intoxicated life

『戦うやだもん』がお送りする、画日記とエッセイの広場。最近はライブレビュー中心です。

告知

2009-02-24 | smilevideo
ラジオやります。

ネトラジ「お湯らじ」
日時:2009/02/28(Sat) ←修正しました
開始時間:23:00
終了時間:やよいちゃんが寝るまで

放送URL
http://203.131.199.131:8010/oyuradio.m3u
※放送URLはサーバの混雑状況で変わるかもしれません(除草剤噴霧済み)
スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/radio/6211/1235402433/
質問、人生相談はこちら
http://form1.fc2.com/form/?id=398478


人生二度目のラジオ出演。頑張る!

コントレックス、箱買い

2009-02-19 | ライフサイクル
昨晩、炊飯器に水をはったの忘れたまま寝入ってしまい身じたくを整えてさっさと家を出ようと思った瞬間にそれを思い出して蒸らし終わるまで待っていたら『FNNスピーク』の島田さんに見とれてしまって結局13:04の快速まで遅らせて札幌へ向かってみたはいいものの「延滞してます」のTELが来ていたため借りていた本を大学図書館まで返しに行かねばならず遠回りをしてやっと研究室までたどり着きこのところ楽しみにしていた『山おんな壁おんな』の再放送が今日はオンエアされないと知ってがっかりだよ!


『FNNスピーク』のくだりまでを自宅で書いていたにもかかわらず、誤って「戻る」動作をしたため原稿がパーに。やや意気消沈しております。


さて、大学院生も春休み突入である。ここ数日は研究室泊り込みもあったが、これでようやっと時間がとれる。なにより嬉しいのは雑誌がゆっくり読めることだ。

 
たとえば、『中央公論』の特集「日本語は亡びるのか」。「国語」の衰亡を危機ととらえた水村美苗の議論を受けての特集である。特に水村の言語観と、言葉=道具のポストモダニズム全開の東浩紀「中途半端な規模こそ問題だ」の言語観の相違が単純すぎて逆に痛快。「ググってコピペ」の是非についても同様で、「今後実践的に必要なのは、コピー&ペーストに頼っていいから、とりあえず論理的な文章をでっち上げる能力だと思います」とはあずまんの弁。僕が時空を超える雑誌編集者なら、原稿の大半を引用でしたためた『パサージュ論』のひげのおっちゃんと、コピペ問題について語らせてみるんだがなあ。
 

あと、朝日新聞出版の『Journalism』。初めて読んだのだがなかなか面白い。1月号の特集は「新聞のネット化最前線」。「紙とネットは別」の方針でアクセス数を3倍増させた(が苦しい経営の続く)産経デジタルについての記事、佐々木俊尚による毎日WaiWai事件のまとめなどは無難に読める。そんな中で目を引いたのは、ビデオカメラを持つ地方紙記者についての記事。朝読日経などの全国紙も最近では記者にビデオを持たせているらしいが、ローカルなネタをより身近に見せるための手段として、地方記者がとってくる動画ネタは効果を発揮するだろう。事実この記事によれば、地方紙のテレビ系列局がこうした記者の映像を番組や街頭の大型ビジョンで流したりするらしい。なお著者の藤えりかは、朝日のジャーナリスト学校主任研究員との肩書き。そんな組織があったんですね。


MUSIC:夏の黄金比/相対性理論

安藤裕子 ACOUSTIC LIVE at OTARU KITAICHI HALL

2009-02-15 | music
1.ニラカイナリィリヒ
2.星とワルツ
3.あなたと私にできる事
4.ポンキ
5.パラレル
6.雨月
7.忘れものの森
8.新曲①
9.不明(アンディとギターの歌)
10.Little Babe
11.蒔かれた種について
12.隣人に光が差すとき
13.The Still Steel Down

<アンコール>
14.のうぜんかつら(リプライズ)
15.新曲②




素晴らしかった。まずセットリストが良い。構成はダブル山本(今更だがメロディーメーカーとしてのお二人のセンスは底知れない)のピアノ+ギターで、2ndの曲が中心。M2の三拍子がガラス倉庫を揺らす感じがたまらない。個人的にはM6がベスト。BAZRA(どこ行ったんだろう、あのバンド)の演奏でロックロックした原曲の風味は残しつつ、全国13ヶ所14公演を経てややハスキーがかった声がメロディに鋭さを増す。ただ、椎名林檎っぽいとのそしりは免れない(安藤本人にとっては不本意だろうが)。


