
 一党独裁体制の維持を至上命令とする共産党政権は、社会の安定を損ないかねない“芽”をいくつも摘み取ってきた。
 検閲の対象となっているキーワードをみれば、中国当局が危惧(きぐ)しているものが見えてくる。
 「天安門事件(六四)」のほかにも、チベット自治区の自治拡大を主張し続けるチベット仏教の最高指導者「ダライ・ラマ14世」や1999年に非合法化された気功集団「法輪功」、法輪功と関係する報道機関「大紀元時報」などが、代表的な禁止キーワードとして挙げられる。これらは検索も不可能だ。日本など他国の検索エンジンを使えば検索自体は可能だが、サイトの閲覧はできない。
 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェースブック」やミニブログ「ツイッター」、グーグルの動画共有サイト「ユーチューブ」の閲覧も制限されている。
 もっとも一部のネット利用者は、ファイアウォールに阻まれない仮想専用線(VPN)を使って必要な情報にアクセスするなどの対抗策を講じている。当局とネット利用者の“いたちごっこ”はやむことがない。


この中国政府vsグーグルは、明らかにローカルvsグローバル。

グーグルのストリートビューなどは通りを映し出してるもんだから、本来恥ずかしいもんまで出ちゃったりして話題は尽きませんが、とにもかくにもなんでもオープンになっている自由の象徴です。

一方で中国は国の安定を図るために、国民に余計な情報を入れまいとあらゆる政策をとってきました。情報というのは諸刃の剣で知らなきゃ幸せなのに、知ってしまったがために不幸になるなんて例はいくらでもあります。中国としては国民に不満を持たせず幸せでいてほしいから監視しているのです。

もし全世界を中国が支配して情報を全て掌握できたら、この監視体制はうまく機能していくでしょう。おそらく中国は国民を幸せにするためにも、全世界を支配する方向で進むことでしょう。

でも残念ながら中国以外の国は、なんでも情報を探し出すグーグルというツールを手に入れてしまいました。グーグルがあれば全部とはいわないまでも、かなりの情報を瞬時に手に取ることができます。

昨日の「地球規模で考えながら、自分の地域で活動する」ということを考えると、中国はグーグルの波を受け入れた上で自分の国を作るしかないのではないかと思いますが、そうなると暴動は必至。ただでさえ社会不安が高まっているところに四五天安門事件六四天安門事件みたいな事件が勃発しそうですね。これが進んでくると国の崩壊もありえます。だから中国政府は3万人以上もの検閲警官と大金を使って自由への芽を潰さなくてはならないわけです。

ふ~む。「地球規模で考えながら、自分の地域で活動する」ってことへの反面教師が中国政府のやり方に表れてました。

地域づくり活動を強固にするためには、よりグローバルな考え方を基盤にする必要があるってことを肝に命じなくてはならないようです。

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グローバルとローカル

2010-03-30 23:08:49 | 復活奮闘日記
「木を見て森を見ず」ということわざがありますが、以前、一生懸命私が目の前の仕事をしている最中に、「もっと全体の流れを考えて動かなくてはだめだ。」と言われて当惑した事がありました。

もちろん全体を考えるのは正しいことです。しかし目の前に山のように積まれた書類。その仕事をしないと一日が終わらない状況に陥っている時、一本の木を凝視している最中に全体を考えるなんて正直とてもムリだと感じました。

マスゲームと同じです。

プラカードの順番を間違えないように素早く操らないといけない時に、俯瞰したらどんな絵柄になるだろうなんて頭で考えていたら、とてもプラカードを正確に操れないでしょう。木と森を同時に見るのは非常に困難です。

これってグローバルとローカルの問題にも言えます。

グローバリゼーションは国家や地域を越えて、地球規模の環境問題が話題にされるなど、人類のあるべき姿を語られる時によく使われますが、一方でグローバリゼーションによって世界各地で競争が起こり、多国籍企業を利して末端の労働者を搾取すると否定的な言葉として用いられることも多くなっています。

