intoxicated life

『戦うやだもん』がお送りする、画日記とエッセイの広場。最近はライブレビュー中心です。

あさりのおみそしる、にくじゃが

2006-04-24 | 専業主夫
目指せ主夫! ということで、一週間のこんだてがたてられるようになるための修行を始めました。男の料理なので「あたり前の技術や料理用語もわからんのも当然じゃ」と開き直り、初歩的なこともバンバン書いてやります。すべて母親の監修のもとですが。


◎あさりのみそしる


1.あさりをパックから取り出し、水でさっとゆすぐ。

2.鍋に適量(当)の水を入れ、あさりをぶちこむ。

3.中火で熱し、あさりが開いたらダシを少なめ適量(当)入れる。味噌も適量溶かしていく。味がしょっぱければ水を、薄ければ味噌かダシを加える。

4.万能ネギを3本ほど用意し、細かく切る。

5.かきまぜすぎに注意しながら、よきところでおわんによそう。

6.できた!ネギをちょちょいとのせるとよい。


◎にくじゃが

1.じゃがいも(小3個)の皮をむき、半分くらいに切る。

2.にんじん(小1本)の皮をむき、ななめに包丁を入れながらいびつな形に切る。これを乱切りという。

3.皮をむき、端っこを切り抜いたたまねぎ(小1/2)を繊維に向かって直角に切ってから、千切り。

4.鍋に油をちょっと多めにしき、かたいもの順にぶちこむ。まずにんじんを炒め、色が変わってきたらじゃがいも、たまねぎをぶちこむ。鍋にくっつきやすくなるので、牛肉と同時にめんつゆ(コップ少量、水:つゆ=1:1)を入れる。その後、味をみながらさとう醤油を適量加える。

5.いもがほくほくになったらできた!

阿波踊り、再び

2006-04-22 | music
ZAZEN BOYS Tour Matsuri Session 2006/04/20 Shibuya AX


1. Crazy Days Crazy Feeling
2. SI・GE・KI
3. USODARAKE
4. 安眠棒
5. Himitsu Girl's Top Secret
6. Whisky & Unubore
7. Sugar Man
8. 開戦前夜
9. Water Front
10. Brain Construction
11. Riff Man
12. This is NORANEKO
13. Tanuki
14. Maboroshi in my blood
15. Ikasama Love
16. Don't Beat
17. Cold Beat
18. Tobizaru
19. Friday Night
20. 半透明少女関係

anc.
1. Good Days
2. Kimochi


今年早くも3度目くらいのザゼン(うち2回はTV収録)。やはり日向さんのベースソロにはじまり、カシオマンのギターソロで終わるという体裁。頭から会場のテンションが高く(年齢層が低すぎる)、M1のアレンジは完全にソウルと化し、M2は松下さんのバッファロードーター時代を彷彿とさせるブレイクビーツが炸裂した。M7のアレンジは早いとこライブ音源で確認したい。M13~15、18(まさかやるとは!)あたりは久々に聴いた感じだが、やっぱりM14からM15の流れはすさまじい。M15の曲中、メロに戻るところのタイミングはいったいどうなってるのか?他の曲ならムカイさんが指や首で合図出したりしてるんだが、こればかりは本当にわからん。


アンコール前にシンセでヴァンヘイレンを弾き始めたり、他人同士の男女二人をステージに上がらせて煽ったり、M20ではNUM以来の阿波踊りに突入したりなど、キレキレのステージングだった。


不満といえば、やっぱりドラムス(のフレージング)。もう散々述べてきたのでこれ以上は慎みますが、イナザワへの郷愁ばかりが募ります。


そして客層も。「取り巻きキライ」が再度現出したわけです。このブログにたまたま辿りついてしまった、かつ会場にて我も忘れて踊り狂ったあなた。現象としての阿波踊りはユカイかもしれませんが、個人レベルで踊っている人を見てください。心底気持ち悪く、目の前でそれを見せられる側の気分は萎えまくりますよ。


そんなわけで、ノった曲はM10、12、17などの会場のうごめきが静まる曲。特にM10、やっぱり最高。ライブで聴いたのは去年夏以来だったが、周り(M20でダイブしちゃうような輩)がノりにくそうにしているのを見て、ますますノった。けっ!


「最近、新譜が待ち遠しいアーティストがいないんだ」とは、同行者の弁。

亀裂

2006-04-18 | ライフサイクル
報道とは、その前日にさして大きな事件がないと取り立てて取り上げるまでもないことをムリヤリ一面とかトップニュースに据えざるを得ないというジレンマがあります。これを「仕方ない」といって安易に片付けてしまう、世の中のこじつけ具合が嫌いなのですが、僕の生活にもこういうニュースはそうそう起こらない。だから最近はさまざまなところに苦情を書いたりして、自分でおもしろくしようとしている。別に偉そうにしているわけではないのですよ(自己嫌悪に陥ることも多々あるのですから)。


そんな我が生活にも、今日ばかりは一面級のできごとがいくつか起こりました。


ひとつ。前々からその著作を読みあさっていた、N先生の授業に聴講してきた。一週間ほど前、「あ、会おう。」と思い立って先生の(大学HP上に公開されている)メールアドレスに一報を入れた。彼の生み落とした著書は何十冊におよぶが、初めて読んだのは去年の夏のこと。卒論のテーマについてHENTAIの友人と話していたときに、彼の名前が出てきたのがきっかけ。


