BART

『ＢＡＲＴ（Ｔｈｅ　Ｂａｙ　Ａｒｅａ　Ｒａｐｉｄ　Ｔｒａｎｓｉｔ）はサンフランシスコ半島とＯａｋｌａｎｄ，Ｂｅｒｋｌｅｙ，Ｗａｌｎｕｔ　Ｃｒｅｅｋ，Ｄｕｂｌｉｎ／Ｐｌｅａｓａｎｔｏｎに東側にあるその他の都市とを結ぶ鉄道網です。ＢＡＲＴは３０年以上にわたって、近隣にお住まいの方々や観光客の皆様に好まれるような、ダウンタウンのオフィス、ショッピングセンター、観光名所、娯楽施設、大学などへの迅速かつ信頼できる輸送手段として操業してきました。』
（ＢＡＲＴ・Ｂａｓｉｃ　Ｇｕｉｄｅより翻訳）

Ｓａｎ Ｆｒａｎｃｉｓｃｏ初日

８：３３

　　その後をフラッシュバック。

　　結局Ｏａｋｌａｎｄに着いたのは日付が変わった０：０２。Ｊｏｅは名残惜しそうにいろいろ励ましの言葉を言ってくれたが半分くらい聞き取れない。ともかく別れを告げ、彼はｇｉｒｌｆｒｉｅｎｄの迎えをうけるとのこと。

　　さて、Ｏａｋｌａｎｄ－ＳＦ間のバス（バスには別のチケットが必要だったが、持たず）。「もうこれは強硬突破や」と覚悟を決めた。いざとなれば“ｄｅｌａｙｅｄ”“ｆｌｅｘｉｂｌｅ”“ｓｕｂｊｅｃｔ　ｔｏ　ｃｈａｎｇｅ”（Hey, it was too late. It delayed more than two hours. And you know what, you must be flexible for it because you said your arrival time would subject to change. Of course, My plan would do so.）などとゴタクを並べてやればいいのだ。それくらいの余裕さえ出てきた。案の定まずｄｒｉｖｅｒに（バス乗車を）止められる。電車のｔｉｃｋｅｔをとりあえず見せるが、バスのｐａｓｓはない。曰く「駅で買って来い」返答「そんな時間ない」。そこにｃｏｎｄｕｃｔｏｒ（車掌）登場。オレと同じような要求（遅れたんだから、ＳＦまでくらい乗せてよ）をしたフランス人っぽい二人組がいたらしく、チャっと話をしてＯＫそうだったのでムリヤリ乗り込む。勝った。

　　ホテルに着いたのは１：００。まあこんなもんだ。しかし正味６時間しか寝れん。４人部屋のはＪａｐａｎｅｓｅ、そしてアリゾナからの二人組。あまり話したくない。

街頭へ

大通りを歩き、地下鉄へ向かう。

サラバＬＡ

朝６時過ぎ、浅い眠りから醒めて朝のラッシュを迎えたＬＡのメトロを乗り継ぎ向かうはアムトラック・ユニオンステーション。たびたび言及してきたけども、このアムトラックＡｍｔｒａｋという鉄道会社、善し悪しあれホントにむちゃくちゃなのです。

coast starlight／How to ride Amtrak？

これが車両ですが、ここに至るまでのタイヘンさといったら…。


お教えしよう！長いっス、自己満足っス。アムトラックに乗りたいあなたへ、モデルケースをお教えします（これ以外にも方法はたくさんありますが、あえてモデルケースとして１つあげてみます。いろいろ情報がありすぎるのも煩雑になるので）。また随所にＥｎｇｌｉｓｈでの記述もしとくので、苦手な方ならこの文をそのまま伝えたり、紙に書いて見せればわかるようになれば幸いです。


１．出発前に日本（ＨＩＳなど）でアムトラック・ＵＳＡレールパスを購入する。

これはいわば期間内フリーパス。アムトラックはアメリカ全土に路線を持ってます、が僕のケー　スではカリフォルニアを回るので全米・東海岸・西海岸などの種類の中から地域を選択し、また　１５日間と３０日間の券があるので旅行期間に合わせてこれも選びます。僕は西海岸、１５日間　を購入。＄２１０。ＨＩＳ本店（新宿）なら即日発行、支店なら郵送で２～３日かかるようです。


２．自分が乗りたい区間の乗車券Ｔｉｃｋｅｔを予約Ｒｅｓｅｒｖａｔｉｏｎする

ＵＳＡレールパスはいわば代金フリーになる手形です。Ａｍｔｒａｋに乗るには加えて乗車券Ｔ　ｉｃｋｅｔが必要になります。これは現地の駅のチケットカウンターにて、しかも原則乗車する２，３日前には発行しなければなりません。ここでもとりあえず僕のケースを。