ローカリズムは地域主義や地域作り、地方独特の風習や文化を大切にすることで、郷土愛=パトリオティズムにも言及されますが、一方で他の地方のものへの排他性も持つことになります。

グローバルな視点に立つことで、ローカルに支障をきたす場合があるし、逆にローカルばかり考えていては行き詰まってしまう。この二つはどう使い分けたらいいのか、考え出したらキリがありません。

ほとんど頭が煮詰まっている時に、今日、ネットを検索していたら「グローバルな思想によって運用をローカルにする」という言葉がヒットしました。

つまり思想は世界標準に沿った形にして、あくまで実行はローカル性を大事にし、その地方に合ったものを選択していくこと。

これを新語「グローカル」と呼ぶ人もいますが、俗に言う、「地球規模で考えながら、自分の地域で活動する(Think globally, act locally)」とも関連する言葉です。

動物や植物が棲み分けをすることで自らの種を守り自然との共存をはかってきたように、理想としては人間同士もまた、あえて活動の場を他に広げずにお互いを尊重することが共存への道なんでしょう。

とはいってもすごい勢いでグローバル化が進んでる現在、やっぱり理想とは違う現実が進んでいるってことなんでしょうかね。

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本田木蝋工業所

2010-03-29 23:29:29 | 復活奮闘日記
島原市の本田木蝋工業所へ行ってきました。今回の訪問は二回目です。

上の写真の通り、入り口は重厚な門ですね。

こちらが櫨資料館。


中に入ってみると…

櫨やろうそくに関するいろんな資料が集められています。玉絞り全盛期だった大正時代の頃の写真もありました。

それに平成3年の普賢岳噴火の時に空から落ちてきた溶岩。

あの噴火の時、こういう直径40cmぐらいの岩がドーンドーンと千本木地区を中心に落ちてきたんだそうです。おかげであのあたり一帯に広がっていた櫨畑は燃え尽きてしまいました。「昭和福櫨」という優秀な櫨蝋の原木も、その時に失われてしまったのだそうです。

こちらは蝋を搾り出している真っ最中。

大正時代の鉄の玉絞り機械が、まるで蒸気機関車みたいな動きで動いています。この時代の機械は重厚な魅力がありますね。

櫨の実を蒸して伝統的な玉絞り機で絞る製法は日本でもここだけになってしまいました。コストパフォーマンスから言って、玉絞り製法はお世辞にも良くはありません。昔の機械ということもあり、残念ながら約30%の蝋もれがおきてしまっています。

しかし石油由来の化合物であるヘキサンで抽出する製法に比べると、遥かに人体に良いのは間違いありません。手がけ職人からはやはり玉絞り蝋でないと石油製品独特のカブレが起きてしまうと言われています。

大正時代の玉絞り機が2010年の今でも稼働して蝋を搾ってるなんてスゴすぎる!

昭和のチンチン電車が海外で活躍してるという話は聞きますが、それ以上の奇跡のような風景が日本にあるんです。

このような風景がいつまで見られるかはわかりません。大正時代までは繁栄を誇ったものの昭和の時代になり高度成長期に、玉絞りによる製蝋所は次々に閉鎖に追い込まれていきました。

もし玉絞りの最後のトリデである本田木蝋さんがなくなったら、和ろうそく職人は非常に困った状況に追い込まれることになります。

貴重な玉絞り蝋をなんとか将来的にも安定して続けていけるようにできないものか。

以前もそうでしたが、今回もまた後ろ髪を引かれるような思いで、帰りのフェリーに乗ったのでした。

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お知らせ_安堵町で平安遷都1300年祭関連展示

2010-03-27 22:36:20 | 復活奮闘日記
今日はお知らせです。
奈良県の安堵町歴史民俗資料館で平安遷都1300年祭に合わせて春の展示イベントが行われます。

タイトルは「いぐさと燈芯」~くらしに息づくすがたと歴史~だって!

