松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

卑弥呼の火祭り その6

2008-02-01 20:39:25 | 復活奮闘日記
卑弥呼の火祭りのイベントに関連して、
今まで江戸時代の話をしてきましたが
今回は古代まで時間を遡ってみます。

邪馬台国と卑弥呼という言葉が魏志倭人伝に記された事から
その在処は依然として古代史最大のナゾとなっており、
学説は主に近畿大和説と九州説に分かれ
遺跡が発掘されるたびに、
白熱した論議が続けられているのはご承知のとおりです。

九州説は非常に多くの候補地があり、
最近は沖縄説も登場したようです。
しかし、その九州説の中でも有力候補なのが山門の地。
邪馬台(ヤマト)の音と山門の音が似ていて、
魏志倭人伝に記載された行程をたどると、
地理的にも山門であったのではないかと思われています。

もちろん、近畿大和説の学者は九州説に対し反論していますし、
近畿か九州かは、いまだに定かではありません。

しかし、いずれにせよ、山門の地が
歴史学者を悩ませる邪馬台国の候補地であるというだけでも、
自分たちの住んでいる土地を、
新鮮な目で見ることができるでしょう。

今回のイベント「卑弥呼の火祭り」。
8日のオープニングと10日のフィナーレでは、
劇団けいさんらんどによる卑弥呼にちなんだミュージカルの発表もあるということで、
どんなミュージカルなのかちょっと楽しみです。

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