ａ．ＵＳＡレールパスとパスポートを持って滞在地近く（ある程度の大都市が望まれる）のアムトラック駅へ直接出向く
ｂ．白紙に、出発地と目的地、乗車日、乗車路線を書いてパスといっしょに提出し、I need these tickets.などと言う。

(eg.)
3/14 Los Angeles → Oakland 　coast starlight 14
3/19 Oakland → Santa Barbara 　coast starlight 11
3/30 Santa Barbara → Los Angeles 　Pacific Surfliner

ｃ．レールパスに使用開始日をかいてもらう。チケットを発券してもらい、Let me confirmと日付や行き先に間違いがないか確認しておく。もちろんパスがあればお金は払う必要なし。

３．乗車当日

発車時刻の２０分前をメドに駅へ行く。その駅が路線の始発であればチケットチェックが駅で行われる。途中駅なら車内で行われるので電車が来るまで待つ。乗車するときに細長いメモに座席番号が書かれた紙をもらうので、その番号の席に座る。その紙には自分の行き先が書かれて、座席の上に吊るされる。始発ならカウンターにて、途中乗車なら車内でチケットの半券は回収。これにて乗車完了。あとはｅｎｊｏｙ！

＊ここにあげた情報はモデルケースとしての最低限のものしか載せていません。実際には予約はネットでもできますし、レールパスを使用しないことももちろん可能。路線を調べるのにもアムトラックのサイトを多用することになるでしょう。また乗りたい路線によっては座席に予約ないものも少ないですがあります（open ticket）。例えば僕が使用した二つの路線では、coast stralightはチケット発券は座席の予約も同時に意味することになりますが、pacific surflinerはopen ticketの路線なので乗車券さえあればどこに座ってもＯＫですし、極端な話チケットがなくても車内で料金を払えば乗ることはできます（多少割高になりますが）。
その他諸々の詳細については、以下のサイトもご参考ください。また僕のお力になれることがあればお気軽にＭａｉｌしてください。みなさんきっと楽しんでいただけると思うので、お役に立てることもあるでしょう。


アムトラック公式ＨＰ（Ｅｎｇｌｉｓｈ）
http://www.amtrak.com/servlet/ContentServer?pagename=Amtrak/HomePage

アムトラックで行こう！（日本語。かなり役に立ちますが、少し情報が煩雑で錯綜。）
http://el.vis.ne.jp/americanprairie/amtrak/

ＨＩＳ・ＵＳＡレールパスのページ
http://www.his-hotel.com/rail/usa/rail_usapass.shtml

Amtrak補足

上、乗車券ticket。下、ＵＳＡレールパス。

リクライニング！

座席は一番安い席でも新幹線のグリーン席、はたまた飛行機のビジネスクラス並の広さ。まあ全行程が３０時間（ロス～シアトル）もあるのだから、これくらいはないと厳しいでしょうが。ちなみにシスコまでは１２時間、の予定。

LA郊外

ここからは車窓からの風景を、旅の最中に無印のらくがき帳に書いたメモといっしょにお楽しみ下さい。


１１：００

電車のスピードはまったくあがらない、と思って書き始めたら急にＵＰ。
アイポはすでに死。ウルフルズで終わった。
ＭＤにスイッチし、「ベストスカイ」。「スロウライダー」は夜だけじゃなくこの景色、というよりは境遇にもマッチするものだ。
座席がかなり上質なのでつらいことは今のところない。クッキーを喰らい、外をながめる。景色はまだ郊外のまま。さっき○○ちゃんのことでキュンキュンしてたのに、サニーディのせいで次は××に思いをはせる。

ＫｅｎとＫｅｎ

１１：３０

Ｓｉｍｉ　Ｖａｌｌｅｙ（駅）でケンスガイさんが（隣に）乗車。親がいとこと結婚だかなんかで日本人三世のＨａｗａｉ在。小さなコンピューター会社のコンサルティングをしていて、ＳＦ（サンフランシスコ）→Ｓａｎｔａ　Ｂａｒｂａｒａ→ＬＡ経由でＨａｗａｉへ。めちゃイイひと。４９歳。Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈに興味があるらしい。電車も好きらしく、ＳＦのケーブルカーをおすすめされた。いろんな話をしてくれて、しかもものすごい（オイラのことを）理解してくれる。英語もなぜかわかりやすく、スラスラ会話ができた。アーモンドチョコをもらって、しばし読書ｖｓサニーディ。

ヤサイ

１２：１１

バカでかいプランテーションが続く。こりゃ（日本国内の農家より）輸入品の勝ちだわ、とつくづく感じる。作るところも、作られるものもあり余る。

１２：１７

１１：５７着予定、Ｏｘｎａｒｄ駅に着。一抹の不安。