私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






テスト中の方は、テスト前、それもまだまだ2・3週間もの時間があり、
余裕を見せている方を見て、『時間は不平等に流れている』ように
感じるかもしれません。


頑張っている、苦しんでいる自分を横目に、まだまだ余裕とふざけあっている方を
見ていると、イライラしたり、理不尽を感じるかもしれませんが、
そうやって頑張っている、苦しんでいる自分と余裕を見せてふざけている方との、
時間は“平等”に流れています。


同じ時間軸を過ごしているにも関わらず、余裕を見せている方を羨ましく思うのは、
『時間の無駄』です。


そんな思いにかられている時間があるのであれば、少しでも手を動かし、頭で考えて、
覚えて、解いてと、研鑽を重ねて、テストに臨んで下さい。


そして、できれば、そんな苦しみを、もう二度と味わうことのないように、
計画・予定をきっちりと立てて、テスト前でも余裕を見せれるようにして下さい。


また、今はまだ、テストは2・3週間後で、まだまだ先の未来のことと、
余裕を見せている方も、同じ時間軸で濃密に勉強を頑張っている方がいることを
無視しないようにして下さい。


失礼ながら、進級・進学できなかった諸先輩の姿を見て、
いやいや自分は“あんな風”にはならないと侮っている方ほど、
その“あんな風”になって恥ずかしい思いをすることになります。


今ある余裕を、与えられたものかのように感じているかもしれませんが、
その余裕のほとんどは幻想です。


一・二年次における余裕は、まだまだ時間がある、機会があるという
思い込みによって作り出されるものですが、そうして油断して、
点数・成績を落していったのが、その“あんな風”になった諸先輩たちです。


同じ学年に自分よりもっとひどい方がいる、まだまだ下がいると安心している方も
いるかもしれませんが、ある意味安心して下さい、そういう方は、
今年度以降、上に上がれずに退学・転校ということがどんどん決まっていくことに
なるでしょう。


そうして、もっとひどい方、下にいた方が、“いなくなった”時、
今度は自分の番がやってくるということになりますが、
その時になってから、やる気になってでは遅いということを、
指し示してくれたのが、3年生に上がったにも関わらず、
“あんな風”に進学できなかった方ということになります。


部活動の先輩などを見ていてもわかると思いますが、
3年次になって余裕を見せていられる方は、
進学に全く問題ない方か進学を諦めた方のどちらかです。


それ以外の方は、ギリギリの成績で最後の最後まで苦しむ、
不安の中、虚勢を張って、上記した方々と一緒になって、
騒いでいるだけです。


そうして、進学できなくなった後、学校内で見かけて、
“あんな風”になるわけです。


今後は、最後の最後まで真剣に、本気になれずに、
中途半端に余裕を見せている方から、3年次を待たずに断罪されていくことに
なると思いますが、まだあと数年は、前カリキュラム、進級・進学要綱の基準で、
3年次の最後の最後までもつれることがあると思います。


その『姿』を見て、自分も、自分の学年も、大丈夫だろうと思うのは、
止めておいてほうがいいでしょう。


特に中高一貫の場合、高校生とも部活動を一緒に行われていると、
高校の先輩はふざけて、中学時代なんか勉強しなくても何となくで進学できるなどと
言う方が“まだ”いることでしょうが、そういった方も、おそらく今後は、
『消えて』いくことになるでしょう。


そんなことを言っている方は、今年度以降、“一気に”進級できなくなり、
昨日も書いた通り、進級できない=退学・転校を余儀なくされることに、
なっていくと思います。


そのことをこの二学期に証明することになると思いますが、
もし、そこで多くの先輩が“そう”なった場合、自分たちの代は、
より厳しくなっていると思って下さい。


特に今年度は、2020年度に向けて始動し始めた年度であり、
順当にいけば、来年度高校生になる方が、この2020年度に、
大学への進学を迎えることになります。


ですので、今高校生の方は、この移行期間の実験段階となり、
学校側が極端に厳しくする可能性があります。


今年度の高校一年生に限っては、2019年度から始まる、
『高等学校基礎学力テスト(仮称)』を受ける対象になりますので、
学校内の偏差値等を上げるつもりであれば、言い方が悪いですが、
学校の品位を、ブランドを著しく下げる可能性がある方には、
受けないでもらう=出てってもらうという方針になると思います。


あくまでも可能性の話ではありますが、現在の授業の進度や量・質、内容を
考えますと、高校2年次までに、『そのテスト』の対応ができるように、
カリキュラムを進めてきているように見えることから、
高校2年次までに振り落とす(進学させない)線引きを高めているようにも思えます。


そうなった時、それも高校2年次の今頃になってからでは、
挽回の余地が無くなることになるでしょう。


これが中学でも行われる場合、同様に中学2年次の二学期、
つまり8回ある学期の5回目を終えた時点で、14~16回ある定期テストの、
8~9回を終えた時点で、決定することになります。


こういったことを知らずに、なってみてからわかったでは、
もう取り戻せませんので、覚悟を決めて下さいとしか言えません。


今年度から始まる、私立校・中高一貫校の授業料無料化なども相まって、
私立校・中高一貫校での変革が一気に始まっているように思われます。


その変革の犠牲者となり、さらには、そのことによって、
編入や転校といった道にも障害となると、私立校・中高一貫校で、
進級・進学できないことが、本当に人生が変わる出来事になってしまうことを
懸念しております。


基本的には、そうならないように、学校・先生が考えてくれているとは思いますが、
それでもそうなってしまった(進級・進学できなくなった)時、その後の対応は、
学校も先生も未知のこととなりますので、親切な対応や相談を望まれても、
希望は叶うことはないと思います。


システムや制度、さらにはカリキュラムや教育の抜本的な見直しがなされている中、
対応や判断・決断が遅れることは、その後の人生全てにおいて、
大きく関わってくることを、親御さん、ご家庭を含めて、よく考えておくことを
強くオススメします。



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