１１月、３０日間、７２０時間

#勉強 #学習 #教育 #私立校 #中高一貫校 / 2020-11-01 12:05:43

私立校・中高一貫校生　二学期期末テストの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、330円(税込)　私立校・中高一貫校生の二学期期末テストの勉強の仕方を紹介

正確には、もうすでに７２０時間を
切っており、１１月、３０日間、
７２０時間のカウントダウンが
始まりました。

それに１２月のテストまでの時間、
約２００時間ほどを足しても、
１，０００時間を切ったことに
なります。

皮肉なことに、追い込まれてから
初めて限定された時間の短さ、怖さを
感じられることになると思いますが、
今年度の成績、点数のツケ、借金、
授業で習ったこと“だけ”だとしても、
残りの時間で、返すことが出来るのか、
挽回できるのか、具体的な数字が出るほど、
『現実』に感じられることでしょう。

教科書・問題集は何ページ分、
プリント・ノートは何枚分、
何単語、何問、覚えて、
解けるようになって、
何点を目指せるでしょうか。

それを残り時間内で、『頑張る』
『努力する』ということは、
どういう頑張り、努力をする
予定でしょうか。

かつての私立校・中高一貫校で
要領の良い方は、それらを脳内で、
見積もることがうまく、さらには、
追い込まれれば追い込まれるほど、
それらを凄まじい勢いで『実行』に移して、
“たかだか”学校の勉強、テスト“ごとき”を
難なく乗り切って、終わってみれば、
全てご破算になっているということが
多かったです。

それが出来るだけの底力、地頭、
基礎学力、知識を、最低限、
“身につけて”いたからこそ、
そうした見積もりで、計画で、
学生時代を渡り切っていたように
思えます。

それが出来ている方にとっては、
事前の準備や根回し的なことは、
煩わしいことだったと思いますが、
今では、そういったことが出来ている、
やり切れている方を、ほとんど
見かけなくなりました。

そのため、最近では、進級・進学出来ない方は、
『予定』されていると表現しております。

一昔前までは、本当に、ギリギリまで、
『やってみないと、なってみないと
　最後までどうなるかわからない』
『やってやり切って、　何とかする』で、
最後のどんでん返し、一発逆転劇と
なった方が多かったですが、
最近は、そうして、ギリギリで、
温情で進学させてもらっても、
結局、その先で、さらなる深みに
はまっていって、身動きが取れず、
あとはもう、その先の進級・進学が
不可能となる通知を受けるのを待つだけと
なってしまっています。

教育改革の影響で、
厳しくなってきている中で、
その初年度であった今年度から、
早速あおりをくってしまっている方は、
そろそろ本気で軌道修正しないと、
休校だったから、こんな事態が
起きたから、『仕方ない』『許される』と
いつまでも『勘違い』していると、
記録されていく『結果』に、後々になって、
苦しめられることになります。

有限回の機会である、
二学期期末テストまでの
残り時間は刻一刻と
過ぎてきています。

それが最後の機会となっている
３年生はもちろんのこと、
１・２年生も、早くに気付かないと、
来年、再来年に厳しい悲劇を
迎えることになりますので、
気を付けておくことをオススメします。