オーディエンスは残念だった。よく言えばシャイ。特に気になったのはアンコール前の様子。「どーせ誰かが拍手するんだからさっさと出てきてよー」という空気感が漂っている。演者にとっても、追加公演が決まっているのは救いだろう(予定では小樽が最終公演だった)。とはいいつつも、札幌で長年ラジオ番組をやっていたとは思えないほど小樽に無知だった安藤にも苦言を呈しておきたい。北一ガラスくらい知っとけよってね。


とまあグダグダ述べてきたが、パフォーマンス自体は全く申し分ない。春にはベストアルバムを引っさげてのバンドツアーもある。札幌のZEPPはまだ未体験なので、一度行ってみようかしらん。



川本真琴と電車デート

2009-02-05 | ライフサイクル
今年もひと月と五日目にして見た初夢がずいぶんヘンテコな内容で戸惑った。


パソコンのメモリ増設に軽くハマっている。といっても、現在所有しているPCは二台しかないのだが。ひとつは六年前から使っているおじいちゃん。バイオのわりに全く不具合はなく、愛着のあるモバイルノートだ。初期メモリはわずか256MBだったのを、昨年夏に512MB足した。そして先週、上限の1GBまでグレードアップ。初回に比べれば効果薄とはいえ、おじいちゃんは嬉しそうだった(ように見える)。


もう一台は昨年の春に購入したホワイティ(今名付けた)。だって白いんだもん。こちらもバイオで、初期装備は1GB(上限4GB)。2GBに変えたら、スコーンバーベキュー味並みにサックサク。地デジ見ながら動画編集しつつニコニコ見てもサックサク。あとシャットダウンが異様に早い。跡を濁さないどころか足跡すら残らないかんじ。Vistaだと2GBは必須と吹聴されてきたが、これまでとは…。


ガジェット好きの教授に師事しているせいだろうか、ビデオカメラ(キヤノンのFS10かFS21)も欲しくなってきたし、ネットブックも欲しい。カネが足らん足らん。でもあーいうものとかこーいうものには惜しまない。喜久屋書店の店員さん、手にとって買わなかった本の片付け押しつけちゃってすいません。



MUSIC:
FUTURE KISS(LIVE RECORDING AT 宝陽幼稚園)/サニーデイ・サービス



TOUR 2008 "Encyclopedia" FINAL/安藤裕子

2009-02-01 | music
演奏している風景が頭に浮かぶというのは、いい音楽(CD)の条件のひとつだと思う。ライブ版はそれをダイレクトに伝えるものだが、そういう頭の中のイメージを追体験するのも楽しみ方のひとつだろう。


安藤裕子を含むソロアーティストは、アルバムごと、曲ごとにサポートミュージシャンが変わる。ライブ中にギタリストやドラマーを何人も交代させるわけにもいかないから、多種多様な演奏者のクセないしニュアンスを取り込みつつ、ライブというひとつの舞台に落とし込んでいかねばならない。これはたいそう難しい。


それは、百戦錬磨のドラマー・沼澤尚にもあてはまる。序盤だけを見ても、“再生”“Hilly Hilly Hilly”(佐野康夫)、“水玉”(河村カースケ智康。椎名林檎初期のサポートなど)など、ひとクセもふたクセもある叩き手が原曲を手掛けているだけに、ノリが変わってしまっているケースもある。アップテンポは不得手、というか彼のスタイルではないが、そういう曲も安藤裕子の場合少なくないのだ。


ただ、それでもやはり「さすが」と思わせるところが沼澤氏。ニュアンスこそ違えど、彼ならではのソフトなタッチで演奏を盛り立てている。また実際のライブではあまり意識していなかったが、よくよく見てみると身体全体でノリを作る人だというのがわかる(昔、コピバンの女子高生が身体を上下させて叩くのを見て非常にダサいと感じてから、そういうノリ方を否定してきたのだ)。特に横ノリの取り方は、自分では真似できないぶん、食い入るように見てしまう。


今月15日には安藤裕子・初の小樽ライブもある。ドラマー目線のマニアックな発見を楽しみつつ、じっくり鑑賞していきたいDVDだ。



安藤裕子 TOUR 2008 "Encyclopedia" FINAL
カッティングエッジ(2009/1/7)