いぐさと一口に言ってもピンと来ない方も多いと思いますが、昔の灯明の芯や和ろうそくの芯、ござや畳だけではなく、美容と健康にも良いと効能が期待されています。

イグサはもちろん抗菌作用も大きいですし、何でもくっつける作用があることから、焼酎の不純物をくっつけたりホルムアルデヒト、ウーロン茶の渋みとかもとれるそうです。
食物繊維も著しく多く、イグサの摂取によりコレステロールが減少した実験もありました。

他にも例えば、

北九州市立大学の森田博士の研究によると畳の教室ってのは集中力が高まるんだそうです。これはイグサの芳香が放つリラックス効果のせい?!

…とまあこういった感じで、イグサの魅力を展示してあるみたいですよ。

灯芯草が和ろうそくの芯として使われてきたということから、私も微力ながらご協力させていただくことになりました。櫨の写真や櫨の実を展示しています。

いぐさ→櫨というのは連想が拡がった感じですが、世界観も広がりが出て興味を持つ方も多いのではないかと思います。
もし奈良に行かれる方は、ぜひ安堵町歴史民俗資料館にもお立ち寄り下さい。

詳しくはこちらのサイトをどうぞ!

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篠笛と和ろうそくの夕べ

2010-03-22 23:20:13 | 復活奮闘日記
久留米まち旅博のプログラム「篠笛と和ろうそくの夕べ」が通東町のギャラリー「アールグレイ」で行われました。

コンサートの前に、少しだけ櫨と和ろうそくのお話をさせていただきました。

嬉しいことに山口から花柳寿寛福さんが駆けつけてくれて、和ろうそくの場所の演出とか15号和ろうそくの芯切りまでやってくれました。感謝感謝!

で、和蝋燭演出の第一人者である花柳寿寛さんの言葉を思い出したんですよ。

光を生み出すためには闇を作り出すこと。

まるでRPGゲームの鉄則みたいですが、特に日本人は室内で照明を暗くすることに抵抗があるようです。寝る時以外はいつも明々と電気を照らして過ごしているために、映画館や劇場以外で暗い空間に身を置くことは滅多にありません。

しかし薄暗い闇に目が慣れていくと、感覚が鋭敏になり、いつも目だけに頼っている感受性が耳に頼ることになります。

非日常の空間を作るためには暗闇を作り出しさえすればよいのでした。


舞台以外は櫨キャンドルと和ろうそくの灯りのみ。篠笛の持つ日本古来の音が響き渡りました。曲目はアメリカのフォークソングや日本の童謡などなじみ深いものばかりで心に染み渡ります。


観客の方達も篠笛の響きに合わせて、和ろうそくの力強い炎の揺らめきを楽しまれたようです。

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だちょう卵のオムレツ

2010-03-21 20:50:10 | 復活奮闘日記
櫨とダチョウ。

何の関係もないんですがね。たまたま近くのだちょう牧場を訪問したのを機に、貴重な卵が手に入りました。ダチョウの卵一個につき鶏卵の20~25倍だそうです。普通の家族構成では一回で食べきれないですね。

そんなわけで、はぜ屋敷で11人の仲間が集まったのを記念して、みんなで食べることになりました。

固い殻をどうやって割ったらいいのか、とりあえず機械工作が大好きなYパパが卵にドリルで穴を開けました。

「そんなドリルの工具、よく持ってましたね。」
「うん、初めて使う。」
Yパパは以前から使いたかったドリルが役に立って嬉しそうでした。

「穴を開けるの、面白いね。もっと穴を開けよう。」とYパパ。合計3つの穴を開けました。


ドリルで開けた穴から半分に割りました。

驚くほどの中身がボールに拡がりました。

結構たっぷりあります。


しっかりとした薄皮はパックに使うとよさそうです。

殻の厚みを測ったら2mmありました。

じゃーん。こんなオムレツができました。

フライパンいっぱいになった量のオムレツが3枚分できました。

感想は…まあ普通の卵と同じです。脂肪分が少なく、あっさりした淡泊な味わいなので、調味料次第でどうにでもなりそうです。とにかく量が多いので、普通の家族の夕食には不向きで、パーティとかイベント向きのような気がしました。