ひとことで言えば、彼は僕が感覚的に思っていたことを精緻な言葉で明確に、かつ論理的に描き出してくれたのです。僕は本当に心を救われたような気分になりました。スカっとした。同時に、より悩ましくなることができました(僕にとって「考える」とか「悩む」という運動は全面的に許容されます。これをやめようとしたり、とめようするすべての言動や諭しを僕は全面的に批判し、嫌悪します)。


上のことを彼に感謝はするつもりはない(彼の挙げる嫌いな言葉のひとつに「感謝」がある)のですが、「あなたは僕の言いたいことを言ってくれました」ということだけは伝えたい。そんな一心で聴講してみた。授業は『合理的エゴイスト』について考えるもので、まずまず。今日は先生に時間がなく挨拶しかできなかったので、来週も出よう。


ふたつ。午後4時頃に授業が終わり、学校へ。今週はやたらと予定が多くてんてこまいなのだが、履修登録のためPCに向かいあーでもないこーでもないと唸っていると、母親からメールが。「今我が家では水がでません。水漏れのため」「復旧の見込みなし」「御飯はたべれるよ」「なんとか水はでるようになったよ」「漏れてるところ応急処置したから水だせるようになったから~」「(風呂は)つかえるよ!」と、7往復もしないと最初の質問(「フロは使えるのか?」)に答えてくれない。極めて東洋的な思考回路を持つ彼女らしいひとコマだ(今回しかり、ときにかなりイライラする)。


図書館で気になるコを久々に目撃し、いつ声をかけられるものかと悶々としながら10時頃帰宅。水は台所の裏壁から染み出ており、築20年以上の年輪を感じさせていた。そんな中、父親がフロに入っている。がんがん湯を出している。


こんなことを書いても仕方ないのだが(でもみんなあまり書こうとしないだろうから、あえてこの無責任の温床・電脳社会に発信してみよう)、うちの両親は決して仲が良くない。むしろ熟年離婚でもするんじゃないかといつも思っている。お互いに言いたいことをまったく言おうとしないし、事務的な話以外まともに会話も交わさない。3年ほど前に母方の祖母が家に来たとき「母親はカネをためている」とか「あの娘もいつも私にこう言うのよ」など、これ見よがしに僕にドロドロとした話をしてきたが、僕は思い切って「この親たちのような結婚はしたくない」と言ってみた。「あなたは幸せな結婚をしなさいね」と告げた祖母は、僕の気持ちをわかってくれた(と思う)。


話がそれてしまった。ともかく、水漏れにもかかわらずがんがんお湯を出している夫に対し、母親はつぶやくように、いや正確には僕にだけ聞こえるように文句を言っている。仕方ないのでフロあがりの父親に「水漏れしてるのにわざわざお湯あんなに出さなくてもいいじゃないのさ」と言ってみた。返事は「どうせ漏れてるんだしちゃっとフロ入ってさっさと元栓しめればいいだろう?お前もお母さんも早く入りなさい」。僕は「まあ、たしかに的を射た意見だわ」と言った。普段は母親寄りの態度を示すことが多い息子のひとことを、彼はどう受け止めたのだろう。


水道管に亀裂が入ったことで、普段考え付かないこと、あるいは気にとめないことにもこうして思考をめぐらすことができた。これぞ冒頭に述べた「一面級」の記事なんだろうな。僕の私生活に根を張るある種の「亀裂」が垣間見えたというのは皮肉だが。

The East River and Hudson

2006-04-13 | traveling
あんまりNYの写真を載せてなかったので、デスキャブの詞の世界そのままの写真を。



"If I could open my arms

And span the length of the isle of Manhattan,

I'd bring it to where you are

Making a lake of the East River and Hudson" ("Marching Bands of Manhattan")

Coney Island

2006-04-13 | traveling
地下鉄D線でマンハッタンから一時間弱。コニーアイランドは寒空のくもりでしたが、埠頭に辿りつくと、ほんの一瞬だけやさしい光が差し込んできたんですよ。


泣きそうになったのだ。

Tシャツを買った売店(遊園地は軒並み閉鎖中)のおじさんに誓ったのだ。


"Everything was closed at Coney Island

And I could not help from smiling"


地下鉄Q線に乗って一時間弱、僕はマンハッタンにいた。


追記。今気付いたのだが、Everything was close"d"だった!!

デスキャブのボーカルのベンはてっきり繁盛期に行ってたとカン違いしていた。ああ、恥ずかしい!! と同時に、少なからず同時期に行けたのかもしれないと思うと、こちとらニヤリである。。

20060402

2006-04-02 | ライフサイクル
ベンチに腰掛ける。

駅前の、見知らぬパン屋さんでカレーパンを買った。

さっき迷った道を桜を見ながら歩く余裕、あり。

医療機器を引きずる老婆とその付き添い。ぼんやりと、小学校のサッカー少年たちを見つめている。会話がない。

図書館の自動ドア、ビープ音がうるさい。入る時は気付かなかったな。

んー、なかなか悪くない図書館だ。

おっ、桜がきれい。こっちであってるのかな。

おばちゃん、道教えてくれたのはいいんだけどわかんないよーー。この狭いとこか?

ああ、やっぱりいいわあ。この揺れ。甘い時間。上町だっけ?やべ、おりよっと。

三茶行きに乗るの久しぶりじゃんか。ちと天気が悪いぞ…。


さて、今日はどこにいこうかな。


MUSIC:
流れ星/スピッツ