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幸せ者たち

2006年12月09日 | アメフト
今日、母校の入替戦があった。
2部-3部の入替戦である。
昨年は3部-エリア(4部)の入替戦に3部最下位として出場していたことを考えると本当に見事な一年だった。

結果は雨降りしきる中、攻守ともに相手を圧倒し32-0の完封勝利。

実に10年ぶりの2部復帰を鮮やかに決めたのであった。

2部復帰。

近年の成績を考えるとOBとしてはこれだけでも十分賞賛に値するのだが、私のように長年フットボールに携わっている者が今年母校に対して本当にすばらしいと思うのは『全勝』でシーズンを終えたことである。

いやぁ。本当にすばらしい。

一体日本全国のフットボールチームのうち何チームがこの『全勝』という単語を堪能することが出来るのだろう。

レベルの差はさまざまでも数えるほどしか味わえないはずである。

たとえば来週行われる甲子園ボウルも法政、関学ともに今のところ『全勝』だが恐らくどちらかに土がつく(同点の場合は両校優勝となるが)。
勝ったチームとて最後のライスボウルは大変な難関だ。

学生側から『ライスボウル不要論』がしばしば挙げられるが「せっかく甲子園に勝って気分がいいのにライスでわざわざ負けて終わってしまうのはいかがなものか」というのがあるからなのだろう。

ちなみに1部-2部の入替戦も本日2試合行われ、ともに1部が残留を決めたが、2部全勝優勝をした学芸も結局『負けて』(大変惜しいゲームだったようだが)シーズンを終えている。明日も1部-2部の入替戦があるが、2部から出場する武蔵工、青学は両校の直接対決で引き分けているので例え明日の試合に勝ったとしても『全勝』とはなり得ない。

さらにいうと『多分』だが、『全勝』でシーズンを終えたのは創部以来初の快挙なのではないか?
私が在籍した時は運良く1部に上がれたが、そのときも最終戦を残して2部優勝を決めたもののリーグ戦の最終戦では黒星を喫している。入替戦に勝ったからあまり目立っていないが・・・。10年前に3部から2部に復帰したときも確かリーグ戦で引き分けが一回あるはずだ。

『3部だから可能なのだ』といわれるかもしれない。
でもレベルはどうあれ、まずは今ある現状の中でベストの結果を残せたのは間違いない。3部のチームは甲子園ボウルに出れるわけないのだから、今残せるベストの結果を今年の4年生たちは残したのだ。

本当に『幸せな者たち』である。

それと。

それを実現したスタッフの方々には本当に頭が下がる。
今年の4年生は入学以来数えるほどしか勝っていなかった。
それを『全勝』チームに育て上げたのは今年のスタッフの方々の力あってこそ。

負け犬たちに夢を与え、実際に勝ちを重ね闘犬へと変貌させたことは本当にすばらしい。

しかしながらOBというのは贅沢である。
一方で厳しいことを述べればチームとしての真価を問われるのは来年である。
一年限りの『勢い』で終わるのか、一部へ復帰する力をつける組織をつくり上げることが出来るかは来年以降にかかっている。
来年が楽しみだ。

うーん・・・いいなぁ。『幸せ者たち』

次は俺の番?

追伸
俺はね・・・別に寒い中フットボール観るのは全然へーき。
雨でも全然ヘーキ。
そりゃぁフットボールは基本的に屋外のスポーツだしね。
その一方で子供をつれての観戦もへーき。
むしろ観戦するときは連れて行きたいと思うよ。

だけどさ・・・

両方一遍は無理だな。
『子連れ』で今日みたいな『冷雨』じゃね。
さすがに耐えられずに前半で帰りましたわ。
訳あって女房はこれないから大変だし。
寒いし、ケンカするし。アメがほしーだのなんだのいうし。
それでも屋根がありゃ少しはましだったんだけど。ビショビショだし。
ま、会場で会ったOBのみなさんには挨拶もそこそこに失礼したしだいですわ。

ホント、両方一遍はね・・・無理っ!

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (姉様)
2006-12-10 08:26:13
お疲れさん。
母達は雨の日も風の日も嵐の日も吹雪の日も、子供達とそんな毎日を送っている事をお忘れなく。
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