だちょう牧場が増えていったら、だちょうの卵がスーパーに並ぶ日が近いかもしれませんね。

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はぜ屋敷で農作業

2010-03-20 22:27:20 | 復活奮闘日記
今年2月に松山櫨の苗を植えた「はぜ屋敷」。

櫨苗が順調に伸びていくまで、草取りなどの世話をしていかねばなりません。すでに暖かくなって櫨畑が菜の花に覆われてきました。そこで上画像の通り、マリちゃん、マユちゃん、ユイちゃん三人組に張り切ってもらうことになりました。

中でも今日の主役はマユちゃんでした。
まずは櫨苗近くの菜の花を引っこ抜いて草取り作業からです。

菜の花抜きはともかく、草取り作業は長時間すると疲れてしまうので、短時間でやっていくことになりそうです。

櫨苗が大きくなって実が収穫できるまでには数年かかります。それまで空いた土地を利用して農作物を育てる体験も同時にやっていくことになりました。

今までクワなんか持ったことのないマユちゃんですが、積極的に挑戦しました。

マユちゃんはものづくりが大好きなので、潜在的な意欲があったのでしょうか。クワを使う飲み込みが良くて、適度にクワの角度を理解して進めています。ちなみに私も挑戦したんですが、なんかクワ使いがヘドモドしてちっとも進みませんでした。

この飲み込みの良さを見込まれたのか、耕耘機を動かす名誉にあずかりました。

前進や後退の仕方など、基本的な操作をYパパから教えてもらっての耕耘機初体験です。かなりスジがいいと評判に。

さらにメークィンやヤーコンの種まきも手際良く行っていました。

こうやって今日植えた農作物が数ヶ月先に収穫できると思うと、かなりワクワクしますね。

櫨苗まわりの手入れと畑の世話をやっているうちにお昼の時間です。お腹もペコペコになりました。

例のアレを食べる時間です。(…続く)

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だぼはぜの会例会

2010-03-19 20:40:16 | 販売奮闘日記
だぼはぜの会の例会が久留米市え~るピアで行われました。

だぼはぜの会は筑後の元気企業プロジェクトとして、異業種の交流やマーケティングの勉強などをしています。販売に関する初歩的な質問から会員の皆さんからの最新情報まで、ビジネスをやっていくうえで非常に参考になることばかりです。

今日は動画配信サービスのLi-Berta(リ・ベルタ)という話を聞くことができました。


こちらでは携帯のインターネット回線がどんどん高速化している今、スピーディな動画配信サイトの構築サービスの紹介がありました。

いやあ、驚きました。世の中はすごい速さで動いているんだなと実感しました。

何が驚きって、実際にその場で15秒ほどビデオ録画して、それをアップロードされたんですが、その速さと映像の良さにビックリ。YouTubeとかのカーソルがグルグル回るのに比べると、ずっと短時間でアップロードされました。手軽さと便利さという点ではすばらしい技術ですね。

毎日進んでいるIT技術に比べると、私はずいぶん古いものと関わっていますが、「故きを温めて新しきを知る」と言うし、何かこういう新しさを組み入れることができればいいなと思っています。

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菜の花だらけの櫨畑

2010-03-16 20:16:31 | 復活奮闘日記
気がついたら櫨やしきの櫨畑に菜の花が一面に咲いていました。

2月に植えた櫨苗が菜の花に隠れていますが、元気いっぱいに育っています。

櫨苗の成長を促進させるために今週20日土曜には菜の花を撤去することになりました。当委員会の草取り隊が朝から作業する予定です。

この黄色、けっこう好きなんですが、放っておくとすぐに荒れた樹海になってしまいそうです。ついでに奥の畑には野菜を植えることも決定しました。

まさか自分がリアルに作物を育てるなんて。MIXIのサンシャイン牧場(←ゲーム)はやってますけどね。数ヶ月したら収穫出来て、それを食べられると思うとなんかワクワクしています。

ここ数日は天気が良いので櫨の新芽も一気に吹き出てきそうです。今年の春は二重に楽しみが増えてきました。

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お知らせ_松崎・鶴小屋で春の一般公開

2010-03-15 22:22:24 | 販売奮闘日記
今日はお知らせです。
4月3~4日に、小郡市松崎・鶴小屋にて「春のTUTI陶器展」が行われます。
小郡・基山で活躍されているTUTI陶房の陶芸作家前田尚子さんによる個展です。

通常なら鶴小屋で私もまったり和ろうそく販売してるんですけど、残念ながら私は山口・瑠璃光寺に行くことになっているので、今回は商品だけの展示販売となります。

詳しくは筑後松崎宿のHPをごらんください。

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だちょう、好き?

2010-03-14 22:28:13 | その他
朝倉市にあるダチョウ牧場に行ってきました。大人しくてゆったりと動いています。人間が近くに行っても恐れることなく、エサの時間かな~?と寄ってきます。

なんとなくカワイイので首のあたりを撫でてみたら、そんなにイヤそうじゃなかったです。


これ、オス鳥の求愛ダンスだって。首を左右に振ったり、羽を揺らしたりします。でも、すぐ隣にいるメス鳥は残念ながらあんまり関心持ってないみたいでした。ま、人間と同じように気分とか相性とかあるんでしょうかね?

ダチョウの首をなでておきながら残酷なようですが、実はダチョウ肉、すごく食べてみたい!脂質が少なくてタンパク質が多く、まさにダイエット肉らしいし。巨大卵も一度食してみたいもんです。

そのうち、念願叶って食べることができるかも…。期待しとこう!

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雨降って火が灯る

2010-03-13 20:07:13 | 復活奮闘日記
今日は例によって櫨の実ちぎりの日。いざゆかん!と朝起きてみたらあいにく雨が降ってました。

がーん。あんなに張り切ってたのに。

参加する予定だった10人あまりの人達に中止を連絡しました。濡れた櫨の実をちぎると腐れる原因になります。実が乾くまでちぎることはできない以上、今日は断念しなくてはなりません。

「延期になるの?」
「ううん。中止。だってもう三月だし、新芽が出てきたから今年はもう無理ですね。」

無情にも降り続く雨を見ながら、「無念」という言葉が浮かびました。

とりあえず荒木製蝋の社長に現地に来て頂いて、地元の振興会の方々にお引き合わせすることになり、午後から出かけました。天気は皮肉にも午後から良くなってきて、風が吹いて実が乾き始めていました。

明日の天気予報ではちぎれそうですが、明日は私も含めてメンバーの予定がすでに入っています。

とりあえず現地に向いました。甘木から秋月に向かう小石原川沿いです。下渕という信号から先は道路際に20本ほどの櫨並木ができています。

振興会の人達と荒木社長。


近くに住む振興会の人達はもともと今日は参加せずに見学のみということだったんですが、興味があるのか荒木社長に熱心に櫨について質問していました。数ある疑問点に次々と答えていく荒木社長。

「それじゃ、天気もよくなってきたし、この際だから、少し実のちぎり方を教えときましょう。」と荒木社長が言って要領を教えると、案外ちぎり方は簡単だというのがわかってきて、おまけに気分が高揚してきたんでしょうか。

な、なんと木に登ってちぎり始めた方がいました。

まるで木に登って遊んでいたわんぱく少年の頃に戻ったかのようです。

「みんなでちぎっていったら、案外集まるかもしれんな。」と振興会の人達。


その後、川沿いを車で一周して櫨の木を見て回りました。思ったより櫨の木は多く植栽されており、この川沿いには200~300本ぐらいありそうです。櫨を見て回っているうちに、地元の人達による櫨に対する思い入れが強いことがわかりました。

「このあたりにはナンキンハゼを植えてしまった。なんでこんなの植えてしまったんだろう。もうこれは切って代わりに櫨を植えよう。」と意気込む振興会の人達。気がついたら櫨に対する熱気が、立ち上る蒸気のように感じられてきました。

最初に櫨の実をちぎってとお願いして断られたのがウソみたいな展開です。そんなにみんな櫨が好きだったなんて。

そもそもなんで肝心の実をちぎらずに何年も放置してたのか。自分たちがこんなに苦労して櫨の木を植えておきながらなぜ?

どうも、そこはやっぱりなんつーか、単なる知識不足だったっつーか、要するに収穫した櫨の実をどこに持って行けばいいのかわかんなかったらしいです。最後のもう一押しが足りなかったっつー事でしょう。

それにしても改めて思ったのは、この川沿いは振興会の人達が大切に守っている場所だったってこと。櫨の木はみんなの郷里への愛情を込めて植えられたものだったんですね。

当初は、櫨を重ねてのいろんな夢や構想があったと聞きました。しかし樹木が育つまで何年もかかるので、しばらく経つとみんな忘れちゃってたんですね。今、荒木社長と会ったことで再び夢が蘇ってきたようです。

私には雨が降って櫨の実ちぎりができなかったのがかえって幸いしたような気がしました。ヨソモノである私たちが櫨の実をちぎるよりも、やっぱり植えた本人たちがちぎるのが一番理にかなっています。

むしろ地元の方達の心に火を灯すことができたんじゃないかなと思うと、私の心も少しは軽くなりました。取るに足らないちょっとした活動でも、きっと波紋のように広がっていけば、大きな波になるかもしれません。

今年の冬は、この地元の人達が大勢参加して櫨の実ちぎりをする様子が見られるような気がしてきました。そうなるよう私もぜひ応援していきたいと思っています。

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久留米_春のまち旅キックオフ会

2010-03-12 23:49:41 | 販売奮闘日記
春のまち旅キックオフ会が久留米市役所で行われました。

秋に好評だったプログラムなど39のプログラムが開催されます。キックオフ会ではそれぞれのナビゲーターからの頼もしいコメントがあり、春も賑やかなものになりそうでした。

久留米のまち旅をなんと某大都市がパクっている(?)と情報が伝えられ、改めて久留米のまち旅が注目されていると認識されたようです。


グループ討議の時に和ろうそくを灯したら、巨峰ワインさんが椿博に向けてのワインを持って来られていたので、一緒にパチリ。

燭台は山口のハセガワさんのですが、こうしてみるとなかなか合っていますね。火を灯した瞬間、みんな携帯で写真撮っていました。今度から公の場所でぱっと出せるように和ろうそくと燭台を持ち歩こうかな。

この様子はまち旅オフィシャルブログにも報告されています。

さて、当委員会がらみのものはアールグレイさんで3/21に行われる「篠笛と櫨ろうそくの夕べ」。とても素敵なギャラリーで今から楽しみです。

みなさんもぜひ参加してくださいね!

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4地区合同ワークショップ

2010-03-11 23:41:37 | 販売奮闘日記
11日は4地区合同デザインワークショップが福岡市天神で行われました。

毎月えーるぴあ久留米で行っているワークショップ拡大版みたいな感じで、福岡や北九州、飯塚地区の方々と顔を合わせて、それぞれの商品を説明してみなさんから意見を伺うというものです。

ワークショップではお客様とかの声を生かしてデザインを大きく変えて商品の売り上げを伸ばしたモノがあり、デザインによってこうも受け取る印象が変わるのかと改めて感心しました。

価格も重要で、安くしすぎては、かえって商品の信頼度を下げる場合があり、値段のつけ方は思案のしどころなんですね。

当委員会の商品も貴重な意見をいただきました。

時々、こうやってあらためて商品についてのご意見を伺うというのは基本に立ち返ることができて勉強になります。来年もぜひワークショップに参加したいと思っています。

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