エルソル飛脚ブログ ~Run 4 Fun~

四万十川周辺をチョロチョロしている飛脚の記録です。

蝶の標本に挑戦

2020年09月04日 | 創作

何とも恐ろしい台風が接近中。(予想では915hpaというとんでもないヤツ)

高知県西部は予報円の右側で、やはり強風と豪雨に対する備えが必要。

ちょっと尋常ではない台風なので、直撃予想の九州は心配ですね・・。

さて、

この夏に出会い、心惹かれたミヤマカラスアゲハというアゲハ蝶。

捕まえてマジマジと見てみると、・・・「これはもう標本に挑戦しよう!」ということに。

小学生の夏休みの宿題で、昭和の男子なら誰でも挑戦したことがある昆虫標本。

何か知らないけど、変な色の液体をセミとかに注射した記憶があるが、時代は随分と変わっているものだ。

まずは捕獲、

ミヤマカラスアゲハは渓谷を勢いよく飛び回る。

飛んでる姿の見た目は真っ黒いアゲハ蝶、チラッと見せる表面のブルーを見逃してはならない。

アゲハ蝶は濡れた地面などに吸水に現れる。

吸水中が捕獲ポイントで、虫網をかぶせる。

バタバタすると羽が破損するので、すぐに手で取り出してその場で絞める(可哀想だが)。

蝶は胸のあたりに神経が集中していて、そこを強く圧迫するとすぐに死ぬらしい。

・・・が、アゲハなどの大型の蝶はなかなか死なない。

なので、羽根が広がらないように100均のクリアメッシュケースに入れて持ち帰る。

ケースごと冷凍庫に入れて約2時間、これで状態の良いまま死ぬらしい。

嫁が居ない現在、何の躊躇もなく冷凍食品の上に乗せる。(居たら絶対に怒られる)

冷凍食品はたまたまではあるが、羽根つき餃子・・・。(居たら絶対に怒られる)

展翅版という蝶の標本づくりに欠かせない板があるが、

やはり100均の発砲スチロールとパラフィン紙代わりの透明ビニールで代用する。

真ん中の溝に蝶の胴体を入れて羽を広げ、形を整えて、マチ針を止める。

この状態で約2週間、乾燥させるだけ。(ほったらかし)

(注、胴体をゴキブリが食べるらしいので、なるべくケース保存)

待つ間に、これまた100均のケースをアクリル絵の具で塗ったりする。

そして2週間後・・・、

きれいな標本が出来上がりました!

お店のインテリアとして飾っています。(話のネタのもなるし)

枯れアジサイのリースにミヤマカラスアゲハの標本。まあまあいい感じかな。

小学生の頃は先生に叱られてばかりでしたが、

新聞投稿(エッセイ)、自由工作、今はお客様の教師達に何かと褒められてばかり(笑)。

小学校時代にお世話になった女の先生、噂では元気にされているようで、会ってみたいやら・・どうしたもんやら・・。

今朝は朝ラン5km、

もう早朝の風は秋の気配。心地よい季節はすぐそこですね。

※台風がたいしたことがありませんように・・・

コメント (2)
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旅する蝶に出会うというロマン

2020年09月01日 | ジョギング

残暑厳しい夏、台風の影響で南からの風が湿気ももたらす。

休日は午後から少し予定があり、早朝から涼を求めて林道に向かう。

四万十川も少し渇水ぎみだが、雄大な癒しの風景は変わらない。

林道を車で走り続けること約1時間、標高1000mも超えると少しだけ涼しくなる。

暦は9月を迎えるこの頃、山ではキオンの花が咲き始めた。

例年9月は翌月に控えたウルトラマラソンがあり、休日は走ることがメインで山歩きなどは出来ない。

「キオンの花が辺り一面を真っ黄色に染めていてすごく綺麗よ~」

知り合いのオバサンが必ずこの季節に情報をくれるが、まだ行けていない・・・。

今年は大会も中止なので、今年こそはキオンの黄色い絨毯を見に行くとしよう!

そのキオンの花が咲き始める季節に姿を見せ始めるのは「アサギマダラ」。

「旅する蝶」として有名なアサギマダラ、その移動距離は2000kmを越えて海さえもまたぐ。

今年もまたこの旅人に遭遇することができた。

大体は標高の高い所を移動するらしいが、この蝶が好むフジバカマを庭に植えていると下界にも現れるようで、

花が咲く秋になるとオバサマ方が「来てくれた~!」と一喜一憂していると聞きます。

まるでスターですね(笑)。

でもまあ、人の居ない山の高いところで優雅に舞う姿を見るとロマンを感じてしまいます。

移動経路を調査するマーキングされた個体もいるようで、今度はそんな奴に出会ってみたいな~。

さて、帰らねば・・

あ!ヤマドリ!

お前の子供を大マムシから助けてやったんやぞ!恩返しせい!(勝手な妄想)

渓流はブルー。

今年は鮎が豊漁らしく、釣り人をたくさん見かけました。

夕方、堤防ラン10km。

高温に高湿度となると脱水気味でゴール。

アイスのガリガリ君と冷えた炭酸水でクールダウン。

健康診断で脂質異常と診断され、控えていたカロリー。

アサギマダラのアスリートぶりに敬意を表しながら、週イチくらいのビールは許してもらおう!!

プシュッッ!!

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