え~はなし

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勝てなかった日本。

2007年07月15日 | アメフト
「惜敗」「あと一歩」・・・色んな言い方をメディアはするだろう。

ただ、あくまで私見だが。

勝てた試合だったと私は思う。
勝たなければならない試合でもあったし、勝つチャンスは十二分にあった試合だったと思う。

選手は良くやったと思う。
明らかにヒットの質が違うアメリカ相手に果敢に向かっていた。
スピードでは圧倒していた。
特にディフェンスの集中力は凄かった。
相手RBがトップスピードに乗る前に誰かが絡んでいた。
いくつものターンオーバーを演出した。
集中力と集散はすばらしいものだった。

骨に響くようなヒットの連続で消耗してきていても集中力は保っていたと思う。

アメリカは少し緩慢だった。
もちろん個人的にすばらしい選手は散見されたが、全体としての完成度は低かった。
ある意味で「W杯」というレベルにぴったりのチームだった。
(ちなみに今回のアメリカ代表はNFLのドラフトにかからなかった大学生の代表チームで、レベルもDIV.1からDIV.3からほぼ均等に選出されている)

しかし。

それだけに。

それだけに、勝たなければならない試合だった。

いや。

なんとしても勝って欲しかった。

どんなレベルであれ「アメリカンフットボール」の母国「アメリカ代表」に「日本代表」が「勝つ」という事実が大切だった。

世間に与えるインパクトが違う。
つまりそれは今後の「普及」に大きな影響を及ぼすことを意味している。

そして今回勝つことで次回大会でアメリカに今回以上のチームを編成させることを強いることができた・・・はずだった。

「惜敗」では何れも適わない。

試合そのものに話を移すと、二つ気になる点がある。
まず、日本代表のファーストプレーが本当に痛かったということだ。もう少し慎重な入り方が出来なかったかと思う。
そしてもうひとつはラスト2ミニッツでアメリカ代表はタイムアウトが残っていながらタイムコントロールしなかったのは不思議だった。明らかにタイブレークに持ち込もうという意図があったと思う。それほどまでにアメリカを追い込んだ、ということか。

それにしても本当に惜しい試合だった。
選手は今どんな気持ちなのだろうか?
もう少し時間が経ったら教えてね。ケン、タマ。

ちなみに写真はなんと席がお隣だった外人のおじいさん・・・って、どっかで見たことあるな~って考えてたら・・・
「あっ!チャック・ミルズだ!」
ってことで、ハイ!チーズ!

日本にとって歴史的な試合の会場で日本のフットボールの歴史に残る人と会うことが出来たのでした。

チャック・ミルズが誰かって?
うーん・・・ググッてみたら?



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1 コメント

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Unknown (おおもり)
2007-07-17 10:13:22
決勝ではあまりご挨拶できず、すみませんでした。

あの外人さん、チャック・ミルズだったんすね!
一般人ではないと思ってましたが・・